評価:4.5
どうも、10台以上のワイヤレスイヤホンをもつマクリン( @Maku_ring)です。
Bluetooth接続で全ケーブルをなくした完全ワイヤレスイヤホンは、ケーブルのストレスと無縁で快適そのもの。

数千円から数万円まで、さまざまな価格帯の完全ワイヤレスイヤホンが出ており、機能やサウンドの特徴も異なります。
デンマーク発のプレミアムオーディオブランド、Bang & Olufsenの「Beoplay E8 2.0」です。
通常モデルでも3万円台後半、充電器付きだと4万円以上する高級品ですが、耳に一度装着するとそれも納得、唯一無二のクリアサウンドを奏でてくれます。
性能面もすばらしく、防水にくわえ、イヤホンではめずらしい防塵仕様であり、充電方式もUSBタイプCとワイヤレスに対応しています。

そんなわけで本記事は「【Bang&Olufsen Beoplay E8 2.0レビュー】完全ワイヤレスイヤホンの到達点と呼ぶべき傑作【B&O】」について書いていきます。
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B&O Beoplay E8 2.0の外観と付属品
「Beoplay E8 2.0」は防水・防塵仕様(IP54)の完全ワイヤレスイヤホンです。
IP54とは「5等級の防塵性能と4等級の防水性能(生活防水仕様)をもつ」という意味です。

Beoplay E8 2.0は、イヤホン本体に水分に強いラバー素材と丈夫な樹脂素材を組み合わせることで、この防水・防塵性能を実現しています。
カラーはブラック以外にインディゴブルー・ナチュラル・ピンク・ライムストーンと、いずれも淡くて使いやすい色を取りそろえています。

イヤホンは丸みを帯びた形状で、厚みは少しあるものの、B&Oの存在感あるロゴが所有欲を高める造りとなっています。
イヤホンは両耳あわせて約13gにおさまっており、長時間付けても負担に感じない重量です。
イヤホンはバッテリー内蔵の収納ケースに格納できますが、こちらのケースがなんと、手触りも上質な最高級の牛革レザー仕様です。
ケースの台座はアルミ素材のプレートで、表面にはヘアライン加工が施されており、クールな仕上がりとなっています。
ケースは6.8 x 4.6 x 3.4cmと、手の平に充分収まるサイズです。
イヤホン単体では4時間分のバッテリー、収納ケースをふくめると最大3回分(12時間)の充電が可能です。

同梱品はイヤホン本体に充電ケース、イヤーピースとイヤーチップ、充電用ケーブル(USB-C)です。
イヤーピースはComply™ Sportイヤーピース (M サイズ)、イヤーチップは本体装着済みをふくめてXS/S/M/Lサイズが入っています。

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B&O Beoplay E8 2.0はUSB-Cとワイヤレス充電に対応
Beoplay E8 2.0の大きな特徴が、2種類の充電方法を備えていることです。
ひとつはケース背面に備えているUSB-Cポートからの充電。
USB-CはApple製品とも親和性があり、USB規格の今後の主流でもあるため、汎用性はかなり高いです。
さらにもうひとつ、Beoplay E8 2.0は底面にQi対応のワイヤレス充電を搭載しています。
「Anker PowerWave II Pad」のようなパッド型Qiワイヤレス充電器を組み合わせることで、置くだけ充電が実現しちゃいます。

B&O Beoplay E8 2.0のペアリング
Beoplay E8 2.0のペアリング(Bluetooth対応機器との接続)方法はとても分かりやすくできています。
以上がペアリング方法です。
片耳使用は右イヤホンのみ可能となっています(左イヤホンは不可)。
Beoplay E8 2.0のパフォーマンスを最大限発揮するために入れておきたいのが、公式アプリ「Bang & Olufsen」です。
Bang & Olufsen Appは、本体操作・イコライザー・周囲音取り込み機能(Transparency)の調整ができます。

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B&O Beoplay E8 2.0の装着感と音質
Beoplay E8 2.0は耳にはめ込んでから少しひねることでグリップが効き、しっかり固定されます。

操作はタッチコントロール式で、タッチだけで音量調整ふくめ、ほぼ全ての操作が可能です。
- 右1回押す 再生/一時停止/受話
- 左1回押す 受話/周囲音取り込み(トランスペアレンシー)のオンオフ
- 右2回押す 曲送り(次の曲)/終話
- 左2回押す 曲戻し(前の曲)/終話
- (右/左)5秒押し 通話拒否
- 右押し続ける 音量アップ
- 左押し続ける 音量ダウン
Beoplay E8 2.0のトランスペアレンシーは、ノイズキャンセリングとは反対に、安全のために外部の音を取り込む機能です。
なかなか実用性の高い機能で、電車内でアナウンスを聞き逃したくないとき・コンビニやタクシーでそのまま会計したいときなどに重宝します。
音の透過率を100%(周囲音を取り込まない)から0%(サウンドを止めて周囲音を取り込む)の間で、4段階から切り替えることができます。

僕はこれまで数多くのワイヤレスイヤホンを使ってきましたが、その中でBeoplay E8 2.0の音質はナンバーワンといえる完成度です。
B&Oらしい原音に忠実な音設計で、ボーカルの息遣いまで伝えんばかりの解像度の高さは、素晴らしいとしかいいようがありません。
言い換えるなら「大地の響きを感じるクリアなサウンド」といったところ。

AACコーデックに対応しています。
また、前述のアプリ「Bang & Olufsen」を使用することで、好みのサウンドに合わせられ、イヤホンの魅力をさらに引き出すことができます。
イコライザー機能では、プリセットされた4パターンの設定(Commute・Clear・Workout・Podcast)から選べるようになっています。
- Commute 通勤・通学仕様(高音強め)
- Clear ボーカルのクリア感を強調
- Workout 運動仕様(ボーカルを抑えめ)
- Podcast 音声・動画
さらにToneTouchの機能で、自分の好きな音仕様に自在に調整できるため、プリセットで物足りない人はこちらを使用するといいでしょう。

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B&O Beoplay E8 2.0レビューまとめ
本記事は「【Bang&Olufsen Beoplay E8 2.0レビュー】完全ワイヤレスイヤホンの到達点と呼ぶべき傑作【B&O】」について書きました。
Beoplay E8 2.0は、他のモデルとは一線を画すクリアサウンドで、音質面が気になってフルワイヤレスになかなか手を出せなかった人も満足する製品に仕上がっています。
USBタイプCとQiワイヤレス、2つの充電方式を備える牛革レザーの収納ケースもポイント高いです。

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
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