ビジネス用途なら、場所問わずに使える14インチのモバイルノートPCがおすすめのマクリン( @Maku_ring)です。
長く使いたいからこそ、スペックはもちろん、本体の丈夫さやディスプレイの機能性をそなえているとなおよし。
14万円台から買えるにもかかわらず、Office付きで性能面も充実し、ボディの剛性にもすぐれるノートPCが、MSIの「Summit B14 A11」です。
ミルスペックに準拠する高耐久・高品質のアルミニウム合金を筐体に採用し、ビジネスパーソンにもぴったりの、引き締まった外観に仕上がっています。
タッチ対応ディスプレイで直感的に操作でき、第11世代Inte Core i7とIris Xe Graphicsを搭載するなど、性能面も抜かりなし。
そんなわけで本記事は「【MSI Summit B14 A11レビュー】タッチ液晶も搭載するソリッドなビジネス向け14型モバイルノートPC」について書いていきます。
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MSI Summit B14 A11のスペック
MSIの「Summit B14 A11」は、14型のモバイルノートPCです。
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製品名 | MSI「Summit B14 A11」 |
CPU | Intel Core i7 1165G7(2.8GHz) |
GPU | Intel Iris Xe Graphics |
液晶 | 14インチ |
解像度 | フルHD(1920 x 1080) ※タッチ機能対応モデルもあり |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB(PCIe SSD) |
生体認証 | 指紋認証 |
端子 | USB Type-C(Thunderbolt 4対応)/ USB Type-A x 2(USB 3.2)/ HDMI / microSDカードスロット ※タッチ機能対応モデルはUSB Type-C(映像出力対応)でThunderbolt 4非搭載 |
バッテリー | 10時間 |
質量 | 1.3kg |
MSI Summit B14 A11は最新のWi-Fi規格「Wi-Fi6」に対応し、Wi-Fi6対応ルーターと組み合わせることで、超高速のインターネット環境を体感できます。
- 最大速度(理論値):6.9Gbps
- 周波数帯:5.0GHz
- MU-MIMO:最大4ユーザー
- 最大速度(理論値):9.6Gbps
- 周波数帯:2.4GHz/5.0GHz
- MU-MIMO:最大8ユーザー
外観
カラーはソリッドな印象のインクブラックで、ビジネスシーンにも合います。
アルミ合金を採用する筐体は見た目・触感ともに質感にすぐれ、ミルスペックに準拠(MIL-STD 810G)し、耐久性も高いです。
ディスプレイはフラット(180°)に開く仕様となっています。
しかも、キーボードが浮き上がるリフトヒンジ機構であり、タイピングしやすい傾斜が自然と作れます。
サイズ・重量
サイズは幅319 x 奥行219mmでA4サイズよりやや大きいものの、14型としてはかなりコンパクトで、13.3インチの専有面積と変わらない大きさです。
高さは15.9mmであり、カバンに入れても邪魔にならない、そこそこの厚みにおさえています。
ディスプレイ・スピーカー
ディスプレイはフルHD(1920 x 1080ドット)で、一部モデルはタッチ操作にも対応しています。
色域・視野角ともに広く、品質の高い液晶に仕上がっています。
タッチの使用感はスムーズで、タブレットライクに使えるので、シニアやお子様にも操作しやすい設計です。
タッチ搭載モデルはグレア(光沢)液晶なので、映り込みは少しします。
ディスプレイの上枠には、約92万画素のカメラを搭載しています。
背面左右に2機搭載するデュアルスピーカーであり、音質はふつうです。
キーボード
キーボードの押し感は問題ありませんが、「fnキーが右側にある・右端が特殊キー」など、配列にややクセがある点は注意ください。
キーピッチは19mm、キーストロークは1.5mmであり、入力面で違和感は全くありませんでした。
キーボードには3段階のバックライトを搭載し、暗所でも作業しやすく重宝します。
左上には指紋認証リーダーを搭載し、Windowsに安全かつクイックにログインできます。
インターフェース
MSI Summit B14 A11のポート数は平均的ですが、タッチ対応モデルもPD(Power Delivery)対応USB-Cを搭載してほしかったところ。
右側面には左からヘッドホン出力 (Hi-Res対応)/ マイク入力コンボジャックとUSB-A(USB 3.2)x 2を搭載しています。
左側面には電源端子とHDMI、USB-C(映像出力対応)とmicroSDカードリーダーがあります。
MSI Summit B14 A11のSSD・CPU性能
MSI Summit B14 A11のストレージはHDDでなく、読み書き速度にすぐれるPCIeベースのSSDを採用しています。
- HDD(Hard Disk Drive) ディスク型の記録デバイス
- SSD(Solid State Drive) フラッシュメモリ(USBメモリの中身)の大型版
ベンチマークソフト「Crystal Disk Mark」にて、読み込み/書き込み速度を測定したところ、そこそこの速さでした。
CPUは第11世代のIntel Coreプロセッサ(Core i7 1165G7)を搭載しています。
CPU性能を測る「CINEBENCH R20」で2,000程度あり、第10世代Intel Core i7より30%近く高い値を示していました。
GPUには「Iris Xe Graphics」を搭載し、性能を測る「3DMARK Fire Strike」では、Iris Plus GraphicsやRadeon Graphicsを格段に上回る描画性能でした。
ビジネスノートとして申し分ないどころか、ライトなゲームまでこなせるスコアといえるでしょう。
軽いゲームの「ドラゴンクエストX」では、最高品質でも「すごく快適」という評価でした。
中程度の「ファイナルファンタジー14 漆黒のヴィランズ」は高品質・標準品質ともに「快適」でした。
重い部類の「ファイナルファンタジー15」ではさすがに動作困難でした。
MSI Summit B14 A11は、MSI Summit E13 Flip Evoと並んで、ビジネスノートのフラグシップにふさわしい外観と性能をもつPCです。
MSI Summit B14 A11レビューまとめ
本記事は「【MSI Summit B14 A11レビュー】タッチ液晶も搭載するソリッドなビジネス向け14型モバイルノートPC」について書きました。
MSI Summit B14 A11は、高耐久・高品質のアルミ合金を採用し、ビジネスパーソンにもぴったりのノートPCです。
タッチ対応ディスプレイで直感的に操作でき、第11世代Inte Core i7とIris Xe Graphicsを搭載するなど、性能面も妥協なし。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
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