妻にYouTube編集をお願いしているマクリンです。
動画編集を円滑にこなすなら、ゲーミングノートPCレベルのグラフィックスを搭載するモデルでないと厳しいものがあります。
ただし、そのクラスになると価格が30万円を超えるものもあり、なかなかおいそれと手が届きません。
その点マウスコンピューターの「DAIV R6-I7G60SR-A」であれば、ゲーミングでも十分通用するGPUを搭載しつつ、手頃な価格(24万円台)におさめています。
CPUはハイエンドのCore i7-13650HXにくわえ、グラフィックスはRTX 4060に16GBメモリ採用と、ゲーミングとしてもエントリーミドル。
フルHDの動画編集をスムーズに行うクリエイターノートPCとしてしっかり使うなら本機がおすすめです。
そんなわけで本記事はDAIV R6-I7G60SR-Aをレビューしていきます。
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DAIV R6-I7G60SR-Aのスペック
マウスコンピューター「DAIV R6-I7G60SR-A」は、16型のクリエイター向けノートPCです。
モバイルは左スライドで全表示
製品名 | 「DAIV R6-I7G60SR-A」 |
---|---|
CPU | Intel Core i7-13650HX |
GPU | GeForce RTX4060 8GB Laptop |
ディスプレイ | 16インチ ノングレア リフレッシュレート 240Hz 液晶ディスプレイ |
ディスプレイ色域 | sRGBカバー率100% (sRGB比100%) |
解像度 | WQXGA(2560 x 1600) |
メモリ | 16GB(8GB x 2)(DDR5-4800) |
ストレージ | 500GB(NVMe Gen4×4) |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(Wi-Fi 6E)、Bluetooth 5 |
端子 | USB 3.2 Gen1(Type-A)x 1 / USB3.2 Gen2(Type-A)x 1 / USB3.2 Gen2(Type-C)x 1 / USB3.2 Gen2(Type-C / DisplayPort Alt Mode)x 1 / HDMI x 1 / ヘッドホン出力・ヘッドセット端子 x 1 |
バッテリー | 約3時間 |
質量 | 約2.37kg |
外観
本体カラーは光沢感あるグレーで、ロゴのみがオンされたシンプルな外観です。
サイズ・重量
サイズは幅361 x 奥行259mmでB4サイズです。
重量は約2.4kgであり、性能をふまえるとそこそこ軽量に仕上がっています。
液晶ディスプレイ・スピーカー
ディスプレイは2560 x 1600ドットの2.5Kと高い解像度で、高い色域と輝度もそなえています。
リフレッシュレートはなんと240Hzに対応し、FPSやレーシングなど、動きの速いゲームにも適しています。
視野角も広く、ノングレア(非光沢)液晶なので映り込みもありません。
ディスプレイの上枠には、Windows Hello顔認証に対応する200万画素のWEBカメラが付いています。
キーボード
キーボードは剛性が高く、配列のクセもない、ふつうに使いやすいものとなっています。
キーピッチは19mm、キーストロークは1.0mm確保され、入力しやすさに配慮しています。
タッチパッドの横幅は約12.1cmであり、作業性は高いです。
インターフェース
DAIV R6-I7G60SR-Aのポート数は一般的ですが、映像出力対応ポートが2つ付いています。
右側面には左からUSB-A(USB3.2 Gen2)とUSB-C(USB3.2 Gen2 / PD対応)があります。
左側面にはUSB-A(USB3.2 Gen1)、ヘッドフォン出力端子があります。
背面にはLANポートとHDMI、電源端子とUSB-C(USB3.2 Gen2 / DisplayPort Alt Mode)が付いています。
DAIV R6-I7G60SR-Aの各種ベンチマーク結果
DAIV R6-I7G60SR-AのSSD・CPU・GPU性能を測るべく、各種ベンチマーク結果を紹介します。
SSD
ストレージにはHDDでなく、読み書きの速いPCIeベースのSSD(1TB)を採用しています。
- HDD(Hard Disk Drive) ディスク型の記録デバイス
- SSD(Solid State Drive) フラッシュメモリ(USBメモリの中身)の大型版
ベンチマークソフト「Crystal Disk Mark」にて、読み込み/書き込み速度を測定したところ、かなり速い値を示していました。
CPU
CPUは第13世代のIntel Core i7プロセッサー(i7-13650HX)、GPUにはGeForce RTX 4060 6GBを搭載しています。
CPU性能を測る「CINEBENCH R20」では6,000以上あり、ゲーム・動画編集もこなせるだけあり、かなり高い値でした。
グラフィックス
GPUは、エントリー〜ミドルのゲーミングノートに使われる「RTX 4060」だけあり、前世代のRTX 3060と比べても優秀なスコア。
クリエイティブ
Adobe Premiere Pro CCにて、11分12秒のフルHD動画を「H264形式・YouTube 1080p フルHDのプリセット」で書き出したところ、約1分8秒でした。
Core i7-13650HXとRTX 4060の組み合わせはそこそこ強力で、スピーディーな書き出しを実現してくれました。
CPU / GPU | 書き出し時間 |
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Core i5-11400H / GTX 1650 | 2分5秒 |
Core i7-11800H / GTX 1650 | 1分57秒 |
Core i7-11370H / RTX 3050 Ti | 1分45秒 |
Core i7-11800H / RTX 3050 | 1分40秒 |
Core i7-11800H / RTX 3060 | 1分24秒 |
Core i7-13620H / RTX 4060 | 1分16秒 |
Core i7-13650HX / RTX 4060(本機) | 1分8秒 |
Core i9-13900H / RTX 4070 | 53秒 |
Core i9-14900HX / RTX 4070 | 51秒 |
ゲームベンチマーク
ゲーミングモデルではありませんが、参考のためゲームのベンチマークスコアを確認してみました。
軽めのドラゴンクエストXでは、最高品質でもなんと2万超えを記録しました。
中程度の「ファイナルファンタジー14 黄金のレガシー」では最高品質でも一番上の「非常に快適」、重めのゲーム「ファイナルファンタジー15」でも最高品質で「とても快適」という評価でした。
DAIV R6-I7G60SR-Aは、性能も抜かりなく、動画編集を快適にこなせるノートPCです。
DAIV R6-I7G60SR-Aレビューまとめ
本記事ではDAIV R6-I7G60SR-Aをレビューしました。
ゲーミングでも十分通用するGPUを搭載しつつ、税込み24万円台におさまるクリエイター向けノートPCです。
第13世代Intel Core i7にくわえ、RTX 4060と16GBメモリ採用で、クリエイター向けにぴったり。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。