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「うっかり保存せずにExcelを閉じてしまった」「誤ってExcelデータを上書きをしてしまった」といったトラブルに遭遇し困った経験はありませんか?
苦労して作成したデータが消えてしまったとしても、適切な対応をとることができればデータを復元できる可能性は十分にあります。
しかし、上書きなど誤った操作を行うと、最悪の場合2度とデータを復元できなくなってしまう恐れがあるため注意しましょう。
この記事では、Excelデータのおすすめ復旧方法を紹介していきます。
タップできるもくじ
Excelのデータを復元できる可能性がある例
Excelを使用していると、誤操作による削除や上書きをしてしまうことがありますが、場合によっては復元できるケースもあります。
以下のような場合、個人の作業でExcelのデータを復元できる可能性があります。
- 保存する前にアプリケーションを閉じた
- 誤って上書き保存をしてしまった
- ファイルが破損した
ただし、個人で作業を行うと誤って再度上書きしてしまい、復元がさらに難しくなる恐れもあるため、確実にデータを取り戻したい方はデータ復旧業者に依頼しましょう。
Excelの機能を使った復元方法
Excelの機能を使った復元方法は主に以下の5つです。
新規データを保存し忘れた場合の復元方法
一度も保存したことがない新規データを保存せずに閉じてしまった場合のデータ復元方法は以下の通りです。
保存せずに閉じてしまったExcelファイルが複数存在する場合は、作成日時などを参考にして、自分が探しているファイルを判断しましょう。
作業中に強制終了、誤って上書き保存をし忘れた場合の復元方法
Excelの作業中に強制終了、誤って上書き保存をし忘れた場合の復元方法は以下の通りです。
ただし、この復元方法を利用するためには、事前に自動保存を有効にしておく必要があるため注意しましょう。
ファイルが破損した場合の復元方法
Excelファイル以下のような症状がみられる場合、ファイルが破損している可能性があります。
- ファイルを開く時に「ファイルが破損しているため開くことができません」と表示される
- エクセルファイルの拡張子を.xlsまたは.xlsxから開けないものに変更した
- Excelファイルに保存されているデータが文字化けになった
- ファイルの内容が消失したり、ファイルが空白のファイルになった
- ファイルサイズが0バイトになっっている
ファイルが破損した場合の復元方法は以下の通りです。
誤った操作をすると最悪の場合2度とデータを取り出せなくなることがあるため、確実にデータを復元したい方はデータ復旧業者に依頼しましょう。
誤って上書き保存をしてしまった場合の復元方法
誤って上書き保存をしてしまった場合、バージョンの管理機能を使用することで復元できるケースがあります。
ただし、バージョンの管理機能を使った復元方法はExcel 2010以降のバージョンでのみ使用できます。
それ以前のバージョンの時は使用できないため、他の方法を試すかデータ復旧業者に依頼しましょう。
Web経由で入手したファイルが破損している場合の復元方法
Web経由で入手したファイルが破損している場合、下記の方法で解消できるケースがあります。
ただし、データの発信元が不明な場合ウイルスに感染してしまう恐れがあるため、発信元が信用できる場合のみ行いましょう。
Excelの機能以外の復元方法
Excelの機能以外の復元方法は以下の通りです。
Windowsの以前のバージョンに戻す機能を使う
Windowsにはファイルを誤って上書きしてしまったり、削除してしまったりしたときに復元するための「以前のバージョンの復元」という機能が搭載されています。
ただし、この機能はバックアップ設定があらかじめ有効になっていないと使用できないため注意しましょう。
ゴミ箱の中から復元する
PC上で削除したファイルはゴミ箱に送られます。
デスクトップ画面左上にあるアイコンからゴミ箱を開き、その中に必要なファイルがあれば右クリックで元に戻すを選択、またはドラッグ&ドロップでデスクトップ上に移動しましょう。
ただし、下記のような場合はゴミ箱からもファイルが無くなるので注意が必要です。
- ファイルが消えた後にゴミ箱を空にした
- ファイルを選択した状態でShift+Deleteボタンを押した
- ゴミ箱の容量よりも大きいサイズのデータを削除した
- ゴミ箱が一定期間過ぎたデータを削除する設定にしていた
- 削除したファイルがゴミ箱を通さず直接削除される設定になっている
比較的最近削除したファイルであれば、まだゴミ箱に残っている可能性が高いため、一度ゴミ箱を開いて確認してみましょう。
復元ソフトを使用する
復元ソフトとは、軽度の論理障害で消えたデータを復元できるソフトで、インターネットから簡単にダウンロードすることができます。
ただし、使用するソフトごとに操作手順は異なるため、中には誤操作によりデータを上書きしたり、完全に削除してしまうなど、状態を悪化させてしまったケースがあります。
またそれだけでなく、重度の論理障害には対応できなかったり、ソフトの使用による負荷で機器の障害を悪化させてしまうこともあるため注意しましょう。
確実にデータを取り出したい場合は、まずは専門のデータ復旧業者に相談・依頼するようにしましょう。
データ復旧業者に依頼する
上記で述べた作業でExcelファイルを復元できない方や、重要なデータをより確実に復元したいという方には、データ復旧業者への依頼をおすすめします。
データ復旧業者とは、HDDやUSBメモリなど、障害が発生した記憶媒体からのデータ復旧を専門としている業者です。
メーカーや修理業者に依頼すると、機器内のデータは全て消えてしまいますが、データ復旧業者であれば高確率でデータを取り出すことができます。
また、標準搭載ツールや復元ソフトでは対応できないケースでも復旧が可能な場合もあるため、復旧業者への依頼は最もおすすめできる方法です。
診断~見積もりまで無料で行っている業者もあるため、まずは無料相談を受け付けているデータ復旧業者へ問い合わせてみましょう。
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おすすめのデータ復旧業者
専門のデータ復旧業者は国内に100社以上存在しています。
本章では、中でも選りすぐりの1社を紹介します。
選定基準は以下のとおりです。
- クリーンルームなどの設備が整っているか
- セキュリティ管理が徹底されているか
- 高い技術力・実績があるか
それでは、くわしく見ていきましょう。
今回紹介するおすすめの業者はデジタルデータリカバリーです。
デジタルデータリカバリーは、14年連続国内売上No.1の国内最大級のデータ復旧・復元業者です。
復旧率も95.2%と業界最高水準をほこり、外付けHDDの復旧実績も多数あるため、技術力は申し分ないといえます。
また、復旧スピードも非常に速く、最短当日かつ約80%が48時間以内に復旧されるというのも大きな魅力です。
相談・見積もりも無料で行えるため、まずは最大手のデジタルデータリカバリーへ相談するのがよいでしょう。
SNS上でも、実際に利用して復旧できたユーザーの声が多く、信頼できるサービスであることが分かります。
復旧依頼をしていたHDDデータを受け取りに行きまして、
無事復旧されたデータを受け取る事が出来ました。
ダメだった場合はアレやコレや入れ直す手間で休日いくつ潰れんのさってトコでしたので助かりました。
デジタルデータリカバリー様ありがとうございました。
— ヤマモト (@yamamoto16) May 30, 2020
デジタルデータリカバリー(@DDR_Japan)さんにお願いして突然壊れたUSB内のデータ復旧してもらいました…………!!!!
おかえり原稿…………!!!!
(原稿は今書いてるやつなので写せないけど ※写ってるのはセリフ起こししたやつと前作の原稿) pic.twitter.com/she69CT2Zc
— みー。*あいくるし。@7/7新刊 (@youme_neko) April 23, 2020
デジタルデータリカバリーさん(@DDR_Japan )に10年以上のデータ復旧してもらえたよ😂大切な思い出だったので嬉しい! pic.twitter.com/d03MMf9Ddx
— もか/うた@一週間分のリプしてる (@tarotantora2) April 8, 2020
対応もとても丁寧で、もしまたピンチが訪れたらこちらのデジタルデータリカバリーを利用したい。https://t.co/VdIxFRJC4R
…じゃなくて、ちゃんと細めにバックアップとってピンチが訪れないようにしたい。
— 今井大輔「パッカ」1巻発売中 (@dice_k_imai) March 6, 2020
まとめ
今回は、削除・上書きしたExcelデータの復旧方法を紹介しました。
大切なExcelデータが消えてしまったとしても、適切な対応をとることができればデータを復元できる可能性は十分にあります。
しかし、不用意な操作で再度上書きなどしてしまうと最悪の場合データが完全に消えてしまう恐れがあるため注意が必要です。
確実にデータを復旧したい方は専門のデータ復旧業者に相談・依頼しましょう。
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