オープンワールドゲームの金字塔「The Elder Scrolls V :Skyrim(スカイリム)」。
自由度が高く、MODを使えばまるで別のゲームを遊んでいるかのようにカスタマイズできます。
発売からはや10年を越え、Anversary Edtionも発売されたので、PC版を検討している人も多いはず。
本記事では、スカイリムをMODを入れても快適にプレイできるスペックやおすすめのゲーミングPCについて紹介します。
目次(気になる項目をクリック)
スカイリムに必要な最低・推奨スペック
スカイリムに必要なスペックを紹介します。
なお、本記事ではSE(スペシャルエディション)を前提としたスペックです。
必要な最低スペック
スカイリムSEに必要な最低スペックはこちら。
CPU | Intel Core i5 750 AMD PhenomⅡX4-945 |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 470 AMD HD7870 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 12GB |
古いスペックのため、2024年現在のスペックでいえばGTX 1650前後のスペックになります。
プレイ自体はできますが、MODを入れて快適にプレイできません。
MODをいれない「バニラ」の状態でプレイ可能なスペックです。
推奨スペック
スカイリムSEの推奨スペックはこちら。
CPU | Intel Core i5 2400 AMD FX-8320 |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 780 AMD R9 290 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 12GB |
2024年現在、GTX 1660搭載のゲーミングPCくらいのスペックとなります。
MODは最小限入れることができ、フルHDで安定したフレームレートを出せます。
このスペックならMODを60個ほど入れて遊べる!
4KやENBといった重い処理には厳しいスペックのため、高画質で遊びたい人はPC性能を上げましょう。
4K高画質に必要なスペック
スカイリムを4K高画質、または好きなMODを入れて遊べるスペックがこちら。
CPU | Intel Core i7 4790 AMD Ryzen5 1500X |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1070 AMD RX vega56 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 100GB |
2024年現在のスペックでいうと、RTX 4060前後のスペックです。
このスペックがあれば好きなMODを入れ、高画質設定でも十分快適にプレイ可能。
MODも100個以上入れることができるため、自分の好きなスカイムを構築可能!
ただし、金額はその分高くなるため、予算と相談しましょう。
スカイリムにおすすめのゲーミングPC
スカイリムにおすすめのゲーミングPCを5つ紹介します。
製品名 | 特徴 | GPU | CPU | メモリ | ストレージ | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
GALLERIA RM5C-R46T | MODを自由にいれてプレイできる。迷ったら買いたいスタンダードモデル。 | RTX 4060 Ti | Core i5 14400F | 16GB | NVMe SSD 500GB | 184,980円 |
GALLERIA RM7C-R47 | 負荷の高いMODを入れても快適にプレイできる。画質を最高にしつつもコスパを求める人向け。 | RTX 4070 | Core i7 14700F | 16GB | NVMe SSD 500GB | 244,979円 |
GALLERIA ZA7C-R48S | 4KやRTのような重いMODを入れても安定して動作可能。ENBにも対応できるスペック。 | RTX 4080 SUPER | Core i7 14700KF | 32GB | NVMe SSD 1TB | 399,979円 |
G-Tune E5-I7G60BK-A | 外出先でもMODをいれたスカイリムを楽しめる。240Hzで映像も滑らか。 | RTX 4060 | Core i7 13650HX | 16GB | NVMe SSD 500GB | 239,800円 |
NEXTGEAR JG-A5G60 | MODの数は限定されるが十分スカイリムを楽しめる。コスパで選びたい人向け。 | RTX 4060 | Ryzen 5 4500 | 16GB | NVMe SSD 1TB | 134,800円 |
MODを入れて快適に遊びたい|GALLERIA RM5C-R46T
CPU | Intel Core i5 14400F |
GPU | GeForce RTX 4060 Ti 8GB |
メモリ | 16GB DDR4 3200 8GB × 2 |
ストレージ | NVMe SSD 500GB |
金額 | 184,980円 |
- 人気のミドルスペックPC
- RTX 4060 Ti搭載でMODを導入しても快適にプレイ
- フルHD環境なら安定したフレームレート
第14世代Core i5とRTX 4060 Tiを搭載したミドルスペックPCの「GALLERIA RM5C-R46T」。
スカイリムでは好きなMODを自由に入れて遊べるスペックです。
高画質に対応したMODを入れても安定して遊べるスペックがあるため、自分の思いどおりの世界を作れます。
ただし、多くのMODを導入したい場合はストレージが心配になるため、1TBにアップグレードを推奨します。
初めてのスカイリムユーザーにおすすめ!
高画質高フレームレートでプレイ|GALLERIA RM7C-R47
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 12GB |
メモリ | 16GB DDR5 4800 8GB×2 |
ストレージ | NVMe SSD 500GB |
金額 | 244,979円 |
- CPUは第14世代のCore i7搭載
- RTX 4070搭載のミドルハイクラス
- 最高設定でもガンガン遊べる
Core i7 とRTX 4070で構成された「GALLERIA RM7C-R47」。
重いMODを入れても安定して動きます。
高画質系のMODを入れても高いフレームレートを維持できるでしょう。
ただしストレージは少ないので、不安な人は1TBにアップデートしたほうがいいです。
コスパがいいハイスペックPCならこれ!
4K高画質でMOD環境を作りたい|GALLERIA ZA7C-R48S
CPU | Intel Core i7 14700KF |
GPU | GeForce RTX 4080 SUPER 16GB |
メモリ | 32GB DDR5 4800 16GB×2 |
ストレージ | NVMe SSD 1TB |
金額 | 399,979円 |
- ハイスペックのGPUとCPUを搭載
- 4K高画質でも安定して動作
- 好きなMODをいれて自分好みにスカイリムを楽しめる
第14世代Core i7とRTX 4080 SUPERのハイスペックで構成された「GALLERIA ZA7C-R48S」。
CPU・GPUともにハイスペックとなっているため、画質もフレームレートも安定して高いスコアを出せます。
MODのほかに、グラフィックを大幅に向上させるENBを取り入れても快適にプレイ可能。
4K対応やレイトレーシングのような重いMODで快適に遊びたい人におすすめです。
自分の好きなスカイリムの世界を作れます!
ノートでMODを導入したい|G-Tune E5-I7G60BK-A
CPU | Intel Core i7 13650HX |
GPU | GeForce RTX 4060 Laptop 8GB |
メモリ | 16GB DDR5 4800 8GB×2 |
ストレージ | NVMe SSD 500GB |
ディスプレイ | 240Hz対応WQXGA液晶パネル |
金額 | 239,800円 |
- 優れたGPU・CPU性能でMODを入れても遊べる
- 240Hz対応ディスプレイで滑らかなに動く
- 場所を選ばずスカイリムを楽しめる
「G-Tune E5-I7G60BK-A」は、モバイル版Core i7とRTX 4060を搭載するゲーミングノートPCです。
CPU・GPUともに性能が高いため、MODを入れてスカイリムを楽しめます。
240Hzに対応したディスプレイでフレキシブルな動きにも対応。
出先でもスカイリムを楽しめるノートPCです。
外出が多い人でも遊びたい人向け!
最低限のMODを入れて遊びたい|NEXTGEAR JG-A5G60
CPU | AMD Ryzen 5 4500 |
GPU | Nvidia GeForce RTX 4060 8GB |
メモリ | 16GB DDR4 3200 8GB×2 |
ストレージ | NVMe SSD 1TB |
金額 | 134,800円 |
- エントリークラスながらMODを楽しめる
- フルHDなら高画質でプレイ可能
- 13万円台でスカイリムを楽しめるスペック
Ryzen 5とRTX 4060を搭載する「NEXTGEAR JG-A5G60」。
コスパにすぐれたゲーミングPCながら、MODをいれて遊べます。
MODを何個も入れてのプレイは厳しいですが、基本的な美化MODやアクションMODを入れてプレイ可能。
初めてのゲーミングPCやとりあえずMODを入れて試したい人におすすめです。
エントリーモデルながらMODを楽しめる1台!
スカイリムのMOD・ENBに対応できるスペックについて紹介
スカイリムのMODやENBに対応できるPCスペックについて紹介します。
MODとは
MIODとは改造データのことで、スカリムに拡張ファイルを入れることでキャラクターを美化したり、アクションを追加できます。
MOSをいれない生データを「バニラ」といい、バニラ状態でも十分楽しいゲームですが、スカイリムはMODを導入することでより深く楽しめます。
MODを入れることでグラフィックも大幅に改善できるため、PCのスペックはグラボを搭載したゲーミングPCが必須。
グラフィックを高品質に上げるほど、高いGPU性能が必要です。
MODに対応できるスペック
MODに対応するスペックは最低でもGTX 1660 SUPERはほしいところ。
エントリークラスのGPUですが、ある程度MOD入れてプレイできます。
より多くのMODを入れてプレイしたい人はRTX 4060以上、最高画質や4Kでプレイしたい人はRTX 4080を選びましょう。
ENBに対応できるスペック
ENBとはスカイリムの世界を全体的に綺麗に向上するものです。
グラフィックを大幅に向上させるため、PCへの負荷がかかります。
そのためENBを導入する場合は、最低でもRTX 4060は搭載したいところ。
GTX 1660 SUPERのようなエントリークラスでもゲーム中にオフにできるため、スクリーンショットの際だけオンにすることもできます。
スカイリムに関するよくある質問
スカイリムに関する質問に回答します。
スカイリムにおすすめのMODはどれ?
スカイリムのおすすめ定番MODを紹介します。
UI変更の定番|Skyrim UI
スカイリムのUIを使いやすく変更します。
ソートやアイテム検索などもできるため、使いやすさが向上。
必須といっても良いほど定番のMOD!
キャラクタークリエイトを改善|RaceMenu
RaceMenuは、キャラクターエディット画面を大幅に改善するMODです。
かなり細かい箇所まで設定できるようになるため、こだわりのキャラを作りたいなら必須。
美化MODの定番|Bijin Warmaidens SE
女性フォロワーたちの容姿を変更するMODがBijin Warmaidens SE。
また、女性NPCでも男性モーションが当てられているキャラを女性用に変更。
不自然な動作をなくします。
アクションのオーバーホール|Ultimate Combat SE
スカリムのアクション性を向上させるならUltimate Combat SEがおすすめ。
新しく攻撃や行動が追加され、戦闘が楽しくなります。
独立したシステムのため、他のMODと競合しにくい点もメリット。
PS版やSwitch版とPC版の違いは?
ゲーム機とPC版の大きな違いはMODの数です。
ゲーム機版にもMODはありますが、PCのほうが圧倒的に多いです。
スカイリムのMODは多くの種類があるため、PC版がおすすめ!
画面のカクつきの対策は?
MODを多くいれている場合はMODの競合を疑いましょう。
スペックが原因でフレームレートが低下するほどスカイリムに求められるスペックは高くありません。
スペックが原因じゃない場合はバグの可能が高いため、パッチを探しましょう。
スカイリムLE版とSE版の違いは?
スカイリムの通常版をLE版(Legendary Edition)といい、32bitのゲームです。
SE版はSpecial Edtionの略で64bitになり、画質が向上しました。
SE版のMODはLE版と比べると少ないですが、2024年現在も増加し、今後に期待できます。
また、2021年11月にAE版(Aniversary Edition)がリリースされ、SE版にAE版の要素が追加されました。
一見うれしいことに思いますが、MODのバージョンが対応しなくなったなどの不具合が多く報告されています。
これからスカイリムをプレイする場合は、SE版にダウングレードする必要あり…
スカイリムはグラボなしでも遊べる?
スカイリムはグラボなしでも起動はできます。
しかし、グラフィックは最低画質でプレイしなければいけないため、快適ではありません。
MODも導入できないため、スカイリムを深く楽しみたい人はグラボを搭載したPCを選びましょう。
スカイリムのゲーミングPCまとめ
本記事ではスカイリムのゲーミングPCについて紹介しました。
MOD入れて自分だけのスカイリムを楽しみたい人は、RTX 4060以上を搭載したゲーミングPCを選びましょう。
また、4KやENBで高画質でプレイしたい人はRTX 4080前後のPCがおおすすめ。
とりあえずMODを使ってみたいという人は,
GTX 1660 SUPERを搭載したスペックであれば、問題なく遊べます。
スカイリムはMODを入れて自分だけの環境を作る面白さがありますので、スペックに合わせてMODを選んでください。
なお当サイトでは、ほかにもおすすめのゲーミングPCを紹介しているので、あわせて参考にしてください。