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どうも、家ではホームプロジェクターの「popIn Aladdin」でTV番組をたのしむマクリン( @Maku_ring)です。
popIn Aladdinはすぐれたプロジェクターですが、長時間視聴していると、気になるのが解像度と音。
WXGA(1280 × 800)かつ10Wスピーカーであり、モバイルプロジェクターよりは優秀です。
しかし、フルHD(1920 x 1080)以上のテレビにくらべると、映像美の点でどうしても見劣りし、音響も迫力に欠けるものがあります。
これまでモバイルプロジェクターで革新的な製品を出してきたAnkerより、これらの弱点を克服したホームプロジェクター「Nebula Cosmos」が登場しました。
屋内で手軽に持ち運びできる小型サイズにおさえつつ、フルHD対応の高画質と900ANSIルーメンの明るさをほこり、10W出力のスピーカー2つ搭載で音響もパワフル。
さらにAndoroid 9.0搭載で、YouTubeやAmazonプライムビデオ、Netflix、Huluが楽しめるなど、エンタメ性も抜群です。
そんなわけで本記事は「【Anker Nebula Cosmosレビュー】フルHD対応のAndroid 9.0搭載ホームプロジェクター!」について書いていきます。
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Anker Nebula Cosmosの外観と付属品
Anker社の「Nebula Cosmos」は、Android 9.0搭載のホームプロジェクターです。
製品名 | Nebula Cosmos |
サイズ | 約290 x 198 x 91mm |
重さ | 約1496g |
明るさ | 900ANSIルーメン |
解像度 | 1920 x 1080画素 |
OS | Andoroid 9.0 |
価格 | 79,980円 |
Ankerのプロジェクターの中でも、Nebula CosmosはCosmos Maxに次ぐ高スペックとなっています。
製品名 | サイズ | 重さ | バッテリー容量 | 動画再生時間 | 明るさ | 解像度 | スピーカー | OS | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ホームプロジェクター 「Nebula Cosmos Max」 |
約351 x 249 x 99mm | 約3,600g | − | 電源駆動 | 1500ANSIルーメン | 3840 x 2160画素 | 40W(10W x 4) | Andoroid TV 9.0 | 179,980円 |
ホームプロジェクター 「Nebula Cosmos」 |
約290 x 198 x 91mm | 約2,000g | − | 電源駆動 | 900ANSIルーメン | 1920 x 1080画素 | 20W(10W x 2) | Andoroid TV 9.0 | 79,980円 |
モバイルプロジェクター 「Nebula Vega Portable」 |
約192 x 192 x 159mm | 約1,400g | 20,000mAh | 3時間 | 500ANSIルーメン | 1920 x 1080画素 | 8W(4W x 2) | Andoroid TV 9.0 | 79,990円 |
ホームプロジェクター 「Anker Nebula Solar」 |
約192 x 192 x 159mm | 約1,000g | – | 電源駆動 | 400ANSIルーメン | 1920 x 1080画素 | 6W(3W x 2) | Andoroid TV 9.0 | 69,990円 |
モバイルプロジェクター 「Anker Nebula Mars II Pro」 |
約122 x 137 x 178mm | 約1545g | 12,500mAh | 3時間 | 500ANSIルーメン | 1280 x 720画素 | 20W(10W x 2) | Andoroid 7.1 | 69,800円 |
モバイルプロジェクター 「Nebula Mars II」 |
約122 x 137 x 178mm | 約1476g | 12,500mAh | 4時間 | 300ANSIルーメン | 1280 x 720画素 | 20W(10W x 2) | Andoroid 7.1 | 69,800円 |
モバイルプロジェクター 「Nebula Apollo」 |
約131 x 65 x 65mm | 約579g | 9,750mAh | 4時間 | 200ANSIルーメン | 854 x 480画素 | 6W | Andoroid 7.1 | 39,999円 |
モバイルプロジェクター 「Nebula Capsule II」 |
約150 x 80 x 80mm | 約740g | 9,700mAh | 3時間 | 200ANSIルーメン | 1280 x 720画素 | 8W | Andoroid TV 9.0 | 59,800円 |
モバイルプロジェクター 「Nebula Capsule Pro」 |
約120 x 68 x 68mm | 約470g | 5,200mAh | 4時間 | 150ANSIルーメン | 854 x 480画素 | 5W | Andoroid 7.1 | 46,800円 |
サイズは約290 x 198 x 91mmのおしゃれなオーバル形状であり、床置き面積は13インチのノートPCと同じくらいです。
重さは約2kgでちょっと大きめのノートPC程度であり、屋内での持ち運びはまったく問題ありません。
スピーカーは左右に10Wずつ搭載する20W出力であり、全方位から音を出す360°スピーカーに仕上がっています。
背面のボタンを押してプロジェクターを起動すると、天面にロゴが浮かび上がるのがクールです。
Nebula Cosmosは、快適なオートフォーカス機能を備えています。
投影距離を変えてリモコンのフォーカスボタンを押すと、フォーカスを自動で調整してくれます。
さらに台形自動補正機能(オートキーストーン補正)も備え、垂直方向であれば歪みを自動で修正できます。
角度調整フットは付かないため、投影角度を調整できない点はちょっと残念。
背面にはDCポートとHDMIポート x 2、デバイス充電用のUSBポート x 2と光デジタル端子が付き、種類が豊富かつポート数が多く、汎用性はかなり高いです。
底面には三脚用ソケットを備えており、汎用品の三脚を使用することができます。
同梱品はプロジェクター本体にリモコン、AC電源アダプターです。
Anker Nebula Cosmosのプロジェクター機能は明るくて高精細
Nebula Cosmosは、HDMI端子に機器(PCやゲーム機)を差すことで、スクリーン上に映し出されます。
機器の画面をそのままコピーするミラーリングも可能となっており、AirPlay(iOS)・Miracast(Microsoft)に対応しています。
解像度はフルHDであり、細かい文字(ルビ打ちまできっちり読める!)もしっかり視認でき、ビジネス用途でも余裕で使えます。
投影サイズは最大120インチ、輝度は900ANSIルーメンであり、さすがに真っ昼間の投影は厳しいものの、夕方以降ならくっきり視認できます。
Anker Nebula CosmosはAndroid 9.0搭載で動画アプリも楽しめる
Nebula Cosmosはプロジェクターの実用性だけでなくエンタメ性にもすぐれ、Andoroid 9.0を搭載しています。
YouTubeとAmazonプライムビデオ、Spotify、Huluなどがプリセットで入り、主な動画アプリはおさえています。
画面操作はリモコンで行いますが、シンプルで使いやすいボタン配置となっています。
アプリストアはAnker独自の「Nebula Manager」であり、Google Playほど豊富ではないものの、Netflixやtwitch、DAZN、TEDなど、よく考えられたラインナップであり、けっこう頑張っている印象を受けました。
最後にその映像美を堪能するため、友人ブロガーでもあるドローンさんのYouTubeチャンネルを再生してみました。
水面の繊細なゆらぎや草木の一本一本まで鮮明に観ることができ、音響の臨場感も素晴らしく(元のサウンドが良いというのもあるw)、まさにワンランク上の動画体験を得ることができました。
Nebula Cosmosはコンパクト設計ながら、モバイルプロジェクターとは一線を画す性能を有し、エンタメ性にもすぐれています。
僕はCosmos Maxを買っちゃいましたが、ぶっちゃけこちらでも良かったんじゃないかと若干後悔したくらいですw
Anker Nebula Cosmosレビューまとめ
本記事は「【Anker Nebula Cosmosレビュー】フルHD対応のAndroid 9.0搭載ホームプロジェクター!」について書きました。
Nebula Cosmosは、屋内で気軽に持ち運びできるサイズ感ながら、スピーカー・プロジェクター・アプリビューワーの完成度がいずれも高く仕上がっています。
フルHD対応にくわえ、明るさは900ANSIルーメンであり、エントリーモデルとはいっても性能面で不満を感じることはないでしょう。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。