Switch版の発売から約10ヶ月後にPC版が発売し、Steamの売上ランキングでも常に上位にランクインしている「モンハンライズ(モンスターハンターライズ)」。
2022年6月30日には超大型アップデートである「モンハンサンブレイク」も発売され、人気が加速しています。
プレイ人口も徐々に増え、これを機にSwitch版からPC版に移行し、ゲーミングPCを検討している人も多いのではないでしょうか?
本記事では、モンハンライズをプレイするために必要なPCスペックやおすすめのゲーミングPC・ゲーミングノートを紹介します。
モンハンサンブレイクにももちろん対応していますので、参考になれば幸いです。
なお、前作「モンハンワールド」におすすめのゲーミングPCはこちらで紹介しています。
目次(気になる項目をクリック)
モンハンライズをプレイするために必要なスペック
モンハンライズの最低環境や推奨環境をまとめて紹介します。
さらに高スペック環境や最高スペック環境もあるので、ゲーミングPCを購入する際に参考にしてみてください。
最低環境
CPU | Intel Core i3-4130 or Core i5-3470 AMD FX-6100 |
メモリ | 8GB |
グラフィック | NVIDIA GeForce GT 1030 (DDR4) AMD Radeon RX 550 |
ストレージ | 36GB 利用可能 |
最低環境となっていますが、完全にスペック不足です。
快適にプレイするのは難しいので、このスペックのゲーミングPCを購入するのはおすすめしません。
あえて選ぶほどのスペックではありません…!
推奨環境
CPU | Intel Core i5-4460 AMD FX-8300 |
メモリ | 8GB |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 1060 (VRAM 3GB) AMD Radeon RX 570 (VRAM 4GB) |
ストレージ | 36GB 利用可能 |
公式が推奨しているスペックですが、Steam版の強みである高画質・高フレームレートでのプレイには適していません。
「Switch版より性能が少し良ければいいな」という人向けではありますが、今後のことも考えると、予算を増やして上位モデルのゲーミングPCを購入することをおすすめします。
スペック的にもひと昔前ですね!
高スペック環境
CPU | Intel Core i5-6600K AMD Ryzen 5 1500X |
メモリ | 8GB |
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 2060 AMD Radeon RX 5700 |
ストレージ | 36GB 利用可能 |
Steam版でプレイするのであれば、このあたりのスペックが最低限必要でしょう。
ただし、これでも最高画質設定 + 60fps以上は難しい場面もあるので、安定して高画質・高フレームレートを維持するのであれば、さらに上のスペックが必要です。
このスペックでも快適ですが、予算次第で上位モデルがおすすめ!
最高スペック環境
CPU | Intel Core i7-7700 AMD Ryzen 7 1700 |
メモリ | 8GB |
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 3070 AMD Radeon RX 6800 |
ストレージ | 36GB 利用可能 |
フルHDであれば60fps以上が安定し、設定次第では100fps以上も可能なスペックです。
最新のゲーミングPCを購入すると、これよりもっとハイスペックなので、検討してみることをおすすめします。
以上をふまえ、モンハンライズにおすすめのゲーミングPCを紹介します。
モンハンライズにおすすめのゲーミングPC3選
モンハンライズにおすすめのゲーミングPCを紹介します。
エントリーモデルでも最高スペック環境に匹敵し、平均して60fps以上が安定するので快適にプレイ可能です。
エントリーモデルながらも高水準|NEXTGEAR JG-A5G60
CPU | Ryzen 5 4500 |
メモリ | 16GB DDR4 3200 |
グラボ | GeForce RTX 4060 8GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
価格 | 134,800円 |
- Intel Core i5に匹敵するCPUを搭載
- エントリーモデルながらRTX 4060を搭載
- ゲーム以外の作業でも安心して使える
NEXTGEAR JG-A5G60は、マウスコンピューターから発売されているゲーミングPCです。
マウスの中ではエントリーモデルではありますが、ミドルレンジスペックとして申し分ありません。
グラフィックの設定次第で100fpsも問題なく出せるので、初めてのゲーミングPCとしてもおすすめです。
予算に余裕があれば、メモリの増設も視野に入れるとさらに快適になります。
エントリーモデルなのにRTX 4060を搭載してるのは破格ですね!
20万円台前半でコスパ最強|NEXTGEAR JG-A7G7S
CPU | Ryzen 7 7700 |
メモリ | 16GB DDR5 4800 |
グラボ | GeForce RTX 4070 SUPER 12GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
価格 | 259,800円 |
- Ryzen 7を搭載
- ワンランク上のグラボであるRTX 4070 SUPERを搭載
- 同価格帯のゲーミングPCの中ではコスパ最強
コスパ最強のゲーミングPCを探しているなら、NEXTGEAR JG-A7G7Sがおすすめです。
20万円台のゲーミングPCの中でもコスパが良く「モンハンライズ以外のゲームも遊んでみたい」という人向けのゲーミングPCといえます。
動画編集やライブ配信などにも問題なく使えるスペックです。
コスパ最強なうえに、カスタマイズでさらにハイスペックにもできる!
高画質・高フレームレートを両立|GALLERIA ZA7C-R48S
CPU | Core i7-14700KF |
メモリ | 32GB DDR5 4800 |
グラボ | GeForce RTX 4080 SUPER 16GB GDDR6X |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
価格 | 399,979 円 |
- Intel 第14世代Core i7を搭載
- 大容量でありながら高速なストレージを搭載
- ハイスペックモデルなので価格は高い
ゲームだけでなく、クリエイティブな作業やライブ配信に力を入れたいと考えている人には、GALLERIA ZA7C-R48Sがおすすめです。
ハイスペックモデルなだけあって価格は高いですが、重いゲームでも快適に遊べます。
モンハンライズであれば4K設定でも余裕をもってプレイできるので、より高画質・高フレームレートで遊びたい人向けといえるでしょう。
思い切ってハイスペックモデルを購入すれば、長い間使用できる点もGOOD!
モンハンライズにおすすめのゲーミングノートPC3選
デスクスペースが限られてたり、外に持ち出してゲームをしたい人向けのゲーミングノートを紹介します。
製品名 | 特徴 | CPU | メモリ | グラボ | ストレージ | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
NEXTGEAR J6-A7G60GN-A | コスパも良くゲーミングノートデビューにおすすめ | Ryzen 7 7840HS | 32GB | RTX 4060 Laptop | 1TB SSD | 199,800円 |
G-Tune E5-I9G70BK-A | RTX 4070搭載のミドルモデル | Core i9 14900HX | 32GB | RTX 4070 Laptop | 1TB SSD | 349,800円 |
OMEN 17 | ハイスペックと大画面液晶を両立 | Core i7-13700HX | 16GB | RTX 4080 Laptop | 1TB SSD | 384,800 円 |
コスパも良くゲーミングノートデビューにおすすめ|NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
CPU | Ryzen 7 7840HS |
メモリ | 32GB |
グラボ | GeForce RTX 4060 Laptop |
ストレージ | 1TB SSD |
価格 | 199,800円 |
- ハイスペックのCPUとグラボを搭載
- リフレッシュレート165Hz対応の液晶ディスプレイを搭載
- 複数のキー同時押しに対応したnキーロールオーバー採用
NEXTGEAR J6-A7G60GN-Aは、マウスコンピューターから発売されているゲーミングノートです。
ディスプレイのサイズも16インチと一般的なサイズで、フルHDで快適にプレイできます。
衝撃に強いボディで、安心して持ち運びできる点もおすすめポイント。
ボディのカラーもユーザーの声を取り入れてるからオシャレ!
RTX4070搭載のミドルモデル|G-Tune E5-I9G70BK-A
CPU | Core i9 14900HX |
メモリ | 32GB |
グラボ | GeForce RTX 4070 Laptop |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
価格 | 349,800円 |
- CPUにCore i9搭載
- リフレッシュレート240HzとRTX 4070搭載
- DDR5の高速メモリ搭載
性能にこだわるなら、G-Tune E5-I9G70BK-Aがおすすめ。
この価格帯で240HzのディスプレイとCore i9、RTX 4070を搭載し、スペックと価格のバランスが良いです。
デザインがシンプルなので、仕事用としても問題なく使用できます。
外に持ち運ぶゲーミングPCとしても活躍します!
ハイスペックと大画面液晶を両立|OMEN 17
CPU | Core i7-13700HX |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
グラボ | GeForce RTX 4080 Laptop |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
価格 | 384,800 円 |
- 17.3インチの液晶ディスプレイを搭載
- 第13世代CPUとRTX 4080を搭載
- 大きいので持ち運びは大変
大画面でモンハンライズをプレイしたいのであれば、OMEN 17がおすすめです。
画面が大きいのでモンスターなどの視認性が上がり、没入感も高まります。
デスクトップパソコンに引けを取らない性能となっており、モニターやキーボードなどの周辺機器は必要ないので、出費を抑えられるのもうれしい点です。
ゲーム以外に動画編集などもサクサク動くので、1台で何役もこなしてくれます。
画面の大きさが魅力的!
モンハンライズはSwitch版よりSteam版がおすすめ
モンハンライズは、予算やPCを置くスペースがあれば、Steam版がおすすめです。
おすすめの理由は以下の3点となっています。
高画質・高フレームレートでプレイ可能
Switch版では30fpsまでしか対応していませんでしたが、Steam版ではモニターやPCのスペック次第で高フレームレートでプレイ可能です。
ゲーミングPCでゲームをする際に一般的な144fpsの場合、Switch版と比べて約5倍ほど滑らかに動くので、ハンターやモンスターの動きに迫力が出ます。
また、グラフィック設定も同様で、パソコンのスペック次第ではありますが、高画質・高解像度でプレイ可能。
水や爆発などの表現も非常にきれいなので、Switch版から移行したとしても二度楽しめるでしょう。
ロード時間が短い
Steam版の場合、SSDにゲームを保存することでロードやさまざまな処理が速くなります。
短期的で考えると、そこまでメリットがあるように感じませんが、モンハンは何度もクエストに行ったり移動が多いゲームです。
そのたびにロードが入るので、ロード時間が短ければ短いほど、快適にプレイできます。
これからゲーミングPCを購入してSteam版をプレイしようと考えているのであれば、SSDを購入して取り付けたり、BTOの場合はカスタマイズでSSDを追加しておくのがおすすめです。
フィルター機能によるプレイや撮影が楽しめる
Steam版のモンハンライズには、モノクロやセピア、和風などのフィルターを画面全体にかけられるフィルター機能もあります。
プレイ中の視認性は落ちますが、普通のプレイに飽きたり、動画やスクリーンショットを撮って遊ぶ際にオンにすると、ちがった雰囲気になるのでおすすめ。
また、シネマ風にすると、サウンドにもフィルターがかかり、さながら昔の映画のような音も再現できます。
人によっては全く使わない機能ですが、Steam版の面白い特徴のひとつです。
モンハンライズに関するよくある質問
モンハンライズをPCでプレイするうえで、よくある質問を下記にまとめて解説します。
Switch版とSteam版でクロスプレイできる?
残念ですがクロスプレイには対応しておらず、フレンドと遊ぶのであれば同じプラットフォームを選びましょう。
前作の「モンハンワールド:アイスボーン」でも、幾多のアップデートを経ていますが、クロスプレイには対応しませんでした。
今作でも同じことが考えられるので、アップデートでクロスプレイができるようなることは考えにくいです。
したがって、フレンドと遊ぶ際は事前にプラットフォームを確認しておきましょう。
グラボなしのPCでも遊べる?
モンハンライズに限らず、パソコンでゲームをするのであればグラボは必須です。
グラボが無いと、高画質・高フレームレートでプレイするのは不可能ですし、そもそもカクついて動かない可能性があります。
PC版をプレイするのであれば、メーカー製のオフィス用PCではなく、ゲーミングPCを選びましょう。
初期費用は高くなりますが、モンハンライズ以外のPCゲームも遊べるのでおすすめです。
高画質でプレイするために必要なグラフィック設定は?
高画質でプレイするには、ゲーム内のグラフィック設定をカスタムしてみましょう。
主に変更する点は下記のとおりです。
- イメージクオリティ:150%
- 高解像度テクスチャ:ON
- テクスチャフィルタリング:高
- アンビエントオクルージョン:ON
- 影品質:高
- アンチエイリアス:TAA+FXAA
その他の項目は好みですので、それぞれONにして試してみてください。
また、パソコンのモニターが4Kに対応していれば「解像度設定」で4Kを選んだり、ウルトラワイドモニターを使用しているなら「アスペクト比」を21:9にするのもおすすめです。
高画質に設定すると、その分グラボに負荷がかかるため、使用しているグラボと相談して設定しましょう。
フレームレートが安定しない・上げたいときはどうすればいい?
プレイ中にフレームレートが安定せずに処理落ちしてしまうのであれば、グラフィック設定を見直してみましょう。
グラフィックを全て最高設定にしていることで、グラボやその他パーツに負荷がかかっていることも考えられます。
そんなときは、イメージクオリティや影品質を下げて様子を見たり、思い切って「グラフィック設定」の項目を「中」にすると解決することも。
また、フレームレートを上げたいときにも同様の方法を試してみると効果がありますが、その前に別の設定を確認してみてください。
具体的には「DISPLAY」の項目にある「ディスプレイ周波数」が「60Hz」になっていないかチェックし、60Hz以上に設定できるのであれば、表記されている最大の数値に設定しておくことをおすすめします。
ここで60Hz以上が表示されない場合は、モニターが60Hz以上に対応していないことがほとんどです。
高フレームレートでプレイしたいのであれば、モニターの買い替えを検討しましょう。
あると便利なパソコン周辺アイテムは?
モンハンライズをプレイするにあたって、あると便利なアイテムは以下のとおりです。
- PS4もしくはPS5コントローラー
- Switchプロコントローラー
- Bluetoothアダプタ
PC版なのでキーボード・マウスでもプレイできますが、Swich版から移行してきた人や、プレステやPSPでモンハンをプレイしていた人であれば、コントローラーのほうが手になじみやすいです。
なので、特別な理由がないかぎり、コントローラーでのプレイをおすすめします。
コントローラーとパソコンをつなぐには、USB有線接続が一番ラクではありますが、ケーブルが邪魔になることも考えられます。
もし邪魔だなと感じるのであれば、Bluetoothアダプタを購入し、パソコンとコントローラーをBluetooth接続すると、非常に快適です。
モンハンライズのゲーミングPCまとめ
本記事は、PC版のモンハンライズについて下記の5点を紹介しました。
デスクトップPCもノートPCも、どちらも良さがありますので、それぞれのメリットやデメリットを考慮したり、持ち運びを頻繁にするかで選ぶのも一つの手です。
本記事で紹介したおすすめのPCは、スペック的にモンハンライズが問題なく動作するので、ゲーム以外の用途や予算と相談するといいでしょう。
なお当サイトでは、ほかにもおすすめのゲーミングPCを紹介しているので、あわせてチェックしてください。