1秒間に最大360回、画面を書き換えられる「360Hz」のゲーミングモニター。
一般的な60Hzの6倍、240Hzの1.5倍の速さで映像を更新できます。
2026年10月5日時点のAmazonでは、フルHDモデルなら2万円台から見つかります。
ただし、HDMIでつなぐと240Hzまでしか出ないモデルも少なくありません。
300fps以上出るPCがあるなら、360Hzのモニターで性能を活かしきりたい!
そこで本記事では、360Hzゲーミングモニターの選び方とおすすめのモデルをくわしく紹介します。
目次(気になる項目をクリック)
360Hzゲーミングモニターの選び方
360Hzゲーミングモニターを選ぶときは、以下の5点を確認しましょう。
価格帯の目安

2026年10月5日時点のAmazonで、360Hz以上の主なモデルを比べました。
24〜24.5インチのフルHDモデルは、2万円台後半〜3万円台が中心です。
WQHD(2560×1440)で360Hz以上のモデルは、Mini LEDの液晶なら5万円台からあります。
有機ELのモデルは、9万円台からが目安です。
一方、eスポーツ向けのTNパネルには、10万円を超えるモデルもあります。
240Hzより高いけど、フルHDなら3万円前後でも十分に狙える!
HDMI接続でも360Hzが出るか

360Hz以上のモニターの多くは、DisplayPort接続で最大のリフレッシュレートが出ます。
本記事で紹介するHDMI 2.0のモデルは、HDMI接続時の上限がどれも240Hzです。
HDMIでも360Hz以上を出したいなら、仕様表でHDMI側の上限が360Hz以上かを確認しましょう。
そのようなモデルはHDMI 2.1の端子を備えており、グラボ側もHDMI 2.1への対応が必要です。
PCにDisplayPortの出力があるなら、DisplayPortでつなぐのが確実です。
「360Hz対応」の文字だけで決めると、HDMIでは240Hzまでのこともありそう⋯!
PCが360fps前後を出せるか

モニターが360Hzに対応していても、PCが360fps前後を出せないとなめらかさを活かしきれません。
1フレームの表示間隔は、240Hzが約4.2ミリ秒、360Hzが約2.8ミリ秒です。
なお、300fpsほどしか出ない場合でも、240Hzのモニターより多くのフレームを表示できます。
可変リフレッシュレートに対応したモデルなら、fpsに合わせて画面の書き換えを調整できます。
ZOWIEは、400Hzで使う目安としてRTX 30シリーズかRX 6000シリーズのグラボを挙げています。
CPUは、第13世代のIntelかRyzen 5000シリーズ以降がおすすめとされています。
ただし、必要な性能は遊ぶゲームと画質設定によって大きく変わります。
Apexならこちら、フォートナイトならこちら、VALORANTならこちらで、高fpsを狙えるPCを紹介しています。
解像度とパネルの種類
フルHDは、PCへの負荷が軽く高いfpsを出しやすい解像度です。
WQHDは表示が細かい分、同じfpsを出すのに高いPC性能が必要になります。
液晶パネルは、応答の速さを重視するならTN、色や視野角も重視するならIPS系が候補です。
有機ELは、応答速度が0.03ms前後と液晶より大幅に短いのが特徴です。
ただし、有機ELには同じ表示を長時間続けると焼き付きが起こるリスクがあります。
応答速度のくわしい考え方は、こちらの記事で解説しています。
PS5・Switch 2は120Hzまで

PS5は対応タイトルで120fps、Switch 2はフルHD・WQHD選択時に120fpsでの出力です。
そのため、ゲーム機をつないでも360Hzでは表示されません。
360Hzを活かせるのは、360fps前後を出せるゲーミングPCで遊ぶ場合です。
ゲーム機だけで遊ぶなら、120Hz以上に対応した144Hzクラスのモニターでも足ります。
ゲーム機で遊ぶ時間が長いなら、360Hzにこだわらなくても大丈夫!
360Hzゲーミングモニターのおすすめ5選
360Hzゲーミングモニターのおすすめは、以下の5台です。
| 製品名 | 特徴 | 最大リフレッシュレート | 解像度・サイズ | パネル | HDMI接続時の最大Hz | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| AOPEN 25XV2QFbmiiprx ![]() | 2万円台でOC時390Hz | 360Hz(OC時390Hz) | フルHD 24.5インチ | IPS | 240Hz | 26,224円 |
| プリンストン UP-P25W400 ![]() | 3万円台で400Hz | 400Hz | フルHD 24.5インチ | Fast IPS | 240Hz | 35,800円 |
| TITAN ARMY P245MS PRO ![]() | HDMIでもWQHD・360Hz | 360Hz(OC時380Hz) | WQHD 24インチ | Fast IPS (Mini LED) | 360Hz(OC時380Hz) | 52,800円 |
| MSI MAG 272QP QD-OLED X50 ![]() | 有機ELで500Hz | 500Hz | WQHD 26.5インチ | QD-OLED | 500Hz | 99,800円 |
| BenQ ZOWIE XL2566X+ ![]() | TNパネルとDyAc 2 | 400Hz | フルHD 24.1インチ | TN | 240Hz | 117,979円 |
とにかく安く360Hzを試すなら | AOPEN 25XV2QFbmiiprx

| 製品名 | AOPEN 25XV2QFbmiiprx |
| 画面サイズ | 24.5インチ |
| 解像度 | フルHD(1920×1080) |
| パネル | IPS |
| リフレッシュレート | DisplayPort:最大360Hz(OC時390Hz) HDMI:最大240Hz |
| 応答速度 | 1ms(GTG)、最小0.5ms(GTG) |
| HDR | VESA DisplayHDR 400 |
| 入力端子 | HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1 |
| スタンド | 高さ調整120mm・チルト・スイベル・ピボット |
| 保証 | 3年(パネル・バックライトは1年) |
| 価格 | 26,224円 |
- 2万円台で360Hz(OC時390Hz)に対応
- 高さ調整や縦回転ができるスタンド
- VESA DisplayHDR 400を取得
- HDMI接続では240Hzまで
「AOPEN 25XV2QFbmiiprx」は、2万円台で買える360Hzのゲーミングモニターです。
AOPENは、PCメーカーのAcerが展開するモニターブランドです。
DisplayPort接続で360Hz、オーバークロック時は390Hzまで出せます。
ただし、公式の仕様では、HDMI接続時の上限は240Hzです。
応答速度は1ms(GTG)で、最小値は0.5msです。
スタンドは高さ調整と縦回転に対応し、保証は3年(パネルは1年)です。
まずは安く360Hzを体験したい人にぴったり!
400Hzを3万円台で手に入れるなら | プリンストン UP-P25W400

| 製品名 | プリンストン UP-P25W400 |
| 画面サイズ | 24.5インチ |
| 解像度 | フルHD(1920×1080) |
| パネル | Fast IPS(ノングレア) |
| リフレッシュレート | DisplayPort:最大400Hz HDMI:最大240Hz |
| 応答速度 | 1ms(GtG・オーバードライブ時)、1ms(MPRT) |
| HDR | HDR10 |
| 入力端子 | HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×2 |
| スピーカー | あり(3W+3W) |
| スタンド | チルトのみ |
| 付属ケーブル | HDMIケーブル、DisplayPortケーブル |
| 保証 | 3年(パネル・バックライトは1年) |
| 価格 | 35,800円 |
- 3万円台でDisplayPort接続時に最大400Hz
- HDMI・DisplayPortのケーブルが両方付属
- スピーカーを内蔵
- スタンドは角度調整のみ
「プリンストン UP-P25W400」は、DisplayPort接続で最大400Hzに対応したモニターです。
3万円台で、360Hzを上回る400Hzまで出せるのが特徴です。
1フレームの表示間隔は2.5ミリ秒で、360Hzの約2.8ミリ秒より短くなります。
一方、公式の仕様では、HDMI接続時の上限は240Hzです。
HDMIとDisplayPortのケーブルが両方付属し、スピーカーも内蔵しています。
ただし、スタンドは角度を変えるチルトだけで、高さは調整できません。
400Hzがこの価格で手に入るのはうれしい!
HDMIでもWQHDの360Hzを出したいなら | TITAN ARMY P245MS PRO

| 製品名 | TITAN ARMY P245MS PRO |
| 画面サイズ | 24インチ |
| 解像度 | WQHD(2560×1440) |
| パネル | Fast IPS(量子ドット Mini LED・1152ゾーン) |
| リフレッシュレート | DisplayPort・HDMIとも最大360Hz(OC時380Hz) |
| 応答速度 | 1ms(オーバードライブ時) |
| 輝度 | SDR時450nits、HDR時1000nits |
| 入力端子 | HDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4×1 |
| スピーカー | なし |
| スタンド | 高さ調整120mm・チルト・スイベル・ピボット |
| 付属ケーブル | DisplayPortケーブル |
| 保証 | 1年 |
| 価格 | 52,800円 |
- HDMI接続でも360Hz(OC時380Hz)に対応
- WQHDと量子ドットMini LEDを採用
- 高さ調整や縦回転ができるスタンド
- 保証は1年と短め
「TITAN ARMY P245MS PRO」は、WQHDと360Hzを両立した24インチのモニターです。
DisplayPortとHDMIのどちらでも、360Hz(OC時380Hz)まで出せます。
HDMIケーブルは付属しないので、HDMIでつなぐならHDMI 2.1対応のケーブルを用意しましょう。
バックライトには、1152のゾーンごとに明るさを制御する量子ドットMini LEDを採用しています。
HDR時の輝度は1000nitsで、明暗の差が大きいシーンにも対応します。
ただし、国内総代理店の仕様では、保証期間が1年と短めです。
HDMIでもWQHDの360Hzが出せるなら、つなぎ方に迷わない!
有機ELの500Hzで最高峰を狙うなら | MSI MAG 272QP QD-OLED X50

| 製品名 | MSI MAG 272QP QD-OLED X50 |
| 画面サイズ | 26.5インチ |
| 解像度 | WQHD(2560×1440) |
| パネル | QD-OLED(有機EL) |
| リフレッシュレート | DisplayPort・HDMIとも最大500Hz |
| 応答速度 | 0.03ms(GTG) |
| HDR | DisplayHDR True Black 500 |
| 入力端子 | HDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4a×1、USB Type-C×1 |
| スタンド | 高さ調整110mm・チルト・スイベル・ピボット |
| 付属ケーブル | DisplayPortケーブル、HDMIケーブル |
| 保証 | 3年 |
| 価格 | 99,800円 |
- DisplayPort・HDMIとも500Hzに対応
- 応答速度0.03ms(GTG)の有機EL
- 24.5インチ相当で表示するモードを搭載
- 焼き付き対策は上位モデルより簡略化
「MSI MAG 272QP QD-OLED X50」は、WQHDで500Hzに対応した有機ELモニターです。
1フレームの表示間隔は2ミリ秒で、360Hzの約2.8ミリ秒より短くなります。
公式の仕様では、DisplayPortとHDMIのどちらでも500Hzまで出せます。
応答速度は0.03ms(GTG)で、液晶のモデルより大幅に短い数値です。
FPS向けに、表示を24.5インチ相当に縮める「24.5インチモード」も備えています。
Amazon限定のモデルで、焼き付き対策は上位モデルより簡略化されています。
その分、2026年10月5日時点のAmazon価格は10万円を切っています。
予算に余裕があるなら、500Hzの有機ELは最高峰の選択肢!
大会でも使われたTNの400Hzを選ぶなら | BenQ ZOWIE XL2566X+

| 製品名 | BenQ ZOWIE XL2566X+ |
| 画面サイズ | 24.1インチ |
| 解像度 | フルHD(1920×1080) |
| パネル | TN(高速液晶) |
| リフレッシュレート | DisplayPort:最大400Hz HDMI:最大240Hz |
| 残像低減 | DyAc 2 |
| 輝度 | 320cd/㎡ |
| 入力端子 | HDMI 2.0×3、DisplayPort 1.4×1 |
| スタンド | 高さ調整155mm・チルト・スイベル |
| 付属品 | S.Switch、シールド、DisplayPortケーブル、HDMIケーブル |
| 保証 | 本体3年、パネル1年 |
| 価格 | 117,979円 |
- VALORANTの大会「VCT Pacific 2025」で使用
- 残像を抑える「DyAc 2」を搭載
- 高さを155mmの範囲で調整できるスタンド
- HDMI接続では240Hzまで
「BenQ ZOWIE XL2566X+」は、FPS向けにTNパネルを採用した400Hzのモニターです。
VALORANTの大会「VCT Pacific 2025」でも使われたモデルです。
バックライトの点灯を制御してブレを抑える「DyAc 2」を搭載しています。
ただし、公式サイトによると、HDMI接続時の上限は240Hzです。
400Hzで使うなら、付属のDisplayPortケーブルでつなぎましょう。
なお、可変リフレッシュレートは、DyAc 2をオフにしたときだけ使えます。
大会と同じモデルで練習したいなら、有力な選択肢!
360Hzゲーミングモニターに関するよくある質問
ここでは、360Hzゲーミングモニターに関するよくある質問に回答します。
300fpsしか出ないPCでも360Hzモニターは意味がある?
意味はあります。
240Hzのモニターは1秒に240回までの書き換えですが、360Hzなら300fpsをすべて表示できます。
可変リフレッシュレートに対応したモデルなら、fpsの変動による画面のズレも抑えられます。
HDMI接続で360Hzは出せる?
HDMI側の上限が360Hz以上のモデルなら出せます。
本記事のモデルでは、TITAN ARMYとMSIがHDMI接続でも360Hz以上に対応しています。
HDMI接続時の上限が240Hzのモデルは、DisplayPortでつなぎましょう。
360Hzをフルに使うなら、まずはDisplayPortでつなぐのが安心!
PS5やSwitch 2で360Hzは出せる?
出せません。
PS5は対応タイトルで120fps、Switch 2はフルHD・WQHD選択時に120fpsでの出力です。
360Hzのモニターにつないでも、ゲーム機の映像は120Hzまでの表示になります。
ゲーム機だけで遊ぶなら、144Hzクラスのモニターも選択肢に入ります。
360Hzゲーミングモニターのおすすめ | まとめ
本記事では、360Hzゲーミングモニターに注目し、以下の3点を解説しました。
フルHDの360Hzモデルなら、2万円台から選べます。
HDMIでつなぐなら、HDMI接続でも360Hzに対応しているかを必ず確認しましょう。
本記事では目的別におすすめのモデルを選んだので、遊ぶゲームや予算にあわせて、自分にぴったりの1台を見つけてみてください。
こちらの記事では、240HzやWQHD、ほかのおすすめのゲーミングモニターも紹介しているので、あわせて参考ください。







