iPhone 14シリーズ用のMagSafe対応アクセサリーを着々とそろえつつあるマクリン( @Maku_ring)です。
ワイヤレス充電器「Anker 3-in-1 Cube with MagSafe」やスマホホルダー「MOFT Snap-On スマホスタンド」など、MagSafe対応アクセサリーが増えてきています。
モバイルバッテリーといえば外せないAnkerからも、シンプルなMagSafe対応モバイルバッテリー「621 Magnetic Battery (MagGo)」が出ました。
iPhone 12シリーズ以降なら、背面の充電位置にピタリと吸着して最大7.5W出力のワイヤレス充電に対応し、最大12W入出力のUSB-Cもそなえています。
わずか12mmの薄型設計におさめ、財布やバッグにスマートに収納可能です。
背面にスタンドの付いていないシンプル設計ではあるものの、パススルー充電もカバーし、最低限の機能はそなえています。
そこで本記事は外観と特徴に触れた後、同タイプのワイヤレスモバイルバッテリーを比較し、最後は出力面を紹介していきます。
- 薄くて軽い
- 豊富なカラバリ
- パススルー充電対応
- 充電パッドの磁力が強い
- ワイヤレス出力が最大7.5W
- USB-C出力も控えめ
- 折りたたみスタンド非搭載
- ワイヤレス + USB-Cの同時充電非対応
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Anker 621 Magnetic Battery (MagGo)の外観と付属品
「Anker 621 Magnetic Battery (MagGo)」は、iPhone 14 Pro x 約1回分の充電に相当する、5,000mAhのMagSafe対応モバイルバッテリーです。
製品名 | Anker 621 Magnetic Battery (MagGo) |
---|---|
サイズ | 約105 x 67 x 12mm |
重さ | 約125g |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
出力ポート数 | 2(マグネットワイヤレス / USB-C x 1) |
入力ポート数 | 1(USB-C x 1) |
出力(USB-C) | 5V 2.4A(最大12W) |
ワイヤレス出力 | 最大7.5W |
入力(USB-C) | 5V 2.4A(最大12W) |
カラーはブルー以外に、ブラック・ホワイト・グリーン・パープルとバラエティ豊富で、男女問わずに使いやすいカラーも用意されています。
吸着位置を誤らないよう、充電有効エリアが円で囲われ、その下には線が描かれています。
背面はさらりとした加工が施されて指紋や油分が付きづらく、吸着面はグリッピーな表面に仕上がっています。
底面にはLEDインジケーターと最大12W入出力対応のUSB-Cポート、右側には電源ボタンをそなえています。
電源ボタンを押すと、左のインジケーターで状態(白点滅:ワイヤレス充電OK、白点灯:ワイヤレス充電中)、4段階の白インジケーターでバッテリー残量が分かります。
- LED1個点灯 〜25%
- LED2個点灯 〜50%
- LED3個点灯 〜75%
- LED4個点灯 〜100%
重量は約133gと、スマホ未満の軽量設計です。
サイズは約105 x 67 x 12mmで、名刺ケース未満の超小型サイズを実現しています。
厚みはなんと11mm台(公称は12mm)で、Anker 622 Magnetic Battery (MagGo)よりさらに1mm薄くできています。
ただしAnker 622 Magnetic Battery (MagGo)は背面にフリップ式スタンドをそなえ、本機はよりシンプルな設計となっています。
付属品はバッテリー本体とUSB-C & USB-Cケーブルです。
Belkin・Anker 622 Magnetic Batteryとの比較
同クラスのワイヤレスモバイルバッテリー「Anker 622 Magnetic Battery(MagGo)」「Belkin BOOST CHARGE Magnetic Wireless Battery」でスペック比較してみました。
製品名 | Anker 621 Magnetic Battery (MagGo) |
Anker 622 Magnetic Battery(MagGo) |
Belkin BOOST CHARGE Magnetic Wireless Battery 5000 + Stand |
---|---|---|---|
サイズ | 約105 x 67 x 12mm | 約105 x 66 x 13 mm | 約94.7 x 64.4 x 16.6mm |
重さ | 約125g | 約144g | 約131g |
バッテリー容量 | 5,000mAh | 5,000mAh | 5,000mAh |
出力ポート数 | 2(マグネットワイヤレス / USB-C) | 2(マグネットワイヤレス / USB-C) | 2(マグネットワイヤレス / USB-C) |
入力ポート数 | 1(USB-C) | 1(USB-C) | 1(USB-C) |
USB-C出力 | 最大12W | 最大12W | 最大10W |
ワイヤレス出力 | 7.5W | 7.5W | 7.5W |
入力 | 最大12W(USB-C) | 最大12W(USB-C) | 最大10W(USB-C) |
合計出力 | (同時充電不可) | (同時充電不可) | 最大10W |
スタンド | |||
パススルー充電 |
Anker 621 Magnetic Battery (MagGo)は、他2製品とちがってスタンド機能を搭載していません。
したがって「iPhoneスタンドとしても使いたい」「充電しながら動画視聴したい」などの用途には不向きです。
その分、薄型・軽量設計に重きが置かれているので、携帯性は抜群。
Anker 621 Magnetic Battery (MagGo)のレビュー
Anker 621 Magnetic Battery (MagGo)の特徴を紹介していきます。
最大7.5Wのワイヤレス充電に対応
本機はMagSafe対応であり、背面にモバイルバッテリーを吸着すると充電が開始します。
サイズ的には無印やProだとちょうど良く、iPhone 12/13 miniだとやや飛び出すので、バンパーを装着しながらだとminiでは密着しないので注意ください。
マグネットの磁力はそこそこ強く、iPhoneの背面にモバイルバッテリーを持ってくると、充電のスイートスポットにバチッとくっ付きます。
モバイルバッテリーを起点に持ち上げても、ずれ落ちる気配は全くありませんでした。
AirPods Pro 2をはじめ、Qi対応イヤホンのワイヤレス充電にも対応しています。
AirPods Pro 2なら背面にマグネットを搭載しているので、こんな風にくっつけながらの充電もお手の物。
USB-Cは最大12W入出力に対応
Anker 621 Magnetic Battery (MagGo)はUSB-Cポートも搭載し、こちらを使って最大12W出力までのデバイス充電が可能です。
バッテリー本体の充電もUSB-Cから行え、最大12W入力に対応しています。
パススルー充電対応だが2台同時充電は非対応
パススルー充電にも対応し、本体充電しながらのワイヤレス充電もできます。
ただし、ワイヤレス + USB-Cの2台同時充電は非対応で、両方行うとUSB-C充電のほうが優先されます。
Anker 621 Magnetic Battery (MagGo)はこんな人におすすめ
Anker 621 Magnetic Battery (MagGo)は「iPhone用のワイヤレスモバイルバッテリーで携帯性を重視する人」におすすめです。
出力は控えめなものの、USB-Cからの充電とパススルーにも対応し、実用性は十分。
同クラスのワイヤレスバッテリーでは最薄・最軽量設計でカラバリも豊富なので、持ち運び用に買うなら最適の一台に仕上がっています。
スタンド機能も欲しいなら、Anker 622 Magnetic Battery(MagGo)やBelkin BOOST CHARGE Magnetic Wireless Batteryをおすすめします。
Anker 621 Magnetic Battery (MagGo)レビューまとめ
本記事は「Anker 621 Magnetic Battery (MagGo)をレビュー!マグネット充電できるスリム設計のモバイルバッテリー」について書きました。
Anker 621 Magnetic Battery (MagGo)は、iPhone 12シリーズ以降にピタッとくっ付き、最大7.5Wのワイヤレス充電に対応するMagSafe対応モバイルバッテリーです。
スタンドや2台同時充電には非対応ですが携帯性は随一なので、バッグに忍ばせる一台に最適。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
- 薄くて軽い
- 豊富なカラバリ
- パススルー充電対応
- 充電パッドの磁力が強い
- ワイヤレス出力が最大7.5W
- USB-C出力も控えめ
- 折りたたみスタンド非搭載
- ワイヤレス + USB-Cの同時充電非対応