妻にYouTube編集をお願いしているマクリンです。
ふだんはMacBook Airで動画編集を行っていますが、スペック不足で編集作業に苦労しています。
ノートPCで映像編集やイラスト作成といったクリエイティブな作業を行おうとすると、それなりの性能が必要です。
しかし、それ相応のクリエイター向けノートPCを揃えるとなると、金額がその分はね上がってしまいます。
ドスパラ(株式会社サードウェーブ)の「GALLERIA RL7C-R46-C5N」は、クリエイターの要求に応える構成でありながら、税込み17万円台におさえたモデルに仕上がっています。
インテル第13世代のCore i7搭載にくわえ、グラフィックスはRTX 4060搭載とスペック面も充実。
より高スペックを望む人にはGALLERIA ZL9C-R47-C7もおすすめです。
そんなわけで本記事はGALLERIA RL7C-R46-C5Nをレビューしていきます。
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GALLERIA RL7C-R46-C5Nのスペック
ドスパラの「GALLERIA RL7C-R46-C5N」は、15.6型のクリエイター向けノートPCです。
製品名 | 「GALLERIA RL7C-R46-C5N」 |
---|---|
CPU | Intel Core i7-13620H |
GPU | GeForce RTX4060 8GB Laptop |
ディスプレイ | 15.6インチ ノングレア リフレッシュレート 165Hz 液晶ディスプレイ |
ディスプレイ色域 | sRGBカバー率95% (sRGB比100%) |
解像度 | WQHD(2560 x 1440) |
メモリ | 16GB(8GB x 2)(DDR5 SO-DIMM) |
ストレージ | 1TB(NVMe Gen4) |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(Wi-Fi 6E)、Bluetooth 5.3 |
端子 | USB 3.2 Gen1(Type-A)x 2 / USB 2.0(Type-A)x 1 / USB3.2 Gen2(Type-C)x 1 / miniDisplayPort 1.4 × 1 / HDMI x 1 / 音声入出力 x 1 / マイク入力 × 1 |
バッテリー | 約6.4時間 |
質量 | 約2.2kg |
外観
本体カラーはメタリックな光沢のあるグレーで、ロゴのみがオンされたシンプルなデザインに仕上がっています。
サイズ・重量
サイズは幅360 x 奥行245mmで、B4サイズよりひと回り小さいものの、15.6型では標準的なサイズです。
230WのACアダプターは約630gと出力なりの重量感ですが、基本的に据え置きで使うことになるので問題ないでしょう。
液晶ディスプレイ・スピーカー
ディスプレイの解像度は2560 x 1440ドットのWQHDと高精細で、クリエイター向けに高い輝度もそなえています。
ノングレア(非光沢)液晶なので映り込みもなく、目にやさしいです。
ディスプレイの上枠には、HD対応WEBカメラが付いています。
キーボード
キーボードは剛性が高く、前モデルで見られた配列のクセもなくなっています。
具体的には、Enterキーが通常のサイズになり、アンダーバー(_)やカッコ閉じ(」)の位置がEnter・Shiftキーの隣に映ったのは大きいです。
キーピッチは19mm、キーストロークは1.4mm確保され、入力しやすさに配慮しています。
タッチパッドの横幅は約11.6cmであり、作業性にすぐれています。
インターフェース
GALLERIA RL7C-R46-C5Nのポートは背面にもあり、バリエーション豊富にそろっています。
ただ欲をいえばGALLERIA ZL9C-R47-C7のように、USB-CがThunderbolt 4もしくはDisplayPortに対応してほしかったところ。
右側面には左からSDカードリーダーとUSB-A x 2(USB 3.2 Gen1)があります。
左側面にはUSB-A(USB 2.0)、マイク入力端子、音声入出力端子があります。
背面にはMini Display PortとUSB-C(USB3.2 Gen2)、HDMIとLANポート、電源端子が付いています。
GALLERIA RL7C-R46-C5Nの各種ベンチマーク結果
GALLERIA RL7C-R46-C5NのSSD・CPU・GPU性能を測るべく、各種ベンチマーク結果を紹介します。
SSD
ストレージにはHDDでなく、読み書きの速いPCIeベースのSSD(1TB)を採用しています。
- HDD(Hard Disk Drive) ディスク型の記録デバイス
- SSD(Solid State Drive) フラッシュメモリ(USBメモリの中身)の大型版
ベンチマークソフト「Crystal Disk Mark」にて、読み込み/書き込み速度を測定したところ、かなり速い値を示していました。
CPU
CPUは第13世代のIntel Coreプロセッサー(i7-13620H)、GPUにはGeForce RTX 4060 8GBを搭載しています。
CPU性能を測る「CINEBENCH R20」では4,000以上あり、動画編集などの作業もこなせるスコアです。
グラフィックス
GPUは、エントリークラスのゲーミングノートにも使われるRTX 4060であり、フルHDの動画編集などは問題なくこなせるスコア。
クリエイティブ
Adobe Premiere Pro CCにて、11分12秒のフルHD動画を「H264形式・YouTube 1080p フルHDのプリセット」で書き出したところ、約1分16秒でした。
レンダリング速度やプレビュー表示も円滑で、滞りなく動画編集できました。
CPU / GPU | 書き出し時間 |
---|---|
Core i5-11400H / GTX 1650 | 2分5秒 |
Core i7-11800H / GTX 1650 | 1分57秒 |
Core i7-11370H / RTX 3050 Ti | 1分45秒 |
Core i7-11800H / RTX 3050 | 1分40秒 |
Core i7-11800H / RTX 3060 | 1分24秒 |
Core i7-13620H / RTX 4060 | 1分16秒 |
Core i9-13900H / RTX 4070 | 53秒 |
Core i9-14900HX / RTX 4070 | 51秒 |
ゲームベンチマーク
ゲーミングモデルではありませんが、参考のためゲームのベンチマークスコアを確認してみました。
軽めのドラゴンクエストXでは、最高品質でもなんと2万超えを記録!
中程度の「ファイナルファンタジー14 黄金のレガシー」では最高品質でも「とても快適」、重めのゲームの「ファイナルファンタジー15」でも「快適」という評価でした。
クリエイティブな業務を支える高性能とシンプルスマートな外観を両立。
GALLERIA RL7C-R46-C5Nは、価格と性能を妥協したくない人におすすめのノートPCです。
GALLERIA RL7C-R46-C5Nレビューまとめ
本記事はGALLERIA RL7C-R46-C5Nをレビューしました。
クリエイターの要求に応える高スペック仕様ながら、17万円台におさえたノートPCです。
第13世代のIntel Core i7搭載にくわえ、RTX40シリーズのGPUと隙のない構成で、あらゆる作業をこなす相棒に最適といえるでしょう。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
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