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【故障した】SDカードが壊れた・折れた場合の原因や対処方法を紹介

SD Card

マクリン

SDカードが折れ曲がって認識しなくなった……。

「SDカードが曲がって認識しなくなってしまった」「折れてデータが取り出せなくなってしまった」このようなトラブルはありませんか?

大切なデータが入っているSDカードが壊れてしまっても、壊れた部分によってはデータを復元できる可能性は十分にあります。

しかし、何度も抜き差ししたり、個人で分解するなど誤った対処をしてしまうと、最悪の場合2度とデータを取り出せなくなってしまう恐れがあるため注意しましょう。

この記事では、SDカードが壊れた・折れた場合の原因や対処方法を紹介していきます。

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プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri・合同会社レイテラス代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

SDカードとは

SDカード(SDメモリーカード・エスディーメモリーカード・SD Memory Card)とは、機器のデータを保存するための記憶媒体(メモリカード)です。

SDカードは主に以下のような機器に使用されています。

SDカードが使用される機器
  • パソコン
  • スマホ、携帯電話、タブレット
  • ポータブルゲーム機
  • デジタルビデオカメラ
  • ドライブレコーダー
  • テレビなどの家電機器

SDカードはHDDに比べて容量が少ない分、軽量で簡単に持ち運ぶことができるのが特徴ですが、持ち運びがしやすい分、落下の衝撃や洗濯などによる水没が原因で故障してしまうケースが多いです。
 

SDカードの種類

SDカードの種類は大きく分けて以下の2つに分けることができます。

SDカードの種類
  • SDカード(デジカメ、パソコン、ビデオカメラ、テレビ、プリンタなどで使用される)
  • microSDカード(スマートフォン、タブレット、携帯電話、オーディオプレーヤーなどで使用される)

SDカードの一種のMSD(マイクロSDカード)はSDカードの4分の1ほどの大きさですが、変換アダプタを利用することでSDカードと同様に使用することができます。

また、SDカードは以下のように容量ごとに種類が異なります。

~2GB 4GB~32GB 64GB~2TB 2TB~128TB
SDカード SDカード SDHCカード SDXCカード SDUCカード
microSDカード microSDカード microSDHCカード microSDXCカード microSDUCカード

 

SDカードの寿命

SDカードの寿命は2~3年といわれており、最も影響するのはデータの書き込み回数で、回数の限度はSDカードのタイプによって変化します。

SDカードのタイプ:書き込み回数の限度
  • SLC(Single Level Cell):10万回
  • MLC(Multi Level Cell):1万回
  • TLC(Triple Level Cell):1000回

書き込み回数が増えて寿命が近づくと、読み書きの速度の低下やデータの読み書きができなくなるといった症状が発生します。

また、SDカードはデータの長期保存には適していないため、こまめにデータのバックアップを取り、適切なタイミングで交換しましょう。

 

SDカードが壊れた・折れた場合の症状

SDカードが壊れた・折れた場合の症状例を紹介します。

 

SDカードが認識できなくなる

SDカードが壊れていると、PCやスマホに挿入しているにも関わらず、全く認識しない、認識しても中身が読み込めないといったことがあります。

また、この場合、PCやテレビなど使用している機器の故障も考えられるため、別のSDカードを挿して認識するかどうかを確かめましょう。
 

エラーメッセージが表示される

SDカードに不具合があると、挿入した途端に以下のようなエラーメッセージが表示されることがあります。

  • 「カードが破損しています」
  • 「このSDカードは使えません」
  • 「フォーマットしますか?」

また、画像や動画のサムネイルは一覧に表示されているのに、データを開こうとすると「写真がありません」というメッセージが表示される場合もSDカードの故障が疑われるため注意しましょう。

 

SDカードが壊れる・折れる原因

SDカードが壊れる・折れる原因は主に物理障害です。

物理障害とは、HDDやSDカードなどの記録媒体が強い衝撃や水没により物理的に故障してしまったことで起きる障害です。

SDカードに物理障害が発生した場合、自力での対処は不可能なため、症状を悪化させないためにも早めにデータ復旧業者に依頼しましょう。

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本体の折れ曲がり、コネクタ部分の損傷

SDカードは小さく薄いため、物との接触や落下により本体が折れ曲がってしまったりコネクタ部分が損傷してしまうことがあります。

特にSDカードのコネクタ部分は非常に繊細で、傷が付くと認識や読み込みができなくなってしまうため、丁寧に扱うよう心掛けましょう。
 

水没

飲み物をこぼしてしまう、雨に濡れる、誤って洗濯してしまうと、SDカードが乾燥によって変形したり、電子回路がショートし、故障してしまいます。

SDカードなどの精密機器は水に弱く、濡れた状態のまま放置すると錆びることもあるため、取り扱いには十分な注意が必要です。

静電気、過電圧

強い衝撃や水没に心当たりがなくても、静電気や過電圧が原因で、知らぬ間にSDカードが壊れている場合があります。

SDカードは静電気に弱く、またPCやスマホなどに常時接触していることが多いため、過電圧の影響を受けやすくなっています。

特に乾燥した環境では静電気が起きやすくなるので、以下のような対策を心がけましょう。

SDカードの静電気対策
  • SDカードを扱う前に静電気を除去する
  • 静電気を通さない手袋を着用する
  • 作業前に水で手を洗う

最近では静電気対策済みのSDカードも多く販売されていますが、完全に防げるわけではないため、突然の故障に備え適度にバックアップを取りましょう。
 

書き込み回数が限界

SDカードのメモリの書き込み回数には限度があり、無限に使えるわけではありません

SDカードの書き込み回数はメーカーや種類、容量によって異なりますが、一般的には30万回~100万回程度といわれています。

書き込み回数はSDカードの寿命に直結しており、安価なほど回数の制限が低く設定されていることが多いため、同じものを長く使いたい方は回数が多いものを購入しましょう。

脱着回数の限界

SDカードを長期間使用し続けていると、摩擦の影響でコネクタ部分から端子部分が認識しづらくなってしまう場合があります。

脱着回数の制限は、使い方やSDカードの材質などによって変化しますが、平均して1000回~2000回といわれています。

SDカードの脱着回数も書き込み回数と同様にSDカードの寿命のようなもので、定期的に新しいSDカードに交換しましょう。

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SDカードが折れた・壊れた場合の注意点

SDカードが折れた・壊れた場合の注意点は以下の4つです。

SDカードが折れた・壊れてしまった場合、誤った対処をすると本来復旧できたはずのデータを完全に失ってしまう恐れがあります。

確実にデータを取り戻したい方は不用意な操作を避け、専門のデータ復旧業者に依頼しましょう。

 

フォーマットしない

使用中の抜き差しによるファイルシステム破損など、SDカードに不具合がある場合、エラーメッセージでフォーマットを要求されることがあります。

フォーマットをするとSDカードの動作が回復し、正常に認識されるようになる可能性はありますが、保存されているデータはすべて消えてしまいます。

SDカード内のデータを確実に復旧したい場合は、一切の操作を控えて、そのままデータ復旧業者に依頼しましょう。
 

何度も抜き差ししない

壊れたSDカードを何度も抜き差しすると、接触部分の傷や折れ曲がりなどの新しい障害が発生し、データの取り出しができなくなってしまいます。

そのためデータを読み込めるかを確認する場合は1度限りにおさえておきましょう。

通電しない

SDカードへの通電は、カード本体、保存しているデータに大きな負荷を与えてしまいます。

SDカードに不具合がある状態で通電し使用を続けると、故障部分の症状が悪化したり、発生していない障害を引き起こし最悪の場合2度とデータが取り出せなくなる可能性があります。

SDカードが折れた・壊れてしまった場合、なるべくそのままの状態でデータ復旧業者に依頼することをおすすめします。

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個人でSDカードを分解しない

SDカードを分解すると、基盤やICチップなどの細かいパーツに分けて修理することができますが、分解するのも元に戻すのも専門的な知識がなければ不可能です。

誤った作業をして部品に傷がついたりほこりなどが混入してしまうと障害が悪化し、データの取り出しができなくなります。

SDカードを個人で分解する行為は絶対にやめましょう。

SDカードが折れた・壊れた場合の対処方法

SDカードが折れた・壊れた場合の対処方法を紹介します。

SDカードが折れた・壊れた場合の対処方法
 

復元ソフトを使用する

SDカードが壊れており、認識されても中のデータにアクセスできない場合、復元ソフトを使用すればデータにアクセスできる可能性があります。

ただし、復元ソフトごとに操作手順は異なるため、中には誤操作によるデータの上書きや、完全削除など、新しく論理障害を発生させてしまうケースがあります。

また、SDカードが完全に壊れている場合には対応しておらず、復旧することはできないため、確実にデータを取り出したい方はデータ復旧業者に依頼するようにしましょう。

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データ復旧業者に依頼する

データ復旧業者は、HDDやUSBメモリなど、物理・論理障害が発生した記憶媒体からのデータ復旧を専門としている業者です。

メーカーや修理業者に依頼すると、機器内のデータは全て消えてしまいますが、データ復旧業者であれば高確率でデータを取り出すことができます。

また、標準搭載ツールや復元ソフトでは対応できないケースでも復旧が可能な場合もあるため、復旧業者への依頼は最もおすすめできる方法です。

診断~見積もりまで無料で行っている業者もあるため、まずは無料相談を受け付けているデータ復旧業者へ問い合わせてみましょう。

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おすすめのデータ復旧業者

専門のデータ復旧業者は国内に100社以上存在しています。

本章では、中でも選りすぐりの1社を紹介します。

選定基準は以下のとおりです。

Point
  • クリーンルームなどの設備が整っているか
  • セキュリティ管理が徹底されているか
  • 高い技術力・実績があるか

それでは、くわしく見ていきましょう。

 
今回紹介するおすすめの業者はデジタルデータリカバリーです。

デジタルデータリカバリーは、14年連続国内売上No.1の国内最大級のデータ復旧・復元業者です。

復旧率も95.2%と業界最高水準をほこり、外付けHDDの復旧実績も多数あるため、技術力は申し分ないといえます。

また、復旧スピードも非常に速く、最短当日かつ約80%が48時間以内に復旧されるというのも大きな魅力です。

相談・見積もりも無料で行えるため、まずは最大手のデジタルデータリカバリーへ相談するのがよいでしょう。

SNS上でも、実際に利用して復旧できたユーザーの声が多く、信頼できるサービスであることが分かります。

 

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まとめ

SDカードが壊れた・折れた場合の原因や注意点、対処方法からおすすめの専門業者まで紹介しました。

SDカードが壊れた・折れた場合、複数の原因が考えられるため、個人判断での対処は大変危険です。

特に何度も抜き差ししたり、個人で分解するなどの誤った対処をすると、2度とデータを取り出せなくなってしまう可能性があるため注意が必要です。

確実にデータを復旧したい方は専門のデータ復旧業者に相談・依頼しましょう。

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