どうも、一日中会議でイヤホン付けマクリン( @Maku_ring)です。
イヤホンといえば完全ワイヤレスが主流になりつつある今、気になるのは使用感や音質。
手軽に購入できるワイヤレスイヤホンも増えてきている一方、いまだに「実際そんなに便利じゃなさそう」「音質が悪そう」といわれることがあります。
そういうイメージを覆すといっても過言ではないワイヤレスイヤホンが「AVIOT TE-D01m」です。
同社のベストセラーモデル「TE-D01gv」に機能を追加した機種となっています。
AVIOT独自のマイルドANC(アクティブノイズキャンセリング)に物理的なパッシブノイズアイソレーションをかけ合わせ、音楽に没入して楽しめるようになっています。
「AAC」「aptX」の音質コーデックにくわえ、上位互換の「aptX Adaptive」までサポートし、対応するAndroid端末なら高音質かつ低遅延の音楽・動画再生を可能としています。
さらに業界トップクラスのロングバッテリーをそなえ、イヤホンのみでも最大10時間、ケースふくめると最大50時間の使用が可能です。
そんな機能がありながら、1万円台前半で購入できるコスパ最強の「AVIOT TE-D01m」について、レビューやおすすめできる人・できない人を紹介していきます。
そんなわけで本記事は「【AVIOT TE-D01mレビュー】ロングバッテリーとノイキャン・aptX Adaptive搭載で1万円台前半の完全ワイヤレスイヤホン」について書いていきます。
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AVIOT TE-D01mの概要
TE-D01mは、AVIOTで初めてアクティブノイズキャンセレーションを搭載したモデルです。
カラーは僕が持っているBlackのほか、Cardinal Red・Ivory・Pearl White・Navyと、豊富なバリエーションをそなえています。
付属品はイヤホン本体とイヤホンケース、シリコン製のイヤーチップにUSB-C to Aケーブルとなっています。
AVIOTが持つ日本人の耳形状に関するデータベースが活用されたエルゴノミクスデザインは、激しい動きでも落ちないことが特徴です。
耳にフィットしてくれるので、トレーニングするときでも落とす心配がありません。
デザインもシンプルで洗練され、ちょうどいい高級感をまとっています。
イヤホン単体で約13g、ケースふくめて約53gと、標準的な重量です。
ケースのサイズは50 x 35 x 45mmと、コンパクトで持ち運びにも便利。スウェットやパーカーならポケットに余裕で忍ばせられます。
⽶国Knowles社⾼品位マイクを4基搭載し、通話中のノイズを軽減できるため、よりクリアな音声が届くのも特徴です。
防水性能はIPX4レベルで、水中での使用はできないものの、運動中の汗やにわか雨などの心配はありません。
AVIOT TE-D01mのレビュー
それではAVIOT TE-D01mを使ってみたレビューを4点に分けて紹介します。
1. ノイズキャンセリングは便利だがおまけ程度
AVIOT TE-D01mは、物理的に遮音するパッシブノイズキャンセリングと、マイクからノイズを拾って逆位相を重ねるアクティブノイズキャンセリングのハイブリッド仕様。
外を歩いても電車に乗っていても環境音が気にならず、作業に集中したいときにも便利です。
ただし、アクティブノイキャンはマイルドANCと銘打っているだけあり、その味付けは正直おまけ程度です。
ゼンハイザーのMOMENTUM True Wireless 2と同程度で、ANC特有の閉塞感は控えめに仕上がっています。
車内やコンビニなど、周りの音が聞こえないと危険な場合もありますが、左イヤホンの2秒押しで外⾳を取り込めるアンビエントマイク機能がオンオフできるので、シーンによって使い分けられます。
2. ケース込みで最大50時間の再生が可能
AVIOT TE-D01mはQualcommチップ「QCC3040」搭載により、抜群のロングバッテリーを実現しています。
イヤホン単体で10時間の連続再生が可能で、ケースもふくめると最大50時間も使用できます。
充電用には汎用性の高いUSB-Cポートをそなえ、充電時間は1.5時間しかかからないのもうれしいポイントです。
3. 高音はまろやかで低音は量感しっかり
AVIOT TE-D01mは小ぶりのスマートデザインで、人間工学に基づいた形状なので女性でも付けやすいです。
高感度タッチセンサーを搭載し、耳元を軽く触るだけで操作できます。
音量調整ふくめた全操作が可能となっています。
- (右/左)1回押す 再生/一時停止/受話/終話
- 右2回押す 曲送り(次の曲)
- 右3回押す 曲戻し(前の曲)
- 左2回押す 音量を下げる
- 左3回押す 音量を上げる
- 左2秒押す アンビエントマイクON/OFF
- 右2秒押す ノイズキャンセリングON/OFF
ノイキャン・外音取り込みともに片手でサクッと操作できるので、音楽に集中したいとき・急に話しかけられたときにも便利です。
AVIOT TE-D01mの音質を確認しました。
高音はまろやかで抑え気味であり、低音域も重低音というほどではないものの、しっかりした量感を持たせています。
全音域にわたって比較的フラットで、ロック&ポップスとの組み合わせでその特性をより発揮します。
しかもaptX・AAC両方に対応し、iPhoneとAndroidスマホの双方で、質の高いサウンドを提供可能です。
aptXでも最新のコーデックである「aptX Adaptive」に対応しています。
対応するAndroidスマホは一部のハイエンド機にとどまるものの、超高音質と超低遅延を実現し、動画再生でも力を発揮します。
AVIOT TE-D01mをおすすめする人・しない人
AVIOT TE-D01mを使ってみて感じた、本製品をおすすめできる人・できない人が見えてきたので伝えます。
おすすめしない人
ナチュラルでクセのない音質なので、重低音のビートをガンガン楽しみたい人にはおすすめしません。
音自体は高音質で非常に聴きやすいです。
クセもないので音のこだわりが強くない人には最適なイヤホンに仕上がっています。
しかし、音の重さや臨場感など迫力を求める人には多少物足りなく感じるので、低音にボリュームが欲しい方にはおすすめできません。
おすすめする人
ワイヤレスイヤホンに大事な要素のひとつが耳へのフィット感。
その点AVIOT TE-D01mは日本のメーカーなので、日本人が聴きやすいイヤホンを実現しています。
また、ロングバッテリーでケースもふくめると最長50時間も使用できるので、長時間イヤホンを使いたい人におすすめです。
僕のように一日中オンライン会議など、イヤホンの使用時間が多い人には一般的なワイヤレスイヤホンだと途中でスタミナ切れになること数知れず……。
しかし、TE-D01mならイヤホン単体でも最大10時間の長時間再生に対応し、一日で5個以上の会議があった日でも問題なくこなせました。
それから最大の訴求ポイントはその価格。
ANC搭載のイヤホンは2〜3万円するものも少なくない中、AVIOT TE-D01mはなんと12,375円(税込み)で購入できます。
AVIOT TE-D01mレビューまとめ
本記事は「【AVIOT TE-D01mレビュー】ロングバッテリーとノイキャン・aptX Adaptive搭載で1万円台前半の完全ワイヤレスイヤホン」について書きました。
AVIOT TE-D01mは、最長クラスのロングバッテリーをそなえ、多くの音質コーデックに対応するワイヤレスイヤホンです。
ノイキャンや外音取り込みまで搭載しながら1万円台前半と手軽に購入でき、これからワイヤレスイヤホンを使いたい人にもおすすめ。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。