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Panasonic製機器(PC・レコーダー・カメラ・SDカード)のデータ復旧方法を解説

Panasonic製の機器(PC・レコーダー・カメラ・SDカード)を使っている時、突然故障して困ったことはありませんか?

この場合、誤った対処をしてしまうと症状が悪化し、データが完全に消失してしまう恐れがあるため、症状を確認した上で適切な対処をしなくてはいけません。

本記事では、Panasonic製の機器が故障した場合の原因や対処方法を紹介します。
 

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マクリン

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マクリン

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プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri・合同会社レイテラス代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

Panasonic製機器の種類

Panasonic製の機器には、主に以下のようなものがあります。

 

PC(レッツノート)

Panasonic製のPCには、Let’s note(レッツノート)やTOUGHBOOK、TOUGHPADなどがあります。

これらのPCに内蔵されている記憶媒体には、HDDまたはSSDが使用されています。
 

レコーダー

Panasonic製のレコーダーには、DIGA(ディーガ)があります。

保存した録画番組をスマホで外出先からも楽しむことができるなど、非常に便利な機能が備わっています。

カメラ・SDカード

Panasonic製のビデオカメラには、HC-VX992M、VZX992M、HC-WX2M/WZX2Mなどのモデルがあります。

手ごろな価格の割に高性能な機能が備わっており、国内でとても人気があります。

SDカードには、SDXC UHS、microSDHC UHSなどがあります。

データ保存機能が搭載された転送速度が高速かつ大容量といった特徴があります。

 

Panasonic製PC(レッツノート)の障害事例

Panasonic製のPCが故障した際には、以下のような症状や原因が考えられます。

Panasonic製PC(レッツノート)の障害事例
 

症状

Pnasonic製のPCが故障した際に起こるよくある症状には、以下のようなものがあります。

  • 起動しない、電源が入らない
  • 電源は入るものの、画面に何も表示されない
  • 青い画面または黒い画面が表示される
  • 電源ランプが点滅している
  • エラーメッセージが表示される
  • フリーズしている
  • 異音がする
  • データを誤って削除、フォーマットした
 

原因

上記のような症状が発生している場合に考えられる原因には様々なものがありますが、大きく分けると、「本体の故障」「システムの異常」「内蔵HDD/SSDの故障」が原因として考えられます。

PCを購入してから5~6年程経つ場合には、寿命を迎えている可能性もあります。

PCを落としたりぶつけてしまった場合には、衝撃で内蔵HDDの内部の部品に物理的な障害が発生してしまう場合があります。

飲み物をこぼしたり水に水没させてしまった場合にも、故障の原因になります。

特に、内蔵HDD/SSDに異常が発生している場合には、PCを解体して内装HDD/SSDを取り出してのデータ復旧作業が必要です。

内蔵HDD/SSDを取り出しての作業には、専用の設備や知識が無くては難しいため、データ復旧の専門業者に相談しましょう。

 

Panasonic製PC(レッツノート)のデータ復旧方法

Pnasonic製PCが故障した際には、症状や原因によって適切な対処をする必要があります。

症状別に対処方法を紹介します。

 

起動しない場合

PCが起動しない場合、以下のような対処法があります。

 

電源周り・周辺機器を確認する

電源コードや充電コードなど、電源タップの経年劣化が進行していることが原因で起動できないことがあります。

確認をして問題がある場合はすぐに交換しましょう。

また、外付けHDDやUSBメモリなどの周辺機器が繋がっていると、エラーの原因になることがあるため取り外しましょう
 

他のモニターにつなぐ

レッツノートが起動できないときは、モニターの故障が原因となっている可能性があります。

モニターの故障を確かめるには、HDMIケーブルを用いて外部モニターに接続する方法があります。

黒い画面が表示される場合

PCに黒い画面が表示される場合、以下の方法を試してみましょう。

黒い画面が用事される場合
 

BIOSを初期化する

BIOSを初期化する手順は以下の通りです。

STEP.1
PCの電源を切った状態でキーボード上の「F2」キーを押しながらPCを起動する
STEP.2
Aptioセットアップユーティリティが起動したら、キーボード上の「←」キーを押し、「終了」に移動する
STEP.3
キーボード上の「↓」キーを複数回押し、「デフォルト設定」を選択した状態で「Enter」キーを押す「デバイスとドライブ」リスト内から「修復を行うハードディスク」を右クリックする
STEP.4
「デフォルト値をロードしますか?」と表示されたら、「Enter」キーを押す
STEP.5
「設定を保存して再起動」が選択された状態になったら、「Enter」キーを押す
STEP.6
「設定の変更を保存して終了しますか?」と表示が出たら、「Enter」キーを押す

CMOSを初期化・交換する

CMOSとは、BIOSの設定を記憶しておくことができるもので、これを初期化・交換することで起動できるようになることがあります。

CMOSが電池切れの場合、電池を交換することで不具合が解決できる可能性があります。

しかし、CMOSを取り出すには機器をある程度解体しなければなりません。

そのため、難しいと感じる場合は、専門業者に相談しましょう。

ブルースクリーンが表示される場合

PCにブルースクリーンが表示される場合、以下の方法を試してみましょう。

ですが、物理的な障害が発生している場合にはさらに状態を悪化させたり、原因が他にある場合にはこれらの方法を試しても解決しない場合があるので、自己責任で行うようにしましょう。

スタートアップ修復を実行する

スタートアップ修復の手順は、「詳細オプション」から「スタートアップ修復」をクリックするだけで実行できます。

スタートアップ修復は、起動に失敗した直後に自動で行われますが、詳細オプションから再び行うことも可能です。

ですが、スタートアップ修復は、PCに負担がかかるため、繰り返し行わないようにしましょう。

セーフモードを起動する

セーフモードを起動する手順は以下の通りです。

STEP.1
「詳細オプション」をクリックする
STEP.2
「オプションの選択」という画面が表示されたら、「トラブルシューティング」に進む
STEP.3
「トラブルシューティング」から「詳細オプション」に進む
STEP.4
「詳細オプション」から「スタートアップ設定」に進む
STEP.5
「スタートアップ設定」から「再起動」に進む
STEP.6
キーボード上で「4」を選択し、「4)セーフモードを有効にする」をクリックする

コマンドプロンプトで修復する

コマンドプロンプトで修復する手順は以下の通りです。

STEP.1
「スタートボタン」を右クリックし、「Windows Power Shell」を選択する
STEP.2
ユーザーアカウント制御画面から「はい」をクリックする
STEP.3
「Power Shellウィンドウ」が表示されたら、コマンド「sfc / scannow」を入力し、「Enter」を押す

システムの復元を実行する

システムの復元を実行する手順は、「詳細オプション」から「システムの復元」をクリックするだけで実行できます。

なお、システムの復元は、あらかじめ有効にしていなければ実行できないため、注意してください。

上記の対処法を試してもブルースクリーンが解決しない場合には、データ復旧の専門業者に相談することをおすすめします。
 

電源ランプが点滅している場合

電源ランプが点滅している場合は、ランプの色によって対処法が異なります

赤色に点滅している

電源ランプが赤色に点滅している場合、バッテリーが劣化している可能性が高いです。

そのため、バックアップを忘れずにとり、新しいものに交換しましょう。

交換して間もないときは、バッテリーが原因ではなく電源システムが故障している可能性があるため、すぐに修理・交換することをおすすめします。

オレンジ色に点滅している

電源ランプがオレンジ色に点滅している場合、PC内部が電力不足になっている可能性が高いです。

まずは電源不足を解消する必要がありますが、その際はアプリを閉じて周辺機器を取り外すようにしましょう。

緑色に点滅している

電源ランプが緑色に点滅している場合、熱爆走や長時間の使用により消費電力を抑制している状態です。

そのため、PCの使用や通電を停止し、放電するようにしましょう。

これで解決しない場合には、データ復旧の専門業者に相談しましょう。

 

Panasonic製レコーダーの障害事例

Panasonic製のレコーダーが故障した際には、以下のような症状や原因が考えられます。

Panasonic製レコーダーの障害事例
 

症状

Pnasonic製のレコーダーが故障した際に起こるよくある症状には、以下のようなものがあります。

  • 電源が入らない・起動しない
  • HDDが認識されない
  • 本体表示窓にエラーコードが表示される
  • 「アクセスできません」などのエラーが表示される
  • HDDから異音がする
  • データを誤って削除、フォーマットした
 

原因

上記のような症状が発生している場合には、内蔵されているHDDに物理的な障害やファイルシステムの破損が発生している可能性があります。

レコーダーに内蔵されてるHDDは、単体のHDDとは対処法も異なるため、注意が必要です。

データを安全に取り出したい場合には、データ復旧の専門業者に相談しましょう。

Panasonic製レコーダーのデータ復旧方法

Pnasonic製レコーダーが故障した際には、以下のようなデータ復旧方法があります。

Panasonic製レコーダーのデータ復旧方法
 

他の機器にデータ移行する

Panasonic製レコーダーのDIGAは、保存している録画データを外部入力を使用して他の機器と接続し、データ移行することが可能です。

他の機器にデータ移行する手順は以下の通りです。

STEP.1
他のDIGAのビデオ出力と元のDIGAの外部入力を映像・音声コードで接続する
STEP.2
テレビの電源を入れ、元のDIGAとの接続に合わせて入力を「HDMI1」などに切り替える
STEP.3
元のDIGAの電源ボタンを押し、映像を映す
STEP.4
他のDIGAの電源ボタンを押し、電源を入れる
STEP.5
「録画モード」ボタンを押し、「決定」ボタンを押す
STEP.6
他のDIGAの方でダビングする録画データを再生し、テレビ画面に映像が再生されていることを確認する
STEP.7
元のDIGAの方で、ダビングを開始する場面で「ワンタッチ予約/録画」ボタンを押す
STEP.8
ダビングの終了方法を設定するため、「停止ボタンを押すまで」を選択し、「決定」ボタンを押す
STEP.9
ダビングを終了する場面で「停止」ボタンを押す
STEP.10
他のDIGAの方で番組の再生を停止する
 

データ復旧業者に依頼する

レコーダーのデータ復旧の難易度は、他の機器と比べ難易度が高いです。

そのため、レコーダーからデータを取り出したい場合には、データ復旧の専門業者に依頼した方が良いです。

レコーダーのデータ復旧の難易度が高い理由は、記録されたデータの著作権の関係上、データがすべて暗号化されるため、他の機器における復旧作業が通用しないためです。

そのため、データ復旧が可能なデータ復旧業者も少ないので、依頼する際には事前に復旧実績があり対応可能な業者であるかを確認しましょう。

Panasonic製ビデオカメラ・SDカードの障害事例

Panasonic製のビデオカメラ・SDカードが故障した際には、以下のような症状や原因が考えられます。

Panasonic製ビデオカメラ・SDカードの障害事例
 

症状

Pnasonic製のビデオカメラ・SDカードが故障した際に起こるよくある症状には、以下のようなものがあります。

  • 電源が入らない
  • データを読み込まない
  • エラーメッセージが表示される
  • 上書き保存してしまった
  • データを誤って削除、フォーマットした
 

原因

ビデオカメラには、SDカードを使用してデータを保存している場合が多いですが、ビデオカメラ事態にデータを保存している場合もあるため、注意が必要です。

上記のような症状が発生している場合、SDカードが寿命を迎えている可能性があります。

SDカードには、データの書き換え回数に上限があり、上限に達すると寿命を迎えます。

また、内蔵のSDカードに不具合が発生した状態で撮影を続けると、データが上書きされてしまいます。

こうなると、取り出したいデータの復旧が難しくなる可能性が高くなります。

不具合を感じたら、使用し続けないでください。

Panasonic製ビデオカメラ・SDカードのデータ復旧方法

Pnasonic製ビデオカメラ・SDカードが故障した際には、以下のようなデータ復旧方法があります。

Panasonic製ビデオカメラ・SDカードのデータ復旧方法
 

復元ソフト・アプリを使用する

ビデオカメラやSDカードのデータは、データを削除またはフォーマットしてしまった場合、復元ソフトやアプリで復旧できる可能性があります。

ですが、復元ソフトやアプリには復旧できる範囲やデータが限られているため、データを復旧できない可能性もあります。

この点を理解した上で、自己責任で行うようにしましょう。

また、エラーが表示されている場合や物理的な障害がある場合には、自力で対処できる範囲を超えており、復元ソフトを使用することでさらに状態を悪化させ、データを取り出せなくなってしまう可能性が高くなります。

安全かつ確実にデータを取り出したい場合には、データ復旧の専門業者に依頼しましょう。
 

データ復旧業者に依頼する

データを安全かつ確実に取り出したい、自力で対処できる範囲を超えている場合には、データ復旧業者に依頼することが最善策です。

むやみに自力でデータを復旧しようとすると、状態を悪化させ、データを二度と取り出せなくなる危険性があります。

しかし、豊富な知識と経験を有する専門復旧業者であれば、迅速かつ確実にデータを復旧することが可能なのです。

データを安全に取り出したい場合には、データ専門復旧業者へ相談しましょう。

Panasonic製機器のデータ復旧をする際の注意点

Panasonic製の機器のデータを復旧する際の主な注意点は以下の4つです。

 

フォーマットしない

機器に不具合が生じており、データを読み込めない状況になると、「フォーマットしますか?」と表示されることがあります。

フォーマットしてしまうと、データが見られなくなってしまうので、フォーマットしないでください。
 

通電し続けない・電源のON/OFFを繰り返さない

不具合が生じた機器を通電し続けると、データが上書きされて取り出したいデータの復旧が難しくなる可能性が高くなります。

データの破損につながる恐れもあるため、通電は控えてください。

また、電源のON/OFFを繰り返すと、機器に大きな負荷がかかるため、状態がさらに悪化してしまう可能性があります。
 

システムの復元を行わない

「システムの復元」という機能を使うことで、問題が解決できることがあります。

ですが、「システムの復元」は、バックアップした時点に戻る作業であるため、それ以降のデータは削除されてしまいます。

バックアップを取っていない部分のデータを取り出したい場合には、システムの復元は行わないように注意してください。
 

自力でHDDを開封しての作業を行わない

HDDが内蔵されている機器の場合、内蔵のHDDに不具合の原因がある場合があります。

ですが、HDDを開封して自力で復旧作業を行うことは絶対に辞めてください。

HDDを開封しての作業は、専用の設備が整った環境で行う必要があります。

そのため、自力でHDDを開封してしまうと、HDD内部のデータを記録している部品に空気中のホコリやチリが付着し、さらに状態が悪化し、二度とデータを取り出せなくなってしまう恐れがあります。

こうなってしまうと、データ復旧業者に相談しても、データを取り出すことができなくなることもあるため、HDDを開封しての作業は自力で行わないでください。

おすすめのデータ復旧業者

専門のデータ復旧業者は国内に100社以上存在しています。

本章では、中でも選りすぐりの1社を紹介します。

選定基準は以下のとおりです。

おすすめデータ復旧業者の選考POINT
  • クリーンルームなどの設備が整っているか
  • セキュリティ管理が徹底されているか
  • 高い技術力・実績があるか

それでは、くわしく見ていきましょう。

デジタルデータリカバリー

デジタルデータリカバリーは、14年連続国内売上No.1の国内最大級のデータ復旧・復元業者です。

復旧率も95.2%と業界最高水準をほこり、外付けHDDの復旧実績も多数あるため、技術力は申し分ないといえます。

また、復旧スピードも非常に速く、最短当日かつ約80%が48時間以内に復旧されるというのも大きな魅力です。

相談・見積もりも無料で行えるため、まずは最大手のデジタルデータリカバリーへ相談するのがよいでしょう。

SNS上でも、実際に利用して復旧できたユーザーの声が多く、信頼できるサービスであることが分かります。

 

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まとめ

本記事は、Panasonic製の機器が故障した場合の原因や対処方法について解説しました。

機器によって対処方法が異なるため、症状や原因を確認し、適切に対処する必要があります。

自力での対処が不安な場合や、対応できる範囲を超えている場合には、それ以上手を加えず、データ復旧の専門業者に相談しましょう。

業者によって、対応できる機器の種類や設備・技術力が異なるため、あらかじめその点を確認した上で、相談するようにしましょう。
 

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