VPNのおすすめ

iPadで使えるVPNのおすすめは?設定方法や必要シーンも解説

iPadのVPNユーザー、マクリンです。

VPN(Virtual Private Network)は、ビジネス・プライベート問わず利用されるネットワークです。

VPNをiPadで利用すれば、セキュリティを大幅に向上し、外出先でもインターネットを安全に利用できます。

しかし、iPadでVPNを利用する具体的なシーンがイマイチわからない人もいるかもしれません。

そこで本記事では、iPadでVPNが必要になるケースと設定方法おすすめのVPNを紹介します。

5秒で探す

あなたにぴったりのVPNはどれ?

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1. 安全性・匿名性の確保が一番の目的ですか?

2. 速さと安さのどちらを優先しますか?

2. 海外サービスを日本から見る(申し込む)目的ですか?

3. 日本サービスを海外から見る(申し込む)目的ですか?

4. 特定国でのネット検閲を回避する目的ですか?

5. 速さと安さのどちらを優先しますか?

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マクリン

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Makurin

プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri・合同会社レイテラス代表取締役。 プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

iPadでVPNが必要になるケースは?

iPadでVPNが必要になるケースは主に以下の4つです。

iPadでVPNを利用するべきかどうか悩んでいる人は、参考にしてみてください。
 

ビジネスで利用したい

ビジネスシーンでは、セキュリティ強化の目的でVPNを重宝します。

以下の状況に当てはまる人は、VPNを利用したほうがいいでしょう。

  • iPadで業務に関するやりとりをする
  • リモートデスクトップで社内のPCにアクセスする
  • フリーWi-Fiを利用しながら仕事をする

場合によっては、デバイス上で大事なファイルを送受信する機会もあるでしょう。

そのような大事な情報が外部に漏れてしまうと、会社への侵害にとどまらず、社会的信用を失ってしまう可能性があります。

情報漏えいリスクを防ぐためにも、インターネットを通じて業務作業をする際はVPNを利用するのがおすすめです。

VPNをオンにするとインターネット通信が暗号化され、第三者やサイバー犯罪者から個人情報を保護し、プライバシーとセキュリティが格段に向上します。
 

フリーWi-Fiを安全に利用したい

フリーWi-Fiは、コンビニやカフェなどとの公共施設で自由に利用でき、近年ではリモートワークの普及で利用する機会も増えています。

ただし、不特定多数のユーザーが接続できるがゆえ、さまざまな危険性を秘めているのです。

たとえば、悪意ある第三者によって個人情報を盗み見されたり、デバイスを乗っ取られる可能性があります。

マクリン
フィッシングサイトに誘導され、個人情報の入力を強要されるケースも…!

ここでVPNを利用すれば、インターネット上に仮想的な専用ネットワークを作り出し、通信を暗号化するので、第三者に通信内容を見られる心配はありません。

悪質なユーザーから大事な情報を守るためにも、iPadでフリーWi-Fiを使うならVPNを利用すると安心です。

ジオブロック(地域制限)を回避したい

海外の動画配信サービスなどの一部は、ジオブロック(地域制限)により対象地域内に在住していなければアクセスできないケースがあります。

そのような地域限定サービスを利用したいときにもVPNは有効です。

VPNを利用すれば、利用者のアクセス元は第三者から認識されず、VPNで接続しているサーバーの国がアクセス元として見なされます。

そのため、VPNに接続して地域限定サービスにアクセスすれば、日本から海外または海外から日本のコンテンツを視聴できるのです。

VPNはジオブロックを回避する手段として一般的に用いられているので、海外版のNetflixHBO Maxなどの動画配信サービスを利用するなら検討してみてください。
 

政府の検閲を回避したい

中国やロシアなど一部の国では、政府がさまざまな理由でインターネット上の情報を検閲しています。

検閲は一般的に、国民に海外の情報が流れ込むことを防いだり、自国のサービスを成長させるために行われています。

検閲のある国では、Webサイト・SNSサービスにアクセスしても接続が遮断されることがあります。

そういったときにVPNを使用すれば、政府機関の検閲を回避してWebサービスを利用できる可能性が高まります。

ネット規制がある国に旅行・移住する場合は、VPNの利用を検討してみてください。

iPadにVPNを設定する方法

iPadにVPNを設定する手順を紹介します。

 

アプリを利用する場合

iOS用のアプリがある場合、以下の手順でおおむね設定可能です。

本記事では、価格の安さと通信品質で評判の良いNordVPNを例に解説します。

NordVPNを契約する

NordVPNの契約手順は以下のとおりです。

STEP.1
NordVPN公式サイトにアクセスする
NordVPNにアクセスし、画面中央の「お得に購入」をクリックします。


STEP.2
プランを選択する
1年プランの「スタンダードプラン」あたりがちょうど良くておすすめです。

STEP.3
決済方法を選択する
アカウント作成用のメールアドレスを入力し、支払い方法を選んで支払い情報を入力します(本記事ではクレジットカード払いを選択)。



STEP.4
金額を確認して決済する
クレジットカード会社によっては、SMS認証が必要になります。


 
決済が正常に処理されるとメールが届き、契約手続きは完了です。


STEP.5
アカウントを有効にする
アカウントを有効化するために、メールアドレス認証とパスワード作成を行いましょう。



VPNアプリをインストールしてログイン

契約完了後、アカウントを有効化できたら、App StoreからNordVPNのアプリをインストールしましょう。

STEP.1
アプリをインストールする
App StoreからNordVPNを検索し「入手」をタップします。

NordVPN:高速・安心セキュリティ対策&ネットワーク保護

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STEP.2
アプリを開き、ログインする
登録かログインを求められるので、ログインをタップします。


STEP.3
アカウント情報を入力
NordVPNを契約する際に登録したユーザー名またはメールアドレスを入力します。


 
次に、パスワードを入力します。


STEP.4
ログイン完了
以下の画面が表示されたら、ログイン完了です。


サーバーを選択し、接続する

ログインが完了したら、接続したい国のサーバーにVPN接続しましょう。

ここでは、アメリカサーバーへの接続を例に解説します。

STEP.1
NordVPNアプリを起動
先ほどログインしたNordVPNアプリを開くと、以下の画面が表示されます。


STEP.2
アメリカのサーバーを選択する

画面下から出ている欄を上にスクロールすると、接続できる国のサーバーが出てきます。そこから、アメリカ(United States)を選択しましょう。


STEP.3
接続されているか確認
画面上部に緑色で「~(国名)に接続済み」と表示されていれば、VPN接続完了です。


VPNサーバーに接続中であれば、地域限定のサービスにアクセスしたり、ファイルを安全に送受信したりすることが可能です。
 

手動で設定する場合

専用アプリを提供していないVPNを利用するときや、アプリに不具合があって使えないときは、以下の手順で手動設定してください。

STEP.1
設定アプリを起動する
歯車マークの設定アプリを開きます。
STEP.2
「一般」から「VPNとデバイス管理」をタップする
「一般」「VPNとデバイス管理」の順にタップします。


STEP.3
VPNをタップする


STEP.4
「VPN構成を追加」をタップする
「VPN構成を追加」を選択し、VPNサービスから入手したサーバー情報を入力します。


STEP.5
必要な情報を入力し「完了」をタップする
契約しているVPNの情報にもとづき、VPN接続を行うためのIDとパスワードを入力し、「完了」をタップします。


STEP.6
「状況ボタン」をオンにする
状況をオンにし「接続済み」になればOKです。

STEP.7
画面上部にVPNアイコンを確認
設定に成功していれば、電波 Wi-Fiマークの隣に「VPN」と出ます。

何らかの理由でアプリを使えない場合でもこのように、手動で設定すればVPNを利用できます。

iPadにおすすめのVPN5選

iPadで利用できるおすすめのVPNを5つ紹介します。

VPN名 NordVPN
ExpressVPN
Surfshark
CyberGhost
ProtonVPN
月額料金 500円〜2,110円 6.67 USD~12.95 USD
(約1,001円~約1,943円)
308円~2,308円 320円〜1,790円 3.59 USD~9.99 USD
(約539円~約1,499円)
※Proton VPN Free:無料
プライバシー
ポリシー
ノーログポリシー
サーバ設置国 111ヶ国 105ヶ国 100ヶ国 100ヶ国 64ヶ国
※Proton VPN Freeは3ヶ国
サーバ台数 6,445台 3,000台以上 3,200台以上 11,605台以上 1,746台
※Proton VPN Freeは100台
最大同時接続
デバイス数
6 8 無制限 7 10
※Proton VPN Freeは1
返金保証 30日間 14〜45日間 30日間
注意
ドル表記の金額は1ドル150円で換算しています。また、いずれのサービスも割引率が時期によって異なる可能性があります。
マクリン
いずれもiOS向けのアプリを提供してるので、iPadでも気軽に利用できます!

総合的におすすめのVPNは、こちらの記事でも紹介しているのであわせて参考ください。

 

NordVPN

NordVPNは、速度が安定していると評判のVPNです。

nordvpn
 
日本からアメリカサーバーに接続した場合、500~700Mbps程度の速度が出ます。

利用状況によって速度に差はあるものの、動画配信サービスの視聴やファイルの送受信などでストレスを感じることは少ないでしょう。

月額500円からとリーズナブルなうえ、30日間の返金保証もあるため、気軽に利用しやすいのがメリット。

比較的低価格ながらも使い勝手の良いVPNを探している人におすすめです。

NordVPNのiPadアプリの画面

NordVPNの特徴や評判は以下の記事で解説しているので、あわせて確認してみてください。

 
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30日間返金保証

2年プランなら最大69%OFF + 3ヶ月無料

 

ExpressVPN

高速通信を求める人におすすめなのが、ExpressVPNです。


 
利用状況にもよるものの、600Mbps程度の速度を出せるため、速いスピードを求められる用途でも快適でしょう。

ExpressVPNを利用した状態での速度計測結果
 
解読に数百兆年かかるといわれる暗号化方式「AES-256bit」を採用し、ビジネスシーンなど重要な情報を扱う場面でも安心です。

月額約1,001円からと他サービスより高めですが、業界最高水準のサービスを提供してくれます。

iPadアプリも直感的で使いやすくできています。

ExpressVPNのiPadアプリの画面

ExpressVPNの詳細情報は、以下の記事で解説しているので、あわせて確認してみてください。

 
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Surfshark

iPad以外のデバイスもたくさん接続したい人におすすめなのが、Surfsharkです。

Surfshark

デバイスの同時接続台数が無制限なので、1契約で家族や友人と共有する場合にも適しています。

また、VPN接続が突然切れた際にインターネットも遮断する「Kill Switch」機能があり、情報漏えいのリスクも大幅に減少できます。

月額換算342円からと非常に低価格なので、コスパ最高のVPNを求めている人に最適です。

SurfsharkのiPadアプリの画面

Surfsharkのよりくわしい情報は、以下の記事で解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

 
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CyberGhost

CyberGhostは、サーバー設置国・設置台数が豊富なVPNです。

CyberGhost

100ヶ国に9,600台以上のサーバーを設置しているため、用途に最適なサーバーを選べます。

また、帯域幅・通信量に制限を設けておらず、iPadで動画を快適に視聴可能です。

利用環境によっては速度に不満を感じる場合があるので、最大45日間の返金保証を活用し、実際のスピードをじっくり確かめるとよいでしょう。

CyberGhostのiPadアプリの画面

CyberGhostのよりくわしい情報を知りたい人は、以下の記事で確認してみてください。

 
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最大45日間返金保証

2年プランなら最大82%OFF + 2ヶ月無料

ProtonVPN

Proton VPNはノーログポリシーを掲げている有料VPNですが、無料プランも用意されています。

接続先のサーバーを2重にする「セキュコア」という技術が導入され、さらに高度なセキュリティを提供しているのが特徴です。

無料プランは接続先のサーバーがアメリカ・日本・オランダの3ヶ国のみであるうえ、速度が有料版より遅くなりがちなのがデメリット。

したがって、一時的な利用で速度を重視しない用途なら無料版、メインで利用するなら有料版がおすすめです。

Proton VPNの詳細情報は、以下の記事で解説しています。

 
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iPadで利用するVPNの選び方

VPNによって、それぞれサービス内容が異なります。

iPadでVPNを利用するなら、以下3つのポイントを参考にして選んでみてください。

 

iOS向けのアプリを提供しているか

iPadでVPNを利用するなら、iOS用アプリを利用するほうが簡単です。

手動でも設定できますが、アプリを利用したほうが早いうえ、設定する手間も省けます。

利用時のトラブルを避けるためにも、iOS向けのアプリを提供しているVPNサービスを選びましょう。
 

十分な通信速度を保てるか

VPNを利用するうえで、十分な通信速度を維持できるかは非常に重要なポイントです。

通信に遅延やラグが発生すると、ファイルの送受信に時間がかかったり、サービスを快適に利用できません

動画視聴なら50~100Mbps程度の速度を保てればストレスを感じづらく、サービスを存分に楽しめます。

通信品質は自身の環境にも大きく左右されるので、返金保証や無料トライアルを活用し、どれくらいの速度が出るか確認するのがおすすめです。

用途に適しているか

利用用途に適しているかどうかも、VPNを選ぶ際のポイントのひとつです。

たとえば、ビジネスシーンで利用する場合、高度なセキュリティ対策の施されたVPNサービスが最適。

また、地域限定サービスを利用するなら、対象地域内にVPNサーバーが設置されている必要があります。

このように、利用目的によってVPNサービスの選び方は変わるので、契約する前に用途をきちんと整理しておきましょう。

iPadでVPNを利用するデメリット・注意点

さまざまなメリットがあるVPNですが、いくつか注意しておきたいポイントがあります。

VPNを契約したあとに失敗しないためにも、以下3つの注意点を押さえておきましょう。

 

通信速度が低下する可能性がある

VPNを利用する際は、VPNサーバーを経由して接続するので、通信速度が低下する可能性があります。

VPNサーバーの混雑状況や処理性能によって速度は変動し、場合によっては通常時よりも大きく低下するかもしれません。

物理的な距離の遠い国(サーバー)だととくに遅くなりがちなので、別のサーバーに接続すれば解決するケースがあります。

自身の環境によっても左右される部分なので、実際の通信速度が気になる人は、返金保証を活用して検証するといいでしょう。
 

PPTPは利用できない

iOS10以降の場合、VPNプロトコルのひとつである「PPTP」は利用できません

PPTPは通信速度が速く、対応しているデバイスが多いというメリットがありますが、セキュリティの脆弱性が報告されています。

使われる機会が減っているプロトコルなので、そこまで大きなデメリットではないものの、iPadでは利用できないことを頭に入れておきましょう。

基本的にVPNプロトコルは、VPNサービスの設定から「自動選択」にすることをおすすめします。

自動選択にすれば、利用者のネットワーク環境に最適なプロトコルを選択してくれるので、VPN初心者の人でも安心です。

バッテリー消費が速くなる

VPNはVPNサーバーを経由して通信するので、通信量がどうしても増えてしまいます。

そのため、バッテリーの消費が通常よりも早くなってしまうケースがあります。

出先など充電ができない環境でVPNを利用する場合、モバイルバッテリーを携帯したほうがいいでしょう。

iPadでVPNを利用する際によくある質問

iPadでVPNを使う際によくある質問に回答します。

 

VPNに接続できないときはどうすればいい?

iPadでVPNを使用しようしても、何らかの原因で接続できないケースがあります。

接続できないときは、以下を試してみてください。

STEP.1
VPNを一度切断し、再度接続する
STEP.2
別のサーバーに接続する
STEP.3
端末を再起動する
STEP.4
端末・VPNを最新のバージョンにアップデートする
STEP.5
VPNアプリを再インストールする
STEP.6
VPNのサポートに問い合わせてみる

すべて試してみても接続できない場合、ネットワーク側で利用中のVPNがブロックされている可能性があります。

その場合はネットワーク設定を見直すか、別の有料VPNを試してみるのがいいかもしれません。
 

無料VPNは利用しても大丈夫?

無料VPNのなかには、セキュリティリスクのあるものも存在するので、利用には注意が必要です。

運営元が明確でノーログポリシーを明記している無料VPNなら、利用しても大丈夫でしょう。

ただし、個人情報や重要なデータを取り扱う場合、セキュリティ対策が万全なVPNサービスでないと情報漏えいの危険があります。

そのようなケースでは、安全性がきちんと確立された有料VPNを利用するのがおすすめです。

VPNに勝手につながるときの対処法は?

iPadでVPNをオフにしていても勝手につながってしまうときは、以下3つを試してみてください。

  • 自動接続設定をオフにする
  • VPNのプロファイル設定を削除する
  • VPNのオンデマンド接続をオフにする

それでも自動で接続される場合、VPNアプリを再インストールすることで解決するケースがあります。

まとめ:VPNを利用してiPadのセキュリティを高めよう

本記事では、iPadにVPNが必要なシーンと設定方法についてくわしく解説しました。

iPadでVPNを利用すればセキュリティを大幅に強化でき、外出先で公共Wi-Fiを利用する際も安心です。

VPN選びで悩んでいる人は、本記事で紹介したおすすめのVPNのなかから選んでみてください。

iPadにおすすめのVPN

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

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