妻にYouTube編集をお願いしているマクリン( @Maku_ring)です。
動画編集を円滑にこなすなら、ゲーミングノートPCレベルのグラフィックスを搭載するモデルでないと厳しいものがあります。
ただし、そのクラスになると価格が20万円をゆうに超えるものがほとんどで、なかなかおいそれと手が届きません。
その点ドスパラで販売されている「raytrek R5-AA6」であれば、ゲーミングでも充分通用するGPUを搭載しつつ、税込み19万円台におさめています。
第11世代のCore i7-12700Hにくわえ、グラフィックスはRTX3060に16GBメモリ採用と、ゲーミングとしてもミドルスペック。
価格をよりおさえたい人にはraytrek G5-TAもありますが、クリエイターノートPCとしてしっかり使うなら本機がおすすめです。
そんなわけで本記事は「raytrek R5-AA6をレビュー!RTX3060搭載で動画編集も快適にこなすドスパラの15.6型ノートPC」について書いていきます。
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raytrek R5-AA6のスペック
ドスパラで販売されている「raytrek R5-AA6」は、15.6型のクリエイター向けノートPCです。
モバイルは左スライドで全表示
製品名 | サードウェーブ「raytrek R5-AA6」 |
---|---|
CPU | Intel Core i7-12700H(2.3GHz) |
GPU | GeForce RTX 3060 6GB |
液晶 | 15.6インチ |
解像度 | フルHD(1920 x 1080) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB(PCIe SSD) |
生体認証 | 顔認証 |
端子 | USB-C x 1(Thunderbolt 4・DisplayPort Alt Mode)/USB-A x 3(USB 3.2 Gen1 x 2 / USB3.2 Gen2 x 1)/HDMI 2.1/マイク入力 x 1/ヘッドフォン出力 x 1/SDカードリーダー |
バッテリー | 非公開 |
質量 | 約2.0kg |
raytrek R5-TA5との主な違いが、GPUが「RTX 3050 4GB」から「RTX 3060 6GB」にアップしていることと、USB-CがThunderbolt 4に対応したことです。
外観
本体カラーはドスパラおなじみの光沢感あるグレーで、ロゴのみがオンされたシンプルなデザインです。
サイズ・重量
サイズは幅359 x 奥行244mmで、B4サイズよりひと回り小さいものの、15.6型では標準的なサイズです。
厚さは約22〜24mmであり、R5-TA5より3mm分厚いものの、こちらも標準的。
重量は約2.0kgであり、性能を踏まえるとそこそこ軽量に仕上がっています。
液晶ディスプレイ・スピーカー
raytrek R5-AA6のディスプレイは1920 x 1080ドットのフルHDであり、高い色域と輝度をそなえています。
ベゼルの横幅が約6.5mm、縦幅が約9mmと狭く、視認性にすぐれています。
視野角も広く、ノングレア(非光沢)液晶なので映り込みもありません。
ディスプレイの上枠には、Windows Hello顔認証に対応するIRカメラ(HD対応WEBカメラ)が付いています。
キーボード
raytrek R5-AA6のキーボードは剛性が高く、raytrek R5-TA5と同様、配列のクセもありません。
キーピッチは19mm、キーストロークは1.4mm確保され、入力しやすさに配慮しています。
LEDバックライトも付いているので、暗所での作業も無問題。
全面単色ではあるものの、バックライトの色を変えることもできます。
タッチパッドの横幅は約11.5cmであり、作業性は高いです。
インターフェース
raytrek R5-AA6のポートは背面にもあり、ポート数はそれなりに豊富。
しかもUSB-CがThunderbolt 4にも対応しているのはポイント高いです。
右側面には左からSDカードリーダーとUSB-A x 2(USB 3.2 Gen1)があります。
左側面にはUSB-A(USB3.2 Gen2)、マイク入力端子、ヘッドフォン出力端子があります。
背面にはUSB-C(Thunderbolt 4・DisplayPort Alt Mode)とHDMI、LANポートと電源端子が付いています。
raytrek R5-TA6の各種ベンチマーク結果
raytrek R5-AA6のSSD・CPU・GPU性能を測るべく、各種ベンチマーク結果を紹介します。
SSD
ストレージにはHDDでなく、読み書きの速いPCIeベースのSSD(1TB)を採用しています。
- HDD(Hard Disk Drive) ディスク型の記録デバイス
- SSD(Solid State Drive) フラッシュメモリ(USBメモリの中身)の大型版
ベンチマークソフト「Crystal Disk Mark」にて、読み込み/書き込み速度を測定したところ、かなり速い値を示していました。
CPU
CPUは第12世代のIntel Core i7プロセッサー(i7-12700H)、GPUにはGeForce RTX 3060 6GBを搭載しています。
CPU性能を測る「CINEBENCH R20」では3,500以上あり、ゲーム・動画編集もこなせるだけあり、かなり高い値でした。
グラフィックス
GPUは、ミドルクラスのゲーミングノートにも使われるRTX 3060だけあり、RTX 3050搭載のraytrek R5-TA5と比べても優秀なスコア。
クリエイティブ
Adobe Premiere Pro CCにて、11分12秒のフルHD動画を「H264形式・YouTube 1080p フルHDのプリセット」で書き出したところ、約1分7秒でした。
Core i7-12700HとRTX 3060の組み合わせは強力で、スピーディーな書き出しを実現してくれました。
CPU / GPU | 書き出し時間 |
---|---|
Core i5-11400H / GTX 1650 | 2分5秒 |
Core i7-11800H / GTX 1650 | 1分57秒 |
Core i7-11370H / RTX 3050 Ti | 1分45秒 |
Core i7-11800H / RTX 3050 | 1分40秒 |
Core i7-11800H / RTX 3060 | 1分24秒 |
Core i7-12700H / RTX 3060 | 1分7秒(本機) |
ゲームベンチマーク
ゲーミングモデルではありませんが、参考のためゲームのベンチマークスコアを確認してみました。
本機には「オフィス」「ゲーム」「ターボ」という3つのモードが用意され、電源ボタンの左にあるボタンを押すたびに、簡単に切り替えられます。
軽めのドラゴンクエストXでは、最高品質でもなんと2万超えを記録!
中程度の「ファイナルファンタジー14 暁月のフィナーレ」では最高品質・高品質・標準品質すべてで「非常に快適」というハイスコア。
重めのゲームの「ファイナルファンタジー15」でも最高品質で「快適」、高品質で「とても快適」という評価でした。
raytrek R5-AA6は、性能も抜かりなく、動画編集を快適にこなせるノートPCです。
raytrek R5-AA6レビューまとめ
本記事は「raytrek R5-AA6をレビュー!RTX3060搭載で動画編集も快適にこなすドスパラの15.6型ノートPC」について書きました。
raytrek R5-AA6は、ゲーミングでも充分通用するGPUを搭載しつつ、税込み19万円台におさまるクリエイター向けノートPCです。
第12世代Intel Core i7にくわえ、RTX3060と16GBメモリ採用で、クリエイター向けにぴったり。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
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