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HDDが故障してしまった場合には、HDDだけでなく内部に保存しているデータも故障してしまう危険性があります。
HDDであれば故障してしまっても新しいものに交換が可能ですが、保存しているデータは唯一無二のため、優先して取り出す必要があります。
本記事では、HDDの故障する原因と修理・修復する方法を解説します。
自力で対処できなかった時のために、おすすめのデータ復旧業者も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri・合同会社レイテラス代表取締役。プロフィール詳細／レビューガイドライン・理念
HDD（ハードディスク）とは？
HDD（ハードディスク）とは、データを保存するための機器で、種類も内蔵HDD・外付けHDD・ポータブルHDDなど多くあります。
仕事で使用しているファイルを保存していたり、保存用として思い出の写真や動画を保存している方が多いと思います。
しかし、HDDは消耗品で耐久年数が長くても3年～5年と長くはありませんので、経年劣化によりHDDが破損したり、不具合が起きたりします。
HDDが破損してしまうと、保存されているデータが二度と戻ってこない可能性も十分にある点には注意する必要があります。
HDD修理とデータ復旧の違いとは？
HDDが故障したとき、どこの業者にお願いすればいいのでしょうか。
HDDを修理や修復する目的によって依頼する業者が変わりますが、以下のどちらかに依頼します。
詳しく見ていきましょう。
故障したHDDを動作する状態に戻す「修理業者・メーカー」
パソコンや電気機器の動作に不具合が出た場合「修理業者」に依頼するのが一般的です。
しかし、HDDが故障した際に「修理業者」に依頼すると「保存している大切なデータ」が消失してしまう可能性はあります。
というのも、修理業者は機器やデバイスを「動作する」状態にすることを目的としており、HDDを修理する過程で初期化、フォーマット、部品の交換を行うためデータが消えてしまう可能性があるためです。
そこで、HDD内部に保存してあるデータを取り出したい方は「データ復旧業者」に依頼します。
HDD・SSDのデータを救出する「データ復旧業者」
HDDやSSDのデータが消えてしまった際は「データ復旧業者」に依頼します。
データ復旧業者とは、HDDやSSDなどの記憶メディアの消えたデータを復旧する、高い復旧技術を持つ業者です。
機器の修理とデータ復旧は全く別物ですので、「HDDのデータが必要なのか」「HDDを動く状態にしたいのか」を判断して依頼するようにしましょう。
HDDを修理・修復するときの原因
突然HDDが故障してしまうと、HDDが認識されないだけでなく、保存しているデータにもアクセスできなくなってしまいます。
HDDを修理・修復するときの原因は大きく以下の3つに分けられます。
筐体不良
PC内の記憶メディア（HDD/SSDなど）に異常はないものの、PCや周辺機器が破損していることで、記憶メディアが作動しない状態を「筐体不良」といいます。
筐体不良の症状例は以下の通りです。
- PCのACアダプターが破損している
- モニター、ディスプレイが破損している
- ケーブルが断線している
この場合、比較的にデータが復旧する可能性が高いですが、通電や操作を続けていると、記憶メディアに物理的な障害を及ぼし、復旧が難しくなることもあるため注意しましょう。
論理障害
誤操作によるデータの消去や、フォーマットによってデータやフォルダの構成に問題が生じている状態を「論理障害」といいます。
論理障害が発生する原因と症状は以下の通りです。
- フォーマットが要求される
- OSが起動しない、または頻繁にフリーズする
- 勝手にファイル名が変わる
- ブルースクリーンが表示される
- ファイルやフォルダが開けない
論理障害は分かりづらいため、発覚が遅れがちになってしまいます。
軽度の論理障害であれば自力で復旧できることもありますが、発覚したときには既に重度論理障害なっていることがほとんどです。
論理障害が発生しているHDDに操作を続けると、データが上書き・フォーマットされてしまう危険があるので、確実にデータを取り出したい人はデータ復旧業者に依頼しましょう。
物理障害
物理障害とは、HDDを落としたなどの物理的な衝撃が加わったり、経年劣化によって故障している状態を指します。
物理障害が発生する原因と症状は以下のとおりです。
- 水没や落雷によるショート
- 落下などの強い衝撃が加わった
- 経年劣化による部品に不具合がおきている
- 異音や異臭がする
- BIOSがHDDを認識されない
- フォーマットが促される
- OSが起動しない
- 頻繁にフリーズや再起動する
- エラーメッセージが表示される
物理障害が発生している場合、自力での復旧やデータ復元はほとんど不可能です。
また、物理障害を放置したまま使用し続けると障害が進行し「磁気ヘッド障害」など問題が発展する危険があり、「重度物理障害」に分類され、症状が悪化すると二度とデータが取り出せなくなってしまう可能性があります。
取り返しがつかなくなる前に使用をやめ、個人でむやみな対処を行わず専門業者に依頼しましょう。
HDDの故障が考えられる場合にまず確認すること
HDDが故障したからといって、むやみに作業してしまうと状態が悪化してしまう危険があります。
HDDが故障している可能性がある場合には、まず以下の項目を確認しましょう。
電源ケーブルの接続を確認する
HDDの故障が疑われる場合、まず最初に電源ケーブルがしっかりと接続されているかを確認しましょう。
電源ケーブル画正常に機能していない場合には、HDDやPCに異常が発生していなくても起動できません。
電源ケーブル画正常に接続されているにもかかわらず、HDDが認識しなかったりPCが立ち上がらない場合には、HDDが故障している可能性が高くなるため、早急にデータ復旧業者に依頼しましょう。
バックアップが取れているか確認する
HDDが故障している可能性がある場合には、HDDに保存しているデータのバックアップが残っていないか確認しましょう。
バックアップが保存されている場合には、保存しているデータを取り出す必要がないため、HDDの修理作業をしましょう。
ただし、HDDの修理作業は保存しているデータを初期化してしまうため、データのバックアップがない場合には、まず最初にデータを取り出す必要があります。
バックアップがない場合には、技術力の高いデータ復旧の専門業者に依頼しましょう。
HDD故障時の代表的な症状
HDDが故障した時に、症状が重度の時は自己修復・修理できないことがあります。
重度の症状に自力で対処しようとすると、症状が悪化し、完全に修復・修理できない状態になってしまうかもしれません。
HDDが故障したときの代表的な症状は以下のようなものがあります。
頻繁にフリーズが起こり、パソコンの動作が不安定になる
HDDに異常が発生していると、データの読み書きや起動のタイミングで頻繁にフリーズが発生してしまうことが考えられます。
この症状が発生していると、自力で修復・修理している最中にPCが不安定になり、誤った対処をしてしまう可能性が高くなります。
頻繁にフリーズが発生したり、パソコンの動作が不安定な場合には、自力での対処は控え、データ復旧業者に依頼しましょう。
異音や異臭がする
HDDから異音や異臭が発生している場合には、HDDに重度の物理障害が発生しています。
物理障害はHDD内部の部品に障害が起きているため、HDDを開封して作業する必要があるため、クリーンルームなどの専門設備があるデータ復旧業者に依頼しなければいけません。
自力で対処してしまうと、復旧できないにもかかわらず障害が悪化し、最悪の場合にはデータ復旧業者であっても復旧できなくなるので、自力で作業せずに早急にデータ復旧業者に依頼しましょう。
エラーメッセージが表示される
HDDに異常が発生していると、エラーメッセージが発生してしまう可能性があります。
エラーメッセージを解消するためには、エラーメッセージの指示に従うことが必要になりますが、エラーメッセージによってはフォーマットされたり、初期化されてしまう可能性があります。
エラーメッセージの対処が不安な方は、自力で対処するのは控えましょう。
読み書きエラー（CRCエラー）が表示される
CRCとは、データの送信・記録・コピーが正確に実行されたか調べる仕組みのことで、CRCに何らかのエラーが発生すると、HDDのデータが読み取れなくなってしまいます。
PCの自動修復機能でも修復できないような重度の症状であるため、自力で対処しようとすると症状が悪化し、最悪の場合にデータが二度と取り出せなくなるかもしれません。
CRCエラーが発生しているときは、自力で対処するのはやめましょう。
パソコンやHDDが起動しない
パソコンやHDDが起動しない場合には、自力でWindowsの機能や復元ソフトを利用した復元ができません。
起動させるために何度も電源の切り替えをしたり、他の機器に繰り返し接続すると、さらにPCやHDDの部品に悪影響です。
PCやHDDがそもそも認識しない場合には、自力での復旧を諦め、確実に復旧できるデータ復旧業者に依頼しましょう。
HDDの修復・修理の方法
実際にHDDの修理・修復をするといっても、PCの知識がなければ難しいでしょう。
そんな方のためにも、ここではHDDが故障した時の修理・修復の方法を紹介します。
HDDを修理・修復する方法は以下のようなものがあります。
Windowsの自動修復機能を利用して修復・修理する
Windows 10では、HDDやPCに発生した不具合を自動修復する機能が搭載されています。
これは、パソコンが正常に起動できなかった時に表示され、パソコンを再起動しながら問題を改善します。
自動修復機能を利用する手順は以下の通りです。
ただし、HDDに異常が発生しているときにむやみに電源のオン・オフを切り替えたり、起動の途中で強制終了させるのは危険です。
もし、保存しているデータの障害が悪化してしまうと、最悪の場合にデータが二度と取り出せなくなってしまいます。
確実にデータを復旧したい方や自力での修復が不安な方は、データ復旧業者に相談してみることをおすすめします。
Macのディスクユーティリティで修復・修理する
使用しているPCがMACの場合にはディスクユーティリティから修理・修復することができます。
Macのディスクユーティリティで修復・修理する手順は以下のとおりです。
ディスクユーティリティを扱うのは、PCの知識はある方でなければ難しい可能性が高いです。
もし誤った箇所を修復してしまったり、操作を誤ってしまうと、データが修復できないだけでなく症状が悪化してしまう可能性があります。
自力で復旧するのが不安な方や、確実に復旧したい場合には、データ復旧業者に依頼しましょう。
フォーマットを実行する
HDDをフォーマットすることによって、システム上で発生しているエラーが解消されるため、HDD自体の機能を元通りに回復させることができる可能性があります。
データが重要でない方の場合であれば、フォーマットすることで問題が解決する可能性がありますが、HDDには寿命があるため、長年使用したHDDをフォーマットしても効果がない場合があります。
その上、フォーマットしてしまうと、保存されているデータがすべて削除されてしまうので、大切なデータが保存されている場合には絶対にフォーマットしないでください。
フォーマットを検討する前に、一度データ復旧業者に依頼して保存しているデータを取り出してからフォーマットすることをおすすめします。
データ修復ソフトを使用する
データ修復ソフトを使ってデータの修復ができることがあります。
データ修復ソフトのメリットとして手軽に実行できることが挙げられますが、使用を試みる場合は以下の項目に注意してください。
- 修復ソフトによって修復できるデータの範囲に差がある
- 修復に失敗した場合、障害範囲が広がる恐れがある
- 誤った操作をした場合のリスクが大きい
- 修復ソフトの使用でデータが上書きされた場合、データ復旧の難易度を上げてしまう可能性がある
比較的安価で簡単に実行できますが、必ずデータが取り出せる保証があるわけではなく、発生している症状が悪化してしまう可能性もあるためリスクが大きいです。
市販のソフトでは復元できない症状もあるため、安易に実行せず、データ復旧業者に依頼しましょう。
データ復旧業者に依頼する
ここまで紹介した方法で解決しなかったり、PCの操作に慣れておらず自力での復旧作業が不安に感じる人は、データ復旧業者に依頼しましょう。
HDDに発生している症状を自力で診断することは難しいため、設備の整ったデータ復旧業者でしっかりと診断してもらうことが1番確実にデータを復旧する方法です。
自力で誤った復旧作業を失敗すると、データが復旧できる可能性が下がってしまうため、異常を感じたらまずデータ復旧業者に依頼することをおすすめします。
注意点として、データ復旧業者によって技術力に差があるため、技術力が高い業者を見極める必要があります。
業者によっては、無料相談・見積を実施している業者も存在するので、まずは相談してみましょう。
失敗しないデータ復旧業者の選び方
データ復旧業者によって技術力に差があるので、適していない業者に依頼してしまうとデータが復旧できない可能性があります。
データ復旧作業は繰り返すほど復旧できる可能性が低くなってしまうため、一番最初に依頼する業者は確実に復旧できる技術力の高い業者に依頼することが大切です。
失敗しないデータ復旧業者の選び方は以下のようなものがあります。
高い技術力を備えている
データ復旧業者を選ぶ時は、技術力の高いデータ復旧業者に依頼することをおすすめします。
データ復旧業者によって技術力に差があるため、技術力の低い業者に依頼して失敗されてしまうと、症状が悪化してしまう可能性があります。
技術力の高いデータ復旧業者の特徴として、以下のようなものがあります。
- 復旧技術の実績（復旧率・復旧件数）を公開している
- 精密な作業ができる復旧設備（クラス100クリーンルームなど）を設置している
- 軽度～重度・最重度障害まで、対応できる障害の幅や機器の種類が豊富
- 自社内でデータ復旧を行っていて、復旧ラボを見学できたり、WEB上に公開している
他にも他社で復旧に失敗してしまった機器の復旧に成功した実績がある業者は技術力が高いです。
業者に依頼する前に、HPなどを確認して技術力が高い業者を見極めましょう。
セキュリティ対策レベルの「ISO27001」「Pマーク」を取得している
セキュリティ体制に注力しているデータ復旧業者であれば、安心してデータを預けることができます。
特に「ISO27001」「Pマーク」などの世界規模のセキュリティ認証を取得している業者であれば信用できます。
セキュリティ認証に加えて、セキュリティゲートや監視カメラなどのセキュリティ対策をしている業者もあるので、HPでセキュリティについて確認しておくこともおすすめします。
無料見積もりできる業者かどうか
データ復旧業者によっては、初期診断や見積もりを無料で対応してもらえる業者もあります。
初期診断や見積もりが有料な業者に依頼して、診断を依頼したにもかかわらず、復旧できなかった時に診断費用が無駄になってしまいます。
無料で診断してもらえる業者であれば、診断してもらった後に復旧するかどうかの判断ができる場合があるので、無料で診断や見積できる業者に依頼しましょう。
「対応機器」や「スピード対応可能」など、サービス内容を確認する
対象機器が多い業者や、納期を選択できる業者、配送料の負担などのサポート体制がしっかりしている業者を選択すると、快適に復旧することができます。
データ復旧業者によっては、HDDやSSDだけでなく、復旧可能な対象機器の幅が広い業者があり、より多くの機器に対応できるノウハウがあることが予想できるでしょう。
また、スピード対応が可能な業者であれば、緊急時のデータ復旧にも対応でき、即日~数日で復旧ができる可能性があります。
サポート体制が充実した業者であれば、より快適にデータ復旧できるので、まずは業者のHPをチェックしましょう。
おすすめのデータ復旧業者：デジタルデータリカバリー
専門のデータ復旧業者は国内に100社以上存在しています。
本章では、中でも選りすぐりの1社を紹介します。
選定基準は以下のとおりです。
- クリーンルームなどの設備が整っているか
- セキュリティ管理が徹底されているか
- 高い技術力・実績があるか
それでは、くわしく見ていきましょう。
デジタルデータリカバリーは、14年連続国内売上No.1の国内最大級のデータ復旧・復元業者です。
復旧率も95.2%と業界最高水準をほこり、外付けHDDの復旧実績も多数あるため、技術力は申し分ないといえます。
また、復旧スピードも非常に速く、最短当日かつ約80％が48時間以内に復旧されるというのも大きな魅力です。
相談・見積もりも無料で行えるため、まずは最大手のデジタルデータリカバリーへ相談するのがよいでしょう。
SNS上でも、実際に利用して復旧できたユーザーの声が多く、信頼できるサービスであることが分かります。
復旧依頼をしていたHDDデータを受け取りに行きまして、
無事復旧されたデータを受け取る事が出来ました。
ダメだった場合はアレやコレや入れ直す手間で休日いくつ潰れんのさってトコでしたので助かりました。
デジタルデータリカバリー様ありがとうございました。
— ヤマモト (@yamamoto16) May 30, 2020
デジタルデータリカバリー(@DDR_Japan)さんにお願いして突然壊れたUSB内のデータ復旧してもらいました…………！！！！
おかえり原稿…………！！！！
(原稿は今書いてるやつなので写せないけど ※写ってるのはセリフ起こししたやつと前作の原稿) pic.twitter.com/she69CT2Zc
— みー。*あいくるし。@7/7新刊 (@youme_neko) April 23, 2020
デジタルデータリカバリーさん(@DDR_Japan )に10年以上のデータ復旧してもらえたよ😂大切な思い出だったので嬉しい！ pic.twitter.com/d03MMf9Ddx
— もか/うた@一週間分のリプしてる (@tarotantora2) April 8, 2020
対応もとても丁寧で、もしまたピンチが訪れたらこちらのデジタルデータリカバリーを利用したい。https://t.co/VdIxFRJC4R
…じゃなくて、ちゃんと細めにバックアップとってピンチが訪れないようにしたい。
— 今井大輔「パッカ」1巻発売中 (@dice_k_imai) March 6, 2020
HDDが故障している場合の注意点
HDDが故障してしまった時に、やみくもな対処をしてしまうと症状が悪化してしまう可能性が高いです。
HDDを修理修復する時には、確実に修復・修理するために適切な対処をする必要があります。
HDDが故障しているときの注意点は以下のようなものがあります。
通電、操作を控える
故障しているHDDに通電し続けると、HDDの部品や保存しているデータに発生している障害が悪化します。
物理障害でも論理障害でも、発覚してすぐであれば修理・修復できる可能性は高いですが、放置したりそのまま使用し続けると、修復できなくなってしまいます。
通電や操作は最初の確認だけにし、そのままの状態で早急に対処するようにしましょう。
フォーマットを実行しない
HDDをフォーマットした場合に、HDDが正常に起動したり認識するようになる場合があります。
しかし、フォーマットしたからといって回復する保証はなく、保存しているデータはすべて初期化されてしまうため、とてもリスクが大きいです。
フォーマットしてしまう前に、一度データ復旧業者でデータの取り出しをしてからフォーマットするかどうか検討することをおすすめします。
電源のオン/オフを繰り返さない
電源のオン/オフを繰り返してしまうと、PCに重大なダメージを与えてしまいます。
特に、データを書き込み中に強制終了などを行ってしまうとHDDが故障してしまう可能性もあります。
実は「強制終了」や「再起動」を繰り返すことで「論理障害」を引き起こすことも少なくありません。
自分で開封・分解しない
自力でHDDを開封したり、分解したりしないでください。
HDDの内部にはデータを記憶するプラッターがあり、磁気ヘッドでプラッターを読み取ります。
しかし、プラッターと磁気ヘッドの間にホコリ・塵が付いただけでもデータを読み取れなくなります。
ですので、HDDは自力で修復せず「クリーンルーム」という専用の部屋を持っている業者に依頼するようにしましょう。
まとめ
本記事は、HDDが故障した時の修理・修復をする方法を紹介しました。
HDDを修理・修復する時にむやみに自力で対処しようとすると、HDDに発生している症状が悪化してしまう恐れがあり、最悪の場合にデータが取り出せなくなってしまう可能性があります。
データ復旧業者に依頼するのが一番確実な修復方法ですが、業者によって復旧技術に差があるため、技術力の高い業者に依頼することが重要です。
データ復旧業者を選ぶ時に困った方や、確実にデータを復旧したい場合には本記事でおすすめしているデータ復旧業者に依頼してみましょう。
HDDの修理・修復に関するよくある質問
よくある質問への回答は以下です。
- ハードディスクが壊れたらどうする？
- 外付けハードディスク 何年もつ？
- HDD破損の症状は？
ハードディスクが壊れたらどうする？
HDDが故障した場合は「データ復旧業者」か「メーカー・修理業者」に依頼するのが一般的です。
データ復旧業者はデータを救出するプロです。特殊な施設を使い消えたデータを復旧・修復します。
HDDを動作する状態にしたい場合は「メーカー・修理業者」に依頼することができます。
しかし、重大なリスクとして、修理の過程で初期化・フォーマットするため、データは消えてしまいます。
どちらも必要な場合は「データ復旧業者」に相談して修理もできるか否かを相談する方がいいでしょう。
外付けハードディスク 何年もつ？
一般的にHDDの寿命の目安は平均3年～4年程度と言われています。
古くなるにつれ不具合が起こりやすくなり、データが消失、欠損したりする可能性が高くなるため新しいHDDへのデータの移行が必要になります。
HDD破損の症状は？
HDDが破損した場合「動作が遅くなる」「エラーメッセージが頻繁に表示」「OSの起動に失敗」「異音・異臭がある」などの症状が現れます。
気が付きにくい症状のため、気になりにくいですが、少しでも違和感や異常を感じた場合はデータを移行しておくことをオススメします。
