どうも、出張貧乏のマクリン( @Maku_ring)です。
出張時に必ずもっていくのはモバイルバッテリーですが、宿泊先のホテルで意外と困るのがネット環境。
僕は有線LANに対応していないノートPC(というかMacBook)を持ち歩くため、ホテルが古くてWi-Fiを備えていなかったりすると、その瞬間にPC作業がジ・エンドになります。
あるいはWi-Fiが付いていても、高層階で低速だったりすることも数知れず……。
なので意外と重宝するのが、有線LANをWi-Fi化するトラベルルーターです。
それと合わせて、もう一個あると便利なのがFile Hub。
別名をワイヤレスカードリーダーともいい、写真や動画などの大容量ファイルを扱うときに役立つデバイスです。
出張時に便利なマクリン的三種の神器、モバイルバッテリー・トラベルルーター・ファイルハブ。
これらの機能がひとつになった究極の便利アイテムが、RAVPowerよりリリースされました。
RAVPowerの「FileHub RP-WD009」は、最大8.4時間(2.4GHz帯)という最長クラスの連続使用が可能なワイヤレスカードリーダーというだけではありません。
その大容量を活かし、6,700mAhのモバイルバッテリーとしても使用可能です。
さらに本体にLANケーブルを接続することで、有線ネット環境をWi-Fi環境に変えるルーター機能も備えています。
そんなわけで本記事は「【RAVPower FileHub RP-WD009レビュー】モバイルバッテリーとルーター機能搭載のワイヤレスカードリーダー」について書いていきます。
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RAVPower FileHub RP-WD009の外観と付属品
RAVPowerの「FileHub RP-WD009」は、ファイルハブ・Wi-Fiルーター・モバイルバッテリーと、大きく3つの機能をもつワイヤレスカードリーダーです。
これだけ多機能でありながら、サイズは約113 x 76 x 25mmとハンディサイズにおさまっています。
表面にはインジケータを備え、各状態が分かるようになっています。
- インターネットインジケータ ネットの接続
- Wi-Fiインジケータ Wi-Fiの接続
- 5Gインジケータ 5Gの接続
- SDカードインジケータ SDカードの挿入
- バッテリーインジケータ バッテリーの状態
右側面には電源ボタン、左側面にはWi-Fi切替ボタン(2.4Ghz/5GHz)・SDカードスロット・SD to USBバックアップボタンが付いています。
天面にはポート類があり、それぞれUSBタイプA(デバイス充電/USB接続用)とタイプC(本体充電用)、LANポートを備えています。
同梱品はFileHub RP-WD009本体とUSB-Cケーブルです。
RAVPower FileHub RP-WD009の3つの機能
FileHub RP-WD009は、モバイルバッテリー・ファイルハブ(ワイヤレスカードリーダー)・Wi-Fiルーターという、3つの機能をもっています。
1. モバイルバッテリー機能
FileHub RP-WD009は、モバイルバッテリーとしても優秀です。
その容量は6,700mAhであり、iPhone 11 Proなら約1.5回分充電できる大容量です。
出力アンペア数を計測した結果、スマホが急速充電できる1A以上の出力がしっかり出ていました。
2. ファイルハブ(ワイヤレスカードリーダー)機能
FileHub RP-WD009は、USB-AにHDD/SSD/USBメモリ、SDカードリーダーにSDカードを挿すことで、ワイヤレスカードリーダーとして使うことができます。
使い方は簡単です。
SDカードとUSBドライブの連携も優秀。
SD側の容量が少なくなった際に、ボタンひとつでSDカードからUSB側にコピーできるワンキーバックアップの機能をもっています。
僕は、スマホに保存できない大容量の動画ファイルを扱うときに、ワイヤレスカードリーダーの機能を重宝しています。
mp4などの重いファイルでも、スマホからスムーズに再生できます。
参考 マクリンのおすすめガジェットYouTube
フォルダあるいはファイルごとのコピーペーストも直感的に行うことができ、外部メディア間あるいはスマホへの転送も可能です。
また、アプリ内のカメラ機能を使うことで、撮った写真はSDカードにそのまま自動保存されます。
さらにPCに「10.10.10.254」アドレスを入力することで、ブラウザからFileHub RP-WD009内のファイルにアクセスし、スマホと同様の操作ができます。
3. Wi-Fiルーター機能
FileHub RP-WD009は、Wi-Fiルーターの機能も持ち合わせています。
その中でもさらに3つのルーターモードを搭載している多機能ぶり。
- アクセスポイントモード 有線ネットワークをWi-Fi化
- ルーターモード ルーターとして使用
- ブリッジモード 複数端末がRP-WD009経由でネット接続
まずはWi-Fi未対応の環境下、あるいは低速時に大活躍するアクセスポイントモード。
2ステップだけで接続できます。
あとはFileHub RP-WD009のWi-Fiネットワーク「RAVPower FileHub-2G-xxxx」が、有線をWi-Fi化したものなので、スマホ・PCのいずれからでも接続できます。
SSIDの変更やセキュリティの変更・速度測定も可能となっています。
次にルーターモード。
その名のとおり、FileHub RP-WD009をモデムに接続することで、ルーターとして使用することができるモードです。
こちらも設定方法はシンプル。
あとはブリッジモードといって、既存のWi-FiをFileHub RP-WD009のネットワーク名に変更するモードも備えています。
さらに自宅や外出先から、FileHub RP-WD009のネットワークに接続している機器(5台まで)に、ブラウザ経由でアクセスできるDLNA機能まで備えています。
手のひらサイズの一台に機能てんこ盛り。
FileHub RP-WD009は、ストレージやネットワーク環境など複数の問題を一気に解決できる、マルチデバイスです。
RAVPower FileHub RP-WD009レビューまとめ
本記事は「【RAVPower FileHub RP-WD009レビュー】モバイルバッテリーとルーター機能搭載のワイヤレスカードリーダー」について書きました。
「FileHub RP-WD009」は、モバイルバッテリー・ワイヤレスカードリーダー・ルーター機能がいずれも高いレベルで仕上げられ、複数のデバイスがこれ一台にギュッと凝縮されています。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。