2025年1月に登場した、NVIDIAのハイエンドGPU「GeForce RTX 5080」。
RTX 50シリーズで2番目に高性能なモデルで、4Kの最高画質でも重いゲームを快適に遊べます。
一方、2026年はメモリ高騰の影響でグラボ単体の値段が上がり、発売時より3割以上高くなっています。
せっかくなら4Kの最高画質で、重いゲームを思いきり楽しみたい!
そこで本記事では、RTX 5080の性能とおすすめのゲーミングPCをくわしく紹介します。
目次(気になる項目をクリック)
RTX 5080の性能はどのくらい?スペックとベンチマーク
RTX 5080の性能を、以下の3つに分けて紹介します。
RTX 5080のスペックと定価
RTX 5080の主なスペックは、以下のとおりです。
比較用に、下位のRTX 5070 Tiと最上位のRTX 5090も並べました。
| 項目 | RTX 5070 Ti | RTX 5080 | RTX 5090 |
|---|---|---|---|
| CUDAコア数 | 8,960 | 10,752 | 21,760 |
| ブーストクロック | 2.45GHz | 2.62GHz | 2.41GHz |
| ビデオメモリ | 16GB GDDR7 | 16GB GDDR7 | 32GB GDDR7 |
| メモリバス幅 | 256bit | 256bit | 512bit |
| 消費電力(TGP) | 300W | 360W | 575W |
| 推奨電源 | 750W | 850W | 1,000W |
| 発売時の想定価格 | 148,800円〜 | 198,800円〜 | 393,800円〜 |
| 単体の実売価格 | 約21万円〜 | 約27万円〜 | 約92万円〜 |
RTX 5080は、ビデオメモリに高速なGDDR7を16GB積んでいます。
メモリの速度はRTX 5090より速い30Gbps相当で、帯域幅は960GB/sです。
発売時の国内想定価格は、198,800円からでした。
ただし、2026年10月3日時点の単体の最安は約27万円まで上がっています。
消費電力は360Wで、NVIDIAは850W以上の電源を推奨しています。
ゲームでの実力(WQHD・4K)
実際のゲームでの性能は、国内メディアの検証が参考になります。
PC Watchの検証では、前世代のRTX 4080 SUPERをおおむね1〜2割上回りました。
「オーバーウォッチ2」の4K最高画質では、RTX 4080 SUPERより約23%高いfpsを記録しています。
「ARMORED CORE VI」は、4Kの最高画質でも上限の120fpsに達しました。
「サイバーパンク2077」では、マルチフレーム生成を使うとfpsが約3倍に伸びています。
4Gamerの検証でも、「モンハンワイルズ」のベンチマークが4Kで最高評価でした。
ゲームの重さによって差はありますが、解像度ごとの目安は以下のとおりです。
4Kの最高画質を、妥協せずに楽しみたい人向けのGPU!
RTX 5080はハイエンド?
RTX 5080は、RTX 50シリーズで上から2番目のハイエンドGPUです。
性能は前世代のRTX 4080 SUPERより高く、RTX 4090には届かない位置づけです。
また、RTX 50シリーズのマルチフレーム生成にも対応しています。
マルチフレーム生成は、AIでフレームを補って表示されるfpsを大きく伸ばす機能です。
ただし、素の描画性能が上がるわけではないので、対応ゲームでのみ効くと考えておきましょう。
最上位ではないけど、4Kで遊ぶには十分すぎる性能…!
RTX 5070 Ti・RTX 5090とどっちがいい?
RTX 5080と迷いやすいのが、RTX 5070 TiとRTX 5090です。
RTX 5070 Tiとの違い
RTX 5080は、RTX 5070 Tiより1〜2割性能が高い上位モデルです。
ビデオメモリはどちらも16GBで、メモリバス幅も同じ256bitです。
一方、単体価格は約6万円高く、推奨電源も850Wに上がります。
4Kの最高画質で少しでも高いfpsを出したいなら、RTX 5080を選ぶ価値があります。
価格を抑えて4Kを楽しみたいなら、RTX 5070 Tiでも十分でしょう。
RTX 5070 Tiを搭載したおすすめのゲーミングPCは、こちらの記事で紹介しています。
RTX 5090との違い
4Gamerの検証では、RTX 5080の性能はRTX 5090の7割程度という結果でした。
ビデオメモリも、RTX 5090は32GBとRTX 5080の倍あります。
ただし、RTX 5090の単体価格は約92万円からと、RTX 5080の3倍以上です。
消費電力も575Wと大きく、NVIDIAは1,000Wの電源を推奨しています。
ゲーム用途なら、RTX 5080のほうが現実的な選択肢といえます。
目的別に選ぶなら、以下のように考えるとわかりやすいです。
| 遊び方 | おすすめのGPU |
|---|---|
| 4Kの高画質を、価格を抑えて楽しみたい | RTX 5070 Ti |
| 4Kの最高画質で、高いfpsを狙いたい | RTX 5080 |
| 予算を気にせず、最高の性能がほしい | RTX 5090 |
4Kの最高画質を現実的な予算で狙うなら、RTX 5080がちょうどいい!
RTX 5080搭載ゲーミングPCの選び方
RTX 5080搭載PCを選ぶときは、以下の3点をチェックしましょう。
CPUはRyzen 7・Core Ultra 7以上が目安
RTX 5080の性能を引き出すには、CPUにも高い性能が必要です。
目安はRyzen 7 7700やCore Ultra 7以上で、4KならGPUの性能を十分に活かせます。
WQHDで高fpsを狙うなら、ゲームに強いRyzen 7 9800X3DなどのX3Dモデルが向いています。
配信や動画編集もするなら、コア数の多いRyzen 9やCore Ultra 9も候補です。
今使っているCPUとRTX 5080の相性は、以下のチェッカーで確かめられます。
CPUとグラボの組み合わせチェッカー
使っているパーツと、遊ぶ解像度を選んでくださいCPUとグラボを選んでください
判定は、ゲームチュの早見表と各メディアの検証結果をもとにした目安です。実測の値ではなく、ゲームや画質の設定で結果は変わります。自分のPCで確かめるなら、ゲーム中のGPU使用率を見る方法がいちばん確実です。
CPUとグラボの組み合わせの目安は、グラボとCPUの組み合わせ早見表でもまとめています。
メモリは32GBあると安心
最近のゲームはメモリ16GBでも動きますが、32GBあると余裕をもって遊べます。
ゲームをしながら配信や録画をするなら、32GBを選んでおきましょう。
今回紹介するデスクトップでも、最安のモデルは16GB(1枚)の構成でした。
1枚だとシングルチャネル動作になるので、予算に余裕があれば32GB(2枚)に増やすのがおすすめです。
電源は850W以上を選ぶ
NVIDIAは、RTX 5080に850W以上の電源を推奨しています。
BTOパソコンなら標準構成で満たしていることが多いですが、購入前に電源容量を確認しましょう。
PC Watchの検証では、ゲーム中のPC全体の消費電力が平均で311〜460Wでした。
850Wの電源なら、余裕をもって動かせる計算です。
RTX 5080搭載ゲーミングPCのおすすめ5選
RTX 5080を搭載したゲーミングPCのおすすめは、以下の5台です。
デスクトップ4台を価格の安い順に並べ、最後にゲーミングノートを1台紹介します。
なお、マウスコンピューターのRTX 5080搭載デスクトップは、2026年10月3日時点でほとんどが品切れでした。
| 製品名 | 特徴 | CPU | GPU | メモリ | SSD | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GALLERIA XPR7M-R58-GD ![]() | RTX 5080搭載で最安クラスのモデル | Ryzen 7 7700 | RTX 5080 16GB | 16GB | 500GB | 384,980円 |
| GALLERIA XDR7A-R58-GD ![]() | 9800X3D搭載でRTX 5070 Ti版より安いモデル | Ryzen 7 9800X3D | RTX 5080 16GB | 32GB | 1TB | 484,980円 |
| GALLERIA FDR7A-R58-W ![]() | 白いケースと白い水冷で揃えたモデル | Ryzen 7 9800X3D | RTX 5080 16GB | 32GB | 1TB | 489,980円 |
| GALLERIA XMR9A-R58-GD ![]() | 16コアの9950X3Dで配信や編集もこなすモデル | Ryzen 9 9950X3D | RTX 5080 16GB | 32GB | 2TB | 594,980円 |
| GALLERIA NMC9L-R58-H6 ![]() | 16インチ300Hz液晶のRTX 5080ノート | Core Ultra 9 290HX Plus | RTX 5080 Laptop 16GB | 32GB | 1TB | 564,980円 |
RTX 5080搭載で最安クラスのモデル|GALLERIA XPR7M-R58-GD Ryzen 7 7700搭載

| 製品名 | GALLERIA XPR7M-R58-GD Ryzen 7 7700搭載 |
| CPU | Ryzen 7 7700 |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5080 16GB |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | SSD 500GB |
| 価格 | 384,980円 |
- RTX 5080搭載PCの中でも30万円台と手ごろ
- 同じシリーズのRTX 5070 Ti版との差がわずか5,000円
- 翌日出荷に対応していて、早めに届く
- メモリが16GB×1枚、SSDが500GBと控えめ
「GALLERIA XPR7M-R58-GD」は、RTX 5080搭載PCで最安クラスのモデルです。
CPUはRyzen 7 7700で、4KならRTX 5080の性能を十分に活かせます。
同じシリーズのRTX 5070 Ti版との差は5,000円しかなく、上位のGPUを選びやすい価格です。
ただし、メモリは16GB×1枚なので、長く使うなら32GBへのカスタマイズがおすすめです。
5,000円の差なら、RTX 5080を選びたくなる…!
9800X3D搭載でRTX 5070 Ti版より安いモデル|GALLERIA XDR7A-R58-GD Ryzen 7 9800X3D搭載

| 製品名 | GALLERIA XDR7A-R58-GD Ryzen 7 9800X3D搭載 |
| CPU | Ryzen 7 9800X3D |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5080 16GB |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | SSD 1TB |
| 価格 | 484,980円 |
- ゲームに強いRyzen 7 9800X3Dを搭載
- メモリ32GBが16GB×2枚のデュアルチャネル
- 同じシリーズのRTX 5070 Ti版より4万円安い
- SSDは1TBで、大作ゲームを多く入れるなら増設したい
「GALLERIA XDR7A-R58-GD」は、Ryzen 7 9800X3DとRTX 5080を積んだモデルです。
同じシリーズのRTX 5070 Ti版より4万円安く、2026年10月3日時点ではこちらのほうがお得です。
メモリは16GB×2枚の32GBで、CPUは240mmの水冷クーラーで冷やします。
WQHDで高fpsを狙うなら、CPUがボトルネックになりにくいX3Dモデルが向いています。
WQHDの高fpsから4Kの最高画質まで、1台でこなしたいならコレ!
白いケースと白い水冷で揃えたモデル|GALLERIA FDR7A-R58-W Ryzen 7 9800X3D搭載

| 製品名 | GALLERIA FDR7A-R58-W Ryzen 7 9800X3D搭載 |
| CPU | Ryzen 7 9800X3D |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5080 16GB |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | SSD 1TB |
| 価格 | 489,980円 |
- 白いケースに白い360mm水冷クーラーを搭載
- ARGBファンで光らせて見た目を演出できる
- 同じシリーズのRTX 5070 Ti版より4万円安い
- 重量が約15kgと重め
「GALLERIA FDR7A-R58-W」は、Ryzen 7 9800X3DとRTX 5080を積んだ白いモデルです。
白いケースに、GALLERIAロゴ入りの白い360mm水冷クーラーを組み合わせています。
ケースファンはARGBライティングに対応し、光らせて見た目を楽しめます。
同じシリーズのRTX 5070 Ti版より4万円安いのも、うれしいポイントです。
白で揃えたデスクにもなじむ、すっきりした見た目!
16コアの9950X3Dで配信や編集もこなすモデル|GALLERIA XMR9A-R58-GD Ryzen 9 9950X3D搭載

| 製品名 | GALLERIA XMR9A-R58-GD Ryzen 9 9950X3D搭載 |
| CPU | Ryzen 9 9950X3D |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5080 16GB |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | SSD 2TB |
| 価格 | 594,980円 |
- 16コアのRyzen 9 9950X3Dを搭載
- SSDが2TBと大容量
- 同じシリーズのRTX 5070 Ti版より1.5万円安い
- 60万円近くと、今回の5台でもっとも高い
「GALLERIA XMR9A-R58-GD」は、16コアのRyzen 9 9950X3Dを積んだ上位モデルです。
ゲームに強いX3Dモデルで、ゲームをしながらの配信や動画編集もこなせます。
SSDも2TBあり、容量の大きいゲームや動画の素材をたくさん保存できます。
同じシリーズのRTX 5070 Ti版より1.5万円安いのも、選びやすいポイントです。
遊ぶだけじゃなく、配信や動画編集もしたい人にぴったり!
16インチ300Hz液晶のRTX 5080ノート|GALLERIA NMC9L-R58-H6

| 製品名 | GALLERIA NMC9L-R58-H6 |
| CPU | Core Ultra 9 290HX Plus |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5080 Laptop GPU 16GB |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | SSD 1TB |
| ディスプレイ | 16インチ WQXGA(2560×1600)300Hz |
| 重量 | 約2.5kg |
| 価格 | 564,980円 |
- ビデオメモリ16GBのRTX 5080 Laptop GPUを搭載
- 16インチWQXGAの300Hz液晶を搭載
- メモリ32GBが16GB×2枚のデュアルチャネル
- 約2.5kgと、持ち運ぶにはやや重い
「GALLERIA NMC9L-R58-H6」は、RTX 5080 Laptop GPU搭載のゲーミングノートです。
ディスプレイは16インチ・WQXGAで、リフレッシュレートは300Hzと高速です。
CPUは24コアのCore Ultra 9 290HX Plusで、ゲームをしながらの配信もこなせます。
ただし、ノート版のRTX 5080は、デスクトップ版より性能が下がる点に注意しましょう。
同じRTX 5080でも、ノートはデスクトップと別物なのは要注意…!
RTX 5080に関するよくある質問
RTX 5080に関するよくある質問に回答します。
RTX 5080の定価はいくら?
RTX 5080の発売時の国内想定価格は、198,800円からでした。
2026年10月3日時点では、価格.comの最安が約27万円まで上がっています。
メモリ高騰の影響で値動きが大きいので、買う前に最新の価格を確認しましょう。
RTX 5080はいらないと言われるのはなぜ?
発売当時、RTX 4080 SUPERからの性能アップが1〜2割にとどまり、割高と受け取られたためです。
ビデオメモリも16GBのままで、下位のRTX 5070 Tiと同じ容量です。
とはいえ、4Kの最高画質で少しでも高いfpsを出したいなら、選ぶ価値は十分あります。
RTX 5080 SUPERを待ったほうがいい?
2026年10月時点で、RTX 50 SUPERシリーズはNVIDIAから正式発表がありません。
延期や中止をめぐる報道も入り混じっていて、発売時期は読めない状況です。
今すぐゲームを快適に遊びたいなら、RTX 5080搭載PCを選ぶのが現実的です。
ノートPCのRTX 5080はデスクトップ版と同じ性能?
ノートPC向けの「RTX 5080 Laptop GPU」は、デスクトップ版とは中身が別物です。
ビデオメモリは同じ16GBですが、CUDAコア数は7,680(デスクトップ版は10,752)に減っています。
消費電力も80〜150Wに抑えられているので、性能はデスクトップ版より下がります。
ノートを選ぶときは、同じ名前でもデスクトップ版の性能は出ないと考えておきましょう。
RTX 5080搭載ゲーミングPCのまとめ
本記事では、RTX 5080について以下の3点を解説しました。
RTX 5080は、4Kの最高画質で重いゲームを快適に遊べるハイエンドGPUです。
価格を抑えて4Kを楽しみたいなら、RTX 5070 Tiも候補になります。
本記事では価格帯ごとにおすすめのモデルを選んだので、予算や用途にあわせて、自分にぴったりの1台を見つけてみてください。
こちらの記事では、ほかにもさまざまなおすすめのゲーミングPCを紹介しているので、あわせて参考ください。





