どうも、PCのデータが吹っ飛びマクリンです。
こんな経験ありませんか?
マクリン
同僚
マクリン
僕もかつてPCの悪質なデータ復旧サービスに騙され、信頼できるデータ復旧業者に泣きつき、窮地から救ってもらった経験があります。
本記事では、悪質なデータ復旧業者を見極めるポイントと、失敗しないデータ復旧業者の選び方を紹介します。
タップできるもくじ
必見!データ復旧業者選びで失敗しがちなポイント
データ復旧業者には、悪質な業者と信頼出来るデータ復旧業者が存在します。いざ依頼しようとしたときに、口コミ・評判や低価格のデータ復旧サービスだからといって信頼してしまうと、取り返しのつかない事態に陥る可能性があります。
ここでは、データ復旧業者選びで失敗しないために、データ復旧業者選びで失敗しがちなポイントを解説します。
依頼したにもかかわらずデータが復旧してもらえなかった
データ復旧業者は日本国内に100社以上存在しますが、業者によってデータ復旧の技術力が大きく異なります。
もし、技術力が低い悪質な業者に相談してしまうと、素人でもできるような簡単なマニュアル作業しか実施できず、データが復旧してもらえない可能性があります。
また、復旧難易度が高いといわれる重度のデータ障害や、物理的な破損による障害の場合はある程度技術力を持つ業者でも復旧できない可能性があります。
重度の障害の場合は最先端の技術力を持つ一握りのデータ復旧業者に限られますので、技術力に信頼がおけるデータ復旧業者に相談することが重要になります。
データを復旧できなかったのに高額な費用が請求された
データ復旧業者の料金形態は、サービスによって大きく異なります。
データ復旧できたとしてもできなかったとしても、データ復旧業者は作業費や人件費などがかかるため、費用が請求されてもおかしくありません。
しかし、データ復旧の可否によって金額が変わらない業者は、たとえデータ復旧できる見込みがなくても依頼を引き受け、費用を請求してくる悪質な業者の可能性があります。
何社かに初期診断した結果状態が悪化したといわれた
データ復旧業者の初期診断作業はHDDを開封して原因を特定するため、その過程で内部の部品に傷がついたり、ごみやほこりが混入して機器の状態が悪化する可能性があります。
初期診断を受けるときは、無料で実施している業者の中で一番技術力の高い業者に相談して診断してもらうことをおすすめします。
格安業者の値上げ・作業後の追加料金
データ復旧を依頼するうえで悪質な業者からの被害が一番多いのは、格安業者の値上げ・作業後の追加料金による高額請求の問題です。
一見安価に提示している料金を、復旧作業後に値上げされる・追加料金が発生するような悪徳手法がリ移用されているケースもあるため、十分に注意する必要があります。
格安業者の値上げ・作業後の追加料金の対策としては、初期診断の段階で確定版の見積がもらえる業者に相談することです。
焦ってデータ復旧作業を依頼するのではなく、費用が確定する段階やキャンセルができるタイミングを確認しておきましょう。
前払いした金額を返金できないといわれた
データ復旧業者の中には、データ復旧作業を実施する前に前払いで費用を請求される業者があります。
基本的には、前払いで支払った費用はデータ復旧の可否にかかわらず返金されないケースが多いです。
預けた機器のデータが見られた・情報漏洩された・悪用された
データ復旧業者にデータ復旧サービスを依頼する場合は、預けた機器のデータを確認しながら復旧作業を行うケースが多いです。
誰かに見られたくない・社外秘で公開できないようなデータを復旧する場合は、データの内容を確認せずとも復旧対応可能な技術力の高い業者に相談してデータ復旧してもらう必要があります。
また、セキュリティ認証を持たない業者や信用をおけないような業者は、保存しているデータの情報漏えいやデータの悪用をされる可能性があります。
被害が発生してからでは取り返しがつかない結果になってしまうため、国内外のセキュリティ認証を取得しているような信頼できる業者に相談しましょう。
データ復旧業者には悪質なサービスを展開する業者もいる
データ復旧業者の中には、実際に被害に遭われている方も多いように、悪質なサービスを展開する業者も存在します。
全てのデータ復旧業者が悪質なわけではない
悪質なサービスを展開する業者が存在するといっても、すべてのデータ復旧業者が悪質な業者かと言われればそうでもありません。
中には日々データ復旧技術の研究開発を行い、大切なデータを復旧することに真剣に取り組んでいる、信頼できるデータ復旧業者も存在します。
悪質な業者による多くの被害を少しでも抑えるためには、サービスの利用者が慎重にデータ復旧業者を選ぶことが重要になります。
信頼できるデータ復旧業者を見極めることが重要
悪質なデータ復旧業者と、信頼できるデータ復旧業者を見極めることは重要ですが、データ復旧サービスを利用したことがないと、何の基準で判断していいかわからないのではないでしょうか。
データ復旧業者を選ぶときには以下のポイントを参考にして業者を選ぶことをおすすめします。
HPから悪質なデータ復旧業者を見分ける3つのポイント
マクリンが紹介する「HPから悪質なデータ復旧業者を見分ける3つのポイント」は以下です。
①復旧率・復旧実績・復旧設備・セキュリティなどを公開していない業者は怪しい
データ復旧業者は業者によって公開情報が多い業者と、最低限の情報しか公開していないような怪しい業者が存在します。
データ復旧サービスのHPを確認したうえで以下のような情報が公開されている業者は利用者からみて透明性が高く、信用してデータ復旧を依頼することができます。
- データ復旧率(復旧率〇%)
- データ復旧実績(実績〇件)
- 復旧設備(自社ラボ・クリーンルーム)
- セキュリティ(ISO27001・Pマーク)
データ復旧率については以下の記事で紹介していますので是非参考にしてください。
②データ復旧費用が一律・完全成功報酬制の業者は怪しい
通常データ復旧業者の依頼は同じ機器でも発生している障害が異なるため、その危機からのデータ復旧に必要な作業に合わせたデータ復旧料金が提示される「成功報酬制」を提示している業者が多いです。
しかし、中にはデータ復旧費用が一律料金制(固定料金)・完全成功報酬制(データが復旧できなければ0円)の業者も存在します。
これらの料金形態をとっている業者は、安価に見せかけて追加料金を請求してくることや、少しでもデータを取り出せたら成功報酬が発生するなそ、悪質なデータ復旧業者である可能性があります。
データ復旧業者の料金形態については以下の記事でも解説していますので、是非参考にしてください。
③初期診断が有料の業者は怪しい
データ復旧業者の中でも、初期診断を無料で対応してもらえる業者もあれば、有料でオプションとして実施しているケースもあります。
初期診断を有料で行っている業者は、データ復旧の技術が乏しく、その分の売り上げ補填のために初期診断料金を徴収している可能性があります。
初期診断は無料で対応してもらえるような良心的な業者に相談するようにしてください。
悪質なデータ復旧業者を避けるためのデータ復旧業者を選ぶポイント
データ復旧業者選びで確実にいえるのは「一発目の業者選びですべてが決まる」ということです。
データ復旧業者を選ぶ際は、このようなポイントで選ぶようにしましょう。
復旧率が高い(公表している)
データ復旧の際に最も重要なのは、高い復旧率をほこる業者を選ぶことです。
たとえば復旧率が85%以上という数字は、その業者の技術力が高水準であることの証しです。
データ復旧は「壊れた機器からデータを取り出す」作業なので、一度のミスが命取りになることもあります。
1社目の業者で失敗し、2社目に再依頼することになれば、余計な費用や労力がかかってしまうだけでなく、取り出せたはずのデータも失いかねません。
「最初からこっちの業者に依頼していれば、データを取り戻せていたかもしれないのに……」と後悔しないためにも、1社目で確実に復旧してもらうことが、とても大事なのです。
復旧実績が豊富
データ復旧を依頼するときは実績豊富な業者選びが重要です。
実績豊富な業者ほど、多くの機器や問題に対処してきた経験を持ち、どんなトラブルでも臨機応変に対応できる可能性が高いです。
例えば病院では、あらゆる病気に対応することで最適な治療法を確立していますよね。
じつは実績豊富なデータ復旧業者も同じで、数々のトラブルに日々対応しながらデータ復旧の技術力を磨いているので、実績豊富な業者ほど他社で復旧できない機器でも対応できることがあるわけです。
以下は、実績豊富なデータ復旧業者を選ぶポイントです。
- 具体的な復旧実績が掲載されている
- 復旧率が明記されている
- 他社で復旧できなかった案件も復旧している
- 長年営業している
- 大企業や官公庁からの依頼実績がある
初期費用がオトク(無料)
データ復旧は取り出したいデータ量や故障の程度によって、思いがけない高額な費用を請求されるケースもあります。
そのため、できるかぎりコストを抑えるために初期費用が無料または低コストである業者を選ぶことが重要です。
価格面で安心でき、料金体系の透明性が高い業者の特徴は以下のとおりです。
- 初期費用が無料または低コストである
- 見積もり費用が明確に提示されている
- 追加料金が発生する場合は、事前に説明がある
予期しない追加料金が発生するリスクも低く抑えられるので、おすすめです。
電話と対面での説明が分かりやすい・対応が親切
データ復旧業者を選ぶとき、技術力だけでなく説明力も大切です。
データ復旧は最先端の技術を駆使する専門作業なので、広範囲にわたる知識が必要です。
その点、復旧の見通しをしっかりと説明してくれる業者は、経験に基づいた正確な初期診断を行っているか、過去に復旧に成功したケースを参照している可能性が高いので、信頼されやすいです。
説明力の高い業者の特徴として、以下の点があげられます。
- 専門用語を避け、簡潔な言葉で説明してくれるか
- 質問に対して丁寧でわかりやすい回答をしてくれるか
- 復旧にかかる時間、費用、成功の可能性を明確に伝えてくれるか
おすすめのデータ復旧業者
以下のデータ復旧業者を選ぶポイントから、今回マクリンが選出したおすすめのデータ復旧業者を紹介します。
今回選定された、技術力が高くて信頼できるデータ復旧サービスは、デジタルデータリカバリーです。
デジタルデータリカバリー
デジタルデータリカバリーは、14年連続国内売上No.1の国内最大級のデータ復旧・復元業者で、復旧率最高値95.2%と高い復旧率を誇るデータ復旧業者です。
過去の相談件数41万件超と、業界でも最高クラスの実績があります。
また、復旧スピードも非常に速く、最短当日かつ約80%が48時間以内に復旧されるというのも大きな魅力です。
料金体系は成功報酬制が採用され、相談・見積もりも無料で行えるため、まずは最大手のデジタルデータリカバリーに相談するのがよいでしょう。
SNS上でも、実際に利用して復旧できたユーザーの声が多く、信頼できるサービスであることが分かります。
データ復旧業者を探している方はまずデジタルデータリカバリーに相談してみることをおすすめします。
悪質業者の被害に遭った場合の対策
ここでは、もしデータ復旧業者に相談した時に悪質業者の被害に遭ってしまった場合の対策を紹介します。
国民生活センター・消費者生活センターに相談
悪質業者の被害に遭ってしまった場合に相談したい時は、国民生活センターや消費者生活センターに相談してみてください。
- ハードディスクの個人情報が流出した可能性
- WEB広告と実際のデータ復旧サービスの内容が異なる
- サービス利用後にハードディスクの故障が悪化し、返金されない
国民生活センターは国が運営し、消費者生活センターは地方自治体が運営しているため、公的機関からのサポートを受けることができます。
188に電話するだけで総合窓口に繋がり、国民生活センターは土日祝日も利用可能ですので、以下から相談してみてください。
警察(9110番)に相談
悪質業者の被害に遭ってしまった場合は、警察に相談しても対応してもらえる可能性があります。
警察は国民生活センターや消費者生活センターと協力し、悪徳商法や詐欺などのトラブル対応や業者の取り締まりをおこなっています。
警察に相談する際は、緊急ではない消費者トラブルについては「#9110」を利用してください。
日本司法支援センター(法テラス)に相談
悪質業者の被害に遭ってしまった場合は、公的機関である「日本司法支援センター(法テラス)」に相談吸うことも可能です。
日本司法支援センター(法テラス)では、法律関係のトラブル相談に対応し、以下のサービスを提供しています。
- データ復旧トラブルに関する情報提供
- 消費者トラブルに適した機関や弁護士の紹介
- 損害を軽減するための制度利用の支援
さらに、法テラスは全国に相談事務所があり、メールや電話での相談も受け付けています。
これにより、近くに弁護士事務所がない地域に住む方でも、データ復旧に関する消費者トラブルを相談することができます。
まとめ
本記事では、悪質なデータ復旧業者を見極めるポイントと、失敗しないデータ復旧業者の選び方を紹介しました。
悪質なデータ復旧業者の罠に騙されてしまうと、不要な費用や時間などのコストがかかってくるため、確実に避けることが重要になります。
データ復旧業者を選ぶ際には、HPなどを見たうえで、技術力が高く手信頼できるデータ復旧業者に相談してください。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
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