評価:4
どうも、ワイヤレスイヤホンの性能には目が離せないマクリンです。
とくにワークアウトで使う場合、音質・フィット感・機能・価格、どれも大事なポイントになってきます。
しかし、激しく動くと耳から落ちそうになる、価格帯が高くて手を出せないなど、問題点を感じている人も多いでしょう。
なかにはアプリが使いにくく、操作がスムーズにいかないものもあります。
そこでおすすめなのが「Edifier W260NC」です。
低価格ながらほしい機能がほぼそろい、シンプルで使いやすい機器に仕上がっています。
音質も申し分ないレベルです。
そこで本記事ではEdifier W260NCをレビューします。
本記事はEdifier様から商品を提供いただき作成しています。
- 同価格帯トップクラスの音質
- 安定の装着感
- マルチポイント対応
- 自然な外音取り込み
- UIにすぐれたアプリ
- 装着検出機能搭載
- ワイヤレス充電非対応
- ケースへの出し入れがしにくい
タップできるもくじ
Edifier W260NCの概要
「Edifier W260NC」は防塵・防水仕様(IP54)の完全ワイヤレスイヤホンです。
製品名 | Edifier W260NC |
---|---|
防水・防塵規格 | IP54 |
接続方式 | Bluetooth 5.3 |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC |
重量 | イヤホン約10g / ケース込み約50g |
バッテリー(最大) | イヤホン単体:約8時間 ケース込み:約32時間 |
ドライバー | 同軸デュアルダイナミックドライバー(10mmウーファーと6mmのツイーター) |
充電方式 | USB-C |
装着検出機能 | |
ANC | |
外音取り込み | |
専用アプリ | |
マルチポイント | |
価格 | 11,990円 |
カラーはアイボリーホワイトとダークブルーの2色展開で、おしゃれなレザーテイストのデザインです。
イヤホンはスティック型で、スティック下部はケースと同じレザーテイストになっています。
イヤホンにはロゴなどの印字が何もないので、誰でも違和感なく装着できます。
AirPods Proと比べると、スティック部分がだいぶ長めです。
左右に3個ずつ搭載したマイクは、精密なボイスピックアップと先進的なノイズフィルタリングアルゴリズムにより、通話時に周囲のノイズをおさえ、自分の声をクリアに届けてくれます。
耳からの脱着にともない、音楽を再生・停止する装着検出機能も搭載。
ケースはレザー調のプラスチック素材で、プラスチックの安っぽさを上手くカバーしています。
ケースにもロゴなどの印字がないので、持ち物に合わせやすいです。
ただ、イヤホンがケースの幅ギチギチに入っており、フタが90°までしか開かないので、出し入れするときに指がフタにつっかかってしまいます。
また、イヤピースを外側に向けて収納するタイプなので、収納・装着の際、イヤホンの向きを変えなければならないのは少し手間です。
手のひらになんとかおさまるサイズ感。
重量はイヤホン単体で約10g、ケースふくめ約50gとやや軽め。
付属品は、イヤホン本体・イヤーチップ(S/L)・USB-C to Aケーブルです。
Edifier W260NCのレビュー
Edifier W260NCの特徴を紹介します。
バッテリー性能は標準的
イヤホン単体で最大8時間、ケースをふくめ最大28時間と、標準的なバッテリー性能です。
ケースの底にUSB Type-Cポートを搭載し、15分の充電で2時間再生可能な急速充電にも対応しています。
ポートの横には充電中であることを知らせるランプがついています。
ワイヤレス充電には対応していないのは少し残念なポイント。
マルチポイント対応
本機は、最大2台のデバイスに同時接続できるマルチポイントに対応しています。
ノートPCでYouTube鑑賞しながらスマホからの着信に応答するといった使い方ができます。
ケースのフタを開けた状態でケース背面のボタンを3秒長押しすると、2台目のデバイスに接続できます。
ペアリングモードに入ったら、接続するデバイスのBluetooth設定画面から「EDIFIER W260NC」を追加すれば、マルチポイントが機能するようになります。
使いやすい専用アプリ
専用アプリ「Edifier ConneX」は主に以下の機能があります。
- 接続機器管理
- ノイキャン・外音取り込み設定
- イコライザー設定
- ゲームモード設定
- タッチ操作カスタマイズ
- 装着検出ON/OFF
- アナウンス音量設定
ダッシュボードでは、各イヤホンのバッテリー残量を確認できます。
ノイズキャンセリングコントロール・イコライザー・ゲームモードの項目があり、それぞれ設定や調整ができます。
下部には再生中の音楽が表示され、そこをタップすると、再生/停止・曲戻し/曲送り・音量調整ができます。
ノイズキャンセリングコントロールでは、風切り音の低減の設定もできます。
イコライザー設定には「標準」「ポップ」「クラシック」「ロック」の4つのモードが用意されています。
それぞれの音程の音量を自分で自由にカスタマイズする機能はありません。
タッチコントロールでは、各イヤホンの「2回押す」「3回押す」をカスタマイズ可能です。
「1回押す」や「長押し」の設定はできませんが、これくらい少ないほうがシンプルで日常使いしやすいでしょう。
本アプリは設定を変更すると都度アナウンスしてくれるので、変更したことがわかりやすいです。
さらにアナウンス音量も0から15までの段階で調整可能です。
安定感のある付け心地
本機はイヤピース周辺の形がスリムで、耳の奥まではめることができます。
またスティック部分が長いため、スティックの先端がしっかり耳横の頬に付き、イヤホンが安定します。
スティック型の特徴を上手く活かし、安定感をもたらしているので、ワイヤレスイヤホンによくある「落っこちそう」という感覚は感じません。
上質なノイズキャンセリング
本機はハイブリッド・アクティブ・ノイズキャンセリングを搭載。
周囲の雑音をかなりカットしてくれます。
一般的なANCによくある閉塞感はほとんどなく、聴こえてくる音の広がりと音色を保ったまま音楽を快適に楽しめます。
外音取り込みは自然で、辺り一面に広がるようなサウンドを響かせる音楽が、外の音に上手く溶け込みます。
アプリで7段階の調整が可能ですが、その差は正直よくわかりませんでした。
低価格ながら高音質
本機は、広い空間に音が広がっているように聴こえ、最終的には包み込むようにして自然な形で耳に伝わっていきます。
低価格のイヤホンでありがちな電子音感の強い音色、音のこもり、音の割れが無く、どのジャンルの音楽でもきれいで丸みのある音を響かせます。
フォルテになっても割れたような不快な音にならず、透きとおったまま美しいサウンドを楽しめます。
リスニング教材やラジオなどの人の声も、広い空間で聴いているかのような臨場感のある音となっています。
Edifier W260NCはこんな人におすすめ
Edifier W260NCは「ワークアウトで安心して高音質な音楽を楽しみたい人」におすすめです。
すぐれた防水性能をもつので、ランニング・サイクリングなどで激しく汗をかいても安心です。
ワイヤレスイヤホンの中には、音質や機能性は高いけどフィット感が弱く、動くと耳から落ちそうになるものも多くあります。
そんななか本機は、ワークアウトで使用する際に大切な防水性能・音質の高さ・安定したフィット感がすべてそろっているので、安心して運動に打ち込めると感じました。
アプリ操作も単純なので、運動中にササッと設定を変えられます。
Edifier W260NCレビューまとめ
本記事はEdifier W260NCをレビューしました。
本機は低価格ながらマルチポイント・装着検出機能など、ほしい機能はほぼすべて付いています。
さらに高価格帯ワイヤレスイヤホンと同レベルの音質を実現し、安定した装着感もそなえているのでまさにコスパ最強。
ワークアウトにも適した本機は、多くの人にマッチするでしょう。
どうも、マクリン(
- 同価格帯トップクラスの音質
- 安定の装着感
- マルチポイント対応
- 自然な外音取り込み
- UIにすぐれたアプリ
- 装着検出機能搭載
- ワイヤレス充電非対応
- ケースへの出し入れがしにくい