長時間会議でANC搭載イヤホンがバッテリー切れを起こしマクリン( @Maku_ring)です。
ワイヤレスイヤホンを使用するとき、バッテリー性能が気になる方は多いはず。
充電しながら使用できないため、突然切れたらかなり困りもの。
世界トップクラスのバッテリー性能をほこり、音質面やその他の機能も優秀なワイヤレスイヤホンが、AVIOTの「TE-D01t」です。
単体でなんと約18時間の連続再生が可能な、超ロングバッテリーのイヤホンを実現しています。
ケース込みなら60時間とまさに盤石の仕様です。
さらに、ワイヤレス充電や専用アプリにも対応し、ANC・外音取り込みもそなえるなど、約1万円ながら全部入り。
そんなわけで本記事では「【AVIOT TE-D01tレビュー】単体18時間の超ロングバッテリーかつノイキャン付きの完全ワイヤレスイヤホン」について書きます。
- イヤホン単体で最長クラス
- 専用アプリが優秀
- ワイヤレス充電対応
- 片耳モードに対応
- マイクが良くない
- apt-X非対応
タップできるもくじ
AVIOT TE-D01tの概要
AVIOT TE-D01tは生活防水仕様(IPX4)の完全ワイヤレスイヤホンです。
製品名 | AVIOT TE-D01t |
---|---|
重量 (イヤホン / ケース合計) |
約16g / 約66g |
音楽再生時間 (イヤホン / ケース合計) |
最大18時間 / 最大60時間 |
ドライバー | 10㎜ダイナミックドライバー |
防水性能 | IPX4 |
対応コーデック | AAC / SBC |
充電ポート | USB-C / ワイヤレス |
Bluetooth | 5.2 |
イヤホンは丸みを帯びていて光沢感があり、ツルツルとした質感です。
タッチセンサー部分には小さなくぼみがあり、操作しやすくなっています。
カラーはブラック以外にネイビー・レッド・ホワイトの3色があります。
重量はイヤホン単体で約16g、ケースをふくめて約66gと、ややずっしりした印象です。
ケースはロングバッテリーながら約65 x 40 x 30mmと、手のひらに収まるサイズ感におさまっています。
フタ部分はツルリとしたピアノブラック塗装、台座部分はさらりとした触感になっており、切り返しがオシャレで洗練されたデザイン。
付属品はイヤホン本体とイヤーチップ(S/M/L)、USB-C to Aケーブルです。
イヤーチップはモチッとした触感で密閉性の高いものとなっています。
AVIOT TE-D01tのレビュー
ここからはAVIOT TE-D01tの特徴を紹介していきます。
1. イヤホン単体で超ロングバッテリー
AVIOT TE-D01tの特徴として、バッテリー性能が非常に優秀なことがあげられます。
イヤホン単体で約18時間の連続再生が可能であり、世界最長クラス。ケースをふくめると最大60時間も連続再生が可能です。
通常モデルで4〜5時間、長いモデルでも9〜10時間であったことを踏まえると、本機がいかにロングライフバッテリーか分かるでしょう。
汎用性の高いUSB Type-Cの充電ポートをそなえ、15分の充電で3時間駆動できる急速充電にも対応しています。
2. 専用アプリは機能満載
AVIOT TE-D01tの専用アプリは、UIが優秀かつ機能も多く、かなり使いやすいものに仕上がっています。
ダッシュボードでは、充電の残量確認やANC・外音取り込み機能のON/OFFが設定可能。
ANCと外音取り込みは、その強さをバーでなめらかに調整できるようになっています。
風雑音抑制モードも付き、いわゆる風切り音をある程度カットしてくれます。
メニューバーからはさらに詳細な設定が可能です。
操作ボタン設定では、6つの操作アクション(左右のシングルタップ・ダブルタップ・トリプルタップ)に6つの操作を割り当てられます。
他のイヤホンでよくありがちな「この操作が設定できん……!」といったことが生じず、親切設計なのはポイント高いです。
イコライザーは6種類のプリセットにくわえ、2種類のカスタムも設定でき、10バンドで各10段階ずつとそれなりに細かく調整できます。
アプリ・ソシャゲ全盛でありがたいのが「ゲーミングモード」で、こちらをONにすれば、より低遅延で動画やゲームを楽しめます。
「位置情報履歴」では、Bluetooth接続が最後に途切れた場所をマップ上に表示してくれるので「あれ……!? どこ行った?」が起きがちな人には大変助かります。
3. 実用レベルに上がったノイキャンと外音取り込み
これまでのAVIOTはどちらというとマイルド志向でしたが、AVIOT TE-D01tでは最大50dBのノイズ低減を謳い、本格的なものが搭載されています。
ただ、最大50dBの触れ込みほどではないのもまた事実。
イヤーチップの物理的な遮音性が高く、ANCをオンにすることで低音域を強めに抑制してくれるようになります。
人の話し声や動物の鳴き声はそこまでカットしないものの、車のロードノイズや電車の走行音、空調音・タイピング音あたりの音域にはかなり効いている感があります。
同価格帯ではAnker Soundcore Liberty Air 2 ProやJBL LIVE PRO+ TWSに並ぶレベルで、出来はいい感じです。
外音取り込みもこれまでのAVIOT製品を踏まえるとかなり使いやすくなっており、会話できるレベルにまで向上しています。
ただし、ANC・外音取り込みともにホワイトノイズは若干気になります。
4. 素直でフラットな音質
筐体はやや大ぶりではあるものの、耳にあたるフォルムが良く、フィット感は見た目以上にすぐれています。
操作はタッチセンサー式でくぼみもあるので操作しやすいものの、確認音が鳴らないのはちょっと気になりました。
操作 | L | R |
---|---|---|
再生 | 1タップ | 1タップ |
停止 | 1タップ | 1タップ |
曲送り | – | 2タップ |
曲戻し | – | 3タップ |
音量を上げる | 3タップ | – |
音量を下げる | 2タップ | – |
受話 | 着信中に1タップ | 着信中に1タップ |
通話終了 | 通話中に1タップ | 通話中に1タップ |
音質は全体的にバランス良く、フラットで解像感の高い仕上がりです。
かなり柔らかめの音設計で、低音はちょうどよく、中高音域も刺さる感じは全くありません。
素直であるがゆえに、ズシッとした低音やクリアな中高音といった味付けはなく、そういったものを求める人は少し物足りなさを感じるかもしれません(個人的には好きです)。
通話・オンライン会議時の声は若干こもり気味で、日常使いは問題ないものの、正直良いといえるレベルではなかったです。
ただ、左右ともに片耳モードに対応し、片方だけイヤホンを付けた状態で作業できるのは重宝します。
AVIOT TE-D01tはこんな人におすすめ
AVIOT TE-D01tは「約1万円で全部入りのワイヤレスイヤホンが欲しい人」におすすめです。
アプリの出来も良く、ANC・外音取り込みともに一定レベルにあるので使いやすくできています。
ただし、マイクの音質は良くありませんので、会議の機会が多い人はもうちょっとだけ出して、Anker Soundcore Liberty Air 2 ProやJBL LIVE PRO+ TWSがおすすめです。
AVIOT TE-D01tレビューまとめ
本記事では「【AVIOT TE-D01tレビュー】単体18時間の超ロングバッテリーかつノイキャン付きの完全ワイヤレスイヤホン」について書きました。
AVIOT TE-D01tは、世界トップクラスのバッテリー性能にくわえ、ノイキャン機能・ハイエンドクラスの専用アプリ対応など、イヤホンとして欲しい機能がしっかりそなわっています。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
- イヤホン単体で最長クラス
- 専用アプリが優秀
- ワイヤレス充電対応
- 片耳モードに対応
- マイクが良くない
- apt-X非対応