光回線の中でも超高速通信 + 超高額キャッシュバックが売りの「auひかり」。
通常プランでは最大1Gbpsの速度でインターネットが使え、一部の地域では最大10Gbpsの超高速通信に対応しています。
それにくわえ、auスマホとのセット割があったり、他社の違約金を最大3万円まで還元してくれたり、新規申し込みで高額キャッシュバックがもらえるなど、豊富なキャンペーンを取り揃えていることが特徴です。
その一方、戸建てタイプでは撤去工事費が必ず発生し、マンションタイプでは住んでいる物件によって料金や最大速度が変わるなどの注意点もあります。
他にもおぼえておくべき注意点が多いので、何も知らずにauひかりを申し込んでしまうと、損することになりかねません。
そこで本記事では、auひかりのメリットとデメリットを徹底的に分かりやすく伝えていきます。
auひかりは数多くの窓口で申し込みができますが、その中で本当におすすめできるお得な窓口についてもご紹介するので是非参考にしてください。
タップできるもくじ
auひかりはどんなサービス?
auひかりは、KDDIが運営する独自回線を使用した光回線サービスです。
フレッツ光をはじめ、ドコモ光やソフトバンク光は、NTTが日本全国に敷設した「光ファイバー網」を使ってサービスを提供しています。
auひかりは、KDDIが敷設する「独自の光ファイバー網」に加え、NTTが敷設したものの使用していない「ダークファイバー」を使っています。
フレッツ光とは別種の回線を使っているため、利用者増の影響で速度が低下するなどのトラブルが発生しづらく、安定した速度でインターネットを使えるのが特徴です。
その一方で、フレッツ光回線を使わないことから独自回線を自宅に引き込む回線工事が必須で、3万円以上の高額な開通工事費が発生することが欠点です。
また、光コラボなら利用可能な「転用」や「事業者変更」といった申し込み手続きができないので、auひかりに申し込んだ際の初期費用が高額になりやすい点も注意が必要です。
auひかりの月額料金
auひかりの月額料金は以下のとおりです。
項目 | 内容 |
---|---|
月額(戸建て) | 1年目:5,610円 2年目:5,500円 3年目以降:5,390円 |
月額(マンション) | 3,740〜5,500円 |
最大通信速度 | 下り:最大1Gbps 上り:最大1Gbps |
開通工事費 | 戸建て:41,250円 マンション:33,000円 |
契約期間 | 戸建て:3年間または2年間 マンション:2年間 |
解約金 | 【2022年6月30日以前に申し込んだ場合】 戸建て:10,450〜16,500円+撤去工事費31,680円(必須) マンション:7,700〜10,450円【2022年7月1日以降に申し込んだ場合】 戸建て:4,730円+撤去工事費31,680円(任意) マンション:2,290〜2,730円 |
auひかりの基本的な料金プランは、戸建てタイプが3年契約または2年契約、マンションタイプで2年契約となっています。
戸建てタイプの場合は、長く利用するにつれて月額料金が110円ずつ安くなっていき、3年目以降は5,390円(ネットのみ)で利用可能です。
auひかりのマンションタイプについて
auひかりのマンションタイプは、住んでいる物件によって月額料金や通信速度が異なります。
まずは、auひかりのマンションタイプにおける料金プランとそれぞれの対応速度をご覧ください。
料金プラン | 月額料金 | 通信速度 |
---|---|---|
タイプG | 16契約以上対応マンション:4,180円 8契約以上対応マンション:4,510円 |
下り:最大664Mbps 上り:最大166Mbps |
タイプV | 16契約以上対応マンション:4,180円 8契約以上対応マンション:4,510円 |
下り:最大100Mbps 上り:最大100Mbps |
都市機構 | 4,180円 | 下り:最大100Mbps 上り:最大35Mbps |
都市機構G | 4,180円 | 下り:最大664Mbps 上り:最大166Mbps |
タイプE | 16契約以上対応マンション:3,740円 8契約以上対応マンション:4,070円 |
下り:最大100Mbps 上り:最大100Mbps |
タイプF | 4,290円 | 下り:最大100Mbps 上り:最大100Mbps |
ギガ | 4,455円 | 下り:最大1Gbps 上り:最大1Gbps |
ミニギガ | 5,500円 | 下り:最大1Gbps 上り:最大1Gbps |
auひかりのマンションタイプにさまざまな料金プランが存在する理由は、その物件に導入されている回線設備の配線方式によって最大速度が変わるためです。
通信速度が速いプランのときは月額料金が高くなり、それなりの速度の場合は月額料金が安くなります。
auひかりの10Gbps・5Gbpsプランについて
auひかりは、一部の地域における戸建て向けプランとして最大10Gbps・5Gbpsの超高速通信に対応した料金プランを選択できます。
- 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一部エリア且つ戸建てタイプ限定
月額料金は以下のとおりです。
料金プラン | auひかりホーム10ギガ | auひかりホーム5ギガ |
---|---|---|
月額料金 | 1年目:6,468円 2年目:6,358円 3年目:6,248円 4年目以降:6,798円 |
1年目:5,610円 2年目:5,500円 3年目:5,390円 4年目以降:5,940円 |
最大通信速度 | 下り:10Gbps 上り:10Gbps |
下り:5Gbps 上り:5Gbps |
開通工事費 | 41,250円 | |
契約期間 | 3年間または2年間 | |
解約金 | 【2022年6月30日以前に申し込んだ場合】 10,450〜16,500円+撤去工事費31,680円(必須)【2022年7月1日以降に申し込んだ場合】 4,730円+撤去工事費31,680円(任意) |
auひかりと他社の料金比較
auひかりと他の光回線との料金比較を見ていきましょう。
サービス名 | 月額料金 | 初期費用 | 契約期間 | 違約金 |
---|---|---|---|---|
auひかり |
戸建て:5,610円(2年目:5,500円、3年目以降:5,390円〜) マンション:3,740〜5,500円(配線方式による) |
事務手数料:3,300円 工事費用:33,000円(マンション)/ 41,250円(戸建て) |
戸建て:3年間・2年間 マンション:2年間 |
戸建て:4,730円(3年契約)or 4,460円(2年契約)+ 撤去工事費(31,680円) マンション:2,290〜2,730円 |
ドコモ光 |
戸建て:5,720円 マンション:4,400円 |
事務手数料:3,300円 工事費用:16,500円(マンション)/ 19,800円(戸建て) |
2年間 | 戸建て:5,500円 マンション:4,180円 |
enひかり |
戸建て:4,620円 マンション:3,520円 |
事務手数料:3,300円 工事費用:16,500円 |
なし | なし |
So-net光プラス |
戸建て:6,138円 マンション:4,928円 |
事務手数料:3,300円 工事費用:26,400円 |
2年間(更新月3ヵ月) | 戸建て:4,580円(不課税) マンション:3,480円(不課税) |
ビッグローブ光 |
戸建て:5,478円 マンション:4,378円 |
事務手数料:3,300円 工事費用:16,500円(マンション)/ 19,800円(戸建て) |
3年間 | 戸建て:4,230円(不課税) マンション:3,360円(不課税) |
ソフトバンク光 |
戸建て:5,720円 マンション:4,180円 |
事務手数料:3,300円 工事費用:26,400円 |
2年間 | 戸建て:5,720円 マンション:4,180円 |
NURO光 |
5,200円(3年契約) 5,700円(2年契約) ※戸建て・マンションともに同額 |
事務手数料:3,300円 工事費用:44,000円 |
3年間・2年間 | 3,850円(3年契約) 3,740円(2年契約) |
楽天ひかり |
戸建て:5,280円 マンション:4,180円 |
事務手数料:880円 工事費用:16,500円(マンション)/ 19,800円(戸建て) |
3年間 | 戸建て:4,180円 マンション:5,280円 |
auひかりの月額料金は、数ある光回線の中でも平均的な金額です。
auユーザーなら最大1,100円の割引が適用されるのでメリットがありますが、それ以外のキャリアを使っている人にとってメリットはほぼありません。
また、月額料金が安い「So-net光プラス」や「ビッグローブ光」でもauスマホとのセット割が使えるので、料金重視で選びたい場合はauひかり以外の光回線を選ぶのがおすすめです。
逆にauひかりを選んだ方が良いケースは、10ギガ・5ギガの速度重視の人やau PAY(旧au WALLET)をふだんから使っている人が挙げられます。
他の光回線に比べてキャッシュバックが手厚いこともauひかりの特徴なので、回線にこだわりがなく高額キャッシュバック狙いの人にもおすすめです。
auひかりのキャンペーン比較
auひかりは、公式サイトやauショップ以外にも数多くの代理店窓口からも申し込むことができます。
窓口によってキャッシュバックの金額や適用条件、キャンペーンの適用時期が異なるのでよく確認してから申し込むようにしましょう。
特に、キャッシュバックが高額な場合、複数のオプションや別サービスへの申し込みが必要なケースも多く、毎月の通信費負担が大きくなる原因となってしまうので注意ください。
auひかり公式キャンペーン
まずは、auひかり公式キャンペーンの内容から見ていきましょう。
キャンペーン | 内容 | 適用条件 |
---|---|---|
auスマートバリュー | auスマホとセットで特定の光回線を使うことで毎月最大1,100円割引 | ・auひかりを契約していること ・光電話に加入すること |
auひかり
auひかり乗りかえスタートサポート |
他社サービスからauひかりに乗り換える際に発生した違約金や撤去工事費をau PAY残高として還元 | ・申込書送付までにau PAYプリペイドカードの申し込み ・auひかり申込日から申し込み付きを含めて12ヶ月以内に「スタートサポート共通申請書」にて申請 |
auひかり初期費用相当額割引 | auひかりで「ネット+光電話」に申し込むと開通工事費用が実質0円になる | ・auひかり+光電話に申し込む |
auルーター auひかり ピカ得プログラム | 条件を満たした場合にauひかりの月額料金が割引 | ・指定の料金プランに申し込む ・au WiFiルーターが設定されているauスマートバリューグループにauひかり+光電話を追加登録 |
auひかり公式キャンペーンは、基本的にどの代理店窓口で申し込んでも適用されるものばかりです。
逆に代理店窓口では、au公式キャンペーンによる還元額を「自社独自の特典」として見せているケースが多々あります。
窓口別キャンペーン比較
auひかりの申し込み窓口別のキャンペーン比較は以下のとおりです。
窓口によってキャンペーンの適用条件が異なるので、しっかりと確認した上でお申し込みください。
窓口 | キャンペーン内容 | 適用条件 | 適用時期 |
---|---|---|---|
25 | 最大66,000円CB | ・ずっとギガ得プラン(戸建て)+光電話+auスマートバリュー+auでんき+指定プロバイダ+指定オプション:66,000円CB ・お得プランA(マンション)+光電話+auスマートバリュー+auでんき+指定プロバイダ+指定オプション:50,000円CB ・その他要件はオペレーターまで問い合わせ必須 |
要問い合わせ |
GMOとくとくBB | 特典1:月額料金割引+最大20,000円CB ・戸建て:3年間4,400円 ・マンション:2年間3,190円 |
・光電話に申し込むこと(光電話の月額料金は36ヶ月間無料) ・ずっとギガ得プラン(3年契約):20,000円CB ・ギガ得プラン(2年契約):20,000円CB ・標準プラン(年間契約なし):10,000円CB ・お得プランA(2年契約):5,000円CB ・お得プラン(2年契約):5,000円CB ・標準プラン:2,000円CB |
・戸建て:開通月から数えて12ヶ月目と24ヶ月目 ・マンション:開通月から数えて12ヶ月目 |
特典2:最大77,000円CB+WiFiルーター無料プレゼント ※光電話なしの場合は-10,000円 |
・光電話に申し込むこと(光電話の月額料金は一定期間無料) ・ずっとギガ得プラン(3年契約):77,000円CB ・ギガ得プラン(2年契約):77,000円CB ・標準プラン(年間契約なし):20,000円CB ・お得プランA(2年契約):77,000円CB ・お得プラン(2年契約):77,000円CB ・標準プラン:20,000円CB |
開通月から数えて12ヶ月目と24ヶ月目 | |
NEXT | 最大62,000円CB | ・光電話に申し込むこと ・プロバイダ選択でSo-net、BIGLOBE、@niftyのいずれかを選ぶこと ・auスマートバリューまたは自宅セット割に加入すること |
開通月から数えて2ヶ月後 |
NNコミュニケーションズ | 最大66,000円CB | ・光電話に申し込むこと ・プロバイダ選択でSo-net、BIGLOBE、@niftyのいずれかを選ぶこと |
開通月から数えて2ヶ月後 |
So-net | 70,000円CB | ・So-net公式サイトからauひかりに申し込むこと ・マンションタイプはミニギガ以外で申し込むこと(ミニギガはCB対象外) |
・戸建て:利用開始から10ヶ月後の15日から45日間 ・マンション:利用開始から10ヶ月後の15日+20ヶ月後の15日から45日間 |
グローバルキャスト | 最大66,000円CB | ・ずっとギガ得プラン(戸建て)+光電話+auでんき+指定プロバイダ(So-net)+指定オプション:66,000円CB ・お得プランA(マンション)+光電話+auでんき+指定プロバイダ(So-net)+指定オプション:45,000円CB ・24ヶ月以上の継続利用 |
開通月から数えて12ヶ月後 |
フルコミット | 最大60,000円CB ※光電話なしの場合は-10,000円 |
・ずっとギガ得プラン(戸建て)+光電話+auスマートバリュー+auでんき+指定プロバイダ+指定オプション:66,000円CB ・お得プランA(マンション)+光電話+auスマートバリュー+auでんき+指定プロバイダ+指定オプション:50,000円CB |
開通月から数えて11ヶ月後 |
auひかりの評判・口コミ
当サイトで集めたauひかりの良い口コミ・悪い口コミを紹介します。
良い口コミ
「通信速度が速くて快適」「サポートセンターの対応が良い」など、利用者からの満足度はかなり高いといえそうです。
女性 / 30代前半
ガラケー時代からauを使用していたこともあり、光回線はずっとauを利用しています。今スマートフォンはUQモバイルですが、セット割が効くのでコスト面でも優秀だと思います。お昼時や夜間帯のラグも気になることはなく、常に快適に利用しています。Wi-Fi利用している媒体はスマートフォン3台、TVにてインターネット動画視聴、Nintendo Switch1台、PC1台です。別部屋で TVでYouTube視聴、スマートフォンでWEBサイト閲覧やゲームアプリ使用をしていても、PCでZOOMなどのオンライン会議ツールを繋いだままAdobeソフトも快適に操作できます。ダウンロード、アップロード共にサクサク動いてくれるので、我が家はこれからもお世話になるつもりです。
男性 / 60代後半
契約してから、キャッシュバックが数回ありました。結構な額なので小遣いになり、助かりました。通信については快適に家族で使っていて問題ありません。
男性 / 30代後半
通信速度が速く快適です。スマホもauなのでセット割で使用しています。
男性 / 40代後半
スマホとセットでauでまとめているので、少し安くなっています。アフターサービスも良く、電話対応も素晴らしいのでおすすめです。
男性 / 60代後半
auひかりには、かなり前から加入しています。これまで特に困ったことはありませんでした。今回発生した通信障害は残念でしたが、私個人としては、大きな問題となることはありませんでした。今回の教訓をいかしてこれからも堅実な事業展開を期待しています。auひかりのサービス自体には満足していますので、これからも継続していくつもりです。
男性 / 30代前半
プロバイダso-netにて、auひかりの一戸建てプランを使用しています。auひかりは非常に速度が安定していて、とても快適です。時間帯を問わず、通信が遅いと感じることがありません。以前使っていたフレッツ光では、夜間や休日などで近所の通信料が多いタイミングで通信速度が安定しないことが多かったので、とても快適にネットサーフィンや動画・音楽鑑賞をすることができますし、OSインストールメディアのような大きめのファイルのダウンロードで待たされてストレスを感じることもありません。
女性 / 20代前半
携帯代とセットで支払いでき、利用開始時は割引もあるのでお得です。回線も止まることなく速いし、安定してて良いです。au光が元々使える賃貸だったので、工事・設定もスムーズでした。
悪い口コミ
当サイトで集めた口コミでは悪いものはほぼ見受けられず、1件だけでした。
SNS上の口コミを見ると、解約時の高額な解約金・撤去工事費用に泣かされている人も多いようです(2022年7月1日以降の契約であれば、撤去工事は任意、解約金も大幅に値下げされました)。
また、auひかりの訪問販売や勧誘がしつこいといったネガティブな声も見受けられます。
女性 / 20代後半
私はマンションタイプのプランで契約していますが、月々の料金が高いです。また、7畳の部屋内でもなかなかつながりにくいときがあった、最近ではWiFiのアンテナは2本くらいしか立っていません。高い分つながりやすいとかなら納得できますが、つながりにくいのは困るし、損した気分になるので残念です。
auひかりの勧誘ウザすぎ。
何回来るんだよ。。。
クレーム入れたいぐらい。— デニー (@deniokaka) August 2, 2020
auひかりのマンションタイプ解約決定。1日に何回断線するんだよ、マジで。
— yarisugi@スプラエンジョイ勢 (@yarisugi777) August 1, 2020
auひかりの対象地域じゃなくなるから解約しないといけないんだけど、68000円の費用かかるのおかしない?
— ぴあん (@pian_pso) August 1, 2020
コロナ関係で引っ越しすることになり、アパートのau ひかりを解約しようとしたところ、解約手数料と工事費などで7万円以かかるとのこと。
あほらし
2度と契約しねぇ— 森森 (@ktznjmr) August 1, 2020
auひかりの申し込み・解約方法
auひかりの申し込み手順と解約方法を紹介します。
ここでは、おすすめの申し込み窓口の「GMOとくとくBB」を例に挙げて説明していきます。
申し込み手順
auひかりへの申し込み手順は以下のとおりです。
入力した住所でauひかりを使えることが分かったら、必要事項を入力していきます。
後日、GMOとくとくBB専門スタッフから確認の電話連絡が届くので対応ください。
GMOとくとくBBの専門スタッフからauひかりの申し込み確認の電話連絡が届きます。
その際、工事日の調整を行うことになるので、スケジュールの確認をしておきましょう。
なお、土日祝日を選んだ場合は出張手数料として3,300円が発生するのでご注意ください。
工事日が決まったあと、約2週間程度するとGMOとくとくBBからauひかりの申込内容確認の控えが送られてきます。
希望した日にauひかりの開通工事に立ち会います。
開通工事は1〜2時間程度で終了します。
開通工事が終わったあと、設置されたWiFiルーターに接続してインターネットが問題なく使えるかどうかを確認ください。
インターネットに無事接続できれば、auひかりの開通が完了です。
解約方法
auひかりの解約方法は「電話のみ」の受付となります。
ただし、選んだプロバイダによって連絡先が異なるので注意ください。
- au one net:0077-7068(年中無休9時〜20時)
- @nifty:0570-03-2210(年中無休10時〜19時)
- @TCOM:0120-805633(月〜金:10時〜20時、土日祝:10時〜18時)
- AsahiNet:0120-577-108(月〜金:10時〜19時、土日祝:10時〜17時)
- BIGLOBE:0120-86-0962(9時〜18時)
- DTI:0570-004740(平日10時〜17時)
- So-net:0120-80-7761(年中無休9時〜18時)
- GMOとくとくBB:0570-045-109(平日10時〜19時)
上記の連絡先に電話をして、auひかりを解約したい旨を伝えましょう。
そのあとはオペレーターからの指示にしたがってレンタル機器の返却を行えばauひかりを解約できます。
auひかりの特徴・メリット
auひかりの特徴やメリットをご紹介します。
それぞれの特徴についてくわしく見ていきましょう。
1.KDDIの独自回線を使っていて速度が安定
auひかりは、KDDIが敷設する光ファイバーとNTTのダークファイバーを使ってサービスを提供しています。
ドコモ光やソフトバンク光などの「光コラボレーション」はフレッツ光回線を共有しているため、その地域や物件内で利用している人全体で回線を圧迫してしまいます。
その結果として回線内で混雑が発生し、通信速度が低下してしまうことにつながるのです。
ですが、auひかりは独自回線を使っていることから、フレッツ光より回線内混雑が発生しづらく、速度が安定していることが特徴といえます。
2.一部の地域で最大10Gbps・5Gbpsの超高速通信が可能
auひかりは、以下の地域かつ戸建てプラン限定で最大10Gbps・5Gbpsの超高速通信が可能です。
- 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一部エリア且つ戸建てタイプ限定
特に5Gbpsプランは、通常の1Gbpsプランと同金額なので、5Gbpsプランが使える地域に住んでいるならかなりおすすめできます。
3.全8社あるプロバイダから好きな事業者を選べる
auひかりは、全8社の提携プロバイダから好きな事業者を選んで申し込むことができます。
- au one net
- @nifty
- @TCOM
- AsahiNet
- BIGLOBE
- DTI
- GMOとくとくBB
- So-net
4.auスマホとのセット割が使える
auひかりは、auスマホと組み合わせて使うことでセット割の「auスマートバリュー」が適用できます。
auスマートバリューは、auスマホの料金プランに応じて毎月最大で1,100円の割引が受けられるセット割です。
料金プランごとの割引金額は以下の一覧表をご参照ください。
auスマホの料金プラン | 割引金額 |
---|---|
ピタットプラン5G ピタットプラン4G LTE |
1GB:割引なし 1GB超〜7GBまで:550円 |
使い放題MAX 5G/5G Netflixパック/ALL STARパックなど 使い放題MAX 4G LTE/4G LTE Netflixパックなど |
1,100円 |
なお、auスマートバリューを適用するためには「auひかり電話(月額550円)」への加入が必須です。
また、自動適用ではないのでMy auか最寄りのauショップにてお手続きください。
5.UQモバイルとのセット割にも新しく対応
auひかりを運営するKDDIは、2020年10月1日よりUQコミュニケーションズからUQモバイル事業を承継しました。
簡単にいえば、UQモバイルの運営元がUQコミュニケーションズからKDDIに変わったということになります。
これに伴い、自社サービスのauひかりとUQモバイルとで新しく「自宅セット割」が使えるようになりました。
自宅セット割は、UQモバイルの料金プランに応じて月額料金の割引が適用されるスマホセット割です。
UQモバイルの料金プラン | 割引金額 | 支払い金額 |
---|---|---|
くりこしプランS+5G くりこしプランM+5G |
-638円 | くりこしプランS+5G:990円〜 くりこしプランM+5G:2,090円〜 |
くりこしプランL+5G | -858円 | くりこしプランL+5G:2,970円〜 |
自宅セット割を使えば、UQモバイルを1,000円以下の価格で利用できるようになるのでおすすめです。
6.他社の違約金を最大3万円まで負担してくれる
auひかりでは、乗り換える際に発生する現行回線の違約金や撤去工事費を最大3万円まで負担してくれるキャンペーンを行っています。
違約金負担キャンペーン
- 戸建て:auひかり 乗りかえスタートサポート ホーム
- マンション:auひかり 乗りかえスタートサポート マンション
どちらも特典内容は同じで、違約金や撤去工事費が証明できる書類を提出することで、auひかりへ乗り換えるためにかかった解約金などがau PAY残高として還元されます。
また、auひかりを申し込んだ日から申し込み月をふくめて12ヶ月以内に、auひかりと同一のauスマートバリューグループにauスマホを2回線以上新規登録すると、1回線につき最大10,000円がもらえます。
どちらの特典も基本的にはau PAY残高(旧au WALLET残高)への還元となりますが、郵便為替でのキャッシュバックにも対応しています。
還元時期はau PAY残高の場合は約1ヶ月、郵便為替の場合は申請受付から約2ヶ月ほどの時間がかかるので、お好きな方を選んでお申し込みください。
7.高額キャッシュバックを行っている窓口が多い
キャンペーン比較の項目でご紹介したとおり、auひかりでは6万円以上の高額なキャッシュバックを行っている窓口が多いことが特徴です。
キャッシュバックの金額は同じでも、窓口によって適用条件が異なるので必ず確認してから申し込むようにしてください。
auひかりの注意点・デメリット
auひかりの注意点やデメリットは以下のとおりです。
他の光回線には見られないauひかりならではの注意点も多いので、しっかりと内容を確認した上でお申し込みください。
1.サービスエリアが日本全国対応ではない
auひかりは、以下の地域では申し込むことができません。
auひかりが対応していない地域
- 戸建てプラン:関西エリア、東海エリア、沖縄県
- マンションプラン:日本全国対応(導入済み物件のみ)
戸建てプランが関西エリア、東海エリアで提供されていない理由は不明です。
ただし考えられるとすれば、子会社や協業会社が運営する光回線と競合するのを避けるためと考えられています。
例えば、関西エリアでは協業関係にあるオプテージ株式会社が運営する「eo光」、東海エリアでは子会社の中部テレコミュニケーションが運営する「コミュファ光」があります。
また、沖縄県では同グループの沖縄セルラーが運営する「auひかり ちゅら」があるため、こちらでもauひかりを利用することはできません。
これらと競合して顧客の奪い合いが発生しないようにするため、これらの地域ではauひかりの戸建てプランを提供していないものと推測できます。
2.戸建てタイプは解約時に撤去工事費用が必ず発生する
auひかりの戸建てタイプを解約する場合、31,680円の撤去工事費用が発生します。
フレッツ光や光コラボレーションを解約する際は撤去工事費がかからないことが多いので、他の光回線に比べて非常に大きなデメリットといえます。
auひかりだけ撤去工事費が発生する理由は、回線設備を残置した場合に再利用されるまでの期間や設備の保守管理にかかる費用をKDDIが全て負担し、そのコストが膨大になってしまったためです。
そのため、auひかりの戸建てタイプを解約する際には撤去工事を必ず行うこととなり、その費用の31,680円は利用者が負担しなければなりません。
3.マンションタイプは住んでいる物件で料金と速度が変わる
auひかりのマンションタイプは、住んでいる物件によって料金と速度が変わります。
物件の配線方式は大きく分けると「光配線方式」「LAN配線方式」「VDSL方式」の3種類があり、それぞれ対応する速度が異なるためです。
特に、築年数が古い物件の場合は最も速度が速い「光配線方式」に対応しておらず、電話回線を流用する「VDSL方式」しか利用できないことも多く、最大で100Mbpsにしか対応していないこともままあります。
配線方式は利用者が勝手に変更できるものではないので、実質的にauひかりのマンションタイプでは、自分の好きな料金プランを選ぶことができないことになります。
4.auスマートバリューを適用するためには光電話が必須
auスマホの料金が安くなる「auスマートバリュー」ですが、利用するためには「auひかり電話」への加入が必須です。
auひかり電話は月額料金が500円かかるので、割引金額が550円の料金プランを使っていて、なおかつ固定電話を使わない人にとってはまったくメリットがありません。
逆に固定電話を使う人にとっては、一般的なNTTの加入電話に比べて月額料金が安いので大きなメリットがあるといえます。
5.auひかりテレビサービスでは地デジ/CS・BS放送が視聴できない
auひかりで利用できる「auひかりテレビサービス」では、さまざまなジャンルの番組を視聴することができます。
ただし、地上デジタル放送やCS・BS放送は視聴できません。
そのため、auひかりで地デジやCS・BS放送を視聴するためには、別途CATVとの契約やアンテナの設置などが必要となります。
6.プロバイダの途中変更ができない
auひかりはBIGLOBEやSo-netなど、全8社あるプロバイダから好きな事業者を選べます。
しかし、auひかりを利用中にプロバイダ変更をすることができないため、申し込みの段階でプロバイダを吟味しなければなりません。
他の光回線を例に上げると、全24社あるプロバイダから好きな事業者を選べる「ドコモ光」なら、手数料3,300円を支払うだけで自由にプロバイダを変更できます。
auひかりでプロバイダを変更するためには、一度auひかりを解約してから再度申し込みし直すしかありません。
当然ながら解約金や撤去工事費、開通工事費の残債などが発生するので、プロバイダを変更するだけで数万円〜10万円近い金額の費用が発生してしまいます。
7.キャッシュバックの金額に釣られると月額料金が高額になる
auひかりのキャッシュバック金額は、他の光回線に比べてもかなり高額に設定されています。
ですが、あまりに高額なキャッシュバックを選んでしまうと、複数オプションの加入や別サービスへの申込みが必須なケースが多いため、月額料金が高額になりやすいです。
auひかりだけなら5,500円前後で利用できるはずなのに、その他のオプションなども合わせると合計で1万円以上の通信費となることも珍しくないので、キャッシュバックの金額だけにつられて契約しないように注意ください。
auひかりがおすすめな人
auひかりが向いているのは、以下の特徴を持っている人です。
- auスマホを使っている人
- 最大10Gbpsの超高速通信が使いたい人
- 回線にこだわりがなく高額キャッシュバックが欲しい人
- マンションやアパートに住んでいて料金重視でネットを選びたい人
auひかりの特徴は、auスマホとのセット割が使え、他の光回線よりも高額なキャッシュバックを受け取れる点です。
そのため、auスマホを家族で使っている人や回線にこだわりがない人に向いています。
また、一部の地域では最大10Gbpsの超高速通信が使えるので、東京や神奈川県などの関東圏に住んでいる人にはおすすめです。
マンションタイプは住んでいる物件によって月額料金や通信速度が変わってきますが、最も安い金額は3,740円からとなっており、マンションやアパートでの光回線の価格相場に比べてかなり安い金額です。
集合住宅に住んでいて料金重視でネット回線を選びたい人は、auひかりのエリア検索で一度自分がどの料金プランになるかを確認してみるのが良いでしょう。
ただし、auひかりの利用できるエリアは全国展開ではないため、引っ越しが多い人には不向きといえます。
まとめ
本記事では、auひかりのメリットやデメリットを分かりやすく紹介しました。
auひかりは、auスマホとのセット割が使える点や他の光回線よりも高額なキャッシュバックを受け取れる点が魅力的なポイントです。
いま使っているインターネット回線に不満がある人は、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
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