2017年5月14日にブログをスタートし、本記事で120記事目のマクリン( @Maku_ring)です。
先日月間1万PV越えの報告をしたところなのですが、ありがたいことに8ヶ月目の現在、月間2万PVを越えています。
本記事は「【ブログの歩み】100記事&月間2万PVの副業ブロガーがこれまでを振り返る」について書いていきます。
タップできるもくじ
早くも迷走、方向転換を迫られた5月
2017年5月14日、当ブログ「マクリン」はひっそりと転職特化型ブログを目指して開設しました。
参考 大企業への転職をキャリアアップにつなげる心構えと会社選びのコツはたらきマクリンところが書き始めて1ヶ月もしないうちに僕の弱点が露呈します。
それから苦労バナシを書こうにも転職で苦労した経験が少なく、記事に深みを持たせられないという悩みもありました。
……そんなわけで早くも方向転換を迫られることとなり、営業・仕事術とビジネスマン向けの内容に少しずつ幅を広げていきました。そんな5月でした。
参考 出世の早い営業マンがやっている、上司に気に入られる3つのメリットと5つの仕事術はたらきマクリン- 特化型ブログを目指すなら、知識のある分野・自分の好きなことにテーマを定めよう
オフラインとオンラインでつながりがあった6月
6月に入り、転職記事は控えめにして営業・仕事術を中心に書いていましたが、「この方向性でこのまま書き進めて大丈夫なのか」という不安・葛藤が常に頭の中にありました。
なぜそんな思いがあったのか。
それは書いている本人が自分のブログを面白いと思っていなかったからです。
この閉塞感を打破するために、ある日『東京 ブログレッスン』で検索したら、ものくろさんという方がブログレッスンをやっていることが分かりました。
わらにもすがる思いで6月8日のグループレッスンを申し込みました。
これがオフラインで初めて得られたブロガーさんのつながりです。
このグループレッスンは、僕にとって下記の3点で重要な意味がありました。
- 自分のブログは、自分で思っているほどヤバいものではなかった(客観的な視点)
- こういう点をこう変えれば、もっと読みやすくなるという具体的な助言が得られた(ブログ改善点の洗い出し)
- 「なんでも好きなことを書けばいいんだよ」という後押しがもらえた(記事内容の自由度)
ものくろさん本人にとってはなにげない一言だったかもしれませんが、3番目の「好きなことを書いてもいい」というのは、当時僕がもっとも悩んでいたことだったので、とてもありがたい後押しでした。
自分でも面白くないと思っていた、当時のガチガチに硬いブログから、少し柔らかい内容へ舵を切っていくきっかけになりました。
そしてブログレッスン後に初めて、営業・転職・仕事術以外の記事を書くことができました。
どこまで自由に書いていいものか模索していた時期でもあり、60日免停の失敗談や自分のパソコンをHDDからSSDに交換する話など、もはやビジネスマン向けとは言いがたい内容もあります。
これらは当時「こんなん書いて意味あるのかな」と迷いながら出した記事です。
それからもうひとつ、オンラインでも大きなつながりが得られました。
それは月間100万PVブロガーのヨスさんが運営するブログスクール、ヨッセンスクールへの入会です。
まずヨスさん自体ものすごく忙しいのに信じられないほどマメな人で、ちょっとした質問にも的確なアドバイスをくれる超人(いつ寝てるのかなw)。
文章術だけでなく、HTMLやCSSの技術的質問にまで答えられるという懐の深さも併せ持ちます。
一度リアルでお会いしたのですが、素直で謙虚かつ笑顔の素敵な方でした。
ヨッセンスクールが素敵だと思うのは、管理者が一方的に情報発信する場ではなく、参加者側の発言もきっちり求められるインタラクティブなコミュニティであるという点。
ヨスさん以上に詳しい人がいる分野では、そこに精通した外部講師あるいはメンバーの中で詳しい人を招かれるので、幅広く知識・情報が得られる点です。
スクールにはPV・収益のえげつない偉人たちが多数在籍していらっしゃいますので、日々コメントを眺めているだけでもヒントが多く得られます。
ヨッセンスクールのおかげで、ブログ収益化の面で展望が相当開けたことを、たった半年でも実感しています。
ヨスさんには6月、ありきたりの内容で硬いブログを個性化する上で、重要なアドバイスをいただきました。
プロフィールにだけ載せていたアイコンイラストの種類を増やして、記事内に吹き出しとして導入すると個性を出しやすい
地の文章が硬かったことも当時は悩みでした。
だから、ビジネスマン向けのありきたりの内容だったことも手伝い、その文体と合わせてかなり個性の薄いブログと化していました。
そこでヨスさんの助言をたよりに、僕とヨメの各表情に合わせて、計10種類の吹き出し用イラストを妻に頼み込んで作ってもらいました。
次の文章は硬いままでも、多少くだけた表現や感情を吹き出しの言葉に載せることで、ブログの雰囲気を軽くすることに貢献しています。
同じように悩まれている方がいればぜひ導入を。
「ブログの収益・PVを伸ばすために、必ずサロンに所属しなければならないのか」という点は、全くもってそんなことはありません。
必要な情報は全てネット上に載っているからです。
ですが、ブログを書くことは営業と同じく、正解のない難しいものだと感じています。
それから孤独な作業でもあります。
だからブログを継続する上で仲間の存在はとても大事ですし、モチベーションになり得るものです。
「寂しいな」とちょっとでも感じたら、迷わずどこかに所属してみましょう。
そんなことを学んだ6月でした。
- ブログ継続の環境を得たいなら、オンラインでもオフラインでもどこかのコミュニティに入りましょう。
自由すぎて迷いの見えた7月
どんなこともブログの題材にしてもいいことは分かりましたが、そのことが却って自分の首を絞めることになります。
新しいテーマで記事を書いては新カテゴリーを増やしていく日々。
ブログをたまに読むヨメから、ある日こう言われたのです。
僕自身もうすうす感じていたことであり、「イタいとこを突かれた」と思いました。
あれもこれもとブログに書いていくうちに、ブログの軸がブレまくっていったのです。
何を書くべきかという方向性を見失ったまま、行き当たりばったりで書き連ねていたため、関連性のない記事の集合体になっていました。
ブログを届けたい読者像、すなわちペルソナが定まっていなかったのです。
ヨメの一言で我に返った僕は、読者像をきっちり定め直し、回帰宣言も込めて下記記事を書きました。
参考 一貫性のある人がビジネスに強い3つのポイントはたらきマクリン- ブログの題材は自由ですが、ペルソナはきっちり定めましょう。
既存のテーマを育てながら、新しい柱を作った8・9月
5月の数記事でネタ切れを起こし、しばらく遠ざかっていた転職記事。
「レッドオーシャンをそのまま狙っても、PV・収益が全く伸びない」という現実を目の当たりにし、ここ数ヶ月の学びから視点を変えて書くことにしました。
- レッドオーシャン:競争の激しい既存市場
- ブルーオーシャン:競争のない未開拓市場
ーW・チャン・キム著「[新版]ブルー・オーシャン戦略
」より引用ー
転職はそもそも収益性の高い分野。そのまま書いては、競合サイトが多すぎて全く浮上してきません。
そこで転職記事は、「35歳以上転職限界説」や「中小企業から大企業への転職」にテーマをしぼることで、以前よりも検索で上がりやすくなりました。
参考 35歳以上の転職が成功する人に絶対必要な4つの条件はたらきマクリン 参考 中小企業から大企業へ転職!両者のメリットデメリット・働き方の違いとは?はたらきマクリン
完全にブルーオーシャンを狙うことは難しいですが、ドメインが充分に育っていないときほどレッドオーシャンに潜むブルーオーシャンがないか考えながら書くことが大切です。
この狙いは手帳カテゴリーにおいてある程度成功しました。
あるブランドの本革手帳カバーや大きめのバーチカルタイプ手帳など、他ではあまり取り上げられていないところにスポットを当てて書いたからです。
これらに加えて、前々から書きたかった新しいジャンル「食物繊維」の記事にチャレンジしました。
かなり思い入れのある記事なのですが、Googleの仕様が変わらないかぎり今後も検索で上がってくることはないでしょう。
とはいえ、これらの記事で培ったマインド・文章術は自分の中に確かに残っています。
僕と同じようなことがあっても、考え方を変えて前向きに捉えていきましょう。
9月は印象的な出来事がありました。
基本的には検索だよりのノーバズブロガーですが、もっこりパンツというインパクトあるアイテムを真面目にレビューするというギャップが良かったのか、下記記事で唯一の小バズを経験します。
- レッドオーシャン中のブルーオーシャンを狙って書きましょう。
ブログの枠を少しずつ広げていった10・11・12月
10月以降は既存テーマで強みとしていきたいガジェットの記事に力を入れながら、宅配サービス・カーシェア・格安SIM・資産運用など、手垢の付きまくったジャンルであっても、自分にとって書くのが初めてならどんどん記事を書いていくようにしました。
記事を書き始めるとき「このテーマで他に誰か書いてるやろうから、書くのやめとこ」と思って、以前は断念しがちだったが、最近は自分にとって初めてなら書くことにしてます。いざ書き終えたら意外と新しかったりするもので、アウトプットするまでは何が新しいかなんて分からんもんだと思う今日この頃。
— マクリン (@Maku_ring) December 13, 2017
新記事をマイペースに増やしていきながら、過去記事のリライトにも力を入れ、全体のベースアップを図りました。
上位の記事から順にリライトしていきPV増量を狙ったのですが、中でも効果が見られたのは、下記ツイートにあるサーチコンソールを使ったタイトルのリライト。
今さらながらのRT。
もちろんタイミングもありますが、これにしたがってタイトルだけリライトしていったら、1日のPVがついに1,000超えたよ😭😭※平均は600〜700くらい
マジ効果あるよコレ!
いや〜びっくり(゚д゚lll) https://t.co/d8iBeAJ2Wy— マクリン@リーマンブロガー (@Maku_ring) 2017年12月25日
「記事数を重ねているにも関わらずPVが上がらない」など現状に停滞感を感じているブロガーさんほど、記事更新を一旦やめて一度リライトに集中することを全力でおすすめします。
それからもうひとつ、この時期に行ったのはブログ構造の整理。
ブログはその性質上、新記事にスポットが当たりやすく、過去記事ほど埋もれていきやすいものです。
ブログの構造を工夫して、過去記事にもスポットが当たるように心がけることで、回遊率ならびにPVアップにつながります。
まだ絶賛作成中ですが、下記3項目を充実させることがその近道ですので、ときにはブログの体裁を見直していきましょう。
- ある程度の記事数が積み重なったら、リライトを心がけましょう。
- 過去記事にスポットを当てるために、ときにはブログの体裁を整えましょう。
100記事&月間2万PVのブログ歩み│まとめ
本記事は「【ブログの歩み】100記事&月間2万PVの副業ブロガーがこれまでを振り返る」について書きました。
「いつも迷いながら歩を進めてきた」というのが、今年のブログ運営を振り返っての率直な感想です。
来年もきっと迷い続けるでしょう。でも迷うからこそブログは楽しいとも感じています。
ブログを書き始めてから、オンラインでもオフラインでも良い出会いがたくさんありました。会社生活だけ送っていたときには考えられなかったことです。
来年もがんばって発信し続けていきます。今後ともよろしくお願いいたします。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
はじめまして。
いつもTwitter拝見しています。
記事内にリンクがなかった部分があるようです。
→ ヨメの一言で我に返った僕は、読者像をきっちり定め直し、回帰宣言も込めて下記記事を書きました。
https://makuring.jp/120blog/#7
お時間のあるときにご確認ください。
(私の勘違いでしたらすみません。)
まめ様、
ご教示ありがとうございます!
リンクを修正しましたので、ご確認よろしくおねがいしますm(_ _)m
いつも見てくださり、嬉しいです(*´ω`*)
マクリン
マクリンさんはじめまして。
いつも参考にさせて頂いています。
マクリンさんのパーマリンク設定はどういう基準でされているのでしょうか?
気になったのは各ジャンル事のまとめ記事に入っている「category」です。
どういった意味があるのか教えてもらえれば幸いです。
PS.note購入させて頂きました。有益な情報をありがとうございます!
Daisuke様
コメントありがとうございます!
カテゴリーページはデフォルトでcategoryというスラッグが入るようになっていますよ(*´ω`*)
なので、僕の方で特になにかを設定しているわけではありません。
マクリン