どうも、家でも会社でもプリンターが欠かせないマクリンです。
僕は在宅勤務することも多く、家でもなにかと資料印刷の機会があります。
プリンター専用機なら1万円以下でも入手できますが、プリンター複合機の最上位モデルともなると、5万円近くするモデルもあります。
ですが、必要なポイントを押さえて選ぶことで、複合機でも1万円台で導入することができます。
本記事ではコスパの高いプリンター複合機を選ぶうえで、どのようなポイントをおさえるべきか、気を付けることとおすすめ商品を紹介します。
先におすすめのプリンターを知りたい場合は「コスパ最強のプリンター複合機おすすめ3選」からチェックしてみてください。
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高コスパで安いプリンター複合機の選び方とは?
プリンターを選ぶときによく訊かれるのがこんな質問。
プリンターはいずれも外観が似ている上、基本的に機能の比較となります。
中身がよく分からない人からしたら、プリンター選びは難しいのです。
1. ADF(自動原稿送り装置)搭載
ADFは複数枚の書類をコピーやスキャンするときに大変重宝します。
僕は大量の紙資料を電子化する機会が多いので、ADFがないと死亡するレベルですw
メーカーによってはビジネスモデルでないと付いていませんが、一度に多くの資料をあつかう人は、できるだけ付いているモデルを選びましょう。
2. 自動両面印刷対応
印刷の利便性に関わる大事な機能が自動両面印刷です。
その名のとおり「自分で裏返すことなく、自動で表裏に印刷できる機能」。
例えば僕は、印刷資料を配る機会が多いのですが、両面印刷できるだけで枚数が半分になるので、ホッチキスの綴じやすさも段違いです。
プリンターが自動両面印刷に対応していないと、残念ながら両面印刷を使うこと自体がまず無くなります(そもそも手動はめんどくさすぎる)。
3. スマホ対応(AirPrint)
プリンターを買うなら、無線LAN対応をはじめとするネットワーク機能も大事な要素のひとつ。
スマホで仕事することも増えてきている中、求められるのがスマホとの連携です。
スマホから印刷する簡便性を踏まえると、スマホに専用アプリを入れることなくそのまま印刷できる、AirPrint対応であることが望ましいです。
大好きな和牛塩ユッケをプリントしてみました(^q^)
4. ディスクレーベル印刷対応
もうひとつ地味におすすめなのがディスクレーベル印刷対応。
CD・DVD・BD(ブルーレイディスク)の白いレーベル面に直接印刷できる機能です。
こちらの機能もメーカーによっては上位モデルでないと備えていないこともあるため、できるだけ付いているモデルを選びましょう。
5. タッチパネル液晶搭載
物理ボタン式よりタッチパネル液晶搭載のモデルがおすすめです。
カラーだと視認性が高いうえ、操作性にもすぐれるので、印刷設定を変えたいときにも重宝します。
6. 写真・イラストの印刷が多いならインクジェットプリンター
そもそも「インクジェットプリンター」か「レーザープリンター」のどちらを選ぶべきなのか、という問題もあります。
インクジェットプリンターはインクを直接噴射して印刷するイメージで、色彩表現が豊かなので、写真・イラストを印刷する機会の多い人におすすめです。
一方レーザープリンターは、トナー(パウダー状のインク)を熱で圧着するイメージで、カラーよりモノクロが得意なので、文書を印刷する機会が多い人におすすめ。
とはいえ、価格帯はレーザープリンターのほうが高めなので、家庭用プリンターはインクジェット、会社のオフィス用にはレーザーを選ぶことが多いです。
7. インクの色数
インクジェットプリンターを選ぶとして、もうひとつ大事なポイントがインクの色数です。
基本的に色数が多いほど、色の再現度が高くなっていきます。
文書中心の場合は4色(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)、写真・イラスト中心なら6色(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック・ライトシアン・ライトマゼンタ)を選びましょう。
コスパ最強のプリンター複合機おすすめ3選
これまでの内容をまとめると、コスパの高いプリンター複合機を選ぶうえで大事なポイントは以下のとおりです。
- ADF(自動原稿送り装置)搭載
- 自動両面印刷
- スマホ対応(AirPrint)
- ディスクレーベル印刷
- タッチパネル液晶搭載
- インクジェットプリンター
- インクの色数
進化の早いプリンター複合機ですので、その時点の最新モデルを選ぶことをおすすめします。
そんなわけで最新モデルの中から、これらの条件をなるべく満たすプリンター複合機を集めました。
これら3製品の主なスペックを並べました。
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製品名 | ブラザー工業「DCP-J928N」 |
キヤノン「PIXUS TS8630」 | エプソン「カラリオ EP-886」 |
---|---|---|---|
インク色数 | 4色独立 | 6色独立 | 6色独立 |
インク種類 | 染料+顔料 | 染料+顔料 | 染料 |
ディスプレイ | 2.7型カラー液晶 | 4.3型カラー液晶 | 4.3型カラー液晶 |
タッチパネル | |||
最大用紙サイズ | A4 | A4 | A4 |
最大給紙枚数(普通紙) | 100枚 | 100枚 | 100枚 |
ADF | 有り(普通紙:最大20枚) | なし | なし |
自動両面印刷 | 有り | 有り | 有り |
レーベル印刷 | 有り | 有り | 有り |
AirPrint | |||
インターフェース | USB/有線LAN/無線LAN | USB/無線LAN | USB/有線LAN/無線LAN |
対応メディア | USB/SD/MMC | USB/SD/mini SD/micro SD | USB/SD/mini SD/micro SD |
価格 | 約18,848円 | 約28,515円 | 約32,925円 |
これら3製品のうち、ADFまでふくめ全ての条件を満たしているのは、ブラザー工業の「DCP-J928N」のみ。
一方、キヤノンとエプソンの強みは印刷の画質。
画質は基本的にインクの色数と種類に左右されます。
6色インクで染料のエプソン「カラリオ EP-886」は、写真印刷に強みがあります。
染料は色の表現に長けていますが、文字がにじみやすいので、文書の印刷はやや弱め。
エプソンに迫る写真印刷を持ちつつ、文書にも強みを見せるのが、顔料と染料、2種類の黒インクを持つキヤノン「PIXUS TS8630」です。
4色インクのブラザー「DCP-J928N」は、写真印刷では一歩ゆずるものの、黒インクは顔料なので文書に強いです。
以上をまとめますと、写真印刷にこだわる人はエプソン、写真と文書いずれも両立したい人はキヤノン、文書印刷の割合が多い人にはブラザーをおすすめします。
ADF・文書印刷に強み
写真と文書をバランスよく
写真印刷の画質にこだわり
ちなみにプリンターのインクは、互換インクのインクパークスがおすすめです。
高品質・格安・即日発送・1年保証付きと、互換インクメーカー随一の充実したサービス内容です。
これまで3年ほど買い続けていますが、不良品に当たったこともありません。
プリンター複合機のおすすめとその選び方まとめ
本記事ではおすすめのプリンターを紹介しました。
AirPrintやタッチパネル、自動両面印刷といった快適機能の対応は当たり前で、各社ほぼ横並びでしのぎを削っているのがプリンター複合機の世界です。
本記事で紹介したプリンター複合機はいずれもおすすめ。
どれを優先するのか好みと照らし合わせ、ベストパートナーを見つけてください。
どうも、マクリン(