どうも、iPhone 14 Proユーザーのマクリン( @Maku_ring)です。
iPhoneのヘビーユーザーなら、モバイルバッテリーは一緒に携帯したいところ。
12シリーズ以降ならMagSafeに対応しているので、マグネット式ワイヤレス充電を採用するワイヤレスモバイルバッテリーがおすすめです。
近年Belkin BOOST CHARGE Magnetic Wireless BatteryやCIOハイブリッドワイヤレスバッテリーなど、優秀モデルが出ている同分野に、新たなモデル「Anker 622 Magnetic Battery」が加わりました。
強力マグネットでピタッとくっつき、折りたたみ式スタンドを搭載しているので動画視聴やSNSライブに活用できます。
最大12W出力ながら、USB-Cポートを介した有線充電やパススルー充電も可能であり、充電面の汎用性も高めです。
そこで本記事は本機の外観と特徴を述べた後、各ポートの出力面を紹介していきます。
- カラバリが5種類と豊富
- ワイヤレス出力が最大7.5W
- パススルー充電対応
- 折りたたみスタンド搭載
- 充電パッドの磁力が強い
- USB-C充電の出力が低い(最大12W)
- ワイヤレス + USB-Cの同時充電不可
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Anker 622 Magnetic Battery (MagGo)の外観と付属品
「Anker 622 Magnetic Battery」は、iPhone約1回分の充電に対応する、5,000mAhのMagSafe対応モバイルバッテリーです。
製品名 | Anker 622 Magnetic Battery |
---|---|
サイズ | 約105 x 66 x 13 mm |
重さ | 約144g |
出力ポート数 | 2(マグネットワイヤレス / USB-C x 1) |
入力ポート数 | 1(USB-C x 1) |
出力(USB-C) | 5V 2.4A(最大12W) |
ワイヤレス出力 | 最大7.5W |
入力(USB-C) | 5V 2.4A(最大12W) |
カラーはブラックふくめ、ホワイト・ブルー・グリーン・パープルがあり、無骨なモバイルバッテリーらしからぬ爽やかな色合いに仕上がっています。
表面はしっとりしたラバー素材であり、ほどよいグリップ性がありつつベタつかず、心地よい触感です。
表面には最大7.5Wのマグネット式ワイヤレス充電パッドを搭載しています。
MagSafe認証品ではないため、最大15Wの高速ワイヤレス充電には対応していませんが、MagSafe認証モバイルバッテリーは現状なく、技術的に難しいのかも……。
底面には電源ボタンがあります。
電源ボタンを押すと、一番右のインジケーターでワイヤレス充電状態、その左にある4つの白インジケーターでバッテリー残量が分かります。
- 白点滅 充電中
- 消灯 フル充電
サイズは約105 x 66 x 13 mmのハンディサイズであり、名刺ケース未満におさまっています。
重量は約148gとご飯1杯分くらいの軽さです。
背面には本機の特色でもある、折りたたみ式のスタンドをそなえています。
三つ折りできるフリップタイプになっており、引き出して折り込むと、そこを起点に自立できるようになっています。
iPhoneをマグネット充電しながら立てかけると、動画視聴に適したスタイルに合わせられます。
なおアップグレード版は従来版とちがって、USB-Cポートの位置が底面から側面に変わり、立てかけた状態でもポートを塞ぐことがなくなりました。
付属品は本体とUSB-C & USB-C ケーブル(0.6m)です。
iPhoneを有線充電するにはLightningケーブルが別途必要で、絡みにくいケーブル「Anker PowerLine Ⅲ Flow USB-C & ライトニング ケーブル」がおすすめです。
PowerCore Magnetic 5000・CIOハイブリッドワイヤレスバッテリーとの比較
同クラスのワイヤレスモバイルバッテリー「PowerCore Magnetic 5000」と「CIOハイブリッドワイヤレスバッテリー」でスペック比較してみました。
製品名 | Anker 622 Magnetic Battery |
Anker PowerCore Magnetic 5000 |
CIOハイブリッドワイヤレスバッテリー |
---|---|---|---|
サイズ | 約105 x 66 x 13 mm | 約94 x 63 x 16 mm | 約94 x 63 x 16 mm |
重さ | 約144g | 約133g | 約150g |
出力ポート数 | 2(マグネットワイヤレス / USB-C) | 2(マグネットワイヤレス / USB-C) | 2(マグネットワイヤレス / USB-C) |
入力ポート数 | 1(USB-C) | 1(USB-C) | 1(USB-C) |
USB-C出力 | 最大12W | 最大10W | 最大20W |
ワイヤレス出力 | 7.5W | 5W | 2.5W / 5W / 7.5W |
入力 | 最大18W(USB-C) | 最大18W(USB-C) | 最大18W(USB-C) |
合計出力 | (同時充電不可) | (同時充電不可) | 最大27.5W |
スタンド | |||
Apple Watch充電 | |||
パススルー充電 |
Anker 622 Magnetic Batteryは前モデルPowerCore Magnetic 5000にくらべ、多くの点で上回っています。
- USB-C・ワイヤレス出力ともに高出力化
- 折りたたみ式スタンド搭載
- スリム化
- マグネットが強力に
したがって、同社のワイヤレスバッテリーを買うなら、本機のほうが迷わずおすすめです。
しかし、CIOハイブリッドワイヤレスバッテリーと比較すると「Apple Watch充電ができない」「ワイヤレス + USB-Cの同時充電不可」といった弱点もあります。
Apple Watchも充電したい・2台同時充電したいなら、CIOのほうが最適な仕様といえるでしょう。
Anker 622 Magnetic Battery (MagGo)のレビュー
Anker 622 Magnetic Batteryの特徴を紹介していきます。
最大7.5Wのワイヤレス充電に対応
Anker 622 Magnetic Batteryは、iPhone / Qi対応スマホ / ワイヤレスイヤホンの充電に対応するワイヤレス充電パッドを搭載しています。
充電パッドにMagSafe対応iPhone(12シリーズ以降)をもっていくと、磁力でガチッとくっ付き、充電が開始します。
ワイヤレス充電時は一番右のLEDインジケーターが白点灯します。
ケース越しであってもMOFT MagSafe対応ケースのようなマグネット搭載ケースであれば、問題なくワイヤレス充電できます。
約900gの荷重に耐える強力マグネット搭載で、バッテリーで本体を持ち上げても外れる心配はありません。
サイズ感はProだと横にすこし余るくらい、miniだと若干飛び出す程度です。
ワイヤレス出力は最大7.5Wであり、高速ワイヤレス充電(15W)の半分の出力なので、カラからフル充電まで4時間近くかかりました……。
iPhoneだけでなく、AirPods Pro 2など、Qi対応ワイヤレスイヤホンの充電にも使えるので助かります。
折りたたみ式スタンド搭載
Anker 622 Magnetic Batteryは、薄型の折りたたみスタンドを搭載しています。
角度調整はできないものの、視認しやすい60°の傾斜となっています。
前述のとおり、マグネットが強いので縦置き・横置きのいずれでも使えます。
縦置きならZOOMやSNSライブ、横置きならYouTubeやレシピチェックなどに便利です。
最大12WのUSB-C充電とパススルー充電に対応
USB-Cは最大12W出力でき、iPhone 14シリーズの高速充電(20W必要)には足りないものの、スマホの急速充電は可能です。
同ポートで最大12W入力の本体充電もでき、約2時間でのフル充電に対応しています。
ワイヤレス + USB-Cの同時充電は非対応ですが、本体充電とワイヤレス充電が両立できるパススルー充電に対応し、充電器代わりにも使えます。
Anker 622 Magnetic Battery (MagGo)はこんな人におすすめ
Anker 622 Magnetic Batteryは「iPhoneが充電できる、スタンド搭載のワイヤレスモバイルバッテリーが欲しい人」におすすめです。
強力なマグネットと折りたたみ式スタンドも搭載しています。
ただし、Apple Watchも充電したい・2台同時充電したいのであれば、CIOハイブリッドワイヤレスバッテリーのほうがおすすめです。
Anker 622 Magnetic Battery (MagGo)レビューまとめ
Anker 622 Magnetic Batteryは、iPhone 12シリーズ以降におすすめのワイヤレスモバイルバッテリーです。
惜しい点はあるものの、マグネット型では使い勝手にすぐれたモデルに仕上がっています。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
- カラバリが5種類と豊富
- ワイヤレス出力が最大7.5W
- パススルー充電対応
- 折りたたみスタンド搭載
- 充電パッドの磁力が強い
- USB-C充電の出力が低い(最大12W)
- ワイヤレス + USB-Cの同時充電不可