評価:4.5
どうも、ワイヤレスイヤホンにまみれるマクリン( @Maku_ring)です。
iPhoneの音楽ライフには、Bluetooth接続で全ケーブルを無くした完全ワイヤレスイヤホンが欠かせません。
フルワイヤレスをふだん使いする上で重宝するのが、充電が複数方式に対応していることとケースがスリムであることです。
従来のイヤホンはMicro USB充電のものが多いですが、これが汎用性の高いUSBタイプC充電であったり、はたまたワイヤレス充電まで備えていると、抜群に使いやすくなります。
また、収納ケースを持ち歩くため、ケースのコンパクトさはけっこう大事。
これらのポイントを見事におさえたモデルが、Ankerのイヤホンレーベル、Libertyシリーズの「Soundcore Liberty Air 2」です。
Soundcore Liberty Air 2は、前作「Soundcore Liberty Air」のスリム設計はそのままに、充電・音質面を強化したアップグレードモデルに仕上がっています。
バッテリーも進化し、イヤホン本体だけで7時間、ケース併用で28時間と、前モデルの約1.4倍に伸びました。
ちなみにアクティブノイズキャンセリング搭載モデルなら、音質もすぐれる「Soundcore Liberty Air 2 Pro」がおすすめです。
そんなわけで本記事は「【Soundcore Liberty Air 2レビュー】USB-C&ワイヤレス充電対応のスリムな完全ワイヤレスイヤホン【Anker】」について書いていきます。
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Soundcore Liberty Air 2の外観と付属品
Soundcore Liberty Air 2は完全防水仕様(IPX5)の完全ワイヤレスイヤホンです。
前モデルのSoundcore Liberty Airと同様のうどん形状ですが、こちらは指紋の付きやすいピアノブラック塗装でした。
今作はマットな質感にくわえ、グレーがかったデザインとオレンジのアクセントが入り、かなりおしゃれに仕上がっています。
しかも両耳わずか10gの軽量モデルです。
イヤホン本体はバッテリー内蔵の収納ケースに格納することができます。
こちらのケースもかなり軽く、これまで最軽量であった前作(約57g)をも更新する超軽量設計です。
ケースは軽いだけでなくスリムかつコンパクトで、こちらも前作よりひと回り小型化(約4.9 x 5.6 x 2.4 cm)を実現しています。
バッテリーも優秀で、イヤホン単体でも7時間、ケースをふくめると最大4回分(28時間)の充電が可能です。
同梱品はイヤホン本体に充電ケース、イヤーチップ、USB-Cケーブル、説明書です。
イヤーピースは本体装着済みのMサイズをふくめ、XS/S/M/Lと4種類あり、耳のサイズにあわせて細かい調整が可能です。
底面の電源ボタンを押すことで、バッテリー残量は3段階のLEDランプで表示されます。
LED1個点灯 5〜30%
LED2個点灯 30〜70%
LED3個点灯 70%以上
Soundcore Liberty Air 2はUSB-Cとワイヤレス充電に対応
Soundcore Liberty Air 2の大きな特徴が、2種類の充電方法を備えていることです。
ひとつはケース底面に備えているUSB-Cポートからの充電。
ケース充電中は、何番目のLEDが点滅しているかでバッテリーレベルを表しています。
LED2個目点滅 30〜70%
LED3個目点滅 70%以上
LED3個点灯 フル充電
さらにSoundcore Liberty Air 2は、Soundcore Liberty 2 Proに続き、Qi対応のワイヤレス充電を搭載しています。
「Anker PowerWave 10 Pad」のようなパッド型ワイヤレス充電器を組み合わせることで、置くだけ充電が実現しちゃいます。
Soundcore Liberty Air 2のペアリングと専用アプリ
Soundcore Liberty Air 2のペアリング(Bluetooth対応機器との接続)方法はとてもシンプルです。
以上がペアリング方法です。
両イヤホンをつなぐステレオモードにくわえ、片方のイヤホンだけ接続するモノラルモード(左右ともに対応)も備えています。
Soundcore Liberty Air 2のパフォーマンスを最大限発揮するために入れておきたいのが、公式アプリ「Soundcore」です。
Soundcoreは本体操作とイコライザーの調整ができます。
イコライザーはなんと、22種類ものパターンがプリセットされており、これだけあれば自分好みの音設定がまず見つかるでしょう。
聴覚テストのイメージで、左右の耳の聴きとりやすさを測定することで、自分用にカスタマイズされたイコライザーに調整できます。
自分だけのHearing Profileが自動作成され、こちらで音楽を聴くと演奏がより際立ち、イヤホンの真価をさらに発揮することができます。
Soundcore Liberty Air 2の装着感と音質
Soundcore Liberty Air 2の外観はまさにグレーのAirPodsですが、小ぶりなので女性が付けてもスタイリッシュに決まります。
操作は前作と同じくタッチパッド式で、ボタンを押し込むことなくスマートに操作できます。
- 右2回タップ 再生/一時停止/受話/終話
- 右2秒押し 曲送り(次の曲)
- 左2秒押し 曲戻し(前の曲)
- 着信/通話中に右2秒押し 着信拒否/通話切替
- 通話中に右2回タップ キャッチホン
- 左2回タップ 音声アシスタント起動
Soundcore Liberty Air 2の音を確認したところ、全体のバランスに長けていたSoundcore Liberty Airを踏襲しつつ、高音のクリアさにさらに磨きがかかった印象です。
前述のHearIDや豊富なイコライザーもあるため、音楽ジャンルの得意不得意もほぼ無く、ポップス・R&B・ロックいずれも上手く響かせられる万能ぶりを発揮しています。
また、前作が対応していた高音質の圧縮方式「AAC」にくわえ、今作では「apt-X」にも対応し、iPhoneとAndroidの双方で、質の高いサウンドを提供可能です。
CVC8.0ノイズキャンセリングも搭載し、通話の音質はとてもすぐれています。
Soundcore Liberty Air 2は、名作であった前モデルの性能をさらに向上し、トータルで見て隙の少ないモデルに仕上がっています。
Soundcore Liberty Air 2レビューまとめ
本記事は「【Soundcore Liberty Air 2レビュー】USB-C&ワイヤレス充電対応のスリムな完全ワイヤレスイヤホン【Anker】」について書きました。
Soundcore Liberty Air 2はLibertyシリーズのスリム&コンパクトモデルで、前モデルSoundcore Liberty Airを充電・音質のいずれも強化した製品です。
バッテリーも進化し、イヤホン本体だけで7時間、ケース併用で28時間と、前モデルの約1.4倍に伸びました。
充電方式も抜かりなく、USBタイプCとQiワイヤレス、2つの充電方式を備えています。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。