発売から時間が経ってもなお人気があり、今でもプレイ人口が多い「モンハンワールド(モンスターハンターワールド)」。
次回作の「モンハンサンブレイク」をプレイし、過去作もゲーミングPCで遊んでみたいと思っている人もいるのではないでしょうか?
そこで本記事では、モンハンワールドをプレイするために必要なPCスペックや、おすすめのゲーミングPC・ゲーミングノートPCを紹介します。
拡張パッケージ「モンハンワールド:アイスボーン」にも対応していますので、参考になれば幸いです。
目次(気になる項目をクリック)
モンハンワールドをプレイするために必要なスペック
モンハンワールドをプレイするために必要な最低環境や推奨環境を紹介します。
ゲーミングPCを購入する際に参考にしてみてください。
最低環境
CPU | Intel Core i5-4460 or Core i3-9100F AMD FX-6300 or Ryzen 3 3200G |
メモリ | 8GB |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 760 or GTX 1050 AMD Radeon R7 260x or RX 560 |
ストレージ | 48GB(High Resolution Texture Pack適用時は+45GB) |
あくまでも「最低環境」なので、これでは完全にスペック不足といえます。
快適にプレイできる環境ではありませんので、このスペックを参考にゲーミングPCを購入するのはおすすめしません。
中古でも買えるスペックですが、おすすめできません…!
推奨環境
CPU | Intel Core i7-3770 or Core i3-8350 or Core i3-9350F AMD Ryzen 5 1500X or Ryzen 3 3200G |
メモリ | 8GB |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 1060(VRAM 3GB) or GTX 1650 AMD Radeon RX 480 or RX 570 |
ストレージ | 48GB(High Resolution Texture Pack適用時は+45GB) |
公式では推奨環境と紹介されていますが、Steam版の特徴ともいえる高画質・高フレームレートでプレイするにはスペックが足りません。
「PS版と同じくらいか、少し性能が良ければいいな」という人向けではありますが、今後ほかのPCゲームを遊ぶことも考えるのであれば、さらに上位のゲーミングPCを購入することをおすすめします。
ひと昔前のスペックなので、不安も残ります…。
高スペック環境
CPU | Intel Core i5-6600K or Core i5-9400F AMD Ryzen 7 1700 or Ryzen 5 3600 |
メモリ | 8GB |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 970 or GTX 1660 AMD Radeon RX 580 |
ストレージ | 48GB(High Resolution Texture Pack適用時は+45GB) |
Steam版で高画質を体験するのであれば、このあたりのスペックが最低限必要です。
しかし、このスペックでも最高画質設定 + 60fps以上を安定して維持するのは難しい場面もあります。
高画質・高フレームレートを安定させるのであれば、さらにスペックの良いゲーミングPCを検討しましょう。
快適にプレイできる環境ではありますが、上位モデルだとさらに快適!
最高スペック環境
CPU | Intel Core i7-7700K or Core i7-9700F AMD Ryzen 7 2700X or 7 3700X |
メモリ | 16GB |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 1080 Ti or RTX 2070 SUPER AMD Radeon RX Vega 64 or RX 5700 XT |
ストレージ | 48GB(High Resolution Texture Pack適用時は+45GB) |
高画質設定 + フルHDでも60fps以上が安定し、グラフィック設定次第では100fps以上も狙えるスペックです。
近年さらにハイスペックなグラフィックボードが搭載されたゲーミングPCが多く販売されているので、検討してみるのをおすすめします。
以上のスペックをふまえ、モンハンワールドにおすすめのゲーミングPCを紹介します。
モンハンワールドにおすすめのゲーミングPC3選
モンハンワールドにおすすめのゲーミングPCを紹介します。
ここで紹介しているゲーミングPCは全て最高スペック環境以上なので、安定して高画質・高フレームレートでプレイ可能です。
20万円未満で快適に|GALLERIA RM5C-R46
CPU | Core i5-14400F |
メモリ | 16GB |
グラボ | GeForce RTX 4060 8GB |
ストレージ | 500GB SSD |
価格 | 169,980円 |
- コスパの良い第14世代Core i5を搭載
- カスタマイズをしても20万円以下におさまる
- エントリーモデルの中でも群を抜いて安価
GALLERIA RM5C-R46は、ドスパラから発売されているゲーミングPCです。
このスペックでも充分ですが、予算に余裕があれば、さらにメモリやストレージの増設も検討してみるといいでしょう。
初めてのゲーミングPCにおすすめで、ゲーム以外に動画編集などの作業でも安心して使用できます。
16万円台でここまでのスペックは驚き!
ゲームも編集もこれ1台|GALLERIA RM7C-R46T
CPU | Core i7-14700F |
メモリ | 16GB |
グラボ | GeForce RTX 4060 Ti 8GB |
ストレージ | 500GB NVMe SSD |
価格 | 212,980円 |
- 第14世代Core i7とRTX 4060 Ti搭載
- ミドルレンジスペックの中でもコスパ抜群
- SSD容量が少ないのでカスタマイズ推奨
GALLERIA RM7C-R46Tは、ドスパラから発売されているゲーミングPCです。
ミドルレンジスペックのなかでは安価ですが、高画質・高フレームレートで安定するパワーを持っています。
「モンハンワールド以外のゲームも遊びたいな」と考えている人にピッタリのゲーミングPCともいえます。
動画編集からライブ配信まで問題なくこなせるスペックなので、このような活動をしていきたい人にもおすすめできるスペックです。
カスタマイズ次第では、さらにハイスペックにも!
どんなゲームもお任せあれ|G-Tune DG-I7G7S
CPU | Core i7-14700F |
メモリ | 32GB |
グラボ | GeForce RTX 4070 SUPER 12GB |
ストレージ | 1TB NVMe Gen4x4 SSD |
価格 | 299,800円 |
- メモリ32GB搭載で安心
- RTX 4070 SUPERも搭載し、大抵のゲームが快適にプレイできる
- 750W電源を採用
ライブ配信などに力を入れ、高負荷のゲームにも耐えられるPCを探しているなら、マウスコンピューターのゲーミングPC「G-Tune DG-I7G7S」がおすすめです。
それなりのスペックなので価格は高いですが、重いゲームでも安心して遊べます。
モンハンワールドでは、4K設定でも安定して遊べるので、高画質・高フレームレートを追求したい人向けともいえるでしょう。
長い目で見るならば、やはりハイスペックモデルが安定!
モンハンワールドにおすすめのゲーミングノート3選
デスクトップを置くスペースが無かったり、外に持ち出して使いたい人向けのゲーミングノートを紹介します。
製品名 | 特徴 | CPU | メモリ | グラボ | ストレージ | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
G-Tune E5-I7G60BK-A | 初めてのゲーミングノートにおすすめ | Core i7-13650HX | 16GB | RTX 4060 | 500GB NVMe SSD | 239,800 円 |
G-Tune E5-I9G70BK-A | メモリ32GBで余裕のあるスペック | Core i9-14900HX | 32GB | RTX 4070 | 1TB NVMe SSD | 349,800円 |
GALLERIA UL9C-R49 | PCゲームに力を入れたい人向け | Core i9-14900HX | 32GB | RTX 4090 | 1TB NVMe SSD | 499,980円 |
初めてのゲーミングノートにおすすめ|G-Tune E5-I7G60BK-A
CPU | Core i7-13650HX |
メモリ | 16GB |
グラボ | GeForce RTX 4060 8GB |
ストレージ | 500GB NVMe Gen4×4 SSD |
価格 | 239,800円 |
- 安定感抜群のミドルレンジスペック
- 持ち運びやすい15.3インチ
- シンプルなデザインのボディ
ゲーミングパソコンを初めて購入するなら、G-Tune E5-I7G60BK-Aがおすすめ。
スペック的にはミドルレンジですが、多くのゲームを問題なくプレイできるスペックです。
持ち運びやすい15.3インチであり、フルHDで快適にプレイできる液晶ディスプレイを搭載しています。
ゲーム・仕事・作業すべてで使えるデザインもいいですね!
メモリ32GBで余裕のあるスペック|G-Tune E5-I9G70BK-A
CPU | Core i9-14900HX |
メモリ | 32GB |
グラボ | GeForce RTX 4070 8GB |
ストレージ | 1TB NVMe Gen4x4 |
価格 | 349,800円 |
- マルチタスクでもサクサク動くメモリ32GB搭載
- 拡張しづらいノートPCだからこそ助かる1TB SSD搭載
- 高解像かつ240Hzの高リフレッシュレート
G-Tune E5-I9G70BK-Aは、マウスコンピューターから発売されているゲーミングノートです。
ゲーミングノートではめずらしく、RTX 4070とメモリ32GBを標準搭載しているので、カスタマイズしなくても快適なスペックで遊べます。
解像度がWQXGA(2.5K)と高く、リフレッシュレートも240Hzなので、鮮明かつなめらかな映像でプレイできます。
動画編集などをやってみたい人でも満足できる構成ですので、自宅や事務所以外で作業をしたい場合にもおすすめです。
PCゲームに力を入れたい人向け|GALLERIA UL9C-R49
CPU | Core i9-14900HX |
メモリ | 32GB |
グラボ | GeForce RTX 4090 |
ストレージ | 1TB Gen4 SSD |
価格 | 499,980円 |
- 第14世代Core i9とRTX 4090を搭載
- リフレッシュレート240Hzに対応した液晶ディスプレイを搭載
- 薄型で軽量モデル
ゲーミングノートでハイスペックを目指すのであれば、GALLERIA UL9C-R49がおすすめです。
モンハンワールドでは、最高画質設定でも安心してプレイ可能。
デスクトップPCにも負けないスペックを搭載し、モンハンワールド以外のゲームでも安定して動作します。
シンプルなデザインなので、仕事用としても使用可能です。
サブPCとしても便利!
モンハンワールドはPS版よりSteam版がおすすめ
モンハンワールドは、パソコンを準備するのが大変ですが、Steam版が圧倒的におすすめです。
おすすめする理由は以下の3点となっています。
PS版より高画質でプレイ可能
PS版では60fpsが限界でしたが、Steam版の場合はモニターとPCのスペック次第で高フレームレートでプレイできます。
また、グラフィック設定も細かく設定できるうえ、Steamストアから無料でダウンロードできる「High Resolution Texture Pack」を導入することで、さらに高画質でプレイ可能です。
ハンターやモンスターがきれいに映るだけでなく、水や溶岩などの表現も細かくなるので、Steam版でプレイする際は必ず導入しましょう。
SSDでロード時間を短縮できる
SSDにゲームデータを保存することで、ロード時間が爆速になることもSteam版の強みといえます。
PS版でもSSDを導入することは可能ですが、一般的には導入が難しいのがデメリット。
しかし、最近のゲーミングPCであればSSD搭載モデルがほとんどなので、手軽に爆速のロードを体験できます。
SSDはゲーム以外の処理や動作も速くなり、非常に快適です。
ウルトラワイドディスプレイ対応
ゲーミングノートだと体感できませんが、モニターの画面比率が21:9のウルトラワイドディスプレイでも最適化した画面でプレイ可能です。
大体のゲームだと画面端に余白ができてしまいますが、モンハンワールドなら問題ありません。
幅広い画面いっぱいにゲーム画面が表示されるので、迫力と没入感の高いゲームプレイが可能です。
16:9のモニターを選ぶ際にも、ゲーミングモニターを選ぶことをおすすめします。
できれば144Hzや165Hzなど、高リフレッシュレートのゲーミングモニターがいいでしょう。
モンハンワールドに関するよくある質問
モンハンワールドをPCでプレイするうえで、よくある質問を下記にまとめて解説します。
グラボなしのPCでも遊べる?
モンハンワールドに限ったことではなく、パソコンでゲームをするのであればグラボは必要です。
グラボが無いと、ゲームのグラフィックを最大限発揮できませんし、そもそもカクついて動きません。
PC版をプレイするのであれば、ゲーミングPCが必須といえるでしょう。
自作PCもひとつの手ですが、BTOメーカーでゲーミングPCが簡単に手に入るので、予算と相談しながら購入することをおすすめします。
PS版とSteam版でクロスプレイできる?
残念ながらPS版とSteam版のクロスプレイに対応していないので、友達と遊ぶ際はプラットフォームを合わせる必要があります。
また、PS版から移行する場合、PS版のデータをSteam版に移行できないので注意が必要です。
次回作「モンハンライズ:サンブレイク」でもクロスプレイに対応しなかったことを考えると、技術的に難しいと考えられます。
使用グラフィックスメモリを増やすには?
使用グラフィックスメモリの表記が少なくてグラフィック設定を思うように上げられない場合、昔のグラフィックボードを使用していることが原因の可能性もあります。
最新のゲーミングPCならとくに困ることはありませんが、数年前のグラフィックボードを使用している場合、満足のいくグラフィック設定を諦めなければなりません。
解決方法としては、RTXシリーズのグラフィックボードを購入して取り付けることをおすすめしますが、なかなか難しいです。
また、スペック的に問題ないグラフィックボードを搭載しているにもかかわらず、使用グラフィックスメモリの数値が著しく低い場合、モニターケーブルを挿す位置を間違っている可能性が考えられます。
グラフィックボードを搭載しているのであれば、モニターケーブルはグラフィックボードに挿さないと機能しません。
マザーボードのモニターケーブル接続端子に挿していると、使用グラフィックスメモリの値が「0.13」など極端に低くなりますので、確認してみましょう。
画質が悪いときはどうすればいい?
Steam版をダウンロードしてそのままゲームを開始しても、あまり画質が良くありません。
PCのスペックに余裕があり、高画質でプレイ場合は、Steamストアからダウンロードできる無料DLC「High Resolution Texture Pack」を導入しましょう。
High Resolution Texture Packを導入することで、テクスチャをより高解像度化することが可能。
これにより、繊細なグラフィック表現でゲームをプレイできるようになるので、とくに理由が無ければ導入することをおすすめします。
ただし、High Resolution Texture Packだけで約45GBほどの空きストレージが必要なので、ストレージの容量に注意しましょう。
その他にも「8GB以上のグラフィックメモリを搭載したグラフィックカードが必要」という条件があるので、導入前に確認することをおすすめします。
ゲーム内の「グラフィック設定」の項目を「最高」にすると、最高画質設定でプレイできるので、スペックに余裕があるなら試してみるといいでしょう。
High Resolution Texture Packを導入した場合は「グラフィック詳細設定」にある「テクスチャ品質」の項目の一番右に「High Resolution Texture Pack」と出てくるので、設定を忘れないように注意してください。
MODってなに?
MODとは簡単にいうと「ゲームを改造・改変したデータ」のことです。
他のユーザーが作ったMODデータを導入することで、グラフィックを変更したり、通常では存在しないようなクエストなどを取り入れられます。
しかし、気を付けなければならない点もいくつかあり、例えば「導入が難しいこと」や「MODの利用は自己責任ということ」です。
当然ですが、MODを導入したことでゲームが起動しなくなったなどの不具合が発生したとしても、メーカーがサポートしてくれるわけではありません。
ファイルの操作など、コピーや削除などの基本的なパソコンの知識があると、多少スムーズに導入できるでしょう。
あると便利なパソコン周辺アイテムは?
Steam版のモンハンワールドをプレイするときに、あると便利なアイテムを紹介します。
- PS4もしくはPS5コントローラー
- Bluetoothアダプタ
キーボード・マウスでの操作に違和感が無ければそのままでも良いのですが、コントローラーのほうが操作しやすいです。
とくに、PS版から移行してきた人や、プレステやPSPなどで過去作をプレイしたことがある人は、コントローラーのほうが手になじんでいるでしょう。
したがって、特別な理由がないかぎり、コントローラーでのプレイをおすすめします。
コントコーラーとパソコンの接続方法は、USB有線接続とBluetooth接続がありますが、好みで問題ありません。
有線接続でケーブルが邪魔に感じているのであれば、Bluetoothアダプタを購入し、パソコンとコントローラーをBluetooth接続すると快適になるのでおすすめです。
モンハンワールドにおすすめのゲーミングPCまとめ
本記事では、PC版のモンハンワールドについて下記の5点を紹介しました。
ご自身の環境に合わせてデスクトップPCかノートPCを選択できるので、それぞれのメリットやデメリットを考慮し、好きなほうを選ぶといいでしょう。
両者でスペック的に大きな違いはなく、選びやすくなっています。
本記事で紹介したおすすめのPCは、モンハンワールドが問題なく動作するスペックばかりです。
なお当サイトではおすすめのゲーミングPCをほかにも紹介しているので、あわせてチェックしてください。