どうも、ノマドワーカーのマクリンです。
外で作業・仕事する人に欠かせないノートPCが、軽くて持ち運びやすいモバイルノートPC。
かといって、あまりに軽量性に重きを置いたモデルを選んでしまうと、性能が犠牲になりがち。
そんなわけで本記事では、軽さもパフォーマンスも優秀なモバイルノートPCの選定方法とおすすめ商品を紹介します。
先におすすめのモバイルノートPCを知りたい場合は「2024年おすすめのモバイルノートPC」からチェックしてみてください。
タップできるもくじ
モバイルノートPCを選ぶポイントとは?
ノートPCは大きく4つに分類されます。
- タブレットPC(2in1)
- モバイルノートPC
- クリエイターノートPC(動画編集用)
- ゲーミングノートPC
外へ持ち運ぶ頻度が高いノートPCはタブレットPCとモバイルノートPC、据え置きメインのノートPCはクリエイターノートPC・ゲーミングノートPCです。
クリエイターノートPCとモバイルノートPCの定義を、重さ・ディスプレイの大きさで明確に分けるとこんなイメージ。
- クリエイターノートPC 重さは2kg台前半まで・サイズは16インチまで
- モバイルノートPC 重さは1kg台前半まで・サイズは14インチまで
重さのちがいはとくに大きく、モバイルノートPCはクリエイター向けの約半分です。
内部のパーツ点数が異なるだけに、性能面で比較すると、モバイルノートPCはクリエイター向けに比べてどうしても劣ります。
しかし、割り切っても大丈夫な機能は抑え、守るべきスペックは守ることで、軽くて性能も優秀な万能モバイルノートPCを選ぶことが可能です。
数あるモバイルノートPCから、万能モデルを選ぶポイントは大きく6つ。
それではこれらのポイントをもう少し詳しく見ていきます。
重量1.2kg程度がおすすめ
ふだんから持ち歩くモバイルノートPCにとって、もっとも大事なのが重量。
1kgを切るモデルも出ていますが、軽量性のために性能面を落としているモデルがほとんど。
常に携帯することを考慮すると、重さは約1.2kgを上限に考えるといいでしょう。
この質量のモデルまで視野に入れると、実用性の高いモデルが数多く揃っています。
CPU Core i5以上がおすすめ
パソコンの処理能力を決める要素がCPUです。
CPUのGHz数、すなわち「クロック周波数」も大事な点ですが、それよりもCPUの種類のほうがもっと重要。
おおよそこんなイメージで捉えれば間違いありません。
- Celeron イマイチ
- Core i3・Pentium 可もなく不可もなく
- Core i5・i7 これくらい欲しい
ちょっとしたネットサーフィンやメールチェックはAtomやCeleronあたりのPCでも問題ありません。
が、やはりメインとして多岐に活用することを考えた場合、Core i5以上がベターです。
メモリ8GB以上がおすすめ
同時にできる作業量に大きく関係するメモリ容量。
なかでもWindows10はメモリ容量を食うため、快適に作業するなら4GB以上のメモリは必須です。
ただし日々使っている中で、重い(メモリ消費が大きい)アプリを立ち上げながら動かすこともあるため、4GBではすこし頼りない印象。
体感スピードにも影響しますので、8GB以上のメモリを搭載しているモデルをおすすめします。
SSD 256GB以上がおすすめ
PCの起動や読み書きの速度を左右するストレージ。
CドライブにHDDよりSSDを採用していたほうが基本的に高速です。
HDDは「Hard Disk Drive」、SSDは「Solid State Drive」の略称です。
両者のちがいはざっくり下記のとおり。
- HDD ディスク型の記録デバイス
- SSD フラッシュメモリ(USBメモリの中身)の大型版
HDDは、ディスクを回して磁気ヘッドを動かして所定の住所に物理的にアクセスし、データの読み書きをします。
一方SSDは、メモリ上にある所定の住所に電子的にアクセスし、データの読み書きをします。
SSDはいいことだらけのデバイスですが、一点だけデメリットがあります。
それはHDDに比べて大容量化が難しく高価という点。
かといって、あまりに容量の少ないSSDを選んでしまうと、OSアップデート時にトラブルが起きるリスクもあります。
したがって、SSDの容量は最低限256GB以上のものを選びましょう。
2024年おすすめのモバイルノートPC
前章までの内容をまとめると、モバイルノートPCを選ぶポイントは以下のとおりです。
- 重さは1.2kg程度まで
- CPUはCore i5以上
- 液晶の解像度はフルHDの1920 x 1080以上
- メモリ容量は8GB以上
- ストレージはSSD 256GB以上
- バッテリーは10時間以上
進化の早いノートPCですので、検討時点での最新モデルを購入されることをおすすめします。
そんなわけで最新モデルの中から、これらの条件を満たすモバイルノートPCを集めました。
これら6製品の主なスペックを並べました。
製品名 | OS | CPU | GPU | 液晶 | メモり | ストレージ | 端子 | バッテリー | 質量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マウスコンピューター「F4-I7I01OB-A」 |
Windows 11 Home 64bit | Core i7-1260P(2.1GHz) | Intel Xe Graphics | 14インチ (1920 x 1080) | 32GB | 512GB(SSD) | USB-C(USB3.1) USB-C(Thunderbolt4) USB-A(USB3.0) x 2 HDMI x 1 |
約10時間 | 1.38kg |
ドスパラ「THIRDWAVE F-14MTL」 |
Windows 11 Home 64bit | Core Ultra 5 125U | Intel Graphics | 14インチ (1920 x 1200) | 16GB | 500GB(SSD) | USB-C x 1 USB-C(Thunderbolt4) USB-A(USB3.1) USB-A(USB3.2) HDMI x 1 |
約18.1時間 | 0.96kg |
ドスパラ「THIRDWAVE DX-M7L」 |
Windows 11 Home 64bit | Core Ultra 7 155U | Intel Graphics | 16インチ (1920 x 1200) | 16GB | 500GB(SSD) | USB-C(USB3.2) USB-C(Thunderbolt4) USB-A(USB3.1) USB-A(USB3.2) HDMI x 1 |
約6.3時間 | 1.3kg |
Lenovo「ThinkPad X1 Carbon Gen 12」 |
Windows 11 Pro 64bit | Core Ultra 5 125U Core Ultra 7 155U |
Intel Graphics | 14インチ (1920 x 1200 / 2880 x 1800) | 16GB/32GB/64GB | 256GB/512GB/1TB/2TB(SSD) | USB-C(Thunderbolt4) x 2 USB-A(USB3.0) x 2 HDMI x 1 |
約35.4時間 | 1.08kg |
HP「Pavilion Aero 13-bg」 |
Windows 11 Home 64bit | Ryzen 5 8640U Ryzen 7 8840U |
Radeon 760M Graphics Radeon 780M Graphics |
13.3インチ (1920 x 1200) | 16GB | 512GB/1TB(SSD) | USB-C(PD/DP1.4) USB-A(USB3.0) USB-A(USB3.1) HDMI x 1 |
約11.5時間 | 990g |
Apple「MacBook Air」 |
macOS | Apple M2チップ Apple M3チップ |
– | 13インチ (2560 x 1664) | 8GB/16GB | 256GB/512GB(SSD) | MagSafe 3 USB-C(Thunderbolt4) x 2 |
約18時間 | 1.24kg |
これら6製品は万能モデルというだけあり、上に挙げた条件をおおよそ満たしています。
したがって、自分がどの機能を優先したいかで選ぶといいでしょう。
第12世代CPU搭載の14型モバイルPC
超軽量&長時間バッテリー
16インチで超軽量
薄型軽量なのにパワフル
超軽量のAI PC
Apple製品
モバイルノートPCは、家でも外でも長い時間を共にするため、もはやパートナーとも呼べる存在。
自身のライフスタイルに合わせ、お気に入りの1台を見つけましょう。
おすすめのモバイルノートPCまとめ
本記事ではおすすめのモバイルノートPCを紹介しました。
ふだんから持ち歩くモバイルノートPCにとって、軽さはなによりも大事です。
その上で各社がしのぎを削り、軽さと性能を両立したモデルが数多く出ています。
本記事で紹介したモバイルノートPCであれば、いずれも満足できる1台となるはずです。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。