恐竜がいる世界でリアルなサバイバルができるオープンワールドゲーム「ARK: Survival Evolved」。
多くのストリーマーがプレイしている影響もあり、人気がどんどん高まっています。
ARKはさまざまなプラットフォームで提供されていますが、MODを入れたり、繊細なグラフィックを楽しみたいならゲーミングPCが必須です。
そこで本記事では、ARKの必要スペックやおすすめのゲーミングPC・ゲーミングノートPCについて紹介します。
目次(気になる項目をクリック)
ARKの必要・推奨スペック
必要スペック
CPU | Intel Core i5-2400/AMD FX-8320 or better |
GPU | NVIDIA GTX 670 2GB/AMD Radeon HD 7870 2GB or better |
メモリ | 8GB |
Steamに記載されている必要(最低)スペックは上記のとおり。
必要スペックとは「ゲームを最低限動かせる性能」を指しますが、このスペックでは動かすどころかカクカクすぎてまともにプレイできません。
設定をかなり下げても30fps弱くらいしか出ませんし、これではarkの美しい世界観を堪能することは不可能です。
そもそもリリース当初に設定されたスペックなので、現在のバージョンで動くかどうか不明……
推奨スペック
CPU | 第11世代Intel Core i5〜 |
GPU | NVIDIA GTX 1650〜 |
メモリ | 16GB |
実はARK公式サイトから推奨スペックは発表されてないため、上記は独断でまとめたものです。
性能的にはエントリークラスですが、フルHD・低設定環境なら60〜144fps出るので、arkを十分遊べるでしょう。
ただし、MODを入れたり複数人でがっつり遊ぶ場合は負荷が高くなるので、上記性能では物足りない可能性があります。
その場合はCPUを第14世代Core i5 / 7にしたり、GPUをRTX 4070以上にするなど、余裕をもたせるのが良さそうです。
ARKにおすすめのゲーミングデスクトップPC3選
ARKにおすすめのゲーミングPCを紹介します。
安価なモデルでも平均フレームレート60fps以上出せるものを選んでいます。
GALLERIA RM5C-R46|カジュアルに遊びたい人におすすめ
製品名 | GALLERIA RM5C-R46 |
CPU | Core i5-14400F |
GPU | RTX 4060 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 500GB NVMe |
価格 | 164,980円 |
- エントリークラスモデルの中でも非常に格安
- 低設定環境で144fps前後出せたりと性能は申し分なし
- ミニタワーなので設置も簡単
- 高画質で144fpsを出すのは難しいかも
「GALLERIA RM5C-R46」は、16万円台で買える格安ゲーミングPCです。
第14世代のCore i5を搭載しつつ価格がかなり抑えられ、ARKでは低設定環境で144fps前後を出せる性能をほこります。
また、SSDは500GB積まれ、サーバーに入る際も手っ取り早く接続可能。
ただし、高設定環境でサクサク動かしたりは難しいので、あくまで「画質・設定は気にせずカジュアルに遊びたい」という人向けです。
G-Tune DG-I7G7S|最高設定で美しいグラフィックを堪能できる
製品名 | G-Tune DG-I7G7S |
CPU | Core i7-14700F |
GPU | RTX 4070 SUPER |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD 1TB NVMe |
価格 | 299,800円 |
- 性能バランスが良くコスパが高い
- 最高設定で60fps前後を叩き出せる
- FPSゲームなども144〜240fpsで遊べる
「G-Tune DG-I7G7S」は、ゲーマーにとって理想の構成といえるゲーミングPCです。
その理由として、ARKでは最高設定で60fps前後を叩き出し、美しいグラフィックで世界観により入り込めます。
これほどの性能があれば、ARKだけでなく、FPSゲームなども高リフレッシュレート環境で遊べるでしょう。
「最新ゲームにも対応できる将来性が高いPCが欲しい」という人に最適のモデルです。
GALLERIA ZA9C-R48S|MODを入れてガチで楽しみたい上級者におすすめ
製品名 | GALLERIA ZA9C-R48S |
CPU | Core i9-14900KF |
GPU | RTX 4080 SUPER |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD 1TB NVMe |
価格 | 439,980円 |
- どんな用途もこなせる最強スペック
- 4K or 最高設定に対応可能
- どんなMODを入れても快適に遊べる
- グラフィックを気にしないならオーバースペック
「GALLERIA ZA9C-R48S」は、ワンランク上の体験ができるゲーミングPCです。
ARKはかなり重いゲームですが、本モデルだとフルHD&最高設定で60fps、4K&高設定でも問題なく遊ぶことが可能。
MODも導入できるため、恐竜の種類を増やしたり、アイテムを追加したりなどプレイの幅がかなり広がります。
どんな用途も怖くない最強スペックなので、動画編集やデータマイニングといった作業もこなしたい人におすすめです。
ARKにおすすめのゲーミングノートPC3選
ARKにおすすめのゲーミングノートPCを紹介します。
製品名 | 特徴 | CPU | GPU | メモリ | ストレージ | バッテリー | 質量 | ディスプレイ | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
GALLERIA XL7C-R45 | これからARKを始める人におすすめ | Core i7-13700H | RTX 4050 | 16GB | SSD 500GB NVMe | 約5.8時間 | 約2.2㎏ | 15.6インチ 144Hz フルHD | 174,980円 |
ROG Zephyrus G16 GU605MV | 持ち運びがしやすい高コスパモデル | Core Ultra 7 155H | RTX 4060 | 32GB | SSD 1TB NVMe | 約13.6時間 | 約1.85㎏ | 16インチ 240Hz WQXGA | 279,800円 |
OMEN Transcend 16 | ゲーム配信・実況も快適にできるモデル | Core i9-14900HX | RTX 4070 | 32GB | SSD 2TB NVMe | 約4.5時間 | 約2.24㎏ | 16インチ 240Hz WQXGA | 398,000円 |
なお、ゲーミングノートPCのおすすめは、こちらの記事でも紹介しているのであわせて参考ください。
GALLERIA XL7C-R45|ARKをこれから始める人におすすめ
製品名 | GALLERIA XL7C-R45 |
CPU | Core i7-13700H |
GPU | RTX 4050 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 500GB NVMe |
バッテリー | 約5.8時間 |
質量 | 約2.2㎏ |
ディスプレイ | 15.6インチ/144Hz フルHD(1920 x 1080) |
価格 | 174,980円 |
- フルHD低設定なら60〜120fpsを出せる
- 144Hz対応のディスプレイを搭載
- エントリーながら構成は充実
- 高画質や高設定環境は不可能
「GALLERIA XL7C-R45」は、ARKをこれから始める人に最適なゲーミングノートPCです。
エントリーながらディスプレイは最大144Hz稼働で、メモリ 16GB・SSD 500GBと構成も必要十分。
高画質や高設定環境は厳しいですが、フルHD低設定なら60〜120fpsを出せるでしょう。
その他にも軽めのゲームなら問題なく遊べるため、入門PCにもってこいです。
ROG Zephyrus G16 GU605MV|持ち運びがしやすい高コスパモデル
製品名 | ROG Zephyrus G16 GU605MV |
CPU | Core Ultra 7 155H |
GPU | RTX 4060 Laptop |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD 1TB NVMe |
バッテリー | 約13.6時間 |
質量 | 約1.85㎏ |
ディスプレイ | 16インチ/240Hz WQXGA |
価格 | 279,800円 |
- ディスプレイが240Hz&有機EL
- ARKでは低設定で144fpsを狙える
- メモリは大容量の32GB
- Core Ultra 7搭載にしては価格がかなり安め
「ROG Zephyrus G16 GU605MV」は、非常に滑らかな映像を実現するゲーミングノートPCです。
このスペック帯にしてはめずらしく、ディスプレイが240Hz / WQXGA駆動であり、ARKでは低設定で144fpsを狙えます。
また、メモリが32GBと大容量なので、通話アプリや攻略サイトを開きながらゲームをプレイしても、重くなる心配はありません。
本体が軽くて薄く、バッテリー駆動時間も長めなので「外でもがっつりゲームがしたい」という人におすすめです。
OMEN Transcend 16|ゲーム配信・実況も快適にできるモデル
製品名 | OMEN Transcend 16 |
CPU | Core i9-14900HX |
GPU | RTX 4070 |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD 2TB NVMe |
バッテリー | 約4.5時間 |
質量 | 約2.24㎏ |
ディスプレイ | 16インチ/240Hz WQXGA |
価格 | 398,000円 |
- 白が映えるハイエンドゲーミングノート
- 240Hzディスプレイ搭載
- ハイエンドだけど持ち運びも可能
「OMEN Transcend 16」は、OMENのハイエンドゲーミングノートPCです。
240Hzディスプレイを搭載し、第14世代Core i9 x RTX 4070の性能を最大限生かしたゲームプレイを楽しめます。
ハイエンドのわりには重量が軽く、ACアダプターも小型軽量化されているため、バッグに入れて持ち運びも可能。
また、メモリ32GBとSSD 2TBを積んでいるので、配信や動画編集なども余裕もってできます。
ARKのゲーミングPCに関するよくある質問
ARKのゲーミングPCに関するよくある質問に回答します。
グラボなしで遊べる?
グラボなしのパソコンでは遊ぶことが難しいです。
ダウンロードして起動までできたとしても、動作がかなりカクカクしますし、フレームレートも全く出せません。
ARKは、グラフィックがリアルなオープンワールドということもあり、プレイヤー間でも「動作が重い」といわれています。
そんななかで建築や細かい作業をしていくので、グラボ無しの普通のパソコンでのプレイはかなり困難。
したがって、ARKをカクつくことなく遊びたいなら、グラボを搭載したゲーミングPCをおすすめします。
セールはいつ?
ARKは、Steamでそこそこ頻繁にセールが行われています。
ただし、セールの間隔が1ヶ月のときもあれば5ヶ月ほど空く場合もあるため、いつ開催されるかは一概にいえません。
また、直近だと30%引きが多いですが、少し前には完全無料になっていたこともあり、割引率に関してもバラついています。
有料追加MAPがセットになったバンドルがセール対象となることもあるので、より安く買いたい人はSteamを定期的にチェックするのがおすすめです。
Steam版の購入方法は?
Steam版ARKの購入方法を手順付きで解説します。
Steam自体をまだインストールしていない場合はSteam公式サイトから行いましょう。
Steamの「ストア」ページに遷移し、検索欄に「ARK Survival Evolved」と入力します。
種類がいくつかあるので、間違わないように注意しましょう。
値段表記の横にある「カートに入れる」をクリックします。
お支払い方法を選択し、情報を入力しましょう。
クレカの場合などは「支払情報を保存する」にチェックを入れておくと、次回以降ゲームを購入する際スムーズです。
購入が完了したらゲームをダウンロードしましょう。
ARKは最低でも60GBの空き容量が必要なので、ファイル状況を事前に整理しておくのがおすすめです。
また「デスクトップショートカットを作成」にチェックを入れておくと、以降起動する際に手っ取り早くできます。
SteamまたはショートカットからARKを起動し、ゲームを開始しましょう。
PC版とゲーム機版の違いは?
PC版とゲーム機版の違いは以下の3点です。
- MODを導入できる
- グラフィックに制限がない
- 個人サーバーに建てられる
まずもっとも大きな違いが、MODを導入できるという点。
ARKのMODは非常に豊富で、世界観がかなり変わるものから、作業の時間短縮といった実用的なものまで存在します。
MODを入れることで飽きることなく遊べるため、PC版をプレイするかなりの利点です。
ゲーム機はフレームレートなどの制限がある一方、PC版にはありません。
性能にはもちろん依存しますが、スペックを積めば高解像度&高リフレッシュレート環境も実現。
ほかにも、公式サーバーに接続して遊ぶのが基本のARKですが、他のプレイヤーもいるため、初心者には少し厳しい環境です。
ですが、PC版だと個人サーバーを建てることが可能で、サーバーの設定も自由に変更できます。
フレンドを呼んでまったり楽しむにはもってこいの環境です。
PC版のほうが自由度が圧倒的に高い!
GPUやメモリ性能不足のときにおすすめの設定はある?
GPUの性能不足の場合、設定を変更することで軽くなる可能性があるので、以下を試してみてください。
- 解像度のスケールを80〜90%まで下げる
- 地面の解像度・描画距離を下げる
- ワールドの読み込み距離・視野距離を「高」にする(下げすぎると、遠くの動物などが見えにくくなるので注意)
- 影の設定を下げる
解像度のスケールは一番影響が大きく、少し下げればフレームレートの向上が期待できます。
ただ、メモリ性能不足の場合、設定を調整してもメモリの読み込み容量を減らすことはできません。
そのため、ARK以外に開いているソフトを閉じるか、それでも使用率が減らなかったら増設する必要があります。
マルチサーバーの立て方は?
ARKでマルチプレイするには、サーバーを立てる必要があります。
「個人サーバーを立てる」「公式サーバーを利用する」などの方法もありますが、もっとも安全で快適なのがレンタルサーバーです。
その中でもConoHa for GAMEであれば、ARKの「テンプレート」が用意され、必要項目を選んでいくだけでサーバーの立ち上げが可能です。
ARKでのマルチサーバーの立て方は、こちらの記事でくわしく解説しています。
ARKのゲーミングPCまとめ
本記事ではARKのゲーミングPCに注目し、以下の4点を解説しました。
ARKは要求スペックが高いゲームなので、高リフレッシュレートや高解像度環境を実現したいなら、ハイスペックなゲーミングPCが必要です。
本記事で紹介したゲーミングPCなら、いずれも快適なサバイバル生活ができるでしょう。
用途や予算を照らし合わせ、自分に最適なモデルを見つけてみてください。
なお当サイトでは、ほかにもおすすめのゲーミングPCを紹介しているので、あわせてチェックしてください。