「レジストリ」という言葉を聞きなれない人も多いと思われます。
レジストリが故障してしまうと、パソコンに保存しているデータにアクセスできなくなるだけでなく、OSの障害が発生する可能性もあります。
今回は、レジストリについての説明や、壊れたレジストリの修復方法を解説します。
自力で修復するのが不安な方や、確実にレジストリを修復したい方は、データ復旧業者に依頼しましょう。
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いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri・合同会社レイテラス代表取締役。プロフィール詳細／レビューガイドライン・理念
Windowsレジストリとは？
Windowsレジストリとは、Windowsにおいて、OSやアプリケーションなどの基本情報、ユーザー設定などを一括管理しているデータベースのことです。
階層型データベースと呼ばれ、サービスやアプリケーションなど、Window に使われている全ての設定がこのデータベースに格納されています。
システム自体を管理する上で、Windows・アプリケーションやサービスの設定を変更する為にレジストリが使用されています。
そのため、レジストリに不具合が生じると、OSやアプリケーションを起動させることができなくなることがあり、最悪の場合にはPCを起動できなくなってしまいます。
状態が悪化する前に、レジストリが悪化してしまう原因を特定する必要があります。
レジストリが壊れる原因
レジストリが壊れてしまった時には、原因を特定することが重要です。
レジストリが壊れる原因には、以下のようなものがあります。
パソコンの強制終了
PCを強制終了すると、情報管理の状況が分からなくなり、レジストリに不具合が生じることがあります。
電源アダプタが抜けることや、意図的な強制終了に注意しましょう。
レジストリを誤って書き換えた
レジストリ情報を誤って書き換えた場合、レジストリの構造が崩れて不具合が生じます。
特にプログラマーやエンジニアの中には、自らレジストリの書き換えを行う人もいますが、誤った書き換えを行ってしまう可能性もあるため注意しましょう。
レジストリの肥大化
PCを長時間使用すると、レジストリが肥大化して不具合が生じることがあります。
Windows XP以降では、長時間の使用によるレジストリの肥大化が起きることはほとんどないとされていますが、長時間の使用によってレジストリの肥大化する恐れがあるため注意しましょう。
HDDの故障
HDDが故障していると、レジストリの不具合が生じることがあります。
経年劣化や衝撃などによって、HDDの動作が停止したり不安定な動きをすると、レジストリの破損に繋がります。
このような場合には、HDD自体の修復作業が必要ですが、経年劣化や衝撃による破損などの物理的な障害の修復は個人では不可能な領域のため、データ復旧の専門業者に相談しましょう。
マルウェア感染
マルウェアに感染すると、レジストリの不具合が生じる場合があります。
マルウェアとは、コンピューターウイルスのことであり、ウイルスが仕込まれたファイルを開いたり、悪意のあるサイトやソフトのダウロードなどによって感染します。
マルウェアの中には、レジストリ情報を不正に書き換えるものもあり、そのようなマルウェアに感染するとレジストリが破損してしまいます。
壊れたレジストリを修復するときの注意点
壊れたレジストリを修復する時には、適切に対処しtなければ、HDDなどに保存しているデータにまで悪影響を与える可能性があります。
壊れたレジストリを修復するときの注意点は以下の2点です。
自力での対処にはリスクが伴う
レジストリの修復作業には、それなりに知識を必要とします。
修復ソフトやコマンドによるシステムへの操作は、データが上書きされ、PCを再び使用できるようになっても、データを消失する恐れがあります。
個人で対処を行おうとして失敗すると、その後で業者に依頼しても復旧の難易度が上がってしまうため注意してください。
確実にデータを復旧したい場合には、自力では復旧せずにデータ復旧業者に依頼するようにしましょう。
詐欺に注意
レジストリのエラーに関するエラーメッセージが表示された時には、詐欺のメッセージである可能性もあるため注意してください。
詐欺のメッセージの特徴は、ソフトのダウンロードや購入を促すようなメッセージが含まれていることです。
本当にレジストリの不具合が生じている場合は、レジストリに問題が発生している事を知らせるシンプルなメッセージが表示されます。
不安をあおる文章に惑わされず、冷静に対処するようにしましょう。
壊れたレジストリを修復する方法
壊れたレジストリを修復する方法を紹介します。
ディスククリーンアップを使用して修復する
壊れたレジストリを修復するのに最も簡単なのが、ディスククリーンアップを使用する方法です。
ただし、ディスククリーンアップの対処を誤ると、データが取り出せなくなってしまう可能性があるので注意しましょう。
果実にデータを復旧したい方は、自力で対処せず、データ復旧業者に依頼することをおすすめします。
自動修復機能を使用して修復する
自動修復機能を使用して壊れたレジストリを修復する方法があります。
自動修復機能を使用して修復する手順は以下の通りです。
この方法は手順が簡単で失敗することも少ないため、ディスククリーンアップで解決しない場合には試してみてください。
システムの復元を使用して修復する
レジストリが壊れた日時が分かる場合、システムの復元を使用して修復できる可能性があります。
ただし、システム復元は機器の状態によっては状態を悪化させ、データを復旧することが不可能になる場合があります。
なるべく自力で対処せず、データ復旧業者に依頼することをおすすめします。
システムファイルチェッカーを使用して修復する
システムの復元を使用しても解決しない場合には、システムファイルチェッカーを試してみましょう。
システムファイルチェッカーの操作手順は以下の通りです。
これでも修復できない場合には、DISMコマンドを利用してデータを復旧しましょう。
DISMコマンドを使用して修復する
DISMとはWindowsのシステムのエラーを確認して、修復してくれるコマンドラインツールです。
システムファイルチェッカーを使用しても解決しない場合には、DISMコマンドを試してみましょう。
DISMコマンドの手順は以下の通りです。
DISMコマンドで解決する場合もありますが、修復できない場合には、自力で対処するのは難しくなります。
なるべくそのままの状態にし、復旧率の高いデータ復旧業者に依頼しましょう。
Windowsを初期化する
Windowsを初期化することで、解決できる可能性があります。
Windowsを初期化するための手順は以下の通りです。
ただし、Windowsを初期化してしまうと、保存していたデータまで初期化されてしまうため、データに二度とアクセスできなくなる可能性があります。
初期化する前に必ずバックアップを取り、難しい場合にはデータ復旧業者に依頼しましょう。
SFCスキャンを使用して修復する
この方法は、コマンドプロンプトからレジストリの状態を確認し、問題が発生する前の状態に復元することが可能です。
しかし、コマンドプロンプトを直接操作することでトラブルが生じるリスクがあるため、この点は理解した上で実行しましょう。
データ復旧の専門業者に依頼する
これまで紹介してきた方法を試しても解決しない、重要なデータを安全に取り戻したい場合には、データ復旧の専門業者に依頼する方法が一番安全です。
壊れたレジストリを個人で修復するためには、相当の知識が必要となる上に、場合によっては個人で対処可能な範囲を超えていることもあります。
個人で対処しようとして中途半端な知識で作業を行い、失敗してしまうと、その後で専門業者に依頼しても復旧難易度が上がってしまうため、なるべく手を加えずに早急に相談するようにしましょう。
無料で相談・診断・見積が可能な業者もあるため、気軽に相談してみましょう。
おすすめのデータ復旧専門業者
専門のデータ復旧業者は国内に100社以上存在しています。
本章では、中でも選りすぐりの1社を紹介します。
選定基準は以下のとおりです。
- クリーンルームなどの設備が整っているか
- セキュリティ管理が徹底されているか
- 高い技術力・実績があるか
それでは、くわしく見ていきましょう。
デジタルデータリカバリーは、14年連続国内売上No.1の国内最大級のデータ復旧・復元業者です。
復旧率も95.2%と業界最高水準をほこり、外付けHDDの復旧実績も多数あるため、技術力は申し分ないといえます。
また、復旧スピードも非常に速く、最短当日かつ約80％が48時間以内に復旧されるというのも大きな魅力です。
相談・見積もりも無料で行えるため、まずは最大手のデジタルデータリカバリーへ相談するのがよいでしょう。
SNS上でも、実際に利用して復旧できたユーザーの声が多く、信頼できるサービスであることが分かります。
復旧依頼をしていたHDDデータを受け取りに行きまして、
無事復旧されたデータを受け取る事が出来ました。
ダメだった場合はアレやコレや入れ直す手間で休日いくつ潰れんのさってトコでしたので助かりました。
デジタルデータリカバリー様ありがとうございました。
— ヤマモト (@yamamoto16) May 30, 2020
デジタルデータリカバリー(@DDR_Japan)さんにお願いして突然壊れたUSB内のデータ復旧してもらいました…………！！！！
おかえり原稿…………！！！！
(原稿は今書いてるやつなので写せないけど ※写ってるのはセリフ起こししたやつと前作の原稿) pic.twitter.com/she69CT2Zc
— みー。*あいくるし。@7/7新刊 (@youme_neko) April 23, 2020
デジタルデータリカバリーさん(@DDR_Japan )に10年以上のデータ復旧してもらえたよ😂大切な思い出だったので嬉しい！ pic.twitter.com/d03MMf9Ddx
— もか/うた@一週間分のリプしてる (@tarotantora2) April 8, 2020
対応もとても丁寧で、もしまたピンチが訪れたらこちらのデジタルデータリカバリーを利用したい。https://t.co/VdIxFRJC4R
…じゃなくて、ちゃんと細めにバックアップとってピンチが訪れないようにしたい。
— 今井大輔「パッカ」1巻発売中 (@dice_k_imai) March 6, 2020
まとめ
本記事では、レジストリについての説明や、壊れたレジストリの修復方法を解説しました。
壊れたレジストリの修復には、それなりの知識が必要となります。
個人で対処可能な範囲を超えていたり、重要なデータを安全に取り出したい場合には、データ復旧の専門業者に相談しましょう。
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