どうも、海外旅行大好きマクリンです。
海外にいると、日本のYouTubeやTVer、Abemaなどのコンテンツを視聴したくてもできないケースがあります。
国によっては、Yahoo!JAPANやLINEが使用できず、不便に感じる人もいるでしょう。
マクリン
そういった不便さを解決してくれる手段がVPN(Virtual Private Network)です。
VPNを活用すれば、これまで使えなかったコンテンツが利用できるようになり、セキュリティも高めてくれるなど、多くのメリットが生まれます。
そこで本記事では、海外から日本のコンテンツを視聴する方法を解説したうえで、おすすめのVPNを紹介します。
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海外から日本のコンテンツにアクセスできない理由と対策
海外から日本のコンテンツにアクセスできない理由とその回避方法を解説します。
海外から日本にアクセスできない理由
海外から日本のコンテンツにアクセスできない理由は、主に以下の2点が挙げられます。
サイトが国外からのアクセスを拒否しているから
コンテンツの運営元が日本以外からのアクセスを拒否している場合、海外での視聴ができません。
拒否する理由として「海外での使用を認めていない」「著作権上、国外にコンテンツを配信できない」の2点が挙げられます。
海外で視聴できないコンテンツは、YouTube・Hulu・Abema・Amazonプライムなど多岐に渡り、海外からアクセスすると下記のように表示されてしまいます。
また、日本では問題なくても、国によってはコンテンツ内容が法律に違反している場合もあります。
そういった場合も同じく、コンテンツを楽しむことができません。
日本では視聴ができるのに、ある国では視聴できなくなる理由は、IPアドレスに原因があります。
運営元は、ユーザーのIPアドレスからアクセス元を判別しています。
日本以外のIPアドレスだと判定されると、ユーザーは運営側からサービスを利用できないようにブロックしてしまうのです。
このように、アクセス元の地域を制限することをジオブロック(地域制限)といいます。
政府がアクセス制限をしているから
ネット規制が厳しい国では、政府がアクセス制限をしているためにコンテンツを視聴できないケースもあります。
中国やロシア、イランなどの国はネット規制が厳しく、政府の意図にそぐわない情報や知られたくない情報が国民に伝わらないよう、政府がインターネット上に流れるデータを常時検閲しているのです。
また、検閲がそこまで厳しくない国でも、一部のコンテンツをブロックしていることもあります。
海外から日本のコンテンツを楽しむにはVPNがおすすめ
ジオブロックを回避し、海外から日本のコンテンツを楽しむにはVPNがおすすめです。
VPNは、インターネット上に仮想的な専用ネットワークを形成する仕組みで、情報が常に暗号化されているため、第三者から使用者を特定されなくなります。
また、運営元からは接続したVPNサーバの国がアクセス元とみなされます。
この特性を利用し、VPNの接続先を日本のサーバに設定すると、実際の居住地が海外だとしてもジオブロックを解消し、日本のサービスが利用できるようになるのです。
さらにVPNは、使用端末のセキュリティ向上も図れます。
自宅PCでWi-Fiを使って仕事する場合や公共施設のフリーWi-Fiは、ネットワークの安全が不十分で、そのまま利用するにはセキュリティに不安なケースも多いです。
悪質なユーザーだと、個人情報を流出させたり、端末をウイルスに感染させられたりすることもあります。
VPNは、仮想的なトンネルの中でデータを暗号化して通信するため、悪質な攻撃を防ぎ、トラブルを回避できるのです。
海外旅行中に日本のコンテンツを視聴したい人だけでなく、セキュリティ面も気になるという人は、VPNの利用を検討してみるといいでしょう。
VPNを使って海外から日本のサイト・サービスを視聴する方法
NordVPNを例に、海外から日本のサイト・サービスを視聴する方法を以下の手順で解説します。
VPNを契約する
NordVPNの契約手順は以下のとおりです。
VPNアプリをインストールする
NordVPNの契約が完了したら、デバイスに応じた専用アプリを以下の手順でインストールしてください。
ここではmac OS版を例に解説します。
VPNに接続して日本のコンテンツにアクセスする
VPNを日本に接続し、日本のコンテンツにアクセスして視聴できるかどうかを確認しましょう。
本記事では、日本の民法で放送されているドラマやバラエティを無料で視聴できるTVerを例に、手順を解説します。
ログインが完了したらアプリに戻ります。
海外から日本のコンテンツを見るのにおすすめのVPN5選
海外から日本サーバに接続できる、おすすめのVPNを5つ紹介します。
VPN名 | NordVPN |
ExpressVPN |
Surfshark |
CyberGhost |
MillenVPN |
---|---|---|---|---|---|
月額料金 | 500円〜2,110円 | 6.67 USD~12.95 USD (約1,001円~約1,943円) |
308円~2,308円 | 320円〜1,790円 | 396円~1,738円 |
プライバシー ポリシー |
ノーログポリシー | ||||
サーバ設置国 | 111ヶ国 | 105ヶ国 | 100ヶ国 | 100ヶ国 | 72ヶ国 |
サーバ台数 | 6,445台 | 3,000台以上 | 3,200台以上 | 11,605台以上 | 1,300台以上 |
最大同時接続 デバイス数 |
6 | 8 | 無制限 | 7 | 10 |
返金保証 | 30日間 | 14〜45日間 | 30日間 |
総合的におすすめのVPNは、こちらの記事でも紹介しているのであわせて参考ください。
NordVPN
NordVPNは、低価格ながらも安定している通信で定評があり、おすすめできるVPNです。
月額換算500円からと低価格で、通信も高速で人気のあるVPNです。
VPNサーバに接続した状態では、速度が500Mbpsを超えることもあるので、ストレスなく日本のコンテンツの視聴ができます。
サーバは111ヶ国に6,400台以上設置され、日本のコンテンツ以外にさまざまな国のオンラインゲームもラグが発生することなく楽しめます。
NordVPNの内容をよりくわしく知りたい人は、こちらの記事で解説しています。
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ExpressVPN
最高レベルのセキュリティと通信を求めている人におすすめなのがExpressVPNです。
通信速度が高速で、セキュリティレベルが業界最高水準のVPNです。
サーバ設置国も105ヶ国と多く、日本以外の国にアクセスしたい人にもおすすめです。
Windows・Macはもちろん、iOS・アンドロイド・Linux・スマートテレビなど、多くの端末に対応しています。
十分な品質を確保できますが、月額換算1,001円からと高めなので、最高品質を利用したい人は検討してみてもいいでしょう。
ExpressVPNの詳細は、以下の記事で解説しています。
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Surfshark
Surfsharkは、複数のデバイスで日本のコンテンツを視聴したい人におすすめです。
デバイスの同時接続台数が無制限なので、1つのアカウントを作成するだけで何台デバイスをつないでも追加料金がかかりません。
Clean Webという広告やマルウェアをブロックできる機能も提供しているので、ストレスなくコンテンツ視聴が可能となります。
長期利用すれば308円と、かなりのリーズナブルな値段なので、コスパ最強ともいえるVPNです。
Surfsharkの詳細は、以下の記事で確認ください。
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CyberGhost
コンテンツの種類ごとにサーバを変えたい人におすすめなのがCyberGhostです。
2年契約すると月額換算320円で、Surfshark同様に低価格なVPNです。
コンテンツ視聴用やオンラインゲーム用などのサーバが用意され、最適なサーバにすぐ接続できます。
環境や時間帯などで速度が不安定になることもありますが、最大45日間の返金保証を受けられるので、初めてのVPN利用者やサブ利用を探している人にもおすすめです。
CyberGhostの詳細は、以下の記事にて取り上げています。
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MillenVPN
日本のストリーミングサービスを中心に楽しみたい人におすすめなのが、MillenVPNです。
HuluやAbema・Paraviなどの、日本で視聴できるストリーミングサービスのほとんどを利用できるので、動画視聴メインの人におすすめです。
月額料金396円とお手頃価格で、同時接続台数が10台までと多く、推し活もはかどります。
また、運営会社が日本の会社なので、表記やサポートも当然日本語に対応していることもメリットの一つ。
英語表記では不安が大きいという人も、検討視野に入れていいでしょう。
MillenVPNの内容は、こちらの記事でくわしくまとめています。
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VPNを利用する際の注意点
VPNは日本だけでなく、さまざまな国のコンテンツを視聴するには便利なものですが、気をつけるべきこともあります。
VPNを利用する際の注意点を以下の3つ紹介します。
通信速度が低下する可能性がある
VPNを利用すると、ユーザーの環境やサーバの接続場所などが原因で、通常のインターネット接続よりも速度が低下することが多いです。
VPNは、第三者からの抜き取りや盗聴リスクを軽減させるために、通信データを暗号化しています。
そのとき、データが別のサーバを一時的に経由することで読み取り不能としているため、通常のインターネット接続よりどうしても時間を要してしまうのです。
マクリン
ただし、本記事で紹介したNordVPNのようなVPNサービスは、品質バランスが優れているので、ユーザーが快適に利用できるよう最適化されています。
できるだけ高品質なVPNサービスを選択すると、通信速度を最大限速引き出しつつ、ストレスなく利用できるでしょう。
VPNによっては利用したいコンテンツに対応していない
ほとんどのVPNサービスは、多くのコンテンツに対応しています。
しかし、たまに「NordVPNでは利用できないけどMillenVPNでは利用できる」といったケースがあるので、そのVPNサービスが利用したいコンテンツに対応しているか確認してから契約しましょう。
また、コンテンツ提供側とVPNサービスの運営側の対応によって、今は利用できても将来ダメになってしまったり、その逆も起こったりします。
各国の法律や企業の規約によって楽しめるコンテンツが変わる可能性があることを前提に、VPNサービスを利用しましょう。
無料VPNは取り扱いに注意
無料VPNには、ログなしを保証しているところが少なく、セキュリティも脆弱なものが多いです。
通信が安定しなかったり、サーバ数が少ないためにコンテンツを利用できない可能性もあるので、取り扱いには注意が必要になります。
情報漏えいやサイバー攻撃などのリスクが発生するので、できるだけノーログポリシーを掲げているVPNや、本記事で紹介した有料VPNを使用してください。
ただし、セキュリティレベルをあまり重視しないのであれば、筑波大学が学術研究を目的として運営しているVPN Gateがおすすめです。
VPN Gateは無料VPNのなかでもサーバ設置台数が多いため、日本以外にもアメリカや韓国などに接続できます。
くわしくは以下の記事でまとめているので参考ください。
VPNで海外から日本のコンテンツにアクセスするときによくある質問
VPNを使って海外から日本のコンテンツにアクセスするときによくある質問をまとめてみました。
VPNを使って他国にアクセスするのは違法ですか?
VPNを使って他国にアクセスすること自体は違法ではありません。
VPNは本来、セキュリティ向上やプライバシー保護のための技術なので、VPN利用を推奨している企業やサービスもあります。
ただし、国によってはVPNの利用の制限や禁止している場合もあるので注意が必要です。
また、VPNを介してハッキングをしたり、違法ダウンロードしたりなどの違法行為も当然禁止されています。
PC以外のデバイスでもVPNは接続できる?
ほとんどのVPNは、PC以外のデバイスでも利用可能です。
サービスによってはPCやスマホだけでなく、スマートテレビやルーターなどにも接続できます。
VPN Gate(筑波大学)の接続方法を教えてください
VPN Gateの接続方法は、OSによって異なります。
本記事ではMac OSを例に解説するので、参考にしてください。
VPNを設定してもうまく接続できません
VPNをうまく接続できないときは、以下の項目を確認してください。
- VPNが接続状態になっているか
- サーバの接続先が正しい国になっているか
- 別のサーバに接続してみる
上記を確認しても接続できない場合は、コンテンツの運営元から利用中のVPNをブロックされている可能性があります。
そのときは別のVPNの利用を検討してみてください。
まとめ:VPNなら海外から日本のコンテンツを利用できる
本記事では、海外から日本のコンテンツを視聴する方法をくわしく解説しました。
VPNを使うとジオブロックを回避し、海外から日本のさまざまなコンテンツを楽しめるようになります。
自身の環境や状況に合うVPNがなにか迷っているときは、本記事で紹介したVPNから選んでみてください。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
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