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EarFun Air 2 NCをレビュー!すべての音域が整った高性能・低価格のコンパクトワイヤレスイヤホン

評価:4

どうも、ワイヤレスイヤホンのコスパにこだわりたいマクリンです。

ワイヤレスイヤホンでさまざまなジャンルの音楽を聴く人にとって、すべての音楽で心地よい響きを楽しめる音質は大事ですよね。

とはいえ、音質を求めて高額になるとなかなか手が出ないという人も多いはず。

そんな人にぴったりの、低価格で高音質なワイヤレスイヤホンが登場しました。 

それが「EarFun Air 2 NC」です。


装着検出機能はつかないものの、アンダー1万円でマルチポイント・ワイヤレス充電といった便利機能を搭載し、音質は同価格帯でトップクラス。

高機能・高性能ながら軽量・コンパクトに仕上がっています。

そこで本記事ではEarFun Air 2 NCをレビューします。

メリット
  • 同価格帯トップクラスの音質
  • マルチポイント対応
  • ワイヤレス充電対応
  • 高性能ノイキャン
  • 自然な外音取り込み
デメリット
  • 装着検出機能非対応
  • LDAC使用時はマルチポイント非対応
  • ケースが若干キズ付きやすい
ご提供品

本記事はEarFun様から商品を提供いただき作成しています。

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マクリン

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プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri 代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

EarFun Air 2 NCの概要

EarFun Air 2 NC」は完全防水仕様(IPX5)の完全ワイヤレスイヤホンです。

製品名 EarFun Air 2 NC
防水・防塵規格 IPX5
接続方式 Bluetooth 5.3
対応コーデック SBC / AAC/ LDAC
重量 イヤホン約10g / ケース込み約46g
バッテリー(最大) イヤホン単体:約9時間
ケース込み:約40時間
ドライバー 11mmウール複合ダイナミックドライバー
充電方式 USB-C / ワイヤレス充電
装着検出機能
ANC
外音取り込み
専用アプリ
マルチポイント
価格 7,990円

 
イヤホンはスティック型で、上部にはLEDインジケーターがついています。

中央部にはロゴが刻まれ、全体的に落ち着いたシックなデザインに仕上がっています。

ENCノイズキャンセリングを搭載し、周囲のノイズをおさえて自分の声をクリアに届けます。


 
ケースはしっかりとしたプラスチック素材で、黒一色のシンプルなデザイン。

表面は傷や汚れが若干目立つので注意が必要です。

手のひらにおさまるコンパクトなオーバル形状で持ち運びラクラク。

フタを開けたたとき、イヤホンの周りには十分な空間があるため、イヤホンを取り出しやすいです。

マクリン
開閉時の抵抗感もちょうどいい!

重量はイヤホン単体で約10g、ケースふくめ約46gとすこし軽め。



 
付属品は、イヤホン本体・イヤーチップ(XS/S/M/L)・USB-C to Aケーブルです。


 

EarFun Air Pro 4・Air 2とのスペック比較

EarFun Air 2 NCと同社の過去モデル「EarFun Air Pro 4」「EarFun Air Pro 3」「EarFun Air 2」「EarFun Free Pro 3」との比較は以下のとおりです。

左スライドで全表示

製品名 EarFun Air 2 NC
EarFun Air 2 NC
EarFun Air Pro 4
EarFun Air Pro 4
EarFun Air 2
EarFun Air 2
EarFun Free Pro 3
EarFun Free Pro 3
EarFun Air Pro 3
EarFun Air Pro 3
防水規格 IPX5 IPX5 IPX7 IPX5 IPX5
接続方式 Bluetooth 5.3 Bluetooth 5.4 Bluetooth 5.3 Bluetooth 5.3 Bluetooth 5.3
対応コーデック SBC / AAC / LDAC SBC / AAC / aptx Lossless / aptx Adaptive / LDAC SBC / AAC / LDAC SBC / AAC / aptX Adaptive / LC3 SBC / AAC / aptX Adaptive
重量(イヤホン / ケース込み) 約10g / 約46g 約10g / 約54g 約9g / 約45g 約10g / 約41g 約10g / 約53g
バッテリー(最大) イヤホン単体:9時間
ケース込み:40時間
イヤホン単体:11時間
ケース込み:52時間
イヤホン単体:9時間
ケース込み:40時間
イヤホン単体:7.5時間
ケース込み:33時間
イヤホン単体:9時間
ケース込み:45時間
ドライバー 11mmウール複合ダイナミックドライバー 10mmダイナミックドライバー 10mmウール複合ドライバー 7mmドライバー 11mmダイナミックドライバー
充電方式 USB-C / ワイヤレス充電 USB-C / ワイヤレス充電 USB-C / ワイヤレス充電 USB-C / ワイヤレス充電 USB-C / ワイヤレス充電
装着検出機能
ANC
外音取り込み
専用アプリ
マルチポイント
価格 7,990円 9,990円 5,990円 9,480円 8,990円

 
本機EarFun Air 2 NC(中)とEarFun Air 2(右)は立ててフタを開閉するタイプのケース、EarFun Air Pro 4(左)は寝かせて開閉するタイプのケースです。

イヤホンはすべてスティック型。

スティック部分のデザインはそれぞれ異なりますが、大きさや質感にほとんど差はありません。

本機Air 2 NCAir 2は、粒がそろったまとまりのある音をストレートに響かせるのが特徴で、本機のほうがよりクリアな音色になっています。

Air Pro 4Air Pro 3は、360°あらゆる方向から音が飛んできてライブ会場にいるような臨場感のあるサウンドが特徴で、EarFun Air Pro 4のほうがより広がりがある印象でした。

Airシリーズは、長時間落ち着いたサウンドを楽しみたい人、ジャンルだとクラシックやジャズなどに向いています。

Air Proシリーズは迫力ある壮大なサウンドを楽しみたい人、ジャンルだとポップスやロック、レゲエミュージックなどに向いています。

音質や機能の完璧性を求める場合、Air Pro 4がもっともおすすめです。

ただ、音の表現はすばらしいものの、ライブ感が強く、人によっては多少せわしなく感じ、ジャンルによっては1つ1つの音が散乱しているように聴こえるかもしれません。

価格を抑えつつ、どのジャンルも安定したサウンドで楽しみたい場合は、本機の選択が望ましいでしょう。

 

EarFun Air 2 NCのレビュー

EarFun Air 2 NCの特徴を紹介します。

 

ロングバッテリーでワイヤレス充電対応

本機はイヤホン単体で最大9時間(ANCオンで6時間)、ケースふくめ最大40時間のロングバッテリーです。


 
ケース底面にはUSB Type-Cポートを搭載し、10分の充電で約2時間再生可能な急速充電に対応しています。


 
さらにはワイヤレス充電にも対応し、置くだけで充電可能です。

MEMO

フル充電に必要な時間は、イヤホンは1.5時間、ケースはUSB-Cで2時間、ワイヤレス充電で3.5時間です。

マクリン
バッテリーまわりも文句なし!

マルチポイント対応

本機は、最大2台のデバイスに同時接続できるマルチポイントに対応しています。

マルチポイント
ノートPCとスマホなど、複数のBluetooth対応機器に同時接続できる機能。接続先をいちいち切り替えることなく、音声再生側のデバイスに自動で切り替わります。

LDACとの併用はできないものの、1台目を再生している最中は、2台目を再生してもカットインしない仕様なのは使いやすいです。

2台の機器を同時接続したい場合、イヤホンをケースに収めた状態でケース下のボタンを3秒間長押ししましょう。

するとペアリングモードに入るので、接続したい機器のBluetooth設定画面から追加すればOK。

このとき、もともと使用していた機器との接続が一時的に解除されるので再接続しましょう。

使いやすい専用アプリ

専用アプリ「EarFun Audio」で以下の機能を利用できます。

アプリの機能
  • サウンドモード切り替え
  • ゲームモード切り替え
  • シアターモード切り替え
  • イコライザー設定
  • タッチ操作カスタマイズ
  • マルチポイント管理
  • イヤホンを探す
EarFun Audio

EarFun Audio

Earfun Technology (HK) Limited無料posted withアプリーチ

 
ダッシュボードでは、バッテリー残量の確認やサウンドモード・ゲームモード・シアターモードの切り替えが可能です。


ゲームモード
音の遅延を最短55ms(0.055秒)までに短縮し、快適な動画視聴をアシストする機能です。
シアターモード
耳元で3Dサラウンドの演奏が響き渡り、リアルな臨場感に浸れる機能です。
マクリン
すべての設定項目がダッシュボードで見られるから使いやすい!

イコライザー設定には30種類のプリセットが用意されています。


 
カスタムイコライザーでは、10の音域それぞれの音量を自分好みに細かく設定できます。


 
適応イコライザでは、聴力テストをおこない、自分専用のイコライザが作れます。



 
キーのカスタマイズでは、左右それぞれのタッチ操作のカスタマイズができます。

マクリン
細かい設定が簡単にできる!

安定感のある付け心地

本機はスティック型で、イヤピースのシリコンもしっかりしているので、装着時の安定感はピカイチ

首を振っても走ってもズレず、耳からポロッと落ちる心配もありません。

軽量でイヤピースの圧迫感が少ないため、耳穴への負担も軽めです。

マクリン
ワークアウトにも最適!

低価格帯のイヤホンながら素材の安っぽさは一切ないので気分も高まります。

上質なノイズキャンセリング

本機は5つのサウンドモードがあり、ノイズキャンセリングモードは以下の3種類です。

ノイズキャンセリングモード
  • 風のノイズキャンセリング
  • 耳適応ANC
  • ノイキャンモード

ノイキャンのレベルも高く、耳適応ANCはとくに、圧迫感なく透き通ったサウンドを保ちつつ、空調音や乗り物音などの騒音をかなりかき消してくれます。

マクリン
この価格帯でこのノイキャンの仕上がりは驚き…!

同社では、Air Pro 4よりは遮音性がさすがに低いものの、Air Pro 3Free Pro 3と遜色ないレベルに仕上がっています。

外音取り込みの自然さもAir Pro 3Free Pro 3と同等で、Air Pro 4にやや劣るくらいです。

マクリン
価格から考えると十分すぎるレベル!

低価格ながらオールジャンル対応のクリアな音質

EarFun Air 2 NCは、低価格帯のイヤホンにありがちなスカスカした電子音のような響きではなく、丸く透きとおった音が響き渡ります。

しっとりとした曲から激しい曲まで、どんな曲調・ジャンルの音楽も適切なバランスで心地よいサウンドを放ちます。

マクリン
大きい音も割れないし、全音域の響きが完璧に整ってる!

リスニング教材やラジオなどの人の声もまっすぐクリアに届きます。

前モデルのAir 2とサウンドの方向性は同じですが、音質がよりクリアになり、楽器の音が引き立っていました。

Air Pro 3Air Pro 4といったProシリーズとは方向性が異なり、Proシリーズは広範囲でライブ感のあるサウンドを楽しめるのに対し、本機はまとまりのある落ち着いたサウンドを楽しめます。

個人的な好みでいうと「Air Pro 4 > 本機 > Air Pro 3 ≒ Free Pro 3」といった感じです。

EarFun Air 2 NC
高音域
(4.0)
中音域
(4.0)
低音域
(3.5)
ノイズキャンセリング
(4.0)
総合評価
(4.0)
 

EarFun Air 2 NCはこんな人におすすめ

EarFun Air 2 NCは「コストは抑えたいけど、多様なジャンルの音楽を高音質で楽しみたい人」におすすめです。

1万円以下ながら、どんな曲調の音楽でも全音域でまとまりある心地よいサウンドを響かせるので、曲の魅力を存分に味わえます。

基本的な便利機能もつき、同価格帯のワイヤレスイヤホンの中では間違いなくコスパ最強です。

コンパクトで装着性も抜群なので、使用場面を問わず重宝することでしょう。

 

EarFun Air 2 NCレビューまとめ

本記事ではEarFun Air 2 NCをレビューしました。

ついててほしい便利な機能がそろい、高音質を実現している本機は、どんな場面の利用でも満足できるイヤホンです。

アプリも簡単に操作できるので、すべての機能をストレスなく使えるでしょう。

1万円以下のワイヤレスイヤホンを探している人はぜひ選択肢に入れてみてください。

どうも、マクリンでした。

メリット
  • 同価格帯トップクラスの音質
  • マルチポイント対応
  • ワイヤレス充電対応
  • 高性能ノイキャン
  • 自然な外音取り込み
デメリット
  • 装着検出機能非対応
  • LDAC使用時はマルチポイント非対応
  • ケースが若干キズ付きやすい
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