マクリン
「セットしたディスクは、このコンピュータで読み取れないディスクでした。」とエラーが表示され、フォーマットを実行し、突然データが見れなくなった経験ありませんか?
このようなエラーが表示する原因として、HDD(ハードディスク)の故障が考えられ、修復するには原因に沿った対処法が必要になります。
この記事では、Macでフォーマットを実行した場合のデータ復元方法について解説しています。
14年連続国内売上No.1のデータ復旧・復元業者
最短当日かつ約80%が48時間以内に復旧完了
無料で相談・見積もりしてもらえる
タップできるもくじ
フォーマットとは
フォーマットとは、HDDなどの記録媒体に保存されているデータの配列形式を変更することです。
Macの場合「セットしたディスクは、このコンピュータで読み取れないディスクでした。」とフォーマットを促すエラー表示され、指示通りに実行すると、データが見れなくなってしまいます。
このエラーが表示される場合、HDDの内部が故障している、データが破損しているなど、何らかの問題が発生しています。
重要なデータが入っている場合は、実行しないよう注意してください。
フォーマットしても問題ないケース
重要なデータがHDD内に無いなど、データを失っても良い場合は、フォーマットをしても問題ありません。
フォーマットを実行するとデータは初期化されますが、正常に動作できるようになる可能性があります。
ですが、フォーマットして問題が改善するのは軽度の論理障害のみであり、それ以外の障害が発生している場合、状態が悪化する恐れがあります。
お使いの外付けHDDに、どの障害が発生しているのか、下記で確認してください。
Macで外付けHDDをフォーマットする手順
Macでは、ディスクユーティリティから外付けHDDのフォーマットを行うことができます。
フォーマットできない場合、以下の原因が考えられます。
- 管理者権限のないユーザーでログインしている
- OSがHDDに対応していない
別のMacで試してみるか、フォーマット形式を変更してみて実行してください。
Macで「セットしたディスクは、このコンピュータで読み取れないディスクでした。」と表示される原因
Macで「セットしたディスクは、このコンピュータで読み取れないディスクでした。」と表示される原因として、以下の2つが考えられます。
原因によって対処法が異なるため、症状などから確認するようにしましょう。
物理障害が発生している
物理障害は、経年劣化や落下などの物理的衝撃などが原因で、HDDが物理的に故障している状態を指します。
- 経年劣化による内部パーツの故障
- 水没や落雷によるショート
- 落としたなどの衝撃が加わった
その他にも「認識しない」「データの読み書きができない」などの症状が発生します。
HDDにとってフォーマットは負荷が高く、状態が悪化するリスクがあります。
物理障害は、個人での修復はほとんど不可能と言われているため、無理な復旧作業は控え、専門業者に相談するようにしましょう。
論理障害が発生している
論理障害は、HDDに保存しているデータが破損している状態を指します。
「セットしたディスクは、このコンピュータで読み取れないディスクでした。」と表示される場合、ファイルを管理しているシステムが破損している恐れがあります。
- 強制終了した
- データの読み書きの最中に取り外しを行った
- ドライブのデータを移動した
軽度の論理障害であれば、修復ツールで改善できることがありますが、重度の場合や物理障害と併発しているHDDは、個人で修復することができません。
また、論理障害は症状から判断することが難しく、物理障害と併発している可能性もあるため、障害を見極めることは非常に難しいです。
障害を自己判断し、誤った対処法を実行してしまうと状態が悪化し、最悪の場合はデータを完全に失う恐れがあります。
HDDの内部に重要なデータが入っている場合は、個人での修復やフォーマットを実行せず、データ復旧業者に依頼することをおすすめします。
Macでフォーマットしてしまった場合の注意点
Macswフォーマットを実行してしまった場合は、以下の点に注意しましょう。
操作、通電を避ける
Macで誤ってフォーマットを実行してしまった場合、操作や通電を避けることが最も重要になります。
操作や通電を行うだけで、データは上書きされてしまいます。
フォーマット直後であれば、復元できる可能性が十分に残っていますが、データの上書きが起きてしまうと、復旧難易度が上がってしまいます。
フォーマットしてしまった場合は、直ちに操作や通電を控え、データ復旧業者を検討するようにしてください。
再度フォーマットを実行しない
一度のフォーマットであれば、復元できる可能性がありますが、再度フォーマットした場合は復元することがほとんど不可能になってしまいます。
一度のフォーマットで問題が解決しなかった場合、深刻な問題が発生している可能性が高く、個人での修復は非常に難しい状態です。
何度もフォーマットを実行することはリスクが高く、最悪の場合、完全に全てのデータを失う可能性があります。
一度フォーマットして改善しなかった場合は、専門業者に相談するようにしましょう。
Macでフォーマットしたデータを復元する方法
Macで誤ってフォーマットしてしまった場合、以下の方法でデータを復元できる可能性があります。
バックアップ機能から復元する
Macをフォーマットしてしまった場合、クラウド上にバックアップが残っていないか確認しましょう。
自動的にアップロードされている可能性があります。
iCloud上のバックアップ確認手順は以下の通りです。
iCloud上に必要なデータが無かった場合は、次の手順に進んでください。
データ復元ソフトを利用する
データ復元ソフトを使用して、データを取り出せることがあります。
しかし、対応しているのは軽度の論理障害のみであり、重度の論理障害や物理障害は対応外であり、使用することができません。
また、ある程度パソコンの操作に慣れている必要があり、復元に失敗しデータの上書きが発生した場合、障害が拡大する恐れがあります。
データの重要度を考え、使用する際は慎重に考えてから実行するようにしましょう。
データ復旧業者に依頼する
フォーマットしてしまったMacやHDDからデータを取り出す方法として、最も確率が高い方法はデータ復旧業者に依頼することです。
専門業者では、全ての障害に対応しており、原因を見極め、適切な対処をしてくれます。
業者によっては無料で初期診断を行っていることもあるため、自己修復を行う前に一度相談してみましょう。
また、フォーマットを実行した場合、復旧難易度が高いため、技術力を備えた業者が必要になります。
データ復旧業者を選ぶ際は、以下の記事を参考にしてみてください。
おすすめのデータ復旧業者
専門のデータ復旧業者は国内に100社以上存在しています。
本章では、中でも選りすぐりの1社を紹介します。
選定基準は以下のとおりです。
- クリーンルームなどの設備が整っているか
- セキュリティ管理が徹底されているか
- 高い技術力・実績があるか
それでは、くわしく見ていきましょう。
デジタルデータリカバリー
デジタルデータリカバリーは、14年連続国内売上No.1の国内最大級のデータ復旧・復元業者です。
復旧率も95.2%と業界最高水準をほこり、外付けHDDの復旧実績も多数あるため、技術力は申し分ないといえます。
また、復旧スピードも非常に速く、最短当日かつ約80%が48時間以内に復旧されるというのも大きな魅力です。
相談・見積もりも無料で行えるため、まずは最大手のデジタルデータリカバリーへ相談するのがよいでしょう。
SNS上でも、実際に利用して復旧できたユーザーの声が多く、信頼できるサービスであることが分かります。
復旧依頼をしていたHDDデータを受け取りに行きまして、
無事復旧されたデータを受け取る事が出来ました。
ダメだった場合はアレやコレや入れ直す手間で休日いくつ潰れんのさってトコでしたので助かりました。
デジタルデータリカバリー様ありがとうございました。
— ヤマモト (@yamamoto16) May 30, 2020
デジタルデータリカバリー(@DDR_Japan)さんにお願いして突然壊れたUSB内のデータ復旧してもらいました…………!!!!
おかえり原稿…………!!!!
(原稿は今書いてるやつなので写せないけど ※写ってるのはセリフ起こししたやつと前作の原稿) [pic.twitter.com/she69CT2Zc](http://pic.twitter.com/she69CT2Zc)
— みー。*あいくるし。@7/7新刊 (@youme_neko) April 23, 2020
デジタルデータリカバリーさん(@DDR_Japan )に10年以上のデータ復旧してもらえたよ😂大切な思い出だったので嬉しい! [pic.twitter.com/d03MMf9Ddx](http://pic.twitter.com/d03MMf9Ddx)
— もか/うた@一週間分のリプしてる (@tarotantora2) April 8, 2020
対応もとても丁寧で、もしまたピンチが訪れたらこちらのデジタルデータリカバリーを利用したい。[https://t.co/VdIxFRJC4R](https://t.co/VdIxFRJC4R)
…じゃなくて、ちゃんと細めにバックアップとってピンチが訪れないようにしたい。
— 今井大輔「パッカ」1巻発売中 (@dice_k_imai) March 6, 2020
まとめ
本記事はMacで「セットしたディスクは、このコンピュータで読み取れないディスクでした。」と表示される原因と、フォーマットした場合の対処法を見てきました。
フォーマットを、実行してしまった場合、復旧確率を上げるためにも、まずは通電を避けることが重要です。
データの上書きが発生していなければ、復元できる可能性が残っているため、信頼できるデータ復旧業者に依頼するようにしましょう。