Fallout4(フォールアウト4)は、ベセスダ・ソフトワークスより2015年に発売されたオープンワールドRPGゲームです。
核戦争後の荒廃した世界を描くFalloutシリーズの6作目にあたり、マサチューセッツ州・ボストン周辺が舞台。
2024年4月にAmazon Primeで配信された実写ドラマも大好評で、ゲームが再脚光を浴びています。
Fallout4に必要なPCスペックが分からない…!
そこで本記事ではFallout4におすすめのゲーミングPCと推奨スペック、最新のアップデートについて紹介します。
目次(気になる項目をクリック)
Fallout4はどんなゲーム?
Fallout4のゲーム概要を紹介します。
マルチエンディングのオープンワールドRPG
Fallout4は核戦争後のマサチューセッツ州を中心とした、広大なオープンワールドゲームです。
プレイヤーはフィールドを自由に探索でき、メインストーリーやサブクエストを楽しめます。
また、Fallout4はマルチエンディングを採用し、プレイヤーの選択や行動でエンディングが変更。
3やNV(New Vagas)ではできなかったクリア後のワールド探索も可能なため、どこまでも遊びつくせます。
マップの広さはそこそこですが、ロケーションの密度が段違い!
ユニークな育成要素
Fallout4にはS.P.E.C.I.A.LとPerksの育成要素があります。
自分のプレイスタイルに合わせた自由度の高い育成が特徴です。
S.P.E.C.I.A.L
S.P.E.C.I.A.Lの語源でもある、7つの属性の頭文字をとったパラメーターがあり、レベルが上がるとポイントを獲得して割り振ることができます。
Strength(筋力) | 近接武器の威力やアイテムの運搬量に影響 |
Perception(知覚) | VATS(戦闘支援システム)での命中率に影響 |
Endurance(耐久) | HPとダッシュ時のAP消費に影響 |
Charisma(カリスマ) | 会話の説得力や売買価格の交渉に影響 |
Intelligence(知性) | 獲得経験値やハッキングに影響 |
Agility(敏捷性) | AP量やAP回速度、ステルス技術に影響 |
Luck(運) | クリティカル率やドロップアイテムに影響 |
ステータスの伸ばし方次第で、さまざまなプレイスタイルに対応できます。
STRENGTHを上げての近接脳筋プレイからAGILITY主体の隠密プレイまで、幅広い戦闘スタイルを楽しめます。
クエストやスキルなど目的に合わせた育成も可能です!
Perks
Fallout4ではレベルアップ以外にPerks(パーク)とよばれる能力を獲得できます。
PerksはS.P.E.C.I.A.Lごとに10種類ずつ存在し、ポイントを使用して取得。
ゲームの進行に合わせることや、個性的なプレイスタイルを作ることもできます。
なかには、謎の人物が助けてくれたり、水中で全く見つからなくなるなど、ユニークなPerksも存在します。
多彩な戦闘スタイル
Fallout4にはクラフト台を利用して武器や装備の改造や調理など、多彩なクラフト要素が満載。
武器の種類も多く、カスタマイズできる幅が広いのが特徴です。
カスタマイズには専用の素材やPerksが必要なものもあり、クエスト以外にやり込み要素も高いゲームです。
一部で拠点の構築などもできるため、100時間は余裕で遊べます!
Fallout4に必要なスペックと推奨スペック
Fallout4に必要なスペックと推奨スペックを紹介します。
必要なスぺック
OS | Windows10 64bit |
CPU | Intel Core i5 2300 / AMD PhenomⅡ X4 945 |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 550Ti / AMD Radeon HD7820 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 30GB |
2015年に発売されたゲームのため、必要スペックも古く、参考にできません。
上記スペックのモデルも2024年現在は発売されていません。
逆にいえば中古のPCでも遊べますが、新品以上に知識が必要になるため、初めての人はおすすめできません。
推奨スペックをクリアした現行のモデルをおすすめします…!
推奨スペック
OS | Windows10 64bit |
CPU | Intel Core i7 4790 / AMD FX-9590 |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 780 / AMD Radeon R9 290X |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 30GB |
表記スペックはフルHDで60fpsを想定したスペックです。
現行のスペックでいうと、ミドルクラスであれば快適に遊べます。
4Kで遊びたい人やmodを入れて遊びたい人はミドルクラスでは性能不足のため、性能の高いGPUを搭載したモデルを選びましょう。
RTX 4060搭載モデルだとフルHD高画質で遊べます!
Fallout4におすすめのゲーミングPC
Fallout4におすすめのゲーミングPC5選を紹介します。
製品名 | 特徴 | CPU | GPU | メモリ | SSD | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
G-Tune DG-I5G60 | フルHD高画質で60fps出せるスタンダードモデル | Core i5 14400F | RTX 4060 | 16GB | NVMe SSD 1TB | 237,600円 |
GALLERIA XA7C-R47TS | 4Kでプレイやゲーム配信もできる高性能PC | Core i7 14700F | 32GB | NVMe SSD 1TB | 319,980円 | |
G-Tune FZ-I7G8S | 重いmodやレイトレーシングにも対応できるハイスペックモデル | Core i7 14700KF | 32GB | NVMe SSD 2TB | 499,800円 | |
GIGABYTE AORUS 16X | Ai技術でゲームを安定させる次世代ゲーミングノート | Core i7 14650HX | RTX 4070 Laptop | 16GB | NVMe SSD 1TB | 283,000円 |
NEXTGEAR JG-A5A60 | Ryzen 5 4500 | Radeon RX7600 | 16GB | NVMe SSD 1TB | 154,800円 |
60fpsで遊べるスタンダードモデル|G-Tune DG-I5G60
CPU | Core i5 14400F |
GPU | Nvidia GeForce RTX 4060 8GB |
メモリ | 16GB DDR5 4800 8GB×2 |
ストレージ | NVMe SSD1TB |
金額 | 237,600円 |
- Fallout4をフルHD 60fpsで遊べる
- 他のゲームも遊べるスタンダードモデル
- Fallout4の推奨スペックをクリア
- 4Kで遊ぶには性能不足
RTX 4060を搭載したG-Tune DG-I5G60(ホワイトカラーモデル)。
Fallout4をフルHD高画質60fpsで遊べます。
CPUは14世代Core i5を搭載したミドルクラスで、作業をする際でも高速で処理。
4Kで遊ぶには性能が足りませんが、軽めのmodを入れて遊べるので、Fallout4を初めて遊ぶ人におすすめです。
動画編集など作業用としても幅広く使用できるモデルです!
4Kでも遊べる高スペック|GALLERIA XA7C-R47TS
CPU | Core i7 14700F |
GPU | Nvidia GeForce RTX 4070 Ti SUPER 16GB |
メモリ | 32GB DDR4 3200 16GB×2 |
ストレージ | NVMe SSD 1TB |
金額 | 319,980円 |
- Fallout4を4K環境で遊べる
- ゲーム配信もできる高性能モデル
- Fallout4以外の重いゲームも遊べる
- メモリがDDR4
GALLERIA XA7C-R47TSは、ミドルハイに位置するゲーミングPCです。
RTX 4070 Ti SUPERを搭載しているため、4KでFallout4を遊べます。
高いグラフィック性能は、ゲーム配信時でも動作が安定します。
他のゲームも遊びたい人はカスタマイズでストレージを増やしましょう。
ハイスペックのPCが30万円台後半なので、コスパの高いモデルです!
modを入れても快適に遊べる|G-Tune FZ-I7G8S
CPU | Core i7 14700KF |
GPU | Nvidia GeForce RTX 4080 SUER 16GB |
メモリ | 32GB DDR5 5600 16GB×2 |
ストレージ | NVMe SSD 2TB |
金額 | 499,800円 |
- Fallout4をmodを入れて遊べる
- 全てのゲームを高フレームレートで遊べる
- ゲーム速度と映像美を両立できる
- 価格が高い
高性能グラボを搭載したG-Tune FZ-I7G8S。
Fallout4を4Kで遊べるほか、重いmodを入れても快適に遊べます。
他のFPSであれば240fps近いフレームレートを出せ、レイトレーシングをオンでも60fpsで安定。
40万円を超える高額PCですが、映像も快適さも妥協したくない人におすすめです。
メモリがDDR5-5600にアップグレードしたのでサクサク動きます!
ノートで遊べる|GIGABYTE AORUS 16X
CPU | Core i7 14650HX |
GPU | Nvidia GeForce RTX 4070 Laptop 8GB |
メモリ | 16GB DDR5 5600 8GB×2 |
ストレージ | NVMe SSD1TB |
ディスプレイ | 16インチ 165Hz対応 WQXGAパネル |
金額 | 283,000円 |
- Fallout4を好きな場所で遊べる
- 165Hz対応液晶で他のFPSゲームも快適
- AIを活用したフレーム生成技術でフレームレートを向上
- 重量2.3Kgと持ち運びに不便
場所を選ばずFallout4を遊びたいならAORUS 16Xがおすすめ。
RTX 4070 Laptopを搭載しているため、Fallout4をフルHD高画質で遊べます。
AI技術を採用したノートPCのため、ゲーム以外にも画像生成などで活躍。
長時間持ち運ぶには少し重いですが、冷却性能も高いので、重い作業もサクサクできるモデルです。
ミドルクラスのデスクトップ並みの性能があります!
価格重視の激安PC|NEXTGEAR JG-A5A60
CPU | Ryzen5 4500 |
GPU | AMD Radeon RX7600 |
メモリ | 16GB DDR4 3200 8GB×2 |
ストレージ | NVMe SSD 1TB |
金額 | 154,800円 |
- Fallout4の推奨スペックをクリア
- フルHD環境で60fps出せる
- 10万円台前半で購入できる
- 4Kで遊ぶには性能が足りない
15万円台で買えるNEXTGEAR JG-A5A60。
Fallout4の推奨スペックをクリアしたエントリーモデルです。
RTX4060に近いグラフィック性能があり、Fallout4をフルHD環境で遊べます。
4Kやmodを入れるには性能不足ですが、バニラ(modを入れない状態)で遊びたい人におすすめ。
フルHDなら大体のゲームを遊べますよ!
Fallout4の次世代機向けアップデートの内容
2024年4月25日にFallout4の次世代機向けアップデートが配信されました。
主にPS5とXbox Series X|S 向けの内容ですが、PC版も一部アップデート。
PC版アップデートのくわしい内容を紹介します。
ウルトラワイドモニターへの対応
ワイド画面・ウルトラワイド画面に対応しました。
広大なコモンウェルスの世界を大画面で堪能でき、没入感もより高まります。
今まではmodで対応できましたが、公式アップデートが配布。
PCの負荷を下げるためにも公式版を使用しましょう。
バグの修正
安定性や不具合の修正アップデートを配布しました。
日本語版・中国語版のプレイヤーが、Bethesda.netにログインできない問題点の修正がありました。
その他の具体的な改善点については発表がないため、不明点が多い状況です。
詳しい修正内容は公式からの発表を待ちましょう!
新コンテンツの追加
クリエイションクラブに「エンクレイヴ・レムタント」が追加されました。
「Echoes of the Past」という新たなクエストが追加されたほか、以下のコンテンツも追加。
- エンクレイヴ武器スキン
- エンクレイヴアーマースキン
- テスラキャノン
- ヘルファイア パワーアーマー
- X-02 パワーアーマー
- ヘビーインシネレーター
以前は有料のコンテンツだったものが一部無料で手に入ります。
お得なコンテンツが多く追加されています!
PC版アップデートの注意点
今回のアップデートでmodが干渉し、一部動作しないことが起きています。
modを利用している人は、アップデート前にバックアップを取っておくか、modを無効化してからアップデートしましょう。
modに関しては全て自己責任となるため、扱いに注意ください…!
Fallout4によくある質問
Fallout4によくある質問に回答します。
PC版とコンソール版の違いは?
PC版とコンソール版(PS版・Xbox版)でゲーム内容に違いはありません。
次世代機アップデートにより、コンソール版とPC版で品質に大きな差はなくなりました。
PC版の最大のメリットはmodを利用できることです。
見た目やクエストまで多くのmodがありますので、modを利用して遊びたい人はPC版一択です。
4Kで60fps以上の性能を求める人はPC版がおすすめ!
4から始めても楽しめる?
結論からいうと、Fallout4から始めても十分楽しめます。
Falloutの世界観はつながっていますが、ストーリー上のつながりはほぼないからです。
過去作のキャラが登場するものの、知っていればより楽しめる程度です。
Falloutシリーズは基本的な骨組みは一緒なので、どのシリーズからでも楽しめます!
低スペックPCでもmodを入れて遊べる?
低スペックPCでは残念ながらmod環境を作るには難しいです。
キャラスキンやグラフィック改善などは負荷が高いため、より高いPC性能と求められます。
とはいえ、なかには軽量modもありますので、自身のPCのスペックを確認しながらmodを選びましょう。
負荷を抑えつつテクスチャを強化したmodなど、いろいろあります!
Fallout4におすすめのゲーミングPCまとめ
本記事ではFallout4におすすめのゲーミングPCスペックを紹介しました。
Fallout4はそれほど重くないゲームなので、ミドルクラスのスペックでフルHD 60fpsを出せます。
4Kやmodを入れてPC版を堪能したい人は、RTX 4070以上搭載のモデルがおすすめ。
予算に合わせて自分に合ったゲーミングPCを探してみてください。
なお当サイトでは、ほかにもおすすめのゲーミングPCを紹介しているので、あわせて参考にしてください。