どうも、Anker大好きマクリン( @Maku_ring)です。
このたびAnkerのプロジェクターブランド、Nebulaの新製品発表会「Nebula Touch&Try Event」に参加してきました。
アンカー・ジャパン株式会社の取締役COOであり、社内随一のツイ廃とお噂の猿渡さん(@endoayumu)から、最新の取り組み状況についてお話しいただきました。
そこで本記事は、2020年冬以降にリリースされるAnkerのプロジェクター新製品を紹介していきます。
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Ankerのプロジェクター新製品紹介
Ankerはモバイルガジェットだけでなく家電にも進出し、総合家電メーカーへと年々近づきつつあります。
中でもロボット掃除機「Eufy RoboVac L70 Hybrid」やコードレス掃除機「Eufy HomeVac S11 Go」は優秀で、専門メーカーが作ったものに匹敵する完成度の高さでした。
毎回良い意味で予想を裏切ってくるAnkerですが、進化が著しいのはプロジェクターです。
プロジェクター1台でTV・動画ビューワー・スピーカーの機能を持ち、もはやエンタメデバイスとして欠かせないものとなりつつあります。
すでにレビューしているものもありますので、その写真も交えながら、これから発売するプロジェクターを紹介していきます。
製品名 | サイズ | 重さ | 動画再生時間 | 明るさ | 解像度 | スピーカー | OS | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
モバイルプロジェクター 「Nebula Capsule II」 |
約150 x 80 x 80mm | 約740g | 3時間 | 200ANSIルーメン | 1280 x 720画素 | 8W | Andoroid TV 9.0 | 59,800円 |
ホームプロジェクター 「Nebula Solar」 |
約192 x 192 x 59mm | 約1.0kg | – | 400ANSIルーメン | 1920 x 1080画素 | 6W(3W x 2) | Andoroid TV 9.0 | 69,800円 |
モバイルプロジェクター 「Nebula Vega Portable」 |
約192 x 192 x 59mm | 約1.4kg | 3時間 | 500ANSIルーメン | 1920 x 1080画素 | 8W(4W x 2) | Andoroid TV 9.0 | 79,800円 |
ホームプロジェクター 「Nebula Cosmos」 |
約290 x 198 x 91mm | 約2.0kg | − | 900ANSIルーメン | 1920 x 1080画素 | 20W(10W x 2) | Andoroid TV 9.0 | 79,980円 |
ホームプロジェクター 「Nebula Cosmos Max」 |
約351 x 249 x 99mm | 約3.6kg | − | 1500ANSIルーメン | 3840 x 2160画素 | 40W(10W x 4) | Andoroid TV 9.0 | 179,980円 |
Nebula Capsule II
世界初のAndroid TV 9.0搭載プロジェクターとして大ベストセラーとなった「Nebula Capsule II」。
プロジェクター・動画再生・スピーカーとマルチにこなすコンパクトモデルですが、ここに来て新たなニュースが飛び込んできました。
それがアイ・オー・データの録画テレビチューナーとの連携です。
対象となるのは、Android TV 9.0を搭載する「Nebula Capsule II」「Cosmos」「Cosmos Max」の3製品。
スマホ専用アプリ「REC-ON Cast」をダウンロードすれば、チューナーを介したTV番組をスマホに映し出せて、キャスト機能でスマホ画面をプロジェクターから投影できるというものです。
チューナーにUSBハードディスクを接続すると、番組録画も可能となります。
プロジェクター内蔵のアプリでTV番組を投影できるわけではないものの、番組操作はスマホで完結するので、操作面でやりづらさは感じませんでした。
アイ・オー・データのチューナーは、シングルチューナー「GV-NTX1A」、トリプルチューナー「HVTR-BCTX3」の2種類です。
番組を録画しながら裏番組視聴をしたい、あるいは2番組以上の録画が重なるケースもありますので、シングルチューナーは実用面で少々厳しいかもしれません。
録画機能を使い倒すなら、トリプルチューナーがおすすめです。
Nebula Solar / Vega Portable
Nebula CapsuleとCosmosシリーズの間をつなぐミドルスペックのプロジェクターとして、「Nebula Solar」と「Nebula Vega Portable」が2021年初春に新たに登場します。
いずれもミドルとはいいつつ、解像度はフルHDでOSはAndroid TV 9.0搭載と、おさえるべきところはしっかりおさえたモデルに仕上がっています。
Nebula Solarは電源駆動のホームプロジェクターで、明るさ400ANSIルーメン、3W x 2機搭載の6Wスピーカーと、必要十分なスペックをそなえています。
Nebula Solarで驚いたのは自動台形補正機能。
これまでのモデルは垂直方向が自動補正であるものの、水平方向は手動だったため、Nebula Solarもそうなのかと思いきや、ヨコ方向にも自動補正を搭載していました。
それから動画のきれいさ。
フルHD以上のプロジェクターを所持しているので、フルHDのイメージはおおよそ理解していたのですが、Nebula Solarは投影サイズとのバランスが良いのか、とても鮮明に見えました。
この2点に驚いている様子が動画にちょうどおさまっていたので、くわしくはこちらを参考ください。
Nebula Solarでも充分な明るさと解像度ですが「プロジェクターを持ち運びたい」「電源のない場所でも投影したい」という人にはNebula Vega Portableがおすすめです。
同社のモバイルプロジェクターでは最高スペックの500ANSIルーメンかつ8Wスピーカーで、バッテリーだけで3時間の連続再生を可能としています。
Nebula Cosmos / Cosmos Max
2020年11月20日に発売するホームプロジェクター「Nebula Cosmos」と「Nebula Cosmos Max」は、同社のプロジェクターで最上級クラスの映像と音響を楽しめる製品に仕上がっています。
明るさもダントツで、Cosmosは900ANSIルーメン、Cosmos Maxは驚異の1500ANSIルーメンをほこり、昼すぎですらくっきり観ることができます。
解像度にいたっては、Cosmos Maxは4Kと超高精細で、ルビ打ちの細かい読みがなでもしっかり視認可能です。
また音響面も他モデルと一線を画し、Dolby Digital Plus / Sound Dimension搭載で、360°に広がる没入感あるサウンドを実現しています。
それからなにより心を掴まれたのが映像の鮮明さで、Cosmos Maxは特に4K HDR対応なので、微細な部分もきれいに表現できていました。
驚くべきは音響の良さで、10W x 4機搭載の40Wスピーカーはパワフルかつ音の解像度と立体感がずば抜けていました。
それから当たり前ですが、映像はべらぼうにきれいで、水のなめらかや草木の鮮明さも現地にいるかのごとく、再現度高く表現していました。
Ankerのプロジェクター新製品まとめ
本記事は「【さらに進化】Ankerのスマートプロジェクター「Nebula」新製品発表会に参加!」について書きました。
これまでの新製品発表会とは異なり、Nebulaにしぼった発表会で比較的こじんまりとしていましたが、そのおかげで社員さん達としっかりお話しできて有意義な会でした。
Nebula Capsule IIが登場したときも革新的でしたが、今や最高峰のホームプロジェクターを作るにまで技術を押し進めています。
参加するたびに、Ankerのミッションである「テクノロジーの力で、人々のスマートな生活を後押しする」に近づきつつあるのを感じています。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。