評価:4
どうも、洋楽大好きマクリン( @Maku_ring)です。
今ではすっかりCDで音楽を聴かなくなったものの、自分にとって大事なアルバムはCDで残しています。
ただ、いざCDをスマホで聴こうとすると、PCを使ってCDから音楽データを吸い出さなくてはなりません。
とはいえ、PCとつなぐのがおっくうなので、CDはもはや文鎮と化していました。
そんな人に向けて救世主とも呼ぶべきアイテムが登場しました。
ラクレコと並んで人気なのが、IODATAの「CDレコ」と「CDレコ5」です。
CDレコはケーブルあり、CDレコ5はケーブルレスでスマホと接続し、CDの音楽データがスマホに簡単に取り込めるすぐれもの。
PCを介さなくてもいいのは想像以上に簡便で、僕のようなめんどくさがりでも手軽にこなせます。
専用アプリの機能も充実しているので、外観やその特徴を紹介していきます。
- PCなしで音楽をスマホに転送できる
- CDレコ5ならWi-Fi経由で転送できる
- 専用アプリの機能が充実
- 有料アプリの追加でDVD再生可能となる
- 転送途中で止まるとアルバムが分割する
- イコライザー機能がない
タップできるもくじ
CDレコ・CDレコ5の外観と両者の違い
「CDレコ」と「CDレコ5」は、Android・iPhone両対応のCDレコーダーです。
製品名 | CDレコ | CDレコ5 |
---|---|---|
対応機種 | iOS / Android OSを搭載したスマホ・タブレット ウォークマン(NW-A100 / NW-ZX500シリーズ) |
|
対応アプリ | CDレコミュージック | CDレコミュージック DVDミレル for CDレコ |
取り込みファイル形式 | AAC、FLAC | |
対応メディア | 音楽用CD-R/RW、DVD-R/RW | |
無線LAN規格 | 非対応 | IEEE802.11ac/n/a/g/b(2.4GHz帯、5GHz帯) |
質量 | 約300g | 約400g |
2つの違いは、Wi-Fi機能とDVD再生機能の有無で、CDレコ5はいずれも搭載しています。
平たく書くと「CDレコは有線、CDレコ5は無線でCD転送できる」ということ。
両者はロゴの位置が異なるのと、CDレコが樹脂そのままなのに対し、CDレコ5はガラストップなので高級感がややあります。
CDレコがホワイトのみ、CDレコ5はホワイト・ブラックの2カラーです。
背面には電源端子と、CDレコのみデバイス接続用のMicro USBポートがついています。
CDレコに付属するケーブル類がけっこう豊富で、Android端末用のUSB-CケーブルとMicro USBケーブル、iPhone用のLightningケーブルがついています。
ケーブルレスのCDレコ5は裏面に、デバイス接続用のWi-Fi情報と周波数帯の切り替えスイッチがついています。
CDレコ5の付属品は本体とACアダプター、バックアップ用DVD-Rメディア、CDレコはそこにケーブル3種がついています。
CDレコ・CDレコ5のレビュー
スマホへの音楽データ転送が手軽にできる
CDレコとCDレコ5最大の特徴といえば、PCなしにスマホへの音楽転送が簡単に実現できることです。
僕が昔から愛聴しているアルバム3枚を転送してみたので、その方法を紹介します。
転送作業自体は難しくなく、慣れたらサクッと行えます。
ただ、気になるのが「転送時の音」と「どのくらい時間がかかるのか?」という点。
まず転送音ですが、CDによって異なるようで、比較的新しめのアルバムであれば高速転送になり、ディスクの回転音もそれなりにします(といっても騒音ではない)。
一方、古いアルバムでは通常転送になるものの、めちゃくちゃ静かです。
次に転送時間。
古いアルバムは2倍程度の時間を要するものの、CDレコとCDレコ5では驚くべきことに、転送時間の差異はほぼありませんでした。
楽曲名(時間) | CDレコ | CDレコ5 |
---|---|---|
Foo Fighters(2011年) 「These Days(4:59)」 |
18.02秒 | 17.79秒 |
Jason Mraz(2012年) 「I Won’t Give Up(3:59)」 |
16.86秒 | 17.26秒 |
The Doobie Brothers(1978年) 「Don’t Stop To Watch The Wheels(3:26)」 |
35.61秒 | 35.46秒 |
有線モデルのほうがてっきり速いと思っていただけにこの結果は意外。
有線にこだわりがないのであれば、ケーブルレスモデルのCDレコ5のほうがおすすめです。
CDレコアプリの機能が豊富
再生機能だけでも充実し、再生・一時停止・曲送り・曲戻しといった基本操作はもちろん、リピート再生・シャッフル再生に対応しています。
シャッフル再生では「アーティスト/ジャンル/ジェネレーション/シャッフル/ムード」と自動再生する条件を選べ、気分に合わせて楽しめるのはありがたいです。
再生画面のところで本のアイコンをタップすると、CDジャーナル誌のデータベースから取得したアーティスト・CD情報を表示できます。
アルバム情報とアーティスト情報だけでなく、アーティストに関するニュース情報も表示されるようになっています。
同アーティストのディスコグラフィーも確認でき、どんなアルバムを出しているかなどの周辺情報も見れます。
古いアルバムは楽曲ごとの解説もくわしく、チャートアクションや曲の背景まで書かれており、耳だけでなく目でも楽しめるようになっています。
ランキングをタップすると、同世代・同エリアの人たちがどんな音楽を聴いているか分かるので、他の音楽を聴きたいときの参考になります。
あと個人的に好きなのが歌詞表示機能で、こちらをタップすることで、いま聴いている楽曲を歌詞を表示できます。
さらに、歌っている箇所に合わせて歌詞の色が変わるので、歌詞の確認や練習にもなります。
曲はアルバムごとにリスト化されているものの、自分好みの曲だけセレクトし「プレイリスト」の形で整理することも可能です。
お気に入りのリストをCDとして書き込むこともできます。
あとは、付属のDVDやUSBメモリに音楽データをバックアップできるので、機種故障時や変更時にそなえ、安心して使えます。
CDレコ5のみの機能ですが、「DVDミレル for CDレコ」を追加購入すれば、CDレコ5のドライブを使ってスマホでDVD再生も可能です。
イコライザーはないものの、アプリ自体はかなり良くできており、この部分がCDレコ・CDレコ5を魅力的なアイテムに引き上げていると感じました。
CDレコ・CDレコ5はこんな人におすすめ
CDレコとCDレコ5は「PCなしでCDの音楽をスマートにスマホに移したい人」におすすめです。
曲をただ聴くだけではなく、アーティスト情報や歌詞・ランキングも閲覧できるなど、専用アプリの機能もかなり充実しています。
また、3,060円のアプリを追加すればDVD再生が可能となり、DVDプレイヤーも兼ねられるので重宝します。
CDレコ・CDレコ5レビュー
本記事は「CDレコとCDレコ5をレビュー!有線と無線でCDをスマホに取り込めるけどどっちがいい?」について書きました。
CDレコとCDレコ5は、CDの音楽データがスマホに簡単に取り込めるアイテムです。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
- PCなしで音楽をスマホに転送できる
- CDレコ5ならWi-Fi経由で転送できる
- 専用アプリの機能が充実
- 有料アプリの追加でDVD再生可能となる
- 転送途中で止まるとアルバムが分割する
- イコライザー機能がない