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VALORANTがラグい原因と改善する方法は?おすすめの回線も紹介

eスポーツの王道として人気のあるタクティカルFPS「VALORANT(ヴァロラント)」。

オンライン対人ゲームであるため、ラグの発生は珍しいことではありません。

ただ、一瞬の判断が勝敗を分けるゲームでラグは致命的。

ラグが続くとゲーム中に落ちるなんてことも……

勝率を上げるためにも、VALORANTのラグ解消法を知りたい人も多いはず。

そこで本記事では、VALORANTのラグの原因と改善方法、おすすめ回線も紹介します。

この記事の監修者
マクリン

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マクリン

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プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。ガジェット・家電のレビューサイト「マクリン」を運営しています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動。株式会社makuri代表。プロフィール詳細

VALORANT(ヴァロラント)でラグいとどうなる?

VALORANTのような対人ゲーム(PvP)において、ラグが生じると敵にすぐに撃たれます

こちらの攻撃が敵にヒットしたと思っても実際はかわされており、ヒットしません。

さらに場所の把握が難しく感じたり、味方と連携がとれないといったこともあります。

その結果ゲームに勝てず、しかも自分がなぜ撃たれたのか分からないままゲームが終わってしまいます。

このようにラグの発生は、ゲームプレイにおいて致命的なのです。

VALORANTでラグい原因と確認方法

ラグの原因と確認方法について紹介します。

パソコンのスペック不足

パソコンの性能不足と処理不足が、ラグの原因になることも多いです。

VALORANTのスペックを確認し、パソコンのスペックをクリアしているか確認しましょう。

最低スペック

CPUIntel Core 2 Duo E8400
AMD Althlon 2000GE
GPUIntel HD4000 AMD Radeon R5 200
メモリ4GB
VALORANTの最低スペック

推奨スペック

CPUIntel Core i3 4150
AMD Ryzen3 1200
GPUGeForce GT730 AMD Radeon R7 240
メモリ4GB
VALORANTの推奨スペック

VALORANTに求められスペックはそれほど高くありません。

現在のゲーミングPCならエントリークラスでも問題ないですが、グラボを搭載していないパソコンはラグの原因となります。

最低でもGTX 1650またはGTX 1660 SUPERを搭載したゲーミングPCを選びましょう。

こちらの記事では、VALORANTにおすすめのゲーミングPCを紹介しているので、あわせて参考ください。

スペックを満たしていないPCであれば買い替えも検討しよう!

Ping値が高い

Ping値(ピン値 / ピング値)とは「通信にかかる時間の値」で、ms(ミリ秒)の単位で表されます。

回線速度(bps)とはちがって、体感できる速度を数値化したものですよ!

Ping値は、低いほうがラグが少なくなり、ラグがほぼない状態とされるのが0〜10ms程度

一般的に15〜30msが問題なくプレイできる数値とされ、30〜40msだとラグが発生し、40ms以上だとまともにプレイできません。

VALORANTのゲーム内でPing値を確認するには、デフォルト設定でマッチ中に「Tab」を押すと表示されます。

ネットワークに問題あり

VALORANTで「ネットワーク:問題あり」の表示は、ネットワークが不安定の場合やその他不具合が発生した際に表示されます。

回線速度とルーターの処理速度が遅いことが原因であるため、回線環境を確認しましょう。

Fast.comにアクセスすれば、回線の速度をこんな感じで測定できます。

光回線を利用しているのであれば、100Mbps以上あれば問題ありません。

ファイアウォールの設定

エラーコード29」と表示された場合、ファイアフォールが原因かもしれません。

セキュリティに関しては自己責任ですが、ファイアフォールをオフにしましょう。

まずは、コントロールパネルから「システムとセキュリティ」をクリックします。

Windows Defender ファイアフォール」から、左側の「Windows Defender ファイアフォールの有効化または無効化」より設定します。

下部パブリックネットワークの設定より「Windows Defender ファイアフォールを無効にする」を選び、ファイアフォールを無効にします。

ログインの確認ができたら、セキュリティを有効に戻しておきましょう。

VALORANTのラグ改善方法

VALORANTのラグ改善方法を紹介します。

Ping値を低く設定する方法

VALORANTはなんと、インターネットプロトコルヴァージョン6(TCP/IPv6)に対応していません

したがって、IPv6で通信すると通信の質が下がり、Ping値が高い原因になります。

最新のルーターの多くはIPv6対応となっているため、チェックを外しましょう

設定は、スタートメニューから設定画面で「ネットワークとインターネット」を開きます。

アダプターのオプションを変更します(Windows 11の場合、「ネットワークの詳細設定」をクリックして「アダプターオプション」)。

イーサネットを右クリックし、プロパティを開きます。

項目の中からIPv6のチェックを外します。

最後にインターネットプロトコルヴァージョン6(TCP/IPv6)のチェックがないことを確認したら、設定は完了です。

ネットワーク機器を再起動する

ゲームプレイ中にラグを感じたら、まずモデムやルーターの再起動をしましょう。

モデムやルーターは常時可動していることが多く、熱が溜まりやすくなるからです。

方法はシンプルで、電源コンセントを抜いて5分から10分放置するだけ。

再起動して熱を放出すると、接続も安定しやすくなります。

ドライバを更新する

ここでいうドライバとは、GPUのグラフィックドライバとネットワークドライバです。

グラフィックドライバは、NVIDIA社なら「Geforce Experience」、AMD社なら「Radeon Software」から確認しましょう。

ドライバの更新をしていないと最新の情報を伝達できない場合があるため、ラグの原因となります。

ネットワークドライバの更新は、使用しているルーターのメーカーや契約しているプロバイダで確認できます。

有線で接続する

Wi-Fiで接続してラグが生じている場合、有線で接続しましょう。

無線では、通信速度や安定性が有線に比べて劣るためです。

また、ルーターとの距離がある場合や遮蔽物がある場合も接続が安定しません

どうしてもWi-Fiの環境じゃないとダメな人は、最新のWi-Fi規格「Wi-Fi6」対応のルーターを買うか、無線LANの子機をアップグレードしましょう。

他の起動しているアプリをオフにする

VALORANTでラグを感じたら、他に起動しているアプリを閉じてください。

また、バックグランドで起動しているアプリもオフにし、PCの負担を軽くしましょう。

アプリ以外に、Wi-Fi接続している機器をできるだけ少なくすることも、ルーターへの負担を減らすことにつながります。

VALORANTの優先度を「高」にする

他アプリの起動をあわせて見直したいのがタスクの優先度

「Ctrl + Shift + Esc」のショートカットキーで「タスクマネージャー」を起動します。

それからアプリの項目で「VALORANT」を選択して右クリックし「詳細の表示」をクリックします。

すると「詳細」タブが表示されるので、再度右クリック。

メニューの中から「優先度の設定」が選べるので、そこにカーソルを合わせると優先度が選択できるようになります。

最後に「」を選べばOKです。

VALORANTのラグが直らないときは光回線ごと変えるのもアリ

VALORANTのラグ改善方法」を試しても難しい場合、大元の回線から変更するのがおすすめです。

VALORANTを快適にプレイするためには、Ping値の低い光回線サービスが欠かせません。

ここからは「VALORANTにおすすめの光回線」を3つ紹介します。

光回線平均実測値月額料金初期費用契約期間契約解除料
enひかり
下り:337.95Mbps
上り:283.06Mbps
Ping:19.1ms
戸建て:4,620円
集合住宅:3,520円
事務手数料:3,300円
開通工事費:16,500円
なしなし
hi-hoひかり with games
下り:339.89Mbps
上り:323.03Mbps
Ping:6.5ms
戸建て:6,160円
集合住宅:4,840円
事務手数料:3,300円
開通工事費:16,500〜19,800円
2年間戸建て:5,600円
集合住宅:4,400円
auひかり
下り:470.43Mbps
上り:423.01Mbps
Ping:16.41ms
戸建て:5,390〜5,610円
集合住宅:3,740〜5,500円
事務手数料:3,300円
開通工事費:33,000〜41,250円
戸建て:3年間・2年間
集合住宅:2年間
戸建て:10,450〜16,500円+撤去工事費
集合住宅:2,290〜2,730円
※平均実測値は「みんなのネット回線速度」を参照

IPv6に対応しているのはもちろん、平均Ping値が低いうえに月額料金も安いサービスをピックアップしました。

enひかり

ゲーマーの人に一番おすすめしたい光回線は「enひかり」です。

  • NTTのフレッツ回線を利用する「光コラボ」のひとつ
  • フレッツ光やほかの光コラボを使っていれば格安で乗り換えられる
  • 契約期間の縛りがないうえに月額料金が圧倒的に安いことが特徴
  • 初期費用の割引特典がないのである程度の持ち出しが必要

enひかりは株式会社縁人が運営する光回線で、NTTのフレッツ回線を利用する「光コラボレーション」のひとつです。

いままで使っていたインターネット回線が「フレッツ光」や「その他の光コラボ」なら、転用・事業者変更で乗り換え費用を節約できます。

フレッツ回線は日本全国の幅広いエリアで利用できるので、引っ越しをする場合でも移転先で使い続けられる可能性が高いことが特徴です。

通常の光回線には契約期間の縛りがついていますが、enひかりは契約期間が設けられていないので、いつ解約しても違約金がかかりません

月額料金は光回線業界のなかでも最安レベルで、実測値をみても必要十分以上の速度が出ているので、安心してオンラインゲームを楽しめます。

また、ゲーマーにおすすめの最大10Gbpsの高速回線「enひかりクロス」に対応する数少ない光コラボでもあります。

数ある10G回線のなかで最安値であり、提供エリアもかなり広いです。

その一方、enひかりでは工事費割引キャンペーンが用意されていないので、総額19,800円は必ず支払う必要がある点には気をつけましょう。

住居タイプ戸建て集合住宅戸建て
(一部地域限定)
料金プランファミリー・ギガタイプマンション・ギガタイプenひかりクロス
通信速度最大1Gbps最大1Gbps最大10Gbps
月額料金4,620円3,520円2022年7月以前:6,270円
2022年8月以降:5,445円
初期費用3,300円3,300円3,300円
開通工事費16,500円16,500円16,500円
契約期間なしなしなし
契約解除料なしなしなし
平均実測値下り:337.95Mbps
上り:283.06Mbps
Ping:19.1ms
下り:2130.31Mbps
上り:2358.82Mbps
Ping:7.83ms
※平均実測値は「みんなのネット回線速度」を参照
CHECK NOW

hi-hoひかり with games

ゲーマーにおすすめの光回線、2つ目が「hi-hoひかり with games」です。

  • ゲーム専用帯域を用意した光回線サービス
  • 外部ユーザーの影響を受けず徹底的にラグの発生を防げる
  • オンラインゲーム・配信者向けだけに月額料金はやや高め

hi-hoひかり with gamesは、老舗プロバイダのハイホーが運営する光回線です。

最大の特徴は、オンラインゲーム仕様の光回線サービスという点で、回線混雑を避けるためのゲーム専用帯域を用意していることです。

普通の光回線は、ひとつの光ファイバーをほかのサービスの利用者とも共有しているため、利用者が増える時間帯になると回線内で混雑が発生してしまいます。

その混雑が通信速度の低下やラグを発生させる原因となっていますが、hi-hoひかり with games自社だけの専用帯域を使っているので、混雑の影響を受けずに快適にオンラインゲームをプレイできます。

ゲームの大型アップデートやアクセスが集中するイベントがあるときでも、hi-hoひかりならラグを気にすることなくゲームに集中できるでしょう。

もちろんIPv6対応なので、普通に使うときもサクサクとインターネットを利用できます。

NTTのフレッツ回線を利用する「光コラボレーション」のひとつなので、フレッツ光やほかの光コラボからの乗り換えも費用を節約できてお得です。

月額料金はほかの光回線よりもやや高めで、工事費の割引特典やキャッシュバックなどもありませんが、本気でゲームに取り組んでいる人には最適なサービスです。

住居タイプ戸建て集合住宅
料金プランファミリータイプマンションタイプ
通信速度最大1Gbps最大1Gbps
月額料金6,160円4,840円
初期費用3,300円3,300円
開通工事費19,800円16,500円
契約期間2年間2年間
契約解除料5,600円4,400円
平均実測値下り:339.89Mbps
上り:323.03Mbps
Ping:6.5ms
※平均実測値は「みんなのネット回線速度」を参照
CHECK NOW

auひかり

ゲーマーにおすすめの光回線、最後の3つ目は、KDDIの運営する「auひかり」です。

  • KDDIの独自回線で速度が早くてインターネット接続が安定している
  • 窓口によっては5万円以上の超高額キャッシュバックがもらえる
  • 基本的には日本全国で利用可能。ただし集合住宅に住んでいる場合は注意
  • 月額料金は光回線のなかで平均的な価格

通常の光回線はNTTのフレッツ回線を利用していますが、auひかりKDDIの独自回線を使っているので、インターネット接続が安定していることが特徴です。

実測値をみてもPing値が低いのにくわえ、通信速度もNURO光に次ぐスピードなので、快適にオンラインゲームを楽しめます。

ただ、NURO光は最近『ラグい』と聞くことが多く、ランキング外となりました…。

月額料金は光回線のなかで平均的な価格となっていますが、ほかに比べて申し込んだときのキャッシュバックが高額なことが特徴です。

なお、基本的には日本全国で利用できますが、戸建てプランは東海エリア・関西エリア・沖縄県では申し込みできません

これらの地域でauひかりが使えない理由は公表されていませんが、KDDIグループであったり、提携企業の光回線との競合を避けるためといわれています。

また、マンションプランはauひかりの回線が導入済みの物件でしか申し込みできないので注意が必要です。

住居タイプ戸建て集合住宅戸建て
(関東圏限定)
戸建て
(関東圏限定)
料金プランauひかりホーム1ギガauひかりマンションauひかりホーム10ギガauひかりホーム5ギガ
通信速度最大1Gbps最大1Gbps
※配線方式による
最大10Gbps最大5Gbps
月額料金1年目:5,610円
2年目:5,500円
3年目:5,390円
3,740〜5,500円
※配線方式による
1年目:6,468円
2年目:6,358円
3年目:6,248円
4年目以降:6,798円
1年目:5,610円
2年目:5,500円
3年目:5,390円
4年目以降:5,940円
初期費用3,300円3,300円3,300円3,300円
開通工事費41,250円33,000円41,250円41,250円
契約期間3年間または2年間2年間3年間または2年間3年間または2年間
契約解除料4,730円+撤去工事費31,680円2,290〜2,730円4,730円+撤去工事費31,680円4,730円+撤去工事費31,680円
平均実測値下り:470.43Mbps
上り:423.01Mbps
Ping:16.41ms
サービスエリア東海、関西、沖縄県を除く日本全国設備導入済み物件のみ東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県のみ東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県のみ
※平均実測値は「みんなのネット回線速度」を参照
CHECK NOW

VALORANTのラグ対策まとめ

本記事では、VALORANTのラグの原因と改善方法とおすすめ回線について紹介しました。

ラグを改善すると勝率が上がる他、負けた場合でもなぜ負けたのかを分析しやすくなります。

もし「ラグい」と感じたら、本記事を参考にしてください。

ラグが発生しない環境をつくり、楽しいVALORANTライフを楽しみましょう。

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