さまざまな人気ゲームを本格的に楽しむには、ゲーミングPCが欠かせません。
しかし「ゲーミングPCは高額」というイメージから、購入をためらっている人も多いのではないでしょうか。
高性能なモデルは手が届かない…!
じつは、予算を抑えながらも十分な性能をもつ安いゲーミングPCもあります。
そこで本記事では、コストパフォーマンスにすぐれた安いゲーミングPCの選び方やおすすめモデルを紹介します。
目次(気になる項目をクリック)
安いゲーミングPCでも快適に遊べる?
結論からいえば、10万円前後のゲーミングPCでも多くのゲームタイトルを十分楽しめます。
ゲームの快適さを左右する大きな要素が「フレームレート」です。
フレームレートとは「1秒間に表示される画像の枚数」のことで、単位はfps(frames per second)で表されます。
数字が高いほど映像がその分なめらかに見えるため、ゲームを快適にできるかどうか判断する基準としてよく使われます。
フレームレートの高さは、正確なエイムや瞬時の反応に影響するくらい重要!
フレームレートの基準は以下を参考にしてください。
- 60fps → 標準的な快適さ(PS4やSwitchなどコンシューマー機の上限値)
- 144fps → かなり快適(アクションの激しいゲームでも動きがなめらか)
- 240fps → 最高レベルの快適さ(プロゲーマーが求めるレベル)
10万円台のゲーミングPC(Ryzen 5 / RTX 4050の構成)で主要ゲームをプレイすると、以下のフレームレートが期待できます。
ゲームタイトル | 平均フレームレート |
---|---|
フォートナイト | 約170fps |
Apex Legends | 約120fps |
VALORANT | 約160fps |
フォートナイトやApexなど長く続く人気タイトルの場合、推奨スペックの世代が古いため、いまのゲーミングPCであれば10万円台でも十分快適に遊べます。
最新のゲームでも、推奨スペックは高くても10~15万円前後のゲーミングPCが基準になるため、60fpsくらいは問題なく出せるでしょう。
ただし、最高レベルのグラフィック設定で快適に遊ぶのはむずかしいです。
普通にプレイするレベルで十分の人は、おすすめのゲーミングPCを参考ください。
ゲーミングPCで安いモデルの価格相場
ゲーミングPCで安いモデルの価格相場を、以下4つの視点で見ていきます。
デスクトップで安いのは10万円台
デスクトップの相場は、一般的には15〜20万円程度ですが、10万円台のモデルも多く販売されています。
この価格帯は初心者向けの「エントリークラス」に位置し、10万円台後半になると中級者向けの「ミドルクラス」も一部含まれます。
10万円台のゲーミングPCでは、以下のスペックが一般的です。
- CPU:Intel Core i5 / AMD Ryzen 5 クラス
- GPU:NVIDIA RTX 3050 / 4060 クラス
- メモリ:16GB
- ストレージ:500GB~1TB SSD
この価格帯のモデルは、FPSゲームや人気オンラインゲームを中心に、設定を適切に調整すれば十分に楽しめる性能です。
4K画質や競技レベルの反応速度にこだわらない人は、この価格帯で問題なし!
ノートはデスクトップより割高
ゲーミングノートは、同等のスペックでもデスクトップより割高になる傾向があります。
小型化や冷却機構の設計、バッテリーの搭載など、ノートPC特有のコストがかかるためです。
10万円台後半〜15万円台のモデルでは、以下のようなスペックが多く見られます。
- CPU:Intel Core i5 / AMD Ryzen 5 クラス
- GPU:NVIDIA RTX 3050 / RTX 4050クラス
- メモリ:16GB
- ストレージ:512GB SSD
- ディスプレイ:15.6インチ・フルHD・リフレッシュレート144Hz
ノート型は持ち運びができる一方、性能面ではデスクトップ型に劣る点も理解しておきましょう。
例えばGPUは、ノート向けに設計された省電力版が使われ、同じ型番でもデスクトップ版より性能が低めです。
10万円以下はモデルが少ない
10万円を下回るゲーミングPCは、選択肢がグンと少なくなります。
この価格帯の特徴は以下のとおりです。
- やや古い世代のCPUとGPUが搭載されている
- メモリやストレージの容量が少ない
- 期間限定セールや特価品が中心
10万円以下でも、ゲームを起動するのに最低限のスペックを満たしていることが多いので、ゲームプレイは可能です。
ただし、グラフィック設定を標準より下げないと、画面がカクついて快適にプレイできないことが多い点に留意してください。
また、将来の新しいゲームに対応するためには、パーツの交換や増設が必須になります。
長期的に使いたい場合、10万円を超えるモデルからの検討をおすすめします。
5万円以下になると中古モデル
5万円以下のゲーミングPCとなるとほとんどが中古品で、この価格帯では以下の特徴があります。
- 3〜5年前のモデルが中心
- 主なGPU:GTX 950、GTX 1050 Ti、GTX 1650、RX 6400など
- 保証期間は1ヶ月〜3ヶ月と短めで、メーカー保証が切れているものがほとんど
- 搭載パーツの故障リスクがあり、突然使えなくなる可能性がある
- パーツの劣化により、冷却性能が低下している場合も多い
パソコン工房などの信頼できる店舗で、動作確認済みかつ最低でも3ヶ月の保証付きモデルを選べば、故障リスクを軽減できるでしょう。
ただし、長期的な安定性は保証されないため、いつか壊れるリスクは常につきまといます。
冷却性能が故障すると、GPUの性能もフルに引き出せなくなる…。
とくに初めてゲーミングPCを購入する場合、安心して使える新品の購入をおすすめします。
故障や買い替えのリスクを考慮すると、10万円前後の新品モデルのほうがコスパは高いです。
安いゲーミングPCのおすすめ5選
安いゲーミングPCでおすすめのモデルを5つ紹介します。
製品名 | 特徴 | CPU | GPU | メモリ | SSD | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
Lightning AT5 | Ryzen5 4500搭載で10万円を切る格安モデル | Ryzen 5 4500 | RTX 3050 6GB | 16GB DDR4-3200 | 500GB NVMe | 97,980円 |
Magnate-G MTB | Intel第12世代ながら10万円台前半のモデル | Core i5-12400F | RTX 3050 6GB | 16GB DDR5-4800 | 500GB NVMe | 119,980円 |
NEXTGEAR JG-A5G60 | RTX 4060搭載の格安エントリーモデル | Ryzen 5 4500 | RTX 4060 8GB | 16GB DDR4-3200 | 1TB NVMe | 129,800円 |
GALLERIA RL7C-R35-5N | Intel第13世代の格安ゲーミングノート | Core i7-13620H | RTX 3050 6GB LaptopGPU | 16GB DDR5 SO-DIMM | 500GB NVMe | 127,980円 |
GALLERIA RL7C-R45-5N | RTX 4050でもコスパ良しのゲーミングノート | Core i7-13650H | RTX 4050 6GB LaptopGPU | 16GB DDR5 SO-DIMM | 500GB NVMe | 152,980円 |
Ryzen 5 4500搭載で10万円を切る格安モデル|Lightning AT5
製品名 | Lightning AT5 |
CPU | Ryzen 5 4500 |
GPU | RTX 3050 6GB |
メモリ | 16GB DDR4-3200 |
ストレージ | 500GB NVMe |
価格 | 97,980円 |
- 10万円を切る格安のゲーミングPC
- RTX 3050を搭載し、昔のゲームや推奨スペック低めのゲームに対応
- 最新のゲームは設定を落としてもカクつく可能性あり
- 安定して60fpsが出る解像度やグラフィック設定を選ぶのがおすすめ
「Lightning AT5」は、CPUにRyzen 5を採用することで10万円を切る価格を実現したモデルです。
低価格重視のモデルなので、推奨スペックが低いゲームなら問題ないですが、最新ゲームを快適にプレイするのは厳しい点に留意してください。
とくに最新ゲームの場合、複数のNPCが画面にひしめくようなシーンでは画面がカクつく可能性が高いです。
フルHDで60fps出せるレベルまで設定を落とすなど、プレイしながら調整するのがおすすめです。
10万円を超えるゲーミングPCが予算的に厳しい場合、中古モデルよりこちらを候補に入れてみてください。
Intel第12世代で10万円台前半のモデル|Magnate-G MTB
製品名 | Magnate-G MTB |
CPU | Core i5 12400F |
GPU | RTX 3050 6GB |
メモリ | 16GB DDR5-4800 |
ストレージ | 500GB NVMe |
価格 | 119,980円 |
- 12万弱で購入できるお手頃価格のゲーミングPC
- 10万円台のなかでも手を出しやすいモデル
- 最新のゲームは設定を落としてもカクつく可能性あり
- 安定して60fpsが出る解像度やグラフィック設定を選ぶのがおすすめ
「Magnate-G MTB」は、エントリーモデルのなかでも購入しやすい価格を実現したモデルです。
GPUはRTX 3050なので世代は古いものの、昔のゲームをプレイするなら十分なスペックです。
最新ゲームの場合、グラフィック設定やモニターの解像度を落としても画面がカクつく可能性があるので、画質よりもフレームレート重視で設定するのがいいでしょう。
昔のゲームを楽しみたい人や、ゲーミングPCを初めて購入する人におすすめです。
RTX 4060搭載の格安エントリーモデル|NEXTGEAR JG-A5G60
製品名 | NEXTGEAR JG-A5G60 |
CPU | Ryzen 5 4500 |
GPU | RTX 4060 8GB |
メモリ | 16GB DDR4-3200 |
ストレージ | 1TB NVMe |
価格 | 129,800円 |
- RTX 4060搭載ながら13万円を切るコスパを実現
- DLSS対応ゲームならフレームレートが大幅に向上
- 電源スイッチやUSBポートが天面に配置され使いやすい
- ストレージは1TBのSSDで、容量不足の心配なし
「NEXTGEAR JG-A5G60」は、RTX 4060を搭載しながら12万円台で購入可能なゲーミングPCです。
CPUはRyzen 5なのでやや古めですが、ほとんどのゲームは快適に動作します。
また、RTX 4060にはAIを活用してフレームレートを大幅に向上させるDLSS機能があり、DLSS対応のゲームなら144fps以上で動作するポテンシャルを持っています。
電源スイッチやUSBボードは、天面前部に配置されているなど、普段使いを考慮した設計になっている点でもおすすめです。
予算を15万円以内に抑えたい人は、このモデルを検討してみてください。
Intel第13世代の格安ゲーミングノート|GALLERIA RL7C-R35-5N
製品名 | GALLERIA RL7C-R35-5N |
CPU | Core i7-13620H |
GPU | RTX 3050 6GB LaptopGPU |
メモリ | 16GB DDR5 SO-DIMM |
ストレージ | 500GB NVMe |
ディスプレイ | 15.6インチ(1920×1080)165Hz |
価格 | 127,980円 |
- 12万円台で購入できるゲーミングノート
- 第13世代Core i7で快適なマルチタスク
- PCゲームに最適化された冷却設計
- 165Hz駆動の滑らかな映像表示
「GALLERIA RL7C-R35-5N」は、ノートながら12万円台と低価格を実現したモデルです。
RTX 3050は、ゲームをフルHDでプレイするのに適したGPUで、設定を調整すれば多くのゲームを快適に遊べます。
ディスプレイも165Hz駆動なので、滑らかな映像やアクションを楽しめます。
ストレージは500GBと物足りないですが、不足に感じる場合は、増設や外付けSSDの購入を検討するといいでしょう。
外出先でのプレイや持ち運ぶ機会が多く、価格を10万円台前半でとどめたい人におすすめです。
RTX 4050でもコスパ良しのゲーミングノート|GALLERIA RL7C-R45-5N
製品名 | GALLERIA RL7C-R45-5N |
CPU | Core i7-13650H |
GPU | RTX 4050 6GB LaptopGPU |
メモリ | 16GB DDR5 SO-DIMM |
ストレージ | 500GB NVMe |
ディスプレイ | 15.6インチ(1920×1080)165Hz |
価格 | 152,980円 |
- 15万円台前半で高性能なゲーミングノートとしてコスパ良好
- 第13世代Core i7で快適なマルチタスク
- RTX 4050搭載で、DLSS対応ゲームならより滑らかに
- 165Hz駆動の滑らかな映像表示
「GALLERIA RL7C-R45-5N」は、15万円台前半で高性能を実現したゲーミングノートです。
RTX 4050のDLSS機能により、処理が重めのゲームでもフレームレートを維持しやすくなっています。
設定の調整は必要ですが、ゲームタイトルによっては、グラフィック高めの設定でも快適に遊べるでしょう。
「GALLERIA RL7C-R35-5N」と同じく低価格モデルのため、ストレージは物足りない点に留意してください。
コスパと性能のバランスがとれたモデルなので、長く使いたい人におすすめのゲーミングノートです。
安いゲーミングPCの選び方
安いゲーミングPCを選ぶ際、押さえておくべきポイントをパーツ別に解説します。
グラフィックボード
グラフィックボード(GPU)は、ゲーミングPCの性能をもっとも左右する重要なパーツです。
性能の低いGPUは、画面がなめらかに表示されず、画面もカクつきやすくなります。
対戦ゲームや複数人で挑むボス戦では命取りになる…!
GPUで有名なメーカーがNVIDIAとAMDです。
NVIDIAのRTXシリーズは、レイトレーシングやDLSSなど画質やフレームレートを向上する技術にすぐれ、将来的な拡張性も高いです。
一方AMDのRXシリーズはコススパの良さと省電力設計が売りで、AMDのCPUと併用すれば、高解像度のテクスチャを多用するゲームや3DCG制作で効果を発揮します。
どちらの場合も、同世代では型番の数字が大きいほど性能が高くなるのが一般的です。
以下にゲーミングPCでよく使われるGPUをまとめてみました。
ゲーミングPCのクラス | NVIDIA | AMD |
---|---|---|
エントリークラス | RTX 3050、RTX 4060 | RX 6600 |
ミドルクラス | RTX 4050、RTX 4060、RTX 4060 Ti | RX 6600、RX 7600、RX 7600 XT |
ハイクラス | RTX 4060 Ti、RTX 4070以上 | RX 7700、RX 7800以上 |
この表からもわかるように、安いゲーミングPCを選ぶ際は、最低でもRTX 3050以上のGPUを搭載したモデルを選びましょう。
CPU
CPUは、ゲームの動作やPC全体の処理速度に影響します。
CPUには世代があり、例えば「Core i5-14400F」の場合は14世代です。
「14400F」の先頭2桁が世代を指します!
一般的に新しい世代のCPUほど性能は高くなりますが、アップグレードされた古い世代のCPUが新しい世代の下位モデルよりすぐれているケースもあります。
10万円台のゲーミングPCによく搭載されているCPUは以下のとおりです。
- Intel Core i5(第12〜14世代):ゲームを快適に動作させる高性能CPU
- AMD Ryzen 5:マルチタスクに強く、コスパの良いCPU
最新のゲームでもそこそこ遊べることを考慮すると、最低でも第13世代以降のIntel Core i5や、Ryzen 5 5000番台以上を選ぶといいでしょう。
メモリとストレージ
メモリは作業領域として使われるパーツで、容量が大きいほど複数のアプリを同時に動かしたり、大きなデータを扱ったりできます。
最近のゲーミングPCは16GBが標準ですが、中古モデルや格安モデルで8GBのモデルがあるので注意してください。
8GBだとOSとゲームに必要な分でいっぱいになり、動作が不安定になりやすく、最悪の場合はゲームプレイ中に突然落ちることがあります。
ゲーム中にブラウザなどの他のアプリを開くのも厳しい…。
安いゲーミングPCでも、メモリは最低16GBを選ぶのがおすすめです。
ストレージは、OSやゲームなどPCで利用するデータを保存するためのパーツで、HDD(ハードディスクドライブ)とSSD(ソリッドステートドライブ)の2種類あります。
SSDはHDDより読み込み速度が速く、ゲームやデータのロード時間を短縮できるため、いまのゲーミングPCには標準で搭載されているケースがほとんとです。
最近のゲームは容量が大きいので、ストレージは余裕を持っておくといいでしょう。
容量と予算のバランスを考えると500GB〜1TBのSSDがベターですが、予算に余裕がある場合は1TB以上に増設するのがおすすめです。
形状(デスクトップとノート)
デスクトップとノートPCのどちらを選ぶかは、環境や使い方に合わせて選びましょう。
デスクトップとノートそれぞれのメリットを以下にまとめました。
自宅の決まった場所でじっくりゲームを楽しみたい人や、将来的なアップグレードも視野に入れている人はデスクトップがおすすめです。
外出先に持ち運ぶ機会が多い人や、リビングや寝室など場所を選ばずプレイしたい人はノートPCがいいでしょう。
ただし、予算を重視するなら、同じ価格帯ではデスクトップのほうが性能が高い点に留意してください。
ゲーミングPCを中古で買うときの注意点
予算を抑えるために中古のゲーミングPCの購入を検討する場合もいるでしょう。
その際には以下のポイントに注意してください。
スペックは十分か
中古ゲーミングPCを検討する際、遊びたいゲームの最低スペックを満たしているかを必ず確認しましょう。
とくに注意したいのは、グラフィックボードとCPUの世代です。
古すぎるモデルだと昔のゲームですら動作しない可能性があるので、最低でも以下のスペックを確保しましょう。
- グラフィックボード:GTX 1650以上
- CPU:Intel第9世代以降または同等性能のAMD CPU
- メモリ:8GB以上(できれば16GB)
- ストレージ:SSD搭載モデル
これらの条件を満たしていると、昔のゲームであれば低〜中設定で楽しめるでしょう。
Windowsの場合、メモリ不足の分をストレージが補う仕組みなのでSSDは必須!
付属品はそろっているか
中古PCでは、付属品が不足していることがあるので、以下の項目は事前に確認しておきましょう。
- 電源アダプター(ノートの場合はバッテリーも重要)
- WindowsなどのOSが正規に使える状態か
- キーボードとマウス
- リカバリー方法の説明(PCに問題が起きたときの初期化方法)
これらが揃っていないと、追加で数千円〜数万円の出費が必要になる可能性があります。
とくにWindowsの場合、ライセンスを再購入すると2万円程度かかるので、購入前に必ず確認しておきましょう。
事前に動作確認済みか
中古ゲーミングPCを購入する場合、以下のような信頼できる販売元から購入するのがおすすめです。
- パソコン工房などの大手PCショップの中古販売
- メーカーの認定中古品
- 動作保証付きの中古PC専門店
これらの店舗では事前に動作確認が行われ、最低でも1ヶ月~3ヶ月程度の保証がついています。
また「ジャンク品」や「動作未確認」といった表記があるモデルの場合、ゲーミングPC初心者は避けたほうがいいでしょう。
安いゲーミングPCによくある質問
安いゲーミングPCによくある質問に回答します。
寿命はどれくらい?
ゲーミングPCの寿命は使用状況や環境によって異なりますが、一般的には5年程度と考えられています。
CPUやGPUなどの各パーツも5年前後が目安になります。
3ヶ月に1回程度でもいいので、ファンやフィルターの掃除など定期的にメンテナンスするのがおすすめです。
パーツ単位での交換も可能なので、グラフィックボードやメモリを交換すれば、さらに寿命を延ばせます。
寿命を延ばすポイントを以下にまとめたので参考ください。
- 定期的な内部清掃(エアダスターでのホコリ除去)
- 適切な温度環境での使用(直射日光の当たる場所や暖房の近くを避ける)
- 極端な設定で使いすぎない(PCに過度な負荷をかけない)
- CPUやGPUを最新のものに交換する
安いモデルでも最新ゲームは遊べる?
10万円台のエントリークラスのゲーミングPCでも最新ゲームを遊べます。
ただし、グラフィック設定を調整する必要があります。
例えば、RTX 3050を搭載したモデルの場合、グラフィック設定を低~中に下げなければ画面がカクつく可能性が高いです。
最高画質設定での動作や将来のゲームまで見据えると、上位のGPUを搭載したミドルクラス以上のゲーミングPCを購入するのがおすすめです。
安くて高性能なモデルは?
安くて高性能な組み合わせの一つが、おすすめのPCで紹介したRTX 4060搭載モデルです。
これらのモデルは、コスパのいいAMDのCPUを搭載していることが多く、グラフィック設定を調整すれば最新のゲームでもプレイできます。
また、セール時期を狙うのも高性能モデルを安く手に入れるコツです。
とくに3月や9月の決算期、年末年始のセールは要チェックです。
安いゲーミングPCのおすすめまとめ
安いゲーミングPCに注目し、以下の視点でくわしく解説しました。
安いゲーミングPCは10~15万円くらいが相場で、それより下回るものは中古になります。
10万円前後でも、昔ながらのゲームを楽しめる安いゲーミングPCはあるので、中古よりも新品を選ぶのがおすすめです。
本記事では、9万円台から15万円前後まで、性能も考慮したコスパ良しのゲーミングPCを紹介しています。
安いゲーミングPCの選び方も参考にしながら、予算と目的に見合ったものを選んでみてください。
なお、こちらの記事では、他にもさまざまなおすすめのゲーミングPCを紹介しているので、あわせて参考ください。