評価:4.5
HDDのデータが吹っ飛びがちなマクリンです。
そういうときはプロの手を借りようとデータ復旧サービスを調べるも、業者がズラッと出てきます。
そこで本記事では、データ復旧専門業者のなかで14年連続データ復旧国内売上No.1かつ最大手「デジタルデータリカバリー(DDR)」について調べてみました。
タップできるもくじ
デジタルデータリカバリーのサービスを徹底調査
デジタルデータリカバリーのサービスについて調査しました。
14年連続国内売上No.1の最大手サービス
デジタルデータリカバリーはデータ復旧専門業者において14年連続国内売上No.1を謳い、データ復旧業界のなかではトップといえるでしょう。
過去の相談件数も41万件と非常に多く、最大手だけあり、難易度の高い復旧作業にも対応しています。
また「他社不可」といって、他のデータ復旧業者では復旧できなかったデータでもデジタルデータリカバリーなら復旧できたという実績が数多くあるようです。
実績や料金、対応メディアなど
公式サイトに書かれている実績・料金・対応メディアなど、サービスの詳細をまとめてみました。
項目 | デジタルデータリカバリー |
---|---|
営業時間 | 年中無休 24時間電話受付 |
持込・宅配・出張 | 持込・宅配・出張可能 復旧ラボの見学もOK |
初期診断 | 無料 最短5分 |
配送料 | 無料 |
実績 |
|
設備 | クリーンルーム(クラス100) ドナー用HDD 7,000台以上を保有 |
料金システム | 個別プラン制 |
セキュリティ認証 | ISO27001/ISMS Pマーク |
運営会社 | デジタルデータソリューション株式会社 |
従業員数 | 200名(エンジニア40名以上) |
簡単な復旧作業から、他社では断られてしまうような超高難易度の依頼まで対応しているので、1件1件の作業内容にあわせて見積もりを出す「個別プラン制」の料金システムを採用しています。
8つの無料サービスで安心できる
デジタルデータリカバリーには「8つの無料サービス」という特典があります。
- データ復旧の専門スタッフによる電話相談が無料
- 経験豊富なエンジニアによる正確な初期診断が無料
- 機器の分解・HDDの取り出しが無料
- 復旧データのバックアップ費用が無料
- 納品用バックアップHDDのレンタル料が無料
- 全国どこでも納品送料が無料
- データ復旧に必要な部品が無料
- 全国どこでも無料出張(法人様限定)
こういった細かい費用も積み重なるとバカにできないので、すべて無料になるのはありがたいです。
データ復旧はとくに、エンジニアの初期診断を受けてから復旧可否や費用見積もりが分かるので、依頼前の初期費用がかからないのは親切だと思います。
国際空港レベルのセキュリティ
デジタルデータリカバリーでは、Pマークや情報セキュリティに対する国際規格のISO27001/ISMS認証も取得済みですが、機密情報を取り扱う関係上、セキュリティ対策が徹底されています。
復旧ラボの見学のために来場されるお客様だけでなく、働いている従業員に対しても、金属ゲートの通過・ハンディ型探知機による持ち物チェックおよび、外部委託の警備員が不審物の持ち込みを防止しています。
このように入退室時には国際空港レベルの持ち物チェックを義務付けています。
法人・官公庁対応実績もある
デジタルデータリカバリーは法人・官公庁の対応実績も豊富です。
公式サイトによると、機器の診断前に機密保持誓約書を必ず発行しているとのことです。
指定の書類等がある場合でも柔軟に対応できるようです。
法人や官公庁では数多くの機密情報を扱っていると思われますので、機密情報の取り扱いがしっかりしているデータ復旧業者を選ぶことで、情報漏えいのリスクを避けることが可能です。
24時間365日いつでも相談できる
デジタルデータリカバリーでは、データ復旧の相談が24時間365日いつでも可能です。
他社では祝日や土日は相談不可だったり、早朝・深夜は相談対応していないところもありますが、365日いつでも相談できることに加え、予約後の機器持ち込みが朝9:30~夜20:30まで可能です。
公式サイトには「最短で当日中に復旧可能です。お急ぎのお客様は、お問い合わせ後、東京六本木にあるオフィスにお持ち込みください」という記載もあります。
機器の持ち込みの時間帯は柔軟に対応してくれるとのことなので、まずは相談してみましょう。
デジタルデータリカバリーの口コミ・評判
デジタルデータリカバリーを実際に利用した人の口コミや評判を調べてみました。
良い口コミ
復旧依頼をしていたHDDデータを受け取りに行きまして、
無事復旧されたデータを受け取る事が出来ました。
ダメだった場合はアレやコレや入れ直す手間で休日いくつ潰れんのさってトコでしたので助かりました。
デジタルデータリカバリー様ありがとうございました。— ヤマモト (@yamamoto16) May 30, 2020
対応もとても丁寧で、もしまたピンチが訪れたらこちらのデジタルデータリカバリーを利用したい。https://t.co/VdIxFRJC4R
…じゃなくて、ちゃんと細めにバックアップとってピンチが訪れないようにしたい。
— 今井大輔 (@dice_k_imai) March 6, 2020
自分の場合はドスパラとかパソコン工房持ち込み、デスクならパーツ購入の事もあるかなという感じです。
データの復元ならデジタルデータリカバリーですね、https://t.co/9VrFHyGKVW
— 柚季 (@Jay7Hh) April 23, 2024
「デジタルデータリカバリー」に相談してみては?自分は4TBで40万かかりましたが、データはほぼ完全に救出されました
— とら吉53世@兼業審神者Lv.234 (@m9torachi) February 28, 2024
良い口コミでは「データが無事復旧できた」「対応が丁寧だった」というものが多く見られました。
実際にメーカーでもダメだったデータを復旧できた、という事例もHPに載っていました。
悪い口コミ
「料金設定が分かりづらかった」という口コミがありました。
以前デジタルデータリカバリーでハンディカムのデータが入ったSDを復旧して貰いました。
最速で料金高め、作業時間長くて料金安め、と2パターンの見積もり出してくれました。
けっこうなお値段でしたがちゃんと復旧して貰えました。(相場が分からないこで、この会社が高いか安いかはわかりませんが)— さくらもち (@sakuramochi_999) December 15, 2022
デジタルデータリカバリーは、各故障内容にあわせて見積もりを出す個別プラン制を採用しているので、実際に依頼する際は事前の見積もりについてしっかり確認しましょう。
デジタルデータリカバリーで復旧可能な機器・障害例
デジタルデータリカバリーでデータ復旧可能な機器や障害例は以下のとおりです。
復旧可能な機器の種類
デジタルデータリカバリーの公式サイトによると、復旧可能な機器の種類は以下のとおりです。
- 外付けHDD
- SSD
- デスクトップパソコン
- ノートパソコン
- レコーダー
- サーバー(RAID対応)
- USBメモリ
- SDカード・microSDカード・CFカード
- スマートフォン
- ビデオカメラ
- その他(CD・フロッピーディスク、ドライブレコーダー、ドローンなど)
なお、各機器の全てのメーカーに対応しているようです。
復旧対応している障害
デジタルデータリカバリーで復旧対応している障害は以下のとおりです。
- 論理障害(データ破損、ファイルシステム破損、データ削除・初期化・上書き)
- 物理障害(機器の落下、水没、経年劣化などで破損した機器、ファームウェアが破損した機器)
- その他(BitLockerなど暗号化されたデータの復旧など)
以上の症状のうち、物理障害と深刻な論理障害はデータ復旧ツールやパソコンの修復機能では直せません。
しかし「データが認識できない」「読み込めない」「エラーメッセージが表示される」といった症状などは、論理障害と物理障害に共通する症状のため、見分けることが難しいです。
HDDに物理障害が発生したときのみ「カチカチ」「ジー」といった異音や焦げたような異臭がすることがありますが、極めて重度の障害であることが多いようです。
この場合、解決するには専門的な処置が必要になります。
放置すると障害が進行し、データが消えるおそれがあるため、データ復旧業者まで早めに相談しましょう。
デジタルデータリカバリーはこんな人におすすめ
以上をふまえると、デジタルデータリカバリーはこんな人におすすめです。
- なにがなんでも復旧したい重要なデータがある
- 初めてでどうやってデータ復旧サービスを選んだらいいか分からない
- 会社のデータやサーバーの復旧のため、丁寧に対応してほしい
- 急ぎで必要なデータなので迅速に対応してほしい
デジタルデータリカバリーは技術力の高さや対応してもらえる機器・症状の幅の広さ、信頼性の高さなどが大きなポイントです。
「データを確実に救出したい」という人は、まずデジタルデータリカバリーに相談してみるといいと思います。
デジタルデータリカバリーに関するよくある質問
デジタルデータリカバリーに関するよくある質問をまとめました。
即日対応はできる?
最短即日、依頼の8割は48時間以内に復旧しているそうです。
デジタルデータリカバリーでは、24時間365日受付を行っているので、困ったときにすぐに連絡できるのはありがたいです。
また、設備規模が大きく、エンジニアの人数も多いので、大量の依頼が来ても対応できるキャパシティがあるのでしょう。
「悪質」といわれてるが本当?
ここは実際に利用して判断する必要があると思いますが、悪質といわれる理由は「データ復旧サービスのなじみの薄さ」もあると思います。
データ復旧は実際に作業してみないと分からないものではありますが、復旧できなかった場合、どうしてもマイナスな印象になってしまいます。
公式サイトを見てみると、復旧率の算出方法や過去の復旧実績、実際に利用した人の声などの情報もきちんと公開されているので、むしろ誠実な印象です。
そこまで心配せず、一度相談してみてからの判断でも良いのではないでしょうか。
依頼後でもキャンセルできる?
デジタルデータリカバリーでは、事前に機器の状態を無料で診断して見積もりを出してくれるので、見積もりを出してもらってからキャンセルすることが可能です。
ただし、正式な依頼後はキャンセルできないので注意しましょう。
データ復旧サービスでは、どの業者でも基本的にキャンセルできないので、見積もり時に依頼するかどうかしっかり考えて決めましょう。
まとめ
本記事ではデジタルデータリカバリーについて調査しました。
実績が圧倒的に多く、復旧率の高さも考えると、データが消えてしまった場合にはデジタルデータリカバリーに相談してみるのがいいと思います。
料金や復旧時間は、機器の状態に合わせた個別プランになるので、まずは無料で診断を受けてから考えれば問題ありません。
技術の信頼できるデータ復旧業者を探しているのであれば、デジタルデータリカバリーへの依頼をおすすめします。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
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