どうも、VPNユーザーのマクリンです。
ビジネスシーンでのセキュリティ確保や検閲の回避など、さまざまな目的でVPNの利用を検討している人もいるのではないでしょうか?
有名なVPNサービスはいくつか存在しますが、その中のひとつがNordVPNです。
そこで本記事では、NordVPNの特徴やメリット・デメリットを、ユーザーの口コミと実際に利用した経験にもとづいて紹介します。
タップできるもくじ
NordVPNのサービス概要
NordVPNの概要は以下のとおりです。
運営企業 | NordVPN s.a. |
---|---|
所在地 | パナマ共和国 |
VPNサーバ数 | 6,445台(111ヶ国) |
暗号化アルゴリズム | AES-256bit |
対応OS |
|
対応ブラウザ・デバイス |
|
2024年6月時点で6,000台以上のサーバーを設置しているため、目的にマッチしたサーバーを選択できます。
動画ストリーミングサービスをはじめ、特定の地域のみで提供されているサービスを利用する場合は、そのエリアのサーバーを選択するのがおすすめです。
検閲回避を目的としてVPNを使用するのであれば、ネットワーク上の検閲が行われていないエリアのVPNサーバーを選択しましょう。
対応しているデバイスの種類も多く、さまざまなデバイスで利用できるのもうれしいポイントです。
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NordVPNの評判・口コミ
本記事で紹介する口コミは、Twitterから引用したものを除き、当サイトで独自に集めたものです。
スクロールできます→
良い評判
VPNを利用するうえで重要なポイントが通信速度です。
その点NordVPNは通信速度が速くて快適と好評です。
男性 / 40代前半(福岡県)
とてもストリーミングに適していてかなり使いやすいので良かった!!通信速度もまあまあ早いほうなのでとりあえずは満足!!コスパもよい!!
サーバー設置国の多さを評価する声もあります。
男性 / 20代前半(福島県)
簡単に多くの国の回線につなげることができるので、とても助かっています。私は今アメリカにいるので、日本のテレビなどを見るときにとても役立っています。特に接続速度が遅くなることもなく、不満はありません。
サービスエリアが限られているWebサービスを利用するときは、エリア内からアクセスしなければなりません。
NordVPNなら設置国が多く、さまざまなサービスに対応できることを考えると、大きなメリットといえるでしょう。
カスタマーサポートの丁寧さを高く評価する声もあります。
男性 / 40代前半(和歌山県)
サポート体制がとにかく手厚いのが良いです。他の会社よりもここが一番丁寧に対応してくれました。それから通信速度もわりと早めで、サポート体制の手厚さと通信速度の速さの両方を兼ね備えているので満足度は高いです。
不具合が発生したときや、うまく利用できずに返金保証を求めるときは、サポートのお世話になることでしょう。
多くのサービスで利用できるのもうれしいポイントです。
女性 / 20代後半(東京都)
タイで、主に動画サービスを利用するために使っています。今まで、Netflix、Hulu、FOD、Tverを使用してみましたが、どれも問題なく使用できました。非常に助かっています。
有名なVPNサービスだとしても、利用サービス側がアクセスを遮断していることがあります。
2024年6月時点では、NordVPNは多くのサービスで利用できています。
ただ状況によっては、今後Webサービス提供元がNordVPN経由のアクセスを遮断する可能性がある点に注意してください。
現時点で使えているからといって、今後も使えることを保証するものではありません。
NordVPNは使用するIPアドレスを変化させないようにする、固定IPを提供しているサービスです。
セキュリティソフトのオプションで契約してたVPN、最近毎回クラッシュして全く使い物にならないから、評判の良さそうなNordVPNに乗り換えてみた!
固定IPもオプションで付けられるから必要なプロジェクトになったら契約しよー— pon📦 (@pon_gnsn) December 20, 2022
IPアドレスとは「ネットワーク上でデバイスが存在する場所を示す情報」で、デバイスごとに割り当てられます。
アクセス元やアクセス先がどこかを指し示すために、IPアドレスは欠かせません。
ビジネス用のサービスをはじめ、指定したIPアドレスからのみアクセスできるサービスを利用する場合は、固定IPが必須です。
ネットワークカメラやセキュリティシステムなど、IoT機器を利用する場合にも必要になるため、これらの用途を考えている人はぜひ検討してみてください。
悪い評判
通信速度の速さを評価する声がある一方、速度が遅いという口コミも存在します。
男性 / 40代前半(広島県)
思っていたより速度が遅いですし、やはり接続が早くないと正直ストレスに感じてしまいます。
自分が使うときに通信速度が十分かどうか判断したいなら、30日返金保証を利用し、実際に使って確認するとよいでしょう。
中国ではまったく使えないという口コミも見つかりました。
現に中国におりますが、NordVPNは全く使えませんね。サーポートに連絡しても駄目でした。
— camelmp (@camelmp1) June 12, 2022
中国から国外のサービスにアクセスするにはVPNが必須になるケースが多いため、中国在住者や今後渡航を予定している人にとっては注意が必要です。
中国では、VPNがなければ国外の主要サービスにほぼアクセスできません。
保険として別のサービスも用意しておくことをおすすめします。
デメリットを指摘する口コミはいくつかあるものの、NordVPNの危険性を指摘するものはありませんでした。
セキュリティ面では安全なサービスと考えられます。
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NordVPNはどんな人におすすめ?
ここまで紹介した口コミ・評判を総合的に見ると、NordVPNは以下の条件にマッチする人に向いています。
- 通信速度や安定性を重視する人
- 固定IPを必要とする人
- 動画ストリーミングサービスを利用する人
上記の項目に該当する人は、NordVPNの利用を検討してもよいでしょう。
なかでも固定IPを提供している有名なVPNサービスは少ないため、ビジネス利用やIoT機器への利用を検討している人におすすめです。
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NordVPNの料金とキャンペーンは? 他社との比較もあわせて紹介
NordVPNを実際に契約するとなると、料金面が気になるところ。
そこで、ここからは料金面の特徴に関し、以下の3点に分けて紹介します。
プランは3種類
NordVPNのプランは「Standard・Plus・Complete」の3種類です。
1ヶ月契約・1年契約・2年契約がそれぞれ用意されています。
具体的な料金は以下のとおりです。
プラン | Standard |
Plus |
Complete |
---|---|---|---|
1ヶ月契約 | 2,110 円/月 |
2,270 円/月 |
2,430 円/月 |
1年契約 | 800 円/月 |
960 円/月 |
1,120 円/月 |
2年契約 | 500 円/月 |
640 円/月 |
800 円/月 |
長期契約するほど月額料金が割安になるため、1年以上利用する予定の人は期間に応じて適切なプランを契約しましょう。
なお、VPNサービスを利用することだけが目的の場合は、Standardプランで問題ありません。
パスワード管理アプリが必要な場合はPlus、クラウドストレージも利用したい場合はCompleteを契約するのがおすすめです。
30日の返金保証が付帯
いずれのプラン・期間を選んで契約した場合も30日間の返金保証が付帯しています。
契約日から30日以内に返金申請すると全額返金されるため、使えるかどうか不安に感じている人は、実際に使用して確かめてみましょう。
なお、返金保証を利用する場合、カスタマーサポートへチャットかメールで連絡しなければなりません。
手続きに多少の手間がかかりますが、24時間対応しているため、いつでも解約できます。
料金・サービスを有名なVPNと比較
NordVPNの料金・サービスをほかの有名なVPNと比較してみましょう。
各サービスの具体的な料金は以下のとおりです。
VPN名 | NordVPN |
Express VPN |
Surfshark |
MillenVPN |
CyberGhost |
Proton VPN |
---|---|---|---|---|---|---|
月額料金 | 500円〜2,110円 | 6.67 USD~12.95 USD (約1,001円~約1,943円) |
308円~2,308円 | 396円~1,738円 | 320円〜1,790円 | 3.59 USD~9.99 USD (約539円~約1,499円) |
プライバシー ポリシー |
ノーログポリシー | |||||
サーバ設置国 | 111ヶ国 | 105ヶ国 | 99ヶ国 | 72ヶ国以上 | 100ヶ国 | 64ヶ国 |
サーバ台数 | 6,445台 | 3,000台以上 | 3,200台以上 | 1,300台以上 | 11,605台 | 1,746台 |
サポート対応 言語 |
英語 | 日本語 | 英語 | |||
最大同時接続 デバイス数 |
6 | 8 | 無制限 | 10 | 7 | 10 |
返金保証 | 30日間 | 14日間~45日間 | 30日間 | |||
VPN プロトコル |
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NordVPNの月額料金は、ほかのVPNサービスと同程度です。
掲載したサービスのうち、NordVPN・CyberGhost・Millen VPNは日本円での決済に対応しているため、為替レートの影響を受けません。
ノーログポリシーの存在や主要なプロトコルへの対応状況など、基本的なサービスの面にも問題はありません。
サーバ台数は多いものの、サーバ設置国がやや少ないのは懸念点といえるでしょう。
ただ考え方を変えると、国あたりのサーバ台数はもっとも多く、それが後述する通信速度の速さ・安定性につながっています。
また、長期利用するほどオトクな料金設定になっており、2年契約だと最大69%オフ + 4ヶ月無料なのは大きいです。
NordVPNが気になっている人は、30日返金保証を活用して試してみてください。
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NordVPNの特徴・メリット
数あるVPNの中から、NordVPNを利用するメリットを紹介します。
登録が簡単で使いやすい
NordVPNは登録が簡単で、すぐに利用開始できます。
アカウントを作成して決済を完了し、利用開始するまでの手順は以下のとおりです。
- メールアドレスを登録して認証する
- NordVPNの契約ページにアクセスする
- プランを選択する
- 決済する
- ソフトウェアをダウンロードする
- ソフトウェアからログインする
- 接続するVPNサーバーを選択して接続する
本記事ではトライアル利用するにあたり、PayPal決済で登録しました。
手続きは2分程度で完了したため、ストレスに感じることはありません。
複雑な手続きは必要ないため、迷うことはないでしょう。
こちらの記事では、デバイス別の使い方をくわしく解説しているので、あわせて参考ください。
通信速度が速く安定している
通信速度が速く、接続が安定していることもメリットのひとつです。
速度測定サイトのSpeedtest.netを実際に利用し、通信速度および遅延をチェックしました。
まずは、VPNを通さない場合で東京サーバーまでの通信速度を測定しました。
VPNサーバーを通さず通信するため、速度は800Mbps前後、遅延を示すPingは3ms程度と通信状況は良好です。
NordVPNを利用して同じサーバーにアクセスすると、以下のようになりました。
通信速度は550〜700Mbpsと速いものの、遅延は200ms程度まで増えています。
アメリカ西海岸に存在するVPNサーバーを経由する分、物理的な距離が長くなったためと考えられます。
しかし、極端に遅延しているわけではなく、通信速度も安定しているといえるでしょう。
オンラインゲームのプレイや金融商品のデイトレードなどで、遅延が致命的なデメリットにならないかぎり、問題なく利用できます。
設定の自由度が高い
アプリの設定自由度が高いのも魅力的なポイントです。
以下のようにアプリからさまざまな設定ができ、基本的な操作はスイッチのオンオフのみで行えます。
VPN接続が切れたときにネットワークを遮断するキルスイッチの有効化・無効化、PCと同時にソフトウェアを起動するスタートアップ起動のオンオフなど、セキュリティや利便性を高める機能を搭載しています。
独自のDNSサーバーを使用するカスタムDNSの設定もアプリ上から行えるため、便利に利用できるでしょう。
固定IPを付与している
固定IPを付与しているため、接続元のIPを制限しているサービスやビジネス用途にも使いやすいのが、NordVPNのメリットです。
機密情報を保管しているサーバーにアクセスする場合や、金融サービスを利用する場合に活用できるため、必要に応じて固定IPを利用しましょう。
大手VPNサービスで固定IPを付与しているサービスはめずらしいため、NordVPNの大きな強みのひとつです。
中国でも問題なく利用できる
NordVPNの運営元は、中国でもブロックされずに利用できることをアピールしています。
そのため、中国に渡航するときに使用するVPNを探している人にもおすすめです。
公式が発表している情報を知りたい人は、以下のリンクもあわせてチェックしてみてください。
ただし「中国でまったく使えなかった」「つながりにくくて接続が安定しない」といった口コミも見受けられます。
VPNが利用できるかは状況によって変化するため、複数のサービスを準備するほうがよいでしょう。
こちらの記事では、中国でおすすめのVPNをくわしく解説しているので、あわせて参考ください。
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NordVPNの注意点・デメリット
NordVPNは優秀なVPNサービスですが、万全なサービスではありません。
デメリットも存在するので、以下の3点に分けて紹介します。
それぞれのポイントについてくわしく解説します。
同時接続台数は6台までに限られる
NordVPNでは、1契約あたりの最大同時接続台数は6台です。
7台以上のデバイスを同時に接続したい場合、契約数を増やすかルータを使用する必要があります。
ルータを使用すれば、配下のデバイスが何台存在していてもルータ1台のアクセスとしてカウントされます。
1箇所で多くのデバイスを接続する場合におすすめの方法です。
ビジネス利用ではとくに接続台数が多くなりがちなため、同時に接続できる台数に問題がないか試算してから契約しましょう。
解約手続きが面倒
状況によっては解約手続きが面倒になるのも大きなデメリットです。
継続課金を停止する場合、公式サイト上から自動支払いをキャンセルすればOKです。
しかし、30日返金保証を利用する場合はカスタマーサポートに請求しなければなりません。
有人窓口とのやり取りが発生する点を面倒だと感じる人も多いため、この点を意識しておくとよいでしょう。
こちらの記事で解約方法と返金方法をくわしく解説しているので、あわせて参考ください。
自動更新に注意が必要
NordVPNを一定期間だけ利用したいと考えている人は、自動更新を忘れず停止しましょう。
停止を忘れると契約が自動的に継続され、利用料金が発生します。
自動更新の停止は公式サイト上からすぐに行えるため、忘れないように早めに手続きしておきましょう。
具体的な手続きは、公式サイトにログインしたあとに「請求」ページを開き、自動更新をオフに切り替えるだけです。
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まとめ:NordVPNは接続の安定性を求める人におすすめのサービス
NordVPNは世界各国にVPNサーバーを設置し、通信速度が速く接続が安定しています。
動画ストリーミングサービスの利用や大容量ファイルの送受信など、通信が安定しないと快適に使えないサービスを利用する人に最適なサービスといえるでしょう。
全プランに30日間の返金保証が付帯しているため、まずは利用して試してみてもよいでしょう。
安心して利用できるVPNサービスを探している人は、ぜひご検討ください。
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