マクリン
突然「PCの動作が異常に重い」「画面が頻繁にフリーズする」などの不具合が発生し、困った経験はありませんか?
この場合、HDDをリカバリー(初期化)することで不具合を解消できる可能性があります。
しかし、HDDに障害がある状態で実行すると、2度とデータを復元できなくなってしまう恐れがあるため注意しましょう。
この記事では、HDDのリカバリー方法や注意点、HDD内のデータの復旧方法を紹介していきます。
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HDDのリカバリーとは?
HDDのリカバリーとは、内蔵HDDにあらかじめ用意されているリカバリー領域のデータを利用して、PCを初期化(工場出荷状態に戻す)することです。
PCは、ソフトウェア障害などにより動作不良やフリーズといった不具合が発生することがありますが、PCを初期化することで、問題を解消できる場合があります。
ただし、HDDリカバリーを実行すると購入後にインストールしたアプリケーションや保存データは全て消えてしまうため、事前にバックアップを作成してから行いましょう。
HDDをリカバリーして解決できる症状例
HDDのリカバリーで回復できるのはソフトウェアやアプリケーションが原因の症状に限られます。
具体的には、以下のような症状の場合です。
- OS障害が原因でフリーズしている、動作が重い
- 特定のアプリのプログラムにより動作に問題が出ている
ただし、HDDなどPC内部の記憶媒体が物理的に故障している状態でリカバリーを実行すると、かえって症状を悪化させる危険性があるため、HDD内のデータを確実に取り出したい方はデータ復旧業者に依頼しましょう。
HDDをリカバリーする場合の注意点
ここで、HDDをリカバリーする場合の注意点を紹介します。
保存されているデータは消えてしまう
リカバリーを行うと、PCに保存されている下記のようなデータは全て消えてしまいます。
- 自分でインストールしたソフト
- OSのアップグレード情報
- 購入後に保存・作成していたデータ(画像、Word、Excel等)
- PCに記憶させていたIDやパスワードなどの情報
- その他、購入後に変更した設定 など
万が一、バックアップを取り忘れてHDDリカバリーを行ってしまった場合は、データ復旧業者に相談しましょう。
症状によっては時間がかかる
HDDリカバリーの作業は症状によっては数時間、長ければ半日ほどかかることがあります。
さらに、その間PCを操作することはできないため、途中でバックアップの取り忘れに気付いたり、急ぎの作業が発生しても、一度開始したら完了するまで待つしかありません。
また、リカバリー中に強制的に作業が中断された場合は、中途半端な初期化が行われ失敗してしまう可能性もあるため、リカバリー作業中は必ずACアダプタを使用しましょう。
症状が悪化する可能性がある
上記で述べたように、HDDリカバリーによって解消できる症状は、あくまでもソフトウェアの動作不良が原因のものに限られます。
HDDの物理的な故障によって不具合が起きている場合は、PCを起動しているだけで症状が悪化してしまうため注意が必要です。
HDDに物理的な故障がみられる場合や、自身での作業に不安がある方はデータ復旧業者に依頼しましょう。
HDDのリカバリー方法
HDDのリカバリー方法は以下の2つです。
HDDリカバリーによってPCを初期化する
HDDをリカバリーしてPCを初期化する方法は、PCやHDDのメーカーやOSによって異なります。
下記の手順はあくまで基本的なリカバリー方法ですので、詳細はそれぞれの取扱説明書やメーカーのHPなどを確認して進めてください。
HDDリカバリーの手順(Windows8/8.1/10)は以下の通りです。
ただし、リカバリー作業を行うと、HDDに保存されているデータはすべて消えてしまうため、大切なデータを取り出したい場合はデータ復旧業者に依頼しましょう。
リカバリーディスクを作成する
内蔵HDDにリカバリー領域がないPCの場合、リカバリーディスクを作成することで、HDDリカバリーを行うことが出来ます。
リカバリーディスクの作成手順は以下の通りです。
リカバリーディスクを作成できるメディアはUSB、CD-R、DVD-R、BD-Rなどがありますが、容量の心配が最も少ないUSBがおすすめです。
また、使用するUSBはリカバリーディスク専用になるため、USB内に必要なデータがある場合は別の場所に移動しておきましょう。
HDD内のデータを復旧する方法
HDD内のデータを復旧する方法は以下の2つです。
データ復元ソフトを使用する
復元ソフトとは、軽度の論理障害で消えたデータを復元できるソフトで、インターネットから簡単にダウンロードすることができます。
ただし、使用するソフトごとに操作手順は異なるため、中には誤操作によりデータを上書きしたり、完全に削除してしまうなど、状態を悪化させてしまったケースがあります。
またそれだけでなく、重度の論理障害には対応できなかったり、ソフトの使用による負荷で機器の障害を悪化させてしまうこともあるため注意しましょう。
確実にデータを取り出したい場合は、まずは専門のデータ復旧業者に相談・依頼するようにしましょう。
データ復旧業者に依頼する
データ復旧業者とは、HDD/SSDやSDカードなど、障害が発生した記憶媒体からのデータ復旧を専門としている業者です。
メーカーや修理業者に依頼すると、機器内のデータは全て消えてしまいますが、データ復旧業者であれば高確率でデータを取り出すことができます。
また、標準搭載ツールや復元ソフトでは対応できないケースでも復旧が可能な場合もあるため、復旧業者への依頼は最もおすすめできる方法です。
診断~見積もりまで無料で行っている業者もあるため、まずは無料相談を受け付けているデータ復旧業者へ問い合わせてみましょう。
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おすすめのデータ復旧業者
専門のデータ復旧業者は国内に100社以上存在しています。
本章では、中でも選りすぐりの1社を紹介します。
選定基準は以下のとおりです。
- クリーンルームなどの設備が整っているか
- セキュリティ管理が徹底されているか
- 高い技術力・実績があるか
それでは、くわしく見ていきましょう。
今回紹介するおすすめの業者はデジタルデータリカバリーです。
デジタルデータリカバリーは、14年連続国内売上No.1の国内最大級のデータ復旧・復元業者です。
復旧率も95.2%と業界最高水準をほこり、外付けHDDの復旧実績も多数あるため、技術力は申し分ないといえます。
また、復旧スピードも非常に速く、最短当日かつ約80%が48時間以内に復旧されるというのも大きな魅力です。
相談・見積もりも無料で行えるため、まずは最大手のデジタルデータリカバリーへ相談するのがよいでしょう。
SNS上でも、実際に利用して復旧できたユーザーの声が多く、信頼できるサービスであることが分かります。
復旧依頼をしていたHDDデータを受け取りに行きまして、
無事復旧されたデータを受け取る事が出来ました。
ダメだった場合はアレやコレや入れ直す手間で休日いくつ潰れんのさってトコでしたので助かりました。
デジタルデータリカバリー様ありがとうございました。
— ヤマモト (@yamamoto16) May 30, 2020
デジタルデータリカバリー(@DDR_Japan)さんにお願いして突然壊れたUSB内のデータ復旧してもらいました…………!!!!
おかえり原稿…………!!!!
(原稿は今書いてるやつなので写せないけど ※写ってるのはセリフ起こししたやつと前作の原稿) pic.twitter.com/she69CT2Zc
— みー。*あいくるし。@7/7新刊 (@youme_neko) April 23, 2020
デジタルデータリカバリーさん(@DDR_Japan )に10年以上のデータ復旧してもらえたよ😂大切な思い出だったので嬉しい! pic.twitter.com/d03MMf9Ddx
— もか/うた@一週間分のリプしてる (@tarotantora2) April 8, 2020
対応もとても丁寧で、もしまたピンチが訪れたらこちらのデジタルデータリカバリーを利用したい。https://t.co/VdIxFRJC4R
…じゃなくて、ちゃんと細めにバックアップとってピンチが訪れないようにしたい。
— 今井大輔「パッカ」1巻発売中 (@dice_k_imai) March 6, 2020
まとめ
HDDのリカバリー方法や注意点、HDD内のデータの復旧方法からおすすめのデータ復旧業者まで紹介しました。
PCの動作不良やフリーズなどの不具合が発生しても、HDDをリカバリー(初期化)することで解消できる可能性があります。
しかし、バックアップを取り忘れたり、HDDに障害がある状態で実行してしまうと、最悪の場合データが完全に消えてしまう恐れがあるため注意が必要です。
確実にデータを取り出したい方は専門のデータ復旧業者に相談・依頼しましょう。
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