インフルエンサー大会「CRカップ」や世界大会「ALGS」で盛り上がりを見せるApex Legends。
そのなかでもパッドを使ってキーマウと対等に渡り合っている姿はとても憧れます。
そこで本記事は、エイムアシストがあって感覚的にプレイ可能など、多くのメリットがあるパッドについて紹介します。
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Apexの「パッド」とは?キーマウとの違いは?
パッドとは「ゲームパッド」のことで、PS4やXboxに標準搭載されている両手持ちのコントローラーです。
キーマウ(キーボード+マウス)に比べ、ボタンがひとつに集約されていたり、移動やエイムがジョイスティックで感覚的に操作できるのが特徴です。
そのほか、以下4つに違いがあります。
エイムアシストがつく
パッドはジョイスティックでエイムをするので、マウスよりも狙ったところに止めづらいのが特徴。
それを補助するため、エイムアシストがつきます。
照準が敵に近づくほどゆっくりになるので、敵を追いやすくなります。
このエイムアシストは非常に強力で、キーマウにない大きな魅力。
簡単にいえば、不利を埋める機能!
手で操作するので省スペース
キーマウは、マウスとキーボードで合わせて最低でも横60cmは必要です。
スペースを確保しないといけないので、デスクが狭い人には向きません。
パッドは手で持つので、場所の心配をしなくてもよいのがうれしいポイントですね。
リラックスした姿勢で集中してプレイできる!
操作できるキーの数
パッドは、パソコンと比べるとボタンの数が限られているので、設定の自由度はキーマウに劣ってしまいます。
ですが、直感的に操作でき、トリガーボタンを押すと射撃するのはパッドにしかない利点。
NACONなどのハイエンドタイプは背面パッドがついているので、操作キーの少ない弱点を補っています。
キャラコントロール
キーマウでしかできないキャラコン、パッドでしかできないキャラコンが存在します。
とくにパッドでしかできない、ヴァルキリーの硬直キャンセルは魅力的でしょう。
とはいえ、初心者のうちは習得しなくても全く問題ないので、おまけ程度に考えておけば大丈夫。
パッドはリロードとアクションが同じ設定のため、
- 「リロードをしようとしたのにドアを開けてしまった」
- 「リロードしようとしたら盾になってくれた味方を蘇生してしまった」
といった現象が発生するので注意が必要です。
Apex向けパッドの選び方
Apex向けパッドの選び方は、以下3つのポイントをおさえればOKです。
持ちやすさ、軽さで選ぶ
長い時間持つものなので、自分の手に合ったものが一番重要です。
どのパッドも持ちやすさを研究して作られていますが、ボタン配列が若干違うので注意が必要。
PS4 / 5を元々持っているならスティックがどちらも親指側のタイプを、Xboxユーザーなら左親指が十字キーのタイプがおすすめです。
軽さについても重要な視点で300gを切るかどうかが目安です。
どっしり持ちたい派は重りがつけられるものがおすすめ!
独自機能で選ぶ
「ボタンを付け替えられる」「背面に追加ボタンがある」などの独自機能も要チェック。
ボタンを付け替えられる機種は、自分の好きなようにカスタマイズできるので、操作感を高められます。
背面に追加ボタンがあるタイプなら、シールドやピンなどの素早くアクセスしたいキーを追加でき、快適にプレイできます。
価格で選ぶ
ゲーミングマウスとマウスパッド、キーボードをそろえると2~3万はかかるので、低予算で始めたい人もパッドがおすすめ。
安いもので2,000円~高級モデルは2万円とかなり幅があるので、予算に合わせて選びましょう。
パッドを初めて購入するなら安いモデルがおすすめで、とくにG F310rならパッドが自分の感覚に合わなくてもお財布にやさしいですよ。
Apex向けのおすすめパッド4選
ここからは、Apex向けのおすすめパッドを4つ紹介します。
商品名 | 特徴 | 重量 | 接続方式 | 追加ボタン | カスタマイズ機能 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
Logicool G F310r | 安いからはじめてのパッドにおすすめ | 280g | 有線 | なし | DirectInputとXInputの切り替え | 2,300円 |
DualSense ワイヤレス コントローラー | PS5純正で握りやすさ抜群 | 387g | 有線/無線 | なし | なし | 6,300円 |
Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2 | Windowsに最適化された定番モデル | 345g | 有線/無線 | 背面パドルキー × 4 | スティックのテンション調節、ボタン付け替え、シフトキー機能 | 17,695円 |
NACON Controller Esports Revolution Unlimited Pro V3 | 絶大な人気をほこるプロ仕様 | 280g | 有線/無線 | 持ち手に左右2つずつ計4つ | スティックヘッドとスティックシャフトの取替え、スティックキー配列、スティック、トリガーの感度変更など | 23,588円 |
安いからはじめてのパッドにおすすめ | Logicool G F310r
重量 | 280g |
接続方式 | 有線(USB Type-A) |
追加ボタン | なし |
カスタマイズ機能 | DirectInputとXInputの切り替え |
参考価格 | 2,300円 |
- 圧倒的な低価格
- その分カスタマイズ性は低め
- バッテリー非搭載なので280gと超軽量
2,300円とトップクラスに安いのがLogicool G F310r。
初めてパッドを購入するけど高い買い物をするのが心配な人におすすめ。
PSシリーズに近い配列で、誰でも持ちやすいフォルムが特徴です。
有線ですが、1.8mのケーブル長があるのでほとんど気になりません。
Apex以外にもSteamの各種タイトルにも対応し、ゲーマーならひとつ持っていても損はないでしょう。
PS5純正で握りやすさ抜群 | DualSense ワイヤレスコントローラー
重量 | 387g |
接続方式 | 無線(Bluetooth)/ 有線(USB Type-A) |
追加ボタン | なし |
カスタマイズ機能 | なし |
参考価格 | 6,300円 |
- PS5純正の安心感
- 無線、有線両対応
- PS5、PC、スマホで流用可能
PS5の純正コントローラーが「DualSense ワイヤレスコントローラー」です。
全世界のゲーマーが使用するコントローラーだけあり、持ちやすさ・押しやすさともにトップクラス。
PS4のコントローラーと比べ、丸みを帯びていて安定感ある操作性を実現しています。
無線接続に対応し、充電はUSB Type-Cなので他のデバイスと同じように充電可能。
PSユーザーならそのまま使える!
Windowsに最適化された定番モデル | Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2
重量 | 345g |
接続方式 | 無線(Bluetooth)/ 有線(USB Type-A) |
追加ボタン | 背面パドルキー × 4 |
カスタマイズ機能 | スティックのテンション調節、ボタン付け替え、シフトキー機能 |
参考価格 | 17,695円 |
- 背面パドルキーで操作感が高い
- 豊富なカスタマイズ要素
- Windowsとの親和性が高い
カスタマイズを行いたいならおすすめなのが「Xbox Elite ワイヤレスコントローラー」。
十字キーやスティックの交換ができ、自分に合った操作性を追求できます。
背面には4つのパドルが付き、薬指や小指を使ってコントロール可能。
フォルムはやや中心に寄っていて、グリップが他のコントローラーと比べて太くなっています。
それによって、手で包み込むように持つことができます。
このコントローラーはWindowsとの連携にも特化し、カスタマイズや接続の安定性が高いのがうれしいポイント。
絶大な人気を誇るプロ仕様 | NACON Controller Esports Revolution Unlimited Pro V3
重量 | 280g |
接続方式 | 無線(Bluetooth)/ 有線(USB Type-A) |
追加ボタン | 持ち手に左右2つずつ計4つ |
カスタマイズ機能 | スティックヘッドとスティックシャフトの取替え、スティックキー配列、スティック、トリガーの感度変更など |
参考価格 | 23,588円 |
- プロ人気が高いNACONシリーズ
- ソフトを使って設定をカスタマイズ
- 大きめの作りで手が大きい人におすすめ
プロレベルの高性能パッドシリーズNACONの中でとくにおすすめなのが「NACON Controller Esports Revolution Unlimited Pro V3」です。
Apexのみならず、CoDやレインボーシックスシージのプロプレイヤーからも絶大な人気をほこります。
その最大の理由が高いカスタマイズ性。
コントローラーをどっしりと持つことができるように重りをつけたり、ソフトウェアでスティック動作をカスタマイズできます。
ほかのパッドと違う点では、グリップ部分にカスタマイズキーが左右2つずつ付いているので、パッドの弱点であるボタン数の少なさを解決。
プロも使うので耐久性や操作感に問題なし!
Apexのパッドについてよくある質問
Apexのパッドについてよくある質問とその回答を紹介します。
おすすめの感度設定は?
パッドを始めたての頃はとくに、詳細感度設定ではなく、デフォルト感度を使用するのがおすすめ。
詳細感度を細かく変えてしまうと、自分の感覚と操作が一致する前に設定を変えてしまい、慣れるのが遅くなってしまいます。
デフォルト感度は別名「数字感度」とも呼ばれ、とくに近距離のエイムアシストが優秀です。
感度 | 4 |
エイム時の感度 | 3 |
反応曲線 | クラシック |
視点操作デッドゾーン | なし |
移動スティックのデッドゾーン | なし |
視点の反転 | オフ |
振動 | オフ |
好きなプロゲーマーがいるなら、その人と設定を合わせるのもおすすめ!
パッドを使っているプロゲーマーはいる?
キーマウが多い中、パッドを使っているプロゲーマーの一例を挙げます。
- Reignite SouthのGenburten(DualSense ワイヤレスコントローラー)
- FaZeのSnip3down(Scuf Gaming)
- FENNELのぴのた(DualShock 4)
Genburtenはとくに、パッドプレイヤーでも最強格といわれ、吸い付くようなエイムとパッドとは思えないキャラコンが特徴です。
パッドに勝てないけど、自分も移行するべき?
元々パッドでゲームをプレイしている時間が長い人は、キーマウからパッドに移行したほうが、良い成績を残せるかもしれません。
ですが、FPS自体が初めてなら、パッドかキーマウどちらかに定めてプレイするのがおすすめ。
パッドは操作するボタンがキーボードより分かりやすいので、ゲーム初心者ならパッドがいいでしょう。
あせらず自分の感覚を養うのが大切!
Apexモバイルでもパッドは使える?
Apexモバイルでパッドは使用できます。
前提条件として、Xboxシリーズ、PSシリーズのコントローラーなら接続できます。
したがって、Apexモバイルもプレイしたいなら、Xbox / PSコントローラーを購入するのがおすすめ。
ただし、ジャンプと射撃キーの変更ができないので注意!
まとめ
本記事では以下4つのポイントでApexのパッドについて解説しました。
コントローラーならではのメリットが多くあり、キーマウに慣れていない人におすすめ。
ゲームチュでは他にもApexにおすすめのゲーミングPCやゲーミングモニターも解説しているので、あわせて参考ください。