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【Anker Nebula Capsule Proレビュー】Android搭載モバイルプロジェクター【150ルーメン/バッテリー内蔵】

どうも、なにかとプレゼン機会が多いマクリン( @Maku_ring)です。

発表資料を映すプロジェクターのない得意先も多く、そのときはクソ重いプロジェクターを会社から持ち出さなくてはなりません。

 

マクリン
本当はもっと軽くて小さいモデルがいいのになぁ。
 

コンパクトで持ち運びしやすいプロジェクターであれば、仕事にかぎらず、映画・バラエティ観賞用として自宅でも大活躍します。

ところがこれまで、サイズと性能を両立したモデルがなかなかありませんでした。

そんな中、モバイルバッテリーのリーディングカンパニーであるAnkerが、素晴らしいプロジェクターを世に送り出しました。

それがこちら、「Anker Nebula Capsule Pro」です。

Anker Nebula Capsule Proの外箱

僕の考える「実用性の高いモバイルプロジェクターの条件」は以下のとおり。

 

モバイルプロジェクターの条件

  • 手の平サイズ
  • 明るさ(輝度)は100ルーメン以上
  • 投影サイズは100インチ以上
  • 画質(解像度)はWVGA(854 × 480)以上
  • 台形補正機能あり
  • バッテリー内蔵で2時間以上駆動

Anker Nebula Capsule Proはいずれも高いレベルでクリアしています。

 

マクリン
しかもAndroidのOSを搭載してますよ!
 
本記事は「【Anker Nebula Capsule Proレビュー】Android搭載モバイルプロジェクター【150ルーメン/バッテリー内蔵】」について書いていきます。

 

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プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri 代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

Anker Nebula Capsule Proの外観と付属品

Anker社の「Anker Nebula Capsule Pro」は、Android7.1搭載のモバイルプロジェクターです。

外装はなめらかなアルミボディであり、しっかりした剛性ごうせいをもっています。

Anker Nebula Capsule ProはAndroid7.1搭載のモバイルプロジェクター

Anker「Nebula Capsule Pro
本体サイズ 直径6.8 x 高さ12cm
重量 470g
解像度 854 × 480(WVGA)
投影サイズ 最大100インチ
明るさ 150ルーメン
スピーカー出力 5.0W(モノラル)
バッテリー駆動時間 4時間
バッテリー容量 5,200mAh
入出力端子 HDMI
ワイヤレス Bluetooth・Wi-Fi・Miracast・AirPlay

 
Nebula Capsuleシリーズのモバイルプロジェクターは4つあり、その中でもAnker Nebula Capsule Proベーシックな仕様となっています。

製品名 サイズ 重さ バッテリー容量 動画再生時間 明るさ 解像度 スピーカー OS 価格
Nebula Capsule Pro
約120 x 68 x 68mm 約470g 5,200mAh 4時間 150ANSIルーメン 854 x 480画素 5W Andoroid 7.1 46,800円
Nebula Apollo
約131 x 65 x 65mm 約579g 9,750mAh 4時間 200ANSIルーメン 854 x 480画素 6W Andoroid 7.1 39,999円
Nebula Capsule II
約150 x 80 x 80mm 約740g 9,700mAh 3時間 200ANSIルーメン 1280 x 720画素 8W Andoroid TV 9.0 59,800円
Anker Nebula Mars II Pro
約122 x 137 x 178mm 約1545g 12,500mAh 3時間 500ANSIルーメン 1280 x 720画素 20W(10W x 2) Andoroid 7.1 69,800円
Nebula Mars II
約122 x 137 x 178mm 約1476g 12,500mAh 4時間 300ANSIルーメン 1280 x 720画素 20W(10W x 2) Andoroid 7.1 69,800円
「Nebula Cosmos Max」
約351 x 249 x 99mm 約3000g 電源駆動 1500ANSIルーメン 3840 x 2160画素 40W(10W x 4) Andoroid 9.0 179,980円
Nebula Cosmos
約290 x 198 x 91mm 約2000g 電源駆動 900ANSIルーメン 1920 x 1080画素 20W(10W x 2) Andoroid 9.0 79,980円

 
特筆すべきはそのサイズで、直径6.8 x 高さ12cmとかなりコンパクト。重さは約470gです。

Anker Nebula Capsule Proは350ml缶サイズ

マクリン
なんと350ml缶サイズ
 
iPhoneと一緒に並べても、その小ささは際立ちます。

Anker Nebula Capsule ProはiPhone 6sサイズ
 

側面のダイヤルで、フォーカスが調整できるようになっています。

Anker Nebula Capsule Proのレンズ横にはフォーカス調整ダイヤルを備えている
 

背面には赤外線レシーバーと換気口があります。

Anker Nebula Capsule Proの背面には赤外線レシーバーと換気口搭載
 

下部には充電用のMicro USB端子と映像・音声入力用のHDMI端子を備えています。

Anker Nebula Capsule ProはMicro USBとHDMI搭載
 

上面は操作部で、音量の上げ下げ・電源オンオフ・モード切替(Bluetoothスピーカー/プロジェクター)ができます。

Anker Nebula Capsule Proの上面は操作ボタン
 

底面には三脚用の穴を備えており、汎用品の三脚が使えるのはありがたいです。

Anker Nebula Capsule Proの底面は三脚穴あり

 

同梱品はプロジェクター本体にリモコン、専用ケース、充電用アダプター、Micro USBケーブル、USB変換アダプター、レンズ用クロス、取扱説明書です。

Anker Nebula Capsule Proの付属品
 

専用ケースはクッションが効いていますが、高価な本体を持ち運ぶにはやや心もとないです……。

Anker Nebula Capsule Proの専用トラベルケース
 

持ち出す機会の多い方は公式トラベルケースの購入をおすすめします。

 

付属の充電用アダプターはQuick Charge 3.0(QC3.0)対応のものであり、通常のアダプターでは充電できませんので、その点はご留意ください。

Anker Nebula Capsule Proの充電アダプターはQC3.0対応
 

それではAnker Nebula Capsule Pro充電まわりについて紹介します。

 

 

Anker Nebula Capsule Proは4時間駆動のバッテリー内蔵

Anker Nebula Capsule Pro5,200mAhもの大容量バッテリーを内蔵しています。

Anker Nebula Capsule Proは4時間駆動のバッテリー内蔵

マクリン
iPhoneが約2,500mAhなので、約二倍の容量なんですよ!
Anker Nebula Capsule Proの駆動時間

  • 動画再生 約4時間
  • 音楽再生 約30時間

 
実用面から考慮しても、2時間以上のプロジェクター駆動が可能であれば、ビジネス・プライベートともに困ることはありません。

上面ロゴの色で充電状態を把握でき、赤点灯時は充電中、緑点灯はフル充電を表しています。

Anker Nebula Capsule Proの充電中
Anker Nebula Capsule Proのフル充電時
 
バッテリー残量は電源ボタンを押すことで投影されます。

 

マクリン
次はBluetoothスピーカーモードを紹介しますね!
 

 

Anker Nebula Capsule ProはBluetoothスピーカーモード搭載で高音質

Anker Nebula Capsule Proはプロジェクターだけでなく、Bluetoothスピーカーとしても使うことができます。


 
全方位がスピーカーにおおわれたデザインだけあり、そのサウンドは想像以上にパワフル。

Anker Nebula Capsule Proは全方向性スピーカー
 

マクリン
プロジェクターにもかかわらず、スピーカー専用機と同格のサウンドですよ!

実際に音楽を流してみたところ、中音域を中心にバランス良く味付けされたサウンドとなっています。

また、360度スピーカーの恩恵で、どの場所にいても音の届き方にかたよりがないのも魅力です。

 

マクリン
プロジェクターのスピーカーはおまけ程度のものが多い中、これだけ音質が良いのはありがたいですね!
 

 

Anker Nebula Capsule Proのプロジェクターモードは100インチ&150ルーメン

Anker Nebula Capsule Proは、NEBULAロゴ上のモード切替ボタンで、スピーカーモードとプロジェクターモードの切り替えが可能です。

Anker Nebula Capsule Proのモード切替
 
プロジェクターモードにして、背面のHDMI端子に機器(PCやゲーム機)を差すだけで、スクリーン上に映し出されます。

マクリン
これは使いやすい!

 
スクリーンの投影サイズは100インチ、解像度はWVGA(854 × 480)で、細かい文字はややボヤけますが、ビジネス仕様でも充分使えるスペックです(家庭用なら余裕!)。

Anker Nebula Capsule Proのプロジェクターモード

明るさは150ANSIルーメンあり、他のモバイルプロジェクターでは100ANSIルーメンのものが多い中、明瞭めいりょうさとコンパクトサイズを高次元で両立しています。
 

Anker Nebula Capsule Proは台形自動補正機能(オートキーストーン補正)も備えています。

Anker Nebula Capsule Proは台形補正機能あり

ゆがみを自動で修正してくれるのはかなり便利。

ですが、あくまで垂直方向(タテ方向)のみの補正であり、水平方向(ヨコ方向)の傾きは自動調整してくれませんので、その点は注意が必要です。
 

マクリン
あとは、スクリーンの背面から映したり、天井からぶら下げて映せたり、投影モードも充実してますよ!
 

Anker Nebula Capsule ProはWi-Fi&Android OS搭載で動画アプリ堪能

Anker Nebula Capsule Proは無線LANを搭載しており、Wi-Fi接続することで活用方法がさらに広がります。

Anker Nebula Capsule ProはWi-Fi内蔵
 

Wi-Fiにつないで初期設定を終えると、本製品に入っているOS、Android7.1の画面が立ち上がります。

Anker Nebula Capsule ProはAndroid OS搭載

プロジェクターにOSまで載せているモデルはそれほど多くなく、最大の特長のひとつです。
 

マクリン
プロジェクターというより、もはや小さなパソコンってことですね!
 
画面操作は、本体の赤外線レシーバーにリモコンを向け、ボタンを押して行います。

Anker Nebula Capsule Proのリモコン

 

しかし、スマホアプリを介したスワイプ操作のほうが使いやすく、こちらを断然おすすめします。

Nebula Connect(CapsuleControl)

Nebula Connect(CapsuleControl)

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感覚的に操作でき、一本指でカーソル移動、二本指でページスクロールができるようになっています。

Anker Nebula Capsule Proのスマホアプリ
 

実際こんな感じでヌルヌル動かせますw

プリインストールされているアプリ「TED」「YouTube」「Netflix」以外にアプリをダウンロードする場合、右下のApp Storeにアクセスします。

本製品唯一ともいえる弱点がアプリの種類の少なさ

アプリストアが純正ストアのGoogle Playではなく、サードパーティ製の「AptoideTV」であるため、ラインナップが豊富ではありません。

Anker Nebula Capsule Proの専用アプリ

 

とはいえ、動画を楽しむのに最適な「Amazonプライム・ビデオ」や音楽サービス「Spotify」など、必要どころは押さえている印象です。

Anker Nebula Capsule ProのAmazon Prime Video

 

マクリン
100インチの大画面で動画コンテンツを堪能できちゃいますよ!

 

Anker Nebula Capsule ProはAirPlay&ミラーリングでスマホ連携可能

Anker Nebula Capsule Proは、スマホやタブレットの画面をそのまま映し出せるミラーリング機能を備えています。

注意
コンテンツによっては、著作権の関係上、投影できない場合があります。
 
iPhoneやiPhoneなどiOS機器は、AirPlayもしくはミラーリングを使うことで、スクリーンに投影することができます。

MEMO
Android端末はスクリーンキャスト機能で同様のことが可能です。
 

Amazon Musicアプリは、AirPlayに対応していますので、その方法を紹介します。

STEP.1
オプションメニューを出す
アプリ画面の右上のメニューアイコン(縦の三点リーダー)をタップし、オプションメニューから「端末に接続する」を選びます。



STEP.2
再生端末を選ぶ
再生端末で「AirPlay」にすると、デバイスの選択画面でNebulaが出てくるので、こちらを選びます。



STEP.3
AirPlay接続完了
「AirPlay接続中」に切り替わるので、これで完了です。



 
AirPlay接続中は、対応アプリの音楽や動画が、このようにスクリーンに映し出されます。

 

万が一アプリがAirPlayに非対応でも、ミラーリングを使えば、スマホ画面をそのままプロジェクタースクリーンに映し出すことが可能です。

STEP.1
コントロールセンターから選ぶ
コントロールセンターから「画面ミラーリング」を選びます。


STEP.2
Nebulaを選ぶ
デバイス選択画面になるのでNebulaを選びます。


STEP.3
ミラーリング完了
コントロールセンターの画面ミラーリングがデバイス名に変わるので、これで接続完了です。


 
ミラーリング中は、スマホ画面がそのままスクリーンに投影されます(ややこしいですが、プロジェクター本体の写真を出してみたw)。

Anker Nebula Capsule Proのミラーリング
 

マクリン
Anker Nebula Capsule Proが、単なるプロジェクターではないことが分かってもらえたでしょうか?

プロジェクターとしての基本性能が高いだけでなく、動画や音楽も楽しめるなど、エンタメ性も充実しています。

オールマイティに活用できる一台をお探しならば、全力でおすすめできる逸品です。

 

Anker Nebula Capsule Proレビューまとめ

本記事は「【Anker Nebula Capsule Proレビュー】Android搭載モバイルプロジェクター【150ルーメン/バッテリー内蔵】」について書きました。

Anker Nebula Capsule Proは、さまざまな特長・機能を持ち合わせた、万能プロジェクターです。

Anker Nebula Capsule Proの特長

  • 4時間駆動のバッテリー内蔵
  • 高音質のBluetoothスピーカー
  • 100インチの大画面と150ルーメンの明るさ
  • Android OS搭載で動画・音楽アプリを再生
  • スマホ・タブレット画面の共有

これ一台取り入れることで、大画面の映像・臨場感あるサウンドを手軽に楽しめて、いまやAnker Nebula Capsule Proは僕たちの生活に外せないものとなっています。

マクリン
値段はそれなりにしますが、生活を豊かにしてくれるアイテムですよ!

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
 

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2 COMMENTS

セノケン

>下部には入力用(充電)のMicro USB端子と映像・音声出力用のHDMI端子を備えています。
とありますが、HDMI端子は入力用ではないでしょうか?

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アバター画像 マクリン

セノケン様、

大変失礼いたしました。
入力用の誤りです。

ご教示ありがとうございますm(_ _)m

マクリン

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