「ゲーミングPCが欲しいけど、置き場所に困る…」という人には、ミニサイズのモデルがおすすめ。
ゲームを遊ぶのに問題ない性能をそなえつつ、一般的なタワー型のモデルよりも省スペースで済みます。
とはいえ、デメリットなどは事前に把握しておきたい…!
そこで本記事では、ミニ・小型ゲーミングPCのメリデメを解説したのち、おすすめのモデルを紹介します。
目次(気になる項目をクリック)
ミニ・小型ゲーミングPCのメリット
ミニゲーミングPCのメリットを解説します。
省スペースで済む
ミニゲーミングPCは、一般的なタワーケースPCと比べてサイズがかなり小さいです。
なかには両手のひらの上に乗せれるサイズ感のモデルも!
そのため、デスクの上などにPCを置いても圧迫感が少なく、省スペースにおさえられます。
部屋が狭いなどの理由で、置き場所がなかなか見つからない人でも安心です。
移動がラクで持ち運びやすい
本体サイズが小さいかつ、一般的なPCよりも重量が軽い傾向にある(たいてい10kg以下)ので移動がラクです。
部屋のレイアウトを頻繁に変える人でも負担が少ない!
また、引っ越しなどの際、一般的なゲーミングPCをかかえて持ち運ぶのはかなり大変です。
ミニゲーミングPCのなかには取っ手の付いたモデルもあるので、落とす心配もなく持ち運べます。
ミニ・小型ゲーミングPCのデメリット
ミニゲーミングPCには一定のデメリットもあるので解説します。
排熱性がやや悪い
ケースが小さい分、パーツ同士の距離も近いため、通常のタワー型と比べると熱がこもりやすいです。
大きさ的に、搭載できるファンの数に制限がある…!
そのため、長時間のゲームプレイ・作業だと排熱が追い付かず、パフォーマンスが落ちる可能性があります。
部屋を暑くしすぎないことや、PCの排気口を塞がないように設置することで、ある程度の熱対策は可能です。
拡張性が低い
デスクトップPCのメリットは拡張性の高さですが、ミニPCではその利点を生かしきれません。
サイズの都合上、高性能の大型グラフィックボードなどは物理的に搭載できないことがあります。
とはいえ、小型ケースに対応したグラボであれば搭載可能!
また、SSDなどのストレージもあとからの増設がむずかしいので、不安な人はPC購入時にカスタマイズで容量を増やすのがおすすめです。
ミニ・小型ゲーミングPCのおすすめ4選
ミニゲーミングPCのおすすめを4つ紹介します。
製品名 | 特徴 | CPU | GPU | メモリ | SSD | サイズ | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
arkhive Gaming Custom GC-A7G46S | 8リットルの容量におさまるミドルPC | Ryzen 7 8700F | RTX 4060 8GB | 32GB | 1TB | 168 × 236.1 × 221.6 mm (突出部ふくむ) | 199,800円 |
G-Master Velox Mini B760 Intel Edition | パーツを細かくカスタマイズできる | Core i5-14400F(~Core i9-14900) | RTX 4060 8GB (~RTX 5070) | 16GB(~64GB) | 1TB (~4TB) | 200×283.5×336 mm | 198,150円 |
arkhive Gaming Custom GC-A7G47M | 高級感あふれるミニタワ-ケースを採用 | Ryzen 7 9800X3D | RTX 4070 12GB | 32GB | 2TB | 342×551×281mm | 356,800円 |
ZEFT R61IA | 性能と小型性を両立させた最強ミニPC | Ryzen 9 9950X | RTX 5070 12GB | 32GB | 1TB | 357mm×224mm×273mm (縦置きスタンドふくむ) | 439,780円 |
8リットルの容量におさまるミドルPC|arkhive Gaming Custom GC-A7G46S
製品名 | arkhive Gaming Custom GC-A7G46S Ryzen 7 8700F 搭載 DeskMeet AG-AP8X60IGL6-DE |
CPU | Ryzen 7 8700F |
GPU | RTX 4060 8GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD 1TB |
サイズ | 168 × 236.1 × 221.6 mm(突出部を含む) |
価格 | 199,800円 |
- ミニゲーミングPCのなかでもかなりコンパクト
- フルHDでのゲームプレイに最適なミドルクラス性能
- メモリ32GB・SSD 1TBで余裕がある
キューブ型のゲーミングPC「arkhive Gaming Custom GC-A7G46S Ryzen 7 8700F 搭載 DeskMeet AG-AP8X60IGL6-DE」。
8リットルの小型筐体ながら、CPUに8コア16スレッドのRyzen 7 8700F、GPUにはRTX 4060搭載と十分な性能です。
フルHD環境であれば、RPGからFPSまで幅広いゲームをストレスなくプレイできます。
メモリも32GBなので、ゲームをしながら通話アプリでフレンドと話したり、ブラウザを開きまくっても重くなる心配はありません。
かなりコンパクトだから設置場所に困ることはなさそう!
パーツを細かくカスタマイズしたい人向け|G-Master Velox Mini B760 Intel Edition
製品名 | G-Master Velox Mini B760 Intel Edition |
CPU | Core i5-14400F(~Core i9-14900) |
GPU | RTX 4060 8GB(~RTX 5070) |
メモリ | 16GB(~64GB) |
ストレージ | SSD 1TB(~4TB) |
サイズ | 200×283.5×336 mm |
価格 | 198,150円 |
- 標準でもCore i5 14世代を搭載
- 取っ手が付いているため持ち運びやすい
- ケースのサイドパネルがメッシュ仕様で排熱性が高い
「G-Master Velox Mini B760 Intel Edition」は、CPU・GPU・ストレージ・メモリなどを細かくカスタマイズできるゲーミングPCです。
標準でもCore i5の最新世代とRTX 4060を搭載し、FPSゲームでも144fps以上を狙えます。
ケース上部に取っ手が付いているため、移動や持ち運びがしやすいのもうれしいポイント。
キーボード・マウス・モニターなどの周辺機器もオプションで付けられるので、PCと同時に購入したい人におすすめです。
水冷CPUクーラーも選べるから、排熱面が心配な人にもぴったり!
高級感あふれるミニタワ-ケース|arkhive Gaming Custom GC-A7G47M
製品名 | arkhive Gaming Custom GC-A7G47M AG-AG8B65MGL7-TT3 |
CPU | Ryzen 7 9800X3D |
GPU | RTX 4070 12GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD 2TB |
サイズ | 342×551×281mm |
価格 | 356,800円 |
- ゲーム性能の高いRyzen 7 9800X3Dを搭載
- ケースは白のほかにも豊富な色から選べる(水色・緑・ピンクなどなど)
- メモリ32GB・SSD2TBと構成も充実
「arkhive Gaming Custom GC-A7G47M AG-AG8B65MGL7-TT3」は、ホワイトカラーがおしゃれなミニタワーゲーミングPCです。
ゲーム性能に特化したRyzen 7 9800X3Dを搭載し、ひととおりのゲームを高画質・高フレームレートで遊べます。
最新ゲームも設定を多少下げれば動かせます!
タワー型なので多少の高さはあるものの、奥行き・幅は30cm前後なので、設置スペースはそこまでとりません。
性能と小型性を両立させた最強ミニPC|ZEFT R61IA
製品名 | ZEFT R61IA |
CPU | Ryzen 9 9950X |
GPU | RTX 5070 12GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD 1TB |
サイズ | 357mm×224mm×273mm(縦置き、スタンドふくむ) |
価格 | 439,780円 |
- 最新シリーズのRTX 5070を搭載
- ゲームからクリエイティブ作業まで難なくこなせる
- ピンクのケースがかわいいため女性にもおすすめ
「ZEFT R61IA」は、最新シリーズのRTX 5070を搭載したハイスペックゲーミングPCです。
CPUには16コア32スレッドのRyzen 9 9950Xを搭載し、フルHD環境であれば重めのゲームでも144fpsを出せます。
メモリも32GBなので、ゲーム配信や動画編集などのクリエイティブ作業も快適です。
高性能かつ小型のゲーミングPCを探している人にぴったり!
ミニゲーミングPCに関するよくある質問
ミニゲーミングPCに関するよくある質問に回答します。
やめとけっていうのは本当?
Googleなどの検索エンジンでミニPCを調べると、サジェストに「やめとけ」と出ることがあります。
これはおそらく「排熱性がやや悪い」「拡張性が低い」ということから、関連して検索候補として表示されるのだといえます。
ミニPCにデメリットがいくつかあるのは事実ですが、それらをきちんと把握したうえで購入するならなんの問題もありません。
ただし、あまり信用できないメーカーでの購入や、極端に安すぎるモデルは避けたほうがいいでしょう。
ノートとミニPCはどっちがいい?
頻繁に持ち運びするならゲーミングノートPC、パーツをあとから組み替えたいならミニPCがおすすめ。
どちらも「省スペースで済む」「移動しやすい」というメリットはありますが、重量がより軽く薄型なノートPCのほうが持ち運びはしやすいです。
しかし、ノートPCはパーツを交換することがほぼ不可能で、できたとしてもメモリやストレージくらいです。
難易度がかなり高いし大変…!
ミニPCなら搭載できるパーツに制限はあるものの、交換自体は可能なので、将来的にスペックを上げられるのが利点です。
ミニPCでゲームはできる?
結論からいうと、独立したグラフィックボード(GPU)を搭載したミニゲーミングPCであれば、ゲームを快適にプレイ可能です。
独立グラボが未搭載のモデルでも、CPUに内蔵グラフィックスは搭載されているため、負荷が軽めのゲームであれば遊べないことはありません。
ただし、その場合は画質をかなり下げないとまともな動作が難しいため、快適にゲームを楽しみたい人にはおすすめできません。
普通のミニPCだと排熱面での心配もある…!
自作するのは大変?
小型ケースに対応したパーツを選ぶ必要があるので、普通のゲーミングPCを自作するより手間はかかります。
また、ケース内部が狭く配線などもやりにくいため、初心者にはハードルが高いです。
PCの知識があまりない初心者の人は、BTOメーカーで購入することをおすすめします。
メーカーによっては、柔軟にパーツのカスタマイズも可能ですよ!
中古で買うのはあり?
ミニゲーミングPCにかぎらず、中古で買うのは基本的におすすめできません。
中古PCは以下のようなデメリットがあるためです。
- すぐに壊れる可能性がある
- 保証がない場合がほとんど
- 性能の良し悪しの判断がむずかしい
メルカリとかのフリマアプリはとくに注意が必要…!
きちんとしたBTOメーカーの中古PCであれば保証もあるので、どうしても価格を抑えたいなら選択肢のひとつです。
ただし、それでもパーツの知識がある程度必要なため、初心者なら新品のゲーミングPCをおすすめします。
ミニ・小型ゲーミングPCのおすすめまとめ
本記事では、ミニ・小型ゲーミングPCについてくわしく解説しました。
一般的なタワー型のモデルよりも省スペースで済むため、部屋が狭い人にもおすすめです。
当サイトでは、ほかにもおすすめのゲーミングPCを紹介しているので、あわせて参考ください。