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【SOUNDPEATS Sonic Proレビュー】同社初のワイヤレス充電対応でデュアルBAドライバー搭載なのに6千円台の完全ワイヤレスイヤホン

一日中イヤホン付けっぱなしで、複数のワイヤレスイヤホンを使い回すマクリン( @Maku_ring)です。

長時間使う上で気になるのはやはりバッテリーで、長いに越したことはありません。

充電方式も重要で、ケーブルをいちいち抜き挿しするより、ポンと置くだけで充電できるワイヤレス充電対応だとうれしいです。

それから音質コーデックも気にすべきポイントで、aptX未対応のイヤホンを使うと、動画視聴時に音声とのズレが生じる場面がちょくちょくあります。

6千円台にもかかわらず、これらを満足するイヤホンが、このたび買ったSOUNDPEATSサウンドピーツの「Sonic Pro」です。

SOUNDPEATS Sonic Proの外箱

同社の名機である「SOUNDPEATS Sonic」の上位機種で、イヤホン単体15時間再生aptX Adaptive対応はそのままに、さらにブラッシュアップしています。

充電は同社初のワイヤレス充電採用にくわえ、ドライバーも従来のダイナミック型でなく、補聴器にも使われるBA(バランスドアーマチュア)型を搭載し、中高音域の表現力が格段にアップ。

マクリン
高価なBAドライバーが2基ついてるのに、これだけ低価格なのは驚き……!

そんなわけで本記事は「【SOUNDPEATS Sonic Proレビュー】同社初のワイヤレス充電対応でデュアルBAドライバー搭載なのに6千円台の完全ワイヤレスイヤホン」について書いていきます。

SOUNDPEATS Sonic Pro
SoundPEATS(サウンドピーツ)
メリット
  • デュアルBAドライバー搭載
  • イヤホン単体で15時間再生
  • aptX Adaptive対応
  • ワイヤレス充電対応
  • これだけてんこ盛りで6千円台
デメリット
  • ANC非搭載
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マクリン

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プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri 代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

SOUNDPEATS Sonic Proの概要

SOUNDPEATS Sonic Pro完全防水仕様(IPX5)の完全ワイヤレスイヤホンです。

SOUNDPEATS Sonic Proは完全防水仕様(IPX5)の完全ワイヤレスイヤホン

防水規格IPX5
「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない」と定義されている防水規格です。水中での使用には適していません。あらかじめご承知おきください。
製品名 SOUNDPEATS Sonic Pro
重量
(イヤホン / ケース合計)
約11g / 約49g
音楽再生時間
(イヤホン / ケース合計)
最大15時間 / 最大35時間
ドライバー デュアル・バランスド・アーマチュアドライバー
防水性能 IPX5
対応コーデック AAC / SBC / aptX / aptX Adaptive
充電ポート USB-C / ワイヤレス
Bluetooth 5.2

SOUNDPEATS Sonicからの改良点として「ワイヤレス充電の追加」「6mmダイナミックドライバー デュアル・バランスド・アーマチュア(BA)ドライバーに変更」が挙げられます。

マクリン
前者は充電面、後者は音質面で大きな進化といえますね!

デザインはSonicを踏襲とうしゅうし、あちらが「シルバーグレー + シャンパンゴールド」だったのに対し、Sonic Proは「ブラックグレー + シャンパンゴールド」で重厚感が増しました。

Sonic

Sonic Pro

光に照らしたときのツヤ感が砥石のような光沢を帯び、プラスチッキーな安っぽさがありません。


 
イヤホン単体で約11g、ケースふくめて約49gであり、標準的な重量です。

SOUNDPEATS Sonic Proのイヤホン重量は約11g
SOUNDPEATS Sonic Proのケース重量は約47g

ケースの質感も高く、ツルッとした表面でありながら指紋が付きづらく、扱いやすくできています。


 
サイズは約38.9 x 61 x 34.7mmであり、コンパクトで持ち運びにも適しています。

SOUNDPEATS Sonic Proのケースサイズは約38.9 x 61 x 34.7mm
 
付属品はイヤホン本体とイヤーチップ(S/M/L)、USB-C to Aケーブルです。

SOUNDPEATS Sonic Proの同梱品

SOUNDPEATS Sonic Pro
SoundPEATS(サウンドピーツ)
 

SOUNDPEATS Sonic Proのレビュー

SOUNDPEATS Sonic Proの特徴を紹介します。

 

Bluetooth 5.2に対応

SOUNDPEATS Sonic ProSonicと同様、Bluetooth 5.2に対応し、接続性にすぐれています。

STEP.1
ペアリングモード

ペアリングしていない状態でケースを開くと、左右間が接続した後、右イヤホンはペアリングモード(橙白交互点滅)に移行します。


STEP.2
接続設定
Bluetooth機器のBluetoothをオンにすると「SOUNDPEATS Sonic Pro」が表示されるのでそちらを選びます。


STEP.3
ペアリング完了
Bluetooth機器との接続が完了すると「接続済み」にステータスが変わります。


また、QualcommクアルコムTrueWireless Mirroringに対応し、親機側だけでなく子機側でも片耳使用が可能となっています。

Qualcomm TrueWireless Mirroring
マスター側(親機)の接続をスレーブ側(子機)にも継承する技術をベースに、Qualcomm独自でBluetoothの接続強度を高めたり、低消費電力化を図っています。
 
一般的なモデルの「リレー伝送」に対し、SOUNDPEATS Sonic Proは「左右同時伝送」を実現しています。

SOUNDPEATS Sonic Proは左右同時伝送

マクリン
左右イヤホンそれぞれが音を受信するので、左右間の音が途切れにくいですよ!

ロングライフバッテリーかつ待望のワイヤレス充電対応

SOUNDPEATS Sonic Proフルワイヤレス最長クラスのロングバッテリーをほこります。

イヤホン単体で最大15時間、ケースふくめて最大35時間使用でき、イヤホン単体では通常モデルの約3倍と疲れ知らずのスタミナ仕様。

SOUNDPEATS Sonic Proはイヤホン単体15時間、ケース併用で35時間使用可能

実際、会議続きの日にSonic Proを使ったのですが、他のモデルなら途中で別のイヤホンに交換しているところ、1台で最後まで乗り切ってくれました。

充電ポートは、他のデバイスとも互換性の高いUSB Type-Cに対応しています。

SOUNDPEATS Sonic ProはUSB-C充電に対応
 
さらに、SOUNDPEATS製では初のワイヤレス充電に対応し、ワイヤレス充電器に置くだけでケーブルの抜き挿しなしに充電できます。

SOUNDPEATS Sonic Proはワイヤレス充電対応

中高音域の解像感が高いフラット志向

SOUNDPEATS Sonic Proは、はめこむ部分が耳の形状に合わせて作られているので、フィット感にすぐれています。

SOUNDPEATS Sonic Proの装着感

最近はタッチ操作モデルも増えていますが、Sonic Proは誤動作の少ない物理ボタン式で、音量調整ふくめた全操作が可能です。

SOUNDPEATS Sonic Proは物理ボタン式

ボタン操作一覧
  • (右/左)1回押す 再生/一時停止/受話/終話
  • 右2回押す 音量を上げる
  • 左2回押す 音量を下げる
  • 右1.5秒長押し 曲送り(次の曲)/着信拒否
  • 左1.5秒長押し 曲戻し(前の曲)/着信拒否
  • 右3回押す 音声アシスタント(Siri・Google)
  • 左3回押す ゲームモードON/OFF
  • (右/左)5秒押す ペアリング
マクリン
1回押しで再生・一時停止、2回押しでボリューム調整なので使いやすい!

ゲームモード」をオンにすることで映像と音声のズレが低減でき、アプリゲーム・YouTubeをイヤホン装着で行う人には実用性の高い機能です。

肝心の音質ですが、デュアルBAドライバーを搭載しているだけあり、中高音域は細かい音が拾えており、解像感がひときわ高い設計となっています。

ボーカル・ギター・ドラムのスネア音などはとくに透明感があってクリアに聴こえ、高音はまろやかにまとまっているので耳に刺さる感じもありません。

低音域は強くないものの、素直でフラットな味付けであり、個人的には好きな音設計です。

SOUNDPEATS Sonicのもつバランスの良さを、さらに一段引き上げたイヤホンといえるのではないでしょうか。

ROCK & POPSやEDMとの組み合わせで、その特性をより発揮します。

この価格帯ではめずらしく、aptXでも最新のコーデックである「aptX Adaptive」をサポートしています。

対応するAndroidスマホは一部のハイエンド機にとどまるものの、超高音質と超低遅延を実現しています。

MEMO
aptX Adaptiveに対応していないスマホであっても、aptXでの視聴が可能です。
SOUNDPEATS Sonic Proの評価
音質(バランス良好)
(4.5)
連続再生時間(15時間)
(5.0)
音声操作(あり)
(5.0)
防水・防滴(IPX5)
(4.0)
総合評価
(4.5)
SOUNDPEATS Sonic Pro
SoundPEATS(サウンドピーツ)
 

SOUNDPEATS Sonic Proはこんな人におすすめ

SOUNDPEATS Sonic Proは「ANC以外、全部入りのイヤホンが手頃な価格で欲しい人」におすすめです。

6千円台で機能がここまで盛り込まれたモデルは他になく、ワイヤレス充電にもようやく対応したのはポイント高し。

ただしANCは非搭載なので、同程度の価格でANC搭載モデルが欲しい人はEarFun Free ProSOUNDPEATS T2もおすすめです。

 

SOUNDPEATS Sonic Proレビューまとめ

本記事は「【SOUNDPEATS Sonic Proレビュー】同社初のワイヤレス充電対応でデュアルBAドライバー搭載なのに6千円台の完全ワイヤレスイヤホン」について書きました。

SOUNDPEATS Sonic Proは、完成度の高い「SOUNDPEATS Sonic」の上位機種なのもうなずける、弱点のほぼない優等生イヤホンに仕上がっています。

デュアルBAドライバー搭載・イヤホン単体15時間再生・ワイヤレス充電対応・aptX Adaptive対応と、ANC搭載にこだわらないならかなりおすすめです。

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

SOUNDPEATS Sonic Pro
SoundPEATS(サウンドピーツ)
メリット
  • デュアルBAドライバー搭載
  • イヤホン単体で15時間再生
  • aptX Adaptive対応
  • ワイヤレス充電対応
  • これだけてんこ盛りで6千円台
デメリット
  • ANC非搭載
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