フルHDの約1.8倍の画素数をもつ解像度「WQHD」のゲーミングモニター。
2026年10月22日時点のAmazonでは、27インチのモデルが2万円台前半から見つかります。
リフレッシュレートも、144Hz前後から500Hzまで選択肢が広がっています。
せっかくなら画質もなめらかさも妥協せずに、ゲームを楽しみたい!
そこで本記事では、WQHDゲーミングモニターの選び方とおすすめのモデルをくわしく紹介します。
目次(気になる項目をクリック)
WQHDゲーミングモニターの選び方
WQHDのゲーミングモニターを選ぶときは、以下の5点を確認しましょう。
フルHD・WQHD・4Kの違い

WQHDは、横2560×縦1440ピクセルの解像度です。
画素数は約369万で、フルHD(約207万)の約1.8倍あります。
一方、4K(約829万)と比べると、画素数は半分以下です。
| 解像度 | ピクセル数 | 画素数 | フルHDとの比較 |
|---|---|---|---|
| フルHD | 1920×1080 | 約207万 | 1倍 |
| WQHD | 2560×1440 | 約369万 | 約1.8倍 |
| 4K | 3840×2160 | 約829万 | 4倍 |
画素数が多いほど表示はきめ細かくなりますが、同じfpsを出すには高いPC性能が必要です。
WQHDは、フルHDより画質を上げつつ、4KほどPCの負荷を上げたくない人に向いた解像度です。
WQHDで遊ぶためのグラボ選びは、RTX 5070搭載PCの記事で解説しています。
画質と負荷のバランスを取るなら、WQHDがちょうどいい!
リフレッシュレートとHDMI接続時の上限

リフレッシュレートは、画面を1秒間に書き換える回数です。
1フレームの表示間隔は、60Hzが約16.7ミリ秒、144Hzが約6.9ミリ秒です。
さらに240Hzなら約4.2ミリ秒、500Hzなら2ミリ秒まで短くなります。
WQHDのゲーミングモニターは、144〜180Hzのモデルなら2万円台前半から選べます。
2026年10月22日時点のAmazonでは、240Hz以上のモデルも3万円前後で見つかります。
ただし、モニターのHzを活かすには、PCが同じくらいのfpsを出す必要があります。
また、HDMI接続では最大Hzが出ないモデルもあります。
本記事の5台でも、PHILIPSとIODATAはHDMI接続時の上限が144Hzです。
PCにDisplayPortの出力があるなら、DisplayPortでつなぐのが確実です。
フルHDも候補に入れるなら、144Hz・240Hz・360Hzのモニターの記事も参考にしてください。
「最大〇Hz」だけで決めると、HDMIでは届かないこともありそう…!
パネルの種類
本記事の5台は、パネルの種類で大きく3つに分かれます。
| パネル | 特徴 | 本記事のモデル |
|---|---|---|
| IPS・AHVA | 視野角が広く、見る角度による色の変化が少ない | IODATA・PlayStation |
| VA | コントラストが高い | PHILIPS |
| 有機EL | 黒を深く表現でき、応答速度が0.03ms(GTG)と短い | LG・MSI |
IPSやAHVAは、視野角が広く、見る角度による色の変化が少ないパネルです。
VAは、コントラストの高さが強みです。
有機ELは、画素そのものが光るため、黒を深く表現できます。
応答速度も0.03ms(GTG)と、本記事の液晶モデルの1ms(GTG)より大幅に短い数値です。
ただし、2026年10月22日時点のAmazonでは、有機ELのモデルは6万円台からと高めです。
また、同じ表示を長時間続けると焼き付きが起こるリスクがある点にも注意しましょう。
応答速度のくわしい考え方は、応答速度の解説記事にまとめています。
画面サイズ
2026年10月5日時点のAmazonでは、WQHDのゲーミングモニターは27インチ前後のモデルが中心です。
27インチのWQHDは、画素の間隔(画素ピッチ)が約0.233mmです。
同じ27インチでも、フルHDの約1.8倍の画素で描くので、表示がきめ細かくなります。
有機ELのモデルには、少し小さい26.5インチのものもあります。
FPSで画面全体を見渡しやすくしたいなら、24.5インチ相当で表示できるMSIのモデルも候補です。
PS5・Switch 2で使う場合

PS5は、1440p(WQHD)での映像出力に対応しています。
1440pで出力するには、モニターが1440p・60Hzか、60Hzと120Hzの両方に対応している必要があります。
また、120Hzで表示されるのは、ゲームとモニターが両方対応している場合だけです。
PS5のVRRを使うには、HDMI 2.1のVRRに対応したモニターが必要です。
本記事のPHILIPSはHDMI 2.0、IODATAはVRRがDisplayPortのみの対応です。
そのため、この2台ではPS5のVRRは使えません。
5台のうち、PS5で最大120HzとVRRへの対応を公式に明記しているのはPlayStationのモニターです。
Switch 2は、TVモードでWQHD選択時に120fpsでの出力に対応しています。
VRRも、最大120Hzまで対応しています。
どちらもHDMIでつなぐので、仕様表でHDMI接続時のHzを確認しましょう。
ゲーム機ごとのおすすめは、PS5向けとSwitch 2向けのモニターの記事で紹介しています。
ゲーム機は120Hzまでなので、HDMIで120Hz以上出れば十分!
WQHDゲーミングモニターのおすすめ5選
WQHDゲーミングモニターのおすすめは、以下の5台です。
| 製品名 | 特徴 | パネル | 画面サイズ | 最大リフレッシュレート | HDMI接続時の最大Hz | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| PHILIPS 27M2N3500NL/11 ![]() | 2万円台前半でWQHD・180Hz | VA | 27インチ | 180Hz | 144Hz | 22,202円 |
| IODATA EX-GDQ271UA ![]() | 3万円以下で275Hz | AHVA | 27インチ | 275Hz | 144Hz | 29,980円 |
| PlayStation 27″ゲーミングモニター ![]() | PS5向けにPlayStationが設計 | IPS | 27インチ | 240Hz | 240Hz (PS5は120Hz) | 47,960円 |
| LG 27GX704A-B ![]() | 6万円台で買える有機EL | 有機EL | 26.5インチ | 240Hz | 240Hz | 60,980円 |
| MSI MAG 272QP QD-OLED X50 ![]() | 有機ELで500Hz | QD-OLED (有機EL) | 26.5インチ | 500Hz | 500Hz | 99,800円 |
2万円台前半でWQHDを試すなら | PHILIPS 27M2N3500NL/11

| 製品名 | PHILIPS 27M2N3500NL/11 |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | WQHD(2560×1440) |
| パネル | VA |
| リフレッシュレート | DisplayPort:最大180Hz HDMI:最大144Hz |
| 応答速度 | 1ms(GTG)、0.5ms(MPRT) |
| HDR | HDR10 |
| 入力端子 | HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1 |
| スピーカー | なし(ヘッドホン端子あり) |
| 付属ケーブル | DisplayPortケーブル、HDMIケーブル |
| 保証 | 5年 |
| 価格 | 22,202円 |
- 2万円台前半でWQHD・180Hzに対応
- コントラストの高いVAパネル
- HDMI・DisplayPortのケーブルが両方付属
- 保証が5年と長い
- HDMI接続は144Hzまで
「PHILIPS 27M2N3500NL/11」は、22,202円で買えるWQHDのゲーミングモニターです。
PHILIPS公式によると、DisplayPort接続で180Hz、HDMI接続で144Hzまで表示できます。
パネルは、コントラストの高さが強みのVAです。
ゲーム向けの画質モード「FPS」では、暗い場所にあるものを見やすく調整できます。
DisplayPortとHDMIのケーブルが両方付属するので、届いてすぐにつなげます。
メーカー保証が5年と長いのもうれしいポイントです。
ただし、スピーカーは非搭載なので、音はヘッドホン端子から取りましょう。
2万円台前半でWQHDの180Hzを選べるのは、かなり手ごろ!
3万円以下で240Hz超えを狙うなら | IODATA EX-GDQ271UA

| 製品名 | IODATA EX-GDQ271UA |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | WQHD(2560×1440) |
| パネル | AHVA(非光沢) |
| リフレッシュレート | DisplayPort:最大275Hz(オーバークロック時) HDMI:最大144Hz |
| 応答速度 | 1ms(GTG) |
| 内部遅延 | 約0.05フレーム(約0.16ミリ秒) |
| HDR | HDR10 |
| 可変リフレッシュレート | AdaptiveSync(DisplayPortのみ) |
| 入力端子 | HDMI×2、DisplayPort×2 |
| スピーカー | なし(ヘッドホン端子あり) |
| 付属ケーブル | DisplayPortケーブル |
| 保証 | 3年 |
| 価格 | 29,980円 |
- 3万円以下でWQHD・275Hzに対応
- 内部遅延は約0.16ミリ秒の低遅延
- 上下左右178°の広視野角パネル
- DisplayPortの入力が2つある
- HDMI接続は144Hz、VRRはDisplayPortのみ
「IODATA EX-GDQ271UA」は、29,980円でWQHD・275Hzに対応したゲーミングモニターです。
I-O DATA公式によると、275Hzで表示できるのはDisplayPort接続のときです。
モニターの設定で、オーバークロックをオンにする必要があります。
応答速度は1ms(GTG)で、内部遅延は約0.16ミリ秒とされています。
パネルは、上下左右178°の広い視野角をもつAHVAです。
ただし、HDMI接続では144Hzまでです。
可変リフレッシュレート(AdaptiveSync)も、DisplayPortのみの対応です。
付属するのはDisplayPortケーブルだけなので、HDMIでつなぐならケーブルを別に用意しましょう。
PCとDisplayPortでつなぐなら、3万円以下で275Hzはかなり魅力!
PS5とPCの両方で使うなら | PlayStation 27″ゲーミングモニター

| 製品名 | 27″ゲーミングモニター DualSense充電フック付き(CFI-ZDM1J) |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | WQHD(2560×1440) |
| パネル | IPS |
| リフレッシュレート | HDMI・DisplayPortとも最大240Hz (PS5接続時は最大120Hz) |
| HDR | 対応 |
| VRR | HDMI VRR、AMD FreeSync Premium |
| 入力端子 | HDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4×1 |
| スピーカー | あり(3W×2) |
| 付属ケーブル | なし(HDMI・DisplayPortケーブルは別売り) |
| 価格 | 47,960円 |
- PS5でWQHD・120Hz・VRRに対応
- PS5・PS5 Pro向けにHDR設定を自動調整
- DualSenseを掛けて充電できるフック付き
- スピーカー内蔵でつなぐだけで音が出る
- 映像ケーブルは付属しない
「27″ゲーミングモニター DualSense充電フック付き」は、PlayStationが設計したWQHDモニターです。
2026年8月27日に発売された、PlayStation純正のモデルです。
PlayStation公式によると、PS5では最大120Hz、対応するPCやMacでは最大240Hzで表示できます。
HDMI 2.1の端子を2つ備え、HDMI接続でもWQHD・240HzとVRRに対応しています。
「オートHDRトーンマッピング」で、PS5とPS5 Pro向けにHDR設定が自動で調整されるのも特徴です。
スタンドには、DualSenseを掛けて充電できる充電フックがついています。
3W×2のスピーカーを内蔵しているので、つなぐだけで音が出ます。
ただし、HDMIケーブルとDisplayPortケーブルは付属していません。
PS5とゲーミングPCを1台のモニターで使い分けたい人にぴったり!
有機ELを6万円台で選ぶなら | LG 27GX704A-B

| 製品名 | LG 27GX704A-B |
| 画面サイズ | 26.5インチ |
| 解像度 | WQHD(2560×1440) |
| パネル | 有機EL(グレア) |
| リフレッシュレート | HDMI・DisplayPortとも最大240Hz |
| 応答速度 | 0.03ms(GTG) |
| HDR | VESA DisplayHDR True Black 400 |
| VRR | HDMI・DisplayPortとも対応(48〜240Hz) |
| 入力端子 | HDMI×2、DisplayPort 1.4×1 |
| スタンド | 高さ調整130mm・チルト・スイベル・ピボット |
| 付属ケーブル | HDMIケーブル、DisplayPortケーブル、USBケーブル |
| 保証 | 2年(有機ELパネルを含む) |
| 価格 | 60,980円 |
- 6万円台で買えるWQHD・240Hzの有機EL
- HDMI・DisplayPortとも240HzとVRRに対応
- 応答速度0.03ms(GTG)
- ピーク輝度1300cd/m²(APL 1.5%時)
- 同じ表示を続けると焼き付きのリスクがある
「LG 27GX704A-B」は、6万円台で買えるWQHDの有機ELモニターです。
LG公式によると、HDMIとDisplayPortのどちらでも、WQHD・240Hzで表示できます。
VRRも、両方の端子で48〜240Hzに対応しています。
応答速度は0.03ms(GTG)で、液晶のモデルより大幅に短い数値です。
ピーク輝度は1300cd/m²(APL 1.5%時)です。
HDRは「DisplayHDR True Black 400」の認証を取得しています。
スタンドは130mmの高さ調整と、縦回転(ピボット)に対応しています。
ただし、同じ表示を長時間続けると焼き付きが起こるリスクはあります。
画面を少しずつ動かすなど、パネルを保護する機能を備えているので、設定を確認しておきましょう。
有機ELをできるだけ手ごろに選びたいなら、まず候補に入る1台!
最高峰の500Hzを求めるなら | MSI MAG 272QP QD-OLED X50

| 製品名 | MSI MAG 272QP QD-OLED X50 |
| 画面サイズ | 26.5インチ |
| 解像度 | WQHD(2560×1440) |
| パネル | QD-OLED(有機EL) |
| リフレッシュレート | HDMI・DisplayPortとも最大500Hz |
| 応答速度 | 0.03ms(GTG) |
| HDR | DisplayHDR True Black 500 |
| 入力端子 | HDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4a×1、USB Type-C×1 |
| スタンド | 高さ調整110mm・チルト・スイベル・ピボット |
| 付属ケーブル | DisplayPortケーブル、HDMIケーブル |
| 保証 | 3年 |
| 価格 | 99,800円 |
- HDMI・DisplayPortとも500Hzに対応
- 応答速度0.03ms(GTG)の有機EL
- 24.5インチ相当で表示するモードを搭載
- 焼き付き対策は上位モデルより簡略化
「MSI MAG 272QP QD-OLED X50」は、WQHDで500Hzに対応した有機ELモニターです。
MSI公式では、DisplayPortとHDMIのどちらでも500Hzまで出せます。
1フレームの表示間隔は2ミリ秒で、240Hzの約4.2ミリ秒の半分以下です。
FPS向けに、表示を24.5インチ相当に縮める「24.5インチモード」も備えています。
24.5インチモードの上限は、HDMI 2.1接続で360Hz、DisplayPort接続で240Hzです。
500Hzを活かすには、PCが500fps前後を出せる必要があります。
Amazon限定のモデルで、焼き付き対策は上位モデルより簡略化されています。
その分、2026年10月22日時点のAmazon価格は10万円を切っています。
予算に余裕があるなら、500Hzの有機ELは最高峰の選択肢!
WQHDゲーミングモニターに関するよくある質問
ここでは、WQHDゲーミングモニターに関するよくある質問に回答します。
PS5はWQHDのモニターに対応している?
PS5の機能紹介ページによると、PS5は1440p(WQHD)での映像出力に対応しています。
1440p出力には、1440p・60Hz、または1440pの60Hzと120Hzの両方に対応したモニターが必要です。
4Kに対応したゲームの場合、1440pまで落として表示することで、ギザギザが目立ちにくくなる場合があります。
本記事では、PlayStationのモニターがPS5での最大120HzとVRRに対応しています。
Switch 2はWQHDで遊べる?
Switch 2の公式仕様によると、TVモードで2560×1440を選ぶと120fpsで出力できます。
VRRも、最大120Hzまで対応しています。
ただし、テーブルモードと携帯モードでは、最大1920×1080での表示です。
TVモードではHDMIでつなぐので、モニターのHDMI接続時のHzを確認しましょう。
HDMIでつなぐと最大Hzが出ないのはなぜ?
ゲーミングモニターには、HDMIとDisplayPortで上限のHzが違う機種があります。
本記事のモデルでは、以下のとおりです。
- PHILIPS 27M2N3500NL/11:DisplayPortは180Hz、HDMIは144Hz
- IODATA EX-GDQ271UA:DisplayPortは275Hz、HDMIは144Hz
- PlayStation・LG・MSI:HDMIでもDisplayPortと同じ最大Hz
LG公式でも、HDMIで240Hzを出すにはHDMI 2.1対応のグラボが必要、としています。
PCとつなぐなら、DisplayPortを使うのが確実です。
ケーブルとグラボまでそろって、はじめて最大Hzが出る…!
WQHDゲーミングモニターの選び方 | まとめ
本記事では、WQHDゲーミングモニターに注目し、以下の3点を解説しました。
WQHDは、フルHDの約1.8倍の画素数で、4Kより高いfpsを出しやすい解像度です。
予算を抑えるなら2万円台前半の180Hzモデル、なめらかさを重視するなら240Hz以上のモデルが候補です。
PS5やSwitch 2でも使うなら、HDMI接続時のHzも確認しておくと安心です。
本記事では目的別におすすめのモデルを選んだので、遊び方や予算にあわせて、自分にぴったりの1台を見つけてみてください。
こちらの記事では、ほかにもさまざまなおすすめのゲーミングモニターを紹介しているので、あわせて参考ください。







