仕事カバンはバックパック(リュック)のマクリン( @Maku_ring)です。
ビジネスバッグの定番は、ブリーフケースからバックパックへと移り変わり、お客様の前でもリュックを背負っていてもすっかり違和感がなくなりました。
各社からさまざまなモデルが出ており、素材や機能面で工夫をこらした魅力的なバッグが増えてきています。
僕もこれまでいろいろなバックパックを試し、トータルでゆうに50個以上使っては取り替えてを繰り返してきました。
その過程でしぼりにしぼり、現在は6個のバックパックを使いまわしています。
そこで本記事では「【厳選】ビジネスでも使えるおしゃれなバックパックおすすめ6選」について書いていきます。
先におすすめのバックパックを知りたい場合は「ビジネスで使えるおしゃれなバックパックおすすめ6選」からチェックしてみてください。
タップできるもくじ
ビジネス向けのバックパック(リュック)を選ぶ4つのポイント
それではビジネス向けのバックパックを選ぶポイントを紹介します。
1. タフさで選ぶならバリスティックナイロン
過酷なビジネス環境で人・モノに揉まれる機会が多いなら、メイン素材のタフさは重要なポイント。
ガシガシ使ってもヘタれない素材であれば、バリスティックナイロンがおすすめです。
耐摩耗性にすぐれ、型崩れもしにくいため、1つのバッグを長期にわたって使いたい人にもぴったり。
近年はBRIEFINGやPORTERのHEATシリーズ、TUMIなど、バリスティックナイロンをメイン素材に採用するメーカーも増えています。
タフさを軸に決める場合は、バリスティックナイロン製を選ぶといいでしょう。
2. 高級感で選ぶならレザー
かしこまったシーンでも使いたい場合や上質さを求めるなら、レザー(本革)一択です。
耐久性ではバリスティックナイロンにゆずるものの、しっとりした触感や使うほどユーザーになじむ感覚は、革ならではのもの。
また、軽量性も優秀で、中には500gを切るモデルもあります。
水分・汚れに弱いイメージの強い革ですが、防水加工をほどこし、実用性の高いレザーバッグも出てきています。
3. ノートPCを持ち運ぶなら収納ポケット付き
オフィス以外でPC作業するビジネスパーソンが増えている中、ノートPCを持ち運べることは、もはやバッグの必須条件。
13インチノートPCが収納できる大きさは少なくとも欲しいところですが、気になるのは保護性。
その点で、メイン収納部にノートPCを挿入できるポケットが付いていると助かります。
ノートPCをおさめる機会が多いなら、PCポケットが付属しているか、またポケット自体のクッション性はよく確認しましょう。
4. 取り出しに便利な背面ポケット
付いているモデルはまだ多くないですが、背面にジップポケットが付属していると、かなり重宝します。
というのもの、モノを取り出すたびにリュックを下ろすのは地味に面倒くさかったりします。
特に財布やイヤホン・名刺入れなど、出し入れの多いアイテムの場合はなおさら。
そういうとき、背面ポケットにこれらの小物を入れておけば、背負ったまま取り出せるので圧倒的に快適。
ビジネスで使えるおしゃれなバックパックおすすめ6選
これまで50個以上のバックパックを使ってきた中で、ビジネスシーンでも違和感なく使え、おしゃれな5モデルを紹介します。
軽量な防水レザーの「Damasquina 別注2WAYバッグ」
数々のバックパックの不満点を解消するために、自分で別注したモデルが「Damasquina別注2WAYバッグ」です。
Damasquinaは、2004年より岐阜県で展開する日本発レザーブランド。
社長の児玉さんは、アウトドアブランドでのモノ作り経験が豊富かつ、オリジナルレザーまで作り上げる探求心をもち、良い意味でこだわりの強い職人さんです。
まずサイズ感ですが、173cmの私、156cmの妻が背負ってもバッチリ決まり、ジェンダーレスに持てるミニマルリュックに仕上がっています。
側面にはレザー製ハンドルを備え、ブリーフ持ちでも使える2WAYです。
メイン素材は山羊革で、滑らかかつしっとりした触感です。
そこに独自の防水加工を施し、オリジナルのウォータープルーフレザーへと昇華しています。
ファスナーも止水仕様で、急な悪天候に見舞われてもバッグ内の中身を心配することなく過ごせます。
さらに驚くべきはその軽さで、なんと400g未満にまでおさまっています。
内側には「シルナイロン」という、軽量かつ強度の高いナイロン素材を採用し、こちらも撥水性があります。
メイン収納部はフルオープンでき、フロント側の背面には小物収納に適した小さくて深いポケットが2つ付いています。
反対面には、14インチMacBook Proも入るオーガナイズポケットが付いています。
A4サイズの書類はもちろん、ガジェット類も充分収納できるスペースがありつつ、コンパクトにおさまっています。
個人的にもっともこだわったポイントが背面の隠しポケットです。
背面にそのまま手を入れるだけで取り出せるようになっており、僕はこちらに使用頻度の高い財布・イヤホン・カードケースを入れています。
Damasquina別注2WAYバッグは、メーカーさんと一緒に考え抜いた、最強の2WAYバッグです。
堅牢性なら「BRIEFING DELTA ALPHA PACK M」
BRIEFINGの中でもソリッドなオールブラックのバックパックが「DELTA ALPHA PACK M」です。
ベーシックでスタイリングしやすいデザインながら、ちょうど良い収納力をそなえています。
メイン素材には、耐摩耗性にすぐれ、同社の代名詞でもあるバリスティックナイロンを使用しています。
高耐久素材を用いているわりに重量は軽く、700g台におさまっています。
フロント部分には、ワイドに開くジップポケットが付いています。
中仕切りのないポケットでマチもあり、長財布・名刺入れにくわえ、折りたたみ傘も収められます。
両サイドには斜めにカッティングされたジップポケットが付き、容量は大きくないものの、名刺入れやイヤホンくらいなら収納できます。
メインルームの収納力は案外高く、A4・B5サイズの書類はもちろん、1泊分の荷物も余裕でおさまります。
背面部のスリットポケットにはメモ帳、PCポケットは13インチのノートPCが収まるサイズ感。
BRIEFING DELTA ALPHA PACK Mは、スマートな上に収納力が高いので、ビジネスでもプライベートでもマルチに使えるバックパックです。
本革でコスパ優秀な「Business Leather Factory ビジネスバックパック」
2WAYタイプの本革リュック、Business Leather Factoryの「ビジネスバックパック」です。
ショルダーベルトは格納できないものの、側面のハンドルを持てば、ブリーフバッグとしても使えます。
牛本革をあしらっているにもかかわらず、生産工場をバングラディシュにすることで、価格を税別16,999円にまで抑えています。
重量は約1.0kgであり、平均的なところにおさまっています。
フロントのジップポケットは、横幅いっぱいに設計され、すぐに取り出したいものをガサッと入れるときに重宝します。
メインルームはコの字型に大きく開き、出し入れしやすい設計です。
内側には仕分けポケットが2つあり、メモ帳やカードケースなどを差し込むとちょうどいい感じ。
PC収納ポケットがないのは少し残念ですが、15インチノートPCまでおさまる容量があり、一泊分の荷物でも充分持ち運べます。
個人的に好きなポイントが背面ポケットで、使用頻度の高いアイテムを入れておけば、背負ったまま取り出すことが可能です。
ビジネスバックパックは、シーンを問わずに使いやすい工夫の施されたレザーバッグです。
Business Leather Factory ビジネスバックパックレビューはこちら
ナイロンと革のコンビなら「HMAEN F PACKER BIZ」
HMAENのスマートバッグ「F PACKER BIZ」です。
HMAENは2013年より展開する、デザイナーの大友成氏が立ち上げた日本発バッグブランド。
オリジナルレザーまで作る、素材への飽くなきこだわりと高いデザイン性だけでなく、かゆいところに手が届きマクリンの機能性を有しています。
僕が導入したのは別注のグリーンで深みがあり、見る角度によって色合いが変わる、玉虫色のような味わいがあります。
上部にはレザー製のしっかりしたハンドルを備え、縦持ちでもサマになります。
メインのナイロン地は滑らかかつしっかりした触感で、大友氏がこだわり抜いて選んだタフ素材。
また、牛革が随所にあしらわれ、高級感を添えるとともに、縫製の耐久性向上にも貢献しています。
ハンドル部分の近くにある上部ポケットは、長財布も難なく入る深さがあり、物をガサッと入れたいときに重宝する配置となっています。
左右両側には背面ポケットがあり、手をそのまま後ろに入れるだけで取り出せる快適さはクセになります。
メインルームは、開口部がパカッと大きく開くフルオープン式です。
背面側にはガジェット類をホールドできるゴムバンドを備えています。
僕はケーブルとUSBハブ、モバイルバッテリーをはさんでおり、すっきり整理できて重宝しています。
15インチまでのPCをすっぽり収納できるのにくわえ、クッションパッド付きなので保護性も安心です。
HMAEN F PACKER BIZは、スマートさと機能性の最高到達点といえるビジネスバックパックです。
機能性なら「PORTER HEAT DAYPACK」
「HEAT DAYPACK」は、PORTERのタフビジネスラインである、HEATシリーズのバックパックです。
メイン素材にはバリスティックナイロン、底面には耐水性の高いターポリンを用い、耐久性を高めつつ、汚れたところに置いてもすぐに拭える扱いやすさをそなえています。
重量は約1.4kgで、同じくバリスティックナイロンがメインのBRIEFINGより幾分重め。
フロント部のファスナーの引き手には、PORTER刻印付きのマグライトが付属し、アクセントになっているだけでなく、非常時のライトとしてももちろん使えます。
フロント部分には2種類のジップポケットを備え、手前側はシンプルなポケット、奥側は中仕切りポケットとペンホルダーが付き、メモ帳やスマホを差し込むといい感じです。
両サイドには折りたたみ傘を挿すのに最適なポケットを配しています。
メイン収納部はU字に大きく開き、背面には2つのベルクロポケットも付いているので、小物類の収納に便利です。
メイン収納部には、B5サイズの書類はもちろん、1泊分の荷物もおさまり、旅行バッグとしても活用できます。
背面部には、13インチノートPCも入るPC収納ポケットが付いています。
HEAT DAYPACKは、造りが丈夫で型崩れもしないので、タフなビジネス環境でも使いやすいバックパックです。
デザイン性と軽量性なら「Damasquina ARRO PACK」
1つめに紹介した別注2WAYバッグと並ぶ、同社の傑作リュックが「Damasquina ARRO PACK」です。
アウトドアライクなデザインでありつつ、女性が持っても違和感のない、スマートでミニマルなリュックに仕上がっています。
上部にはレザー製ハンドルを備え、手持ち時にも重宝します。
メイン素材のゴートレザーには防水加工が施され、水分が染み込まない上、本体が洗えるすぐれもの。
ファスナーも止水仕様で、雨天時にもバッグ内の中身は心配ご無用。
なんと350g未満の超軽量設計であり、350mlペットボトルとほぼ同じ重量におさめているのは驚きです。
フロントの盛り上がった部分には、メガネケースや財布・折りたたみ傘など、小物を格納できるポケットが付いています。
背面側には、MacBookなど、13インチ程度のPCを入れられるオーガナイズポケットが付いています。
さらに背面の隠しポケットも付いています。
背面にそのまま手を入れるだけで取り出せるようになっています。
イヤホンやカードケースなど、使用頻度の高いアイテムを入れるのがおすすめです。
ARRO PACKは、独創的で他にはない魅力的なリュックに仕上がっています。
ビジネスで使えるバックパック(リュック)まとめ
本記事は「【厳選】ビジネスでも使えるおしゃれなバックパック(リュック)おすすめ6選」について書きました。
ビジネスバッグのトレンドは、ブリーフケースからバックパックへと変わってきています。
各メーカーこぞってビジネス向けのバックパックをリリースしており、まさに群雄割拠の様相を呈しています。
本記事で取り上げたモデルはいずれもおすすめですので、自身の好みと照らし合わせ、ベストパートナーを見つけましょう。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。