2025年1月に登場した、NVIDIAのハイエンドGPU「GeForce RTX 5090」。
ビデオメモリを32GB積んだ、GeForceの最上位モデルです。
4Kの最高画質でも重いゲームを高fpsで遊べる、唯一無二の性能をもっています。
一方、2026年はメモリ高騰と品薄の影響で、単体の価格が100万円を超える状況です。
せっかくなら、どんなゲームも4Kの最高画質で遊べる最強のPCがほしい!
そこで本記事では、RTX 5090の性能とおすすめのゲーミングPCをくわしく紹介します。
目次(気になる項目をクリック)
RTX 5090の性能はどのくらい?スペックとベンチマーク
RTX 5090の性能を、以下の3つに分けて紹介します。
RTX 5090のスペックと価格
RTX 5090の主なスペックは、以下のとおりです。
比較用に、下位のRTX 5080と前の世代のRTX 4090も並べました。
| 項目 | RTX 5080 | RTX 5090 | RTX 4090 |
|---|---|---|---|
| CUDAコア数 | 10,752 | 21,760 | 16,384 |
| ブーストクロック | 2.62GHz | 2.41GHz | 2.52GHz |
| ビデオメモリ | 16GB GDDR7 | 32GB GDDR7 | 24GB GDDR6X |
| メモリバス幅 | 256bit | 512bit | 384bit |
| 消費電力(TGP) | 360W | 575W | 450W |
| 推奨電源 | 850W | 1000W | 850W |
| 国内発売 | 2025年1月 | 2025年1月 | 2022年10月 |
| 発売時の想定価格 | 198,800円〜 | 393,800円〜 | 298,000円 |
| 単体の実売価格 | 約26.8万円〜 | 約103万円〜 | 約84.8万円〜 |
RTX 5090は、CUDAコアをRTX 5080の約2倍にあたる21,760基積んでいます。
ビデオメモリは32GBのGDDR7で、メモリバス幅も512bitと、RTX 5080の2倍の構成です。
発売時の国内想定価格は、393,800円からでした。
ところが2026年10月5日時点では、価格.comの最安が約103万円まで上がっています。
ITmedia PC USERによると、ビデオメモリの容量が大きいカードほど、値上がりの幅が大きくなっています。
消費電力は575Wで、NVIDIAは1000W以上の電源を推奨しています。
ゲームでの実力(フルHD・WQHD・4K)
実際のゲームでの性能は、国内メディアの検証が参考になります。
4Gamerのレビューでは、RTX 5090は前の世代のRTX 4090より2割強高い性能でした。
「FF14」のベンチマークでは、4Kでも平均170fpsを記録しています。
PC Watchの検証では「モンスターハンターワイルズ」の4K・ウルトラで平均155.9fpsを出しました。
ただし、発売前のベンチマークで、DLSSとフレーム生成を使った条件での結果です。
一方、フルHDやWQHDではCPUが先に頭打ちになり、RTX 4090との差が小さくなるゲームもあります。
ゲームの重さによって差はありますが、解像度ごとの目安は以下のとおりです。
4Kの最高画質で遊ぶなら、ほかに代わりのないGPU!
RTX 5090はゲーム以外にも強い
RTX 5090は、ゲーム以外の生成AIや3DCGでも力を発揮します。
PC Watchの検証では、画像生成AIの「FLUX.1」がRTX 4090より速く動きました。
RTX 50で新しく使えるFP4形式なら約4.3倍、従来のFP8でも約1.4倍の速さです。
32GBのビデオメモリがあれば、大きなAIモデルも動かしやすくなります。
また、RTX 50シリーズ専用のマルチフレーム生成にも対応しています。
マルチフレーム生成は、AIでフレームを補って表示されるfpsを大きく伸ばす機能です。
ただし、使えるのは対応ゲームだけで、素の描画性能が上がるわけではありません。
ゲームも画像生成AIも、1台で全力でこなせるのが魅力!
RTX 4090・RTX 5080とどっちがいい?
RTX 5090と迷いやすいのが、RTX 4090とRTX 5080です。
RTX 4090との違い
RTX 5090は、前の世代のRTX 4090より2割強性能が高い後継モデルです。
ビデオメモリも24GBから32GBに増え、帯域幅は約78%広がりました。
4Kでは、差がさらに開きやすくなります。
PC Watchの検証では「MSFS 2024」の4K(フレーム生成あり)で、RTX 4090を48%上回りました。
また、マルチフレーム生成など、RTX 50シリーズ専用の新しい機能もRTX 4090では使えません。
なお、RTX 4090は新品の販売がほぼ終わっていて、今から買うなら中古が中心です。
RTX 4090の今の買い方は、RTX 4090搭載ゲーミングPCの記事で紹介しています。
RTX 5080との違い
RTX 5080は、RTX 5090の70%程度の性能をもつ下位モデルです。
4Gamerは、ビデオメモリが16GBしかない点を、高解像度での弱点にあげています。
一方、単体の価格はRTX 5080が約26.8万円で、RTX 5090より約76万円安くなっています。
BTOパソコンでも価格差は大きく、ドスパラのRyzen 7 9800X3D搭載モデルで比べてみました。
RTX 5080版は484,980円、RTX 5090版は1,399,980円です。
その差は91.5万円で、RTX 5080版をほぼ2台買える計算です。
なお、RTX 5090版は電源とCPUクーラーも1段上の構成です。
RTX 5080を搭載したおすすめのゲーミングPCは、こちらの記事で紹介しています。
目的別に選ぶなら、以下のように考えるとわかりやすいです。
| 遊び方 | おすすめのGPU |
|---|---|
| 4Kの高画質を、価格を抑えて楽しみたい | RTX 5080 |
| 4Kの最高画質で、少しでも高いfpsを出したい | RTX 5090 |
| ゲームと画像生成AI・3DCGを1台でこなしたい | RTX 5090 |
4Kの最高画質まで求めるなら、RTX 5090が答え!
RTX 5090搭載ゲーミングPCの選び方
RTX 5090搭載PCを選ぶときは、以下の3点をチェックしましょう。
CPUはRyzen 7 9800X3D以上が目安
RTX 5090の性能を引き出すには、CPUにも高い性能が必要です。
4Gamerも、低い解像度ではCPUの性能が足かせになると指摘しています。
目安は、ゲームに強いRyzen 7 9800X3Dや、それ以上のCPUです。
ゲームと配信・動画編集を両立したいなら、Ryzen 9 9950X3Dのような多コアのCPUも候補になります。
今使っているCPUとRTX 5090の相性は、以下のチェッカーで確かめられます。
CPUとグラボの組み合わせチェッカー
使っているパーツと、遊ぶ解像度を選んでくださいCPUとグラボを選んでください
判定は、ゲームチュの早見表と各メディアの検証結果をもとにした目安です。実測の値ではなく、ゲームや画質の設定で結果は変わります。自分のPCで確かめるなら、ゲーム中のGPU使用率を見る方法がいちばん確実です。
CPUとグラボの組み合わせの目安は、グラボとCPUの組み合わせ早見表でもまとめています。
電源は1000W以上を選ぶ
NVIDIAは、RTX 5090に1000W以上の電源を推奨しています。
4Gamerの検証では、Core i9-14900Kと組んだPC全体で、ピーク時に1000Wを超える場面もありました。
BTOパソコンを選ぶときは、1000W以上の電源を積んだモデルを選びましょう。
また、RTX 5090の16ピンの電源コネクタは、溶けたという報告が出ています。
GAZLOGによると、正しく差し込んでも一部のピンに電流が偏るという検証もあります。
BTOパソコンなら組み立て済みで届きますが、自分でグラボを交換するときは、コネクタを奥までしっかり差し込みましょう。
メモリは32GB以上が安心
RTX 5090を活かす重いゲームや生成AIでは、メインのメモリも32GB以上あると安心です。
また、メモリは2枚組にするとデュアルチャネルで動き、性能を引き出しやすくなります。
今回紹介するデスクトップは、どれもメモリが32GB以上の2枚組です。
RTX 5090搭載ゲーミングPCのおすすめ5選
RTX 5090を搭載したゲーミングPCのおすすめは、以下の5台です。
1〜4台目はデスクトップを価格の安い順に、5台目はゲーミングノートを選びました。
価格は2026年10月4日時点のもので、マウスコンピューターのモデルはカスタマイズ前の最安構成です。
| 製品名 | 特徴 | CPU | GPU | メモリ | SSD | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| FRONTIER FRGBLMB650/SG3 ![]() | 16コアの9950X3Dを積んで130万円を切るモデル | Ryzen 9 9950X3D | RTX 5090 32GB | 64GB | 2TB | 1,299,800円 |
| G TUNE FG-A7G90 ![]() | メモリ64GB・SSD 2TBの9800X3Dモデル | Ryzen 7 9800X3D | RTX 5090 32GB | 64GB | 2TB | 1,369,800円〜 |
| GALLERIA XDR7A-R59-GD ![]() | 翌日出荷ですぐに届く9800X3Dモデル | Ryzen 7 9800X3D | RTX 5090 32GB | 32GB | 1TB | 1,399,980円 |
| GALLERIA XMC9A-R59-GD ![]() | インテルのCore Ultra 9を積んだモデル | Core Ultra 9 285K | RTX 5090 32GB | 32GB | 2TB | 1,418,980円 |
| GALLERIA NMC9L-R59-G8 ![]() | 18インチの大画面ゲーミングノート | Core Ultra 9 290HX Plus | RTX 5090 Laptop 24GB | 32GB | 1TB | 709,980円 |
16コアの9950X3Dを積んで130万円を切るモデル|FRONTIER FRGBLMB650/SG3

| 製品名 | FRONTIER FRGBLMB650/SG3 |
| CPU | Ryzen 9 9950X3D |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5090 32GB |
| メモリ | 64GB |
| ストレージ | SSD 2TB |
| 価格 | 1,299,800円 |
- 16コア32スレッドのRyzen 9 9950X3Dを搭載
- メモリ64GB(32GB×2)・SSD 2TBの大容量
- 1200Wの80PLUS PLATINUM電源
- 価格は130万円近く、気軽には手を出しにくい
「FRONTIER FRGBLMB650/SG3」は、FRONTIERのRyzen 9 9950X3D搭載モデルです。
9950X3Dは16コア32スレッドのCPUで、ゲームをしながらの配信や動画編集もこなせます。
メモリは64GB、SSDは2TBと、生成AIまで見据えた大容量の構成です。
CPUクーラーは360mmの水冷、電源は1200Wの80PLUS PLATINUMを積んでいます。
3社のRTX 5090搭載デスクトップのうち、9950X3Dを積んだモデルではもっとも安い価格です。
RTX 5090と9950X3Dを、少しでも安く手に入れたい!
メモリ64GB・SSD 2TBの9800X3Dモデル|G TUNE FG-A7G90

| 製品名 | G TUNE FG-A7G90 |
| CPU | Ryzen 7 9800X3D |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5090 32GB |
| メモリ | 64GB |
| ストレージ | SSD 2TB |
| 価格 | 1,369,800円〜 |
- ゲームに強いRyzen 7 9800X3Dを搭載
- メモリ64GB(32GB×2)・SSD 2TBの大容量
- 360mmの水冷クーラーと1200W電源
- 決済日から出荷まで約15営業日かかる
「G TUNE FG-A7G90」は、マウスコンピューターのRyzen 7 9800X3D搭載モデルです。
9800X3Dは、大容量のキャッシュでゲームの高fpsに強いCPUです。
メモリは64GB、SSDは2TBと、最初から余裕のある構成になっています。
ただし、出荷は決済日から約15営業日後なので、早く使いたい人は注意しましょう。
ゲームに強いCPUと大容量メモリで、長く使える1台!
翌日出荷ですぐに届く9800X3Dモデル|GALLERIA XDR7A-R59-GD Ryzen 7 9800X3D搭載

| 製品名 | GALLERIA XDR7A-R59-GD Ryzen 7 9800X3D搭載 |
| CPU | Ryzen 7 9800X3D |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5090 32GB |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | SSD 1TB |
| 価格 | 1,399,980円 |
- ゲームに強いRyzen 7 9800X3Dを搭載
- 翌日出荷で、すぐに使い始められる
- 360mmの水冷クーラーと1200W PLATINUM電源
- SSDは1TBで、ゲームを多く入れるなら増やしたい
「GALLERIA XDR7A-R59-GD」は、ドスパラのRyzen 7 9800X3D搭載モデルです。
最大の魅力は、注文の翌日に出荷される早さです。
マウスコンピューターの9800X3D搭載モデルは出荷まで約15営業日かかるので、急ぎの人にはこちらが向いています。
メモリは32GB(16GB×2)、電源は1200Wの80PLUS PLATINUMです。
届くまで待ちたくないなら、翌日出荷のモデルが安心!
インテルのCore Ultra 9を積んだモデル|GALLERIA XMC9A-R59-GD 通販限定モデル

| 製品名 | GALLERIA XMC9A-R59-GD 通販限定モデル |
| CPU | Core Ultra 9 285K |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5090 32GB |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | SSD 2TB |
| 価格 | 1,418,980円 |
- 24コアのCore Ultra 9 285Kを搭載
- メモリ32GB(16GB×2)・SSD 2TB
- 通常版より56,000円安く、OSはWindows 11 Pro
- MinecraftとPC Game Passは付属しない
「GALLERIA XMC9A-R59-GD 通販限定モデル」は、インテルのCPUを積んだドスパラのモデルです。
CPUには、24コアのCore Ultra 9 285Kを採用しています。
通販限定モデルなので、通常版(1,474,980円)より56,000円安く買えます。
OSはWindows 11 Proで、MinecraftとPC Game Passの同梱はありません。
インテル派なら、通販限定モデルがお得!
18インチの大画面ゲーミングノート|GALLERIA NMC9L-R59-G8

| 製品名 | GALLERIA NMC9L-R59-G8 |
| CPU | Core Ultra 9 290HX Plus |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5090 Laptop GPU 24GB |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | SSD 1TB |
| ディスプレイ | 18インチ/240Hz WQXGA |
| 重量 | 約4.0kg |
| 価格 | 709,980円 |
- RTX 5090 Laptop GPUでビデオメモリ24GB
- 18インチWQXGA・240Hzの大画面
- 今回紹介したデスクトップの最安より約59万円安い
- 重量は約4.0kgで、持ち運びには向かない
「GALLERIA NMC9L-R59-G8」は、ドスパラのRTX 5090 Laptop GPU搭載ノートです。
画面は18インチのWQXGAで、リフレッシュレートは240Hzです。
ただし、ノート向けのRTX 5090は、デスクトップ版とは中身が別物です。
CUDAコア数はデスクトップ版の約半分なので、性能も半分以下と考えておきましょう。
置き場所を選ばないのはいいけど、4kgはさすがに重い…!
RTX 5090に関するよくある質問
RTX 5090に関するよくある質問に回答します。
RTX 5090はゲームにはオーバースペック?
フルHDやWQHDで遊ぶだけなら、RTX 5090は性能を持て余しやすいGPUです。
低い解像度では、CPUの性能が先に頭打ちになるゲームが多いためです。
4Kの最高画質で遊ぶ人や、生成AIも使う人なら性能を活かしきれます。
RTX 5090 Tiや後継は出る?
2026年10月時点で、RTX 5090 Tiや後継のRTX 60シリーズは、NVIDIAから正式発表がありません。
RTX 50 SUPERシリーズの噂もありますが、対象はRTX 5080以下とされています。
2026年2月にはRTX 5090 TiやTITANが出るという海外の報道もありましたが、10月時点で発表はありません。
当面は、RTX 5090がGeForceの最上位であり続けると考えてよいでしょう。
ノートPCのRTX 5090はデスクトップ版と同じ性能?
ノートPC向けの「RTX 5090 Laptop GPU」は、デスクトップ版とは中身が別物です。
CUDAコア数は10,496(デスクトップ版は21,760)、ビデオメモリは24GB(同32GB)です。
消費電力も95〜150Wに抑えられているので、性能はデスクトップ版の半分以下と考えておきましょう。
RTX 5090搭載ゲーミングPCのまとめ
本記事では、RTX 5090について以下の3点を解説しました。
RTX 5090は、4Kの最高画質でも重いゲームを高fpsで遊べる、GeForceの最上位GPUです。
価格を抑えて4Kを楽しみたいなら、RTX 5080も候補になります。
最上位クラスのPCは、最強スペックのゲーミングPCの記事でも紹介しています。
本記事では価格帯ごとにおすすめのモデルを選んだので、予算や用途にあわせて、自分にぴったりの1台を見つけてみてください。
こちらの記事では、ほかにもさまざまなおすすめのゲーミングPCを紹介しているので、あわせて参考ください。


