どうも、iPhone 14 Proユーザーのマクリンです。
iPhoneのようなMagSafe対応デバイスに欠かせないのが、背面のマグネットにくっつけて充電できるワイヤレスモバイルバッテリー。
さまざまなバッテリー容量がある中で僕のおすすめは、10,000mAhクラスのモバイルバッテリーです。
5,000mAhだと軽いけど容量が心もとない、だからといって20,000mAhだと大きくて重いユーザーにぴったりの絶妙な容量となっています。
そんな10,000mAhのモバイルバッテリーでも、シンプル設計で使いやすいMagSafe対応モデルが「Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)」です。
同じく10,000mAhのMagSafe対応バッテリー「Anker 633 Magnetic Battery(MagGo)」の下位モデルにあたり、スタンドは搭載してないものの、価格がその分安いです。
リーズナブルとはいえ、ワイヤレス充電パッド以外に最大20WのUSB-Cと最大18WのUSB-Aもつき、通常のモバイルバッテリーとしても使い勝手は優秀。
そこで本記事は本機の外観と特徴を述べた後、各ポートの出力面を紹介していきます。
- バッテリー容量が10,000mAh
- パススルー充電対応
- USB-Cが最大20W出力対応
- 3台同時充電可能
- 合計出力が最大12Wと控えめ
- ワイヤレス出力が最大7.5W
- スタンド非搭載
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Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)の外観と付属品
「Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)」は、iPhone約2回分の充電に対応する、10,000mAhのMagSafe対応モバイルバッテリーです。
製品名 | Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000) |
---|---|
サイズ | 約107 x 70 x 18mm |
重さ | 約206g |
バッテリー容量 | 10,000mAh |
出力ポート数 | 3(マグネットワイヤレス / USB-C x 1 / USB-A x 1) |
入力ポート数 | 1(USB-C x 1) |
出力(USB-C) | 5V 3A / 9V 2.22A(最大20W) |
出力(USB-A) | 5V 3A / 9V 2A(最大18W) |
ワイヤレス出力 | 最大7.5W |
合計出力 | 最大12W |
入力(USB-C) | 5V 3A(最大15W) |
カラーはブラック・ホワイトのみとシンプルな構成。
背面には「ANKER」のロゴがオンされ、存在感を放っています。
表面には最大7.5Wのマグネット式ワイヤレス充電パッドを搭載しています。
充電パッドの表面はさらりとした触感でグリップ性はないものの、マグネットで基本くっ付くので問題ありません。
底面には電源ボタンとUSB-Aポート、側面にはUSB-Cポート(入出力対応)をそなえています。
電源ボタンを押すと、一番左のインジケーターでワイヤレス充電状態(青だとオン)、その右にある3つの白インジケーターでバッテリー残量が分かります。
サイズは約107 x 70 x 18mmのハンディサイズで、名刺ケースや上位モデル「Anker 633 Magnetic Battery(MagGo)」とほぼ同じくらいです。
重量は約203gでAnker 633 Magnetic Battery(MagGo)よりやや軽いです。
ただその分、Anker 633 Magnetic Battery(MagGo)に搭載のスタンドはついておらず、よりシンプルな設計となっています。
付属品は本体とUSB-C & USB-A ケーブル(0.6m)です。
USBC-C to CケーブルやLightningケーブルは付いてないので、別途買うなら「Anker 543 エコフレンドリー USB-C & USB-C ケーブル」や「Anker 541 エコフレンドリー USB-C & ライトニング ケーブル」がおすすめです。
Anker 633 Magnetic Battery(MagGo)との比較
同じく10,000mAhクラスの上位モデル「Anker 633 Magnetic Battery(MagGo)」とスペック比較してみました。
製品名 | Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000) |
Anker 633 Magnetic Battery(MagGo) |
---|---|---|
サイズ | 約107 x 70 x 18mm | 約107 x 66 x 18mm |
重さ | 約206g | 約219g |
出力ポート数 | 3(マグネットワイヤレス / USB-C / USB-A) | 3(マグネットワイヤレス / USB-C / USB-A) |
入力ポート数 | 1(USB-C) | 1(USB-C) |
USB-C出力 | 最大20W | 最大20W |
USB-A出力 | 最大18W | 最大18W |
ワイヤレス出力 | 7.5W | 7.5W |
入力 | 最大15W(USB-C) | 最大20W(USB-C) |
合計出力 | 最大12W | 最大18W |
スタンド | ||
パススルー充電 | ||
価格 | 6,990円 | 7,990円 |
Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)はスタンド非搭載である以外、上位モデルとスペック上はほとんど変わらないものの、本体の入力ワット数と合計出力が低くおさえられています。
その代わり、価格は千円安くなっています。
したがって、スタンド機能より価格を重視するなら本機、多少高くなっても充電時の使い勝手に重きを置くならAnker 633 Magnetic Battery(MagGo)がおすすめです。
Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)のレビュー
Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)の特徴を紹介していきます。
最大7.5Wのワイヤレス充電に対応
Anker 334 MagGo Batteryは、MagSafe対応iPhone(12以降)/ Qi対応スマホ / Qi対応イヤホンの充電に対応するワイヤレス充電パッドを搭載しています。
充電パッドにMagSafe対応iPhoneをもっていくだけで、磁力でくっ付いて充電がスタートします。
約950gの荷重に耐える強力マグネットを搭載しているので、バッテリーを振ってもズレ落ちるといったようなことはありません。
サイズ感はProだと横に若干大きく、miniだとバッテリーが少しはみ出すくらいです。
Qi対応イヤホンやAndroidスマホだとマグネット吸着できませんが、ワイヤレス充電はできます。
AirPods Pro 2だとマグネット吸着しながら充電できるので便利。
ワイヤレス出力は最大7.5Wと高速ワイヤレス充電(15W)の半分なので、満充電まで4時間程度かかります。
最大20Wの有線充電とパススルー充電に対応
バッテリー本体はUSB-Cポートから充電でき、最大15W入力に対応しています。
パススルー充電にも対応し、本体充電 + ワイヤレス充電に対応しています。
USB-Cポートを介した有線充電も可能で最大20W出力までサポートしているので、スマホの急速充電が可能です。
USB-Aポートの有線充電でも最大18W出力に対応しているので、こちら側でもスマホまで急速充電できます。
最大3台同時充電に対応
複数ポート利用時は最大12Wに制限されるので、スマホを2台充電した場合、通常充電になる可能性があります。
3台同時充電も可能ではあるものの、USB-A側の出力がかなりしぼられるので、スマホ + イヤホン(スマートウォッチ)x 2台の組み合わせでないと厳しいでしょう。
Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)はこんな人におすすめ
Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)は「10,000mAhのiPhone対応ワイヤレスモバイルバッテリーが欲しい人」におすすめです。
スタンドはついていませんが、USB-CとAを搭載し、パススルーに対応していて使い勝手は優秀。
ただし、複数ポート利用時の出力は低いので、スタンド機能や出力を求めるならAnker 633 Magnetic Battery(MagGo)のほうがおすすめです。
Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)レビューまとめ
本記事ではAnker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)をレビューしました。
ワイヤレス充電パッド以外に最大20WのUSB-Cと最大18WのUSB-Aもつき、通常のモバイルバッテリーとしても使いやすくできています。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
- バッテリー容量が10,000mAh
- パススルー充電対応
- USB-Cが最大20W出力対応
- 3台同時充電可能
- 合計出力が最大12Wと控えめ
- ワイヤレス出力が最大7.5W
- スタンド非搭載