評価:4.5
Bluetooth接続で全ケーブルをなくした完全ワイヤレスイヤホンは、ケーブルのストレスから開放され、快適そのものです。
数千円から数万円まで、さまざまな価格帯の完全ワイヤレスイヤホンが出ており、機能やサウンドの特徴も異なります。
Ankerの「Soundcore Liberty 2 Pro」は、同社の最上位モデルにして、独自の同軸音響構造(A.C.A.A)を搭載しています。
A.C.A.Aの恩恵もあり、ライブ会場に居合わせたかのような臨場感あふれるサウンドを実現しています。
また、ソフト面も優秀で、専用アプリ上で自分だけのHearing Profileを作成でき、それ以外にも22種類のイコライザーから好みの設定を選ぶことができます。
ちなみにアクティブノイズキャンセリング搭載モデルなら、音質もすぐれる「Soundcore Liberty Air 2 Pro」がおすすめです。
そんなわけで本記事は「【Soundcore Liberty 2 Proレビュー】Anker最良のサウンドを提供する完全ワイヤレスイヤホンの最上位モデル」について書いていきます。
ちなみに、後継モデルのSoundcore Liberty 3 Proには、ANC・外音取り込み・マルチポイントを搭載し、音質面でもさらに磨きがかかっています。
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Soundcore Liberty 2 Proの外観と付属品
「Soundcore Liberty 2 Pro」は生活防水仕様(IPX4)の完全ワイヤレスイヤホンです。
イヤホンは両耳あわせて約16gとやや重めですが、装着時の重心バランスが良いためか、長時間付けても負担に感じませんでした。
バッテリー内蔵の収納ケースはマットな質感で、手触りからして上質に仕上がっています。
ケースのフタはAnker唯一のスライド式で、この点も他のモデルとは差別化が図られています。
ケースは7.5x 5.5 x 2.8cmと、手の平に充分収まるサイズです。
イヤホン単体で8時間、ケースをふくめると最大4回分(32時間)の充電が可能であり、Anker本来のバッテリー技術が生かされたロングバッテリーとなっています。
また、ケースを開閉することで、バッテリー残量が3段階のLEDランプで表示されます。
LED2個点灯 30〜70%
LED3個点灯 70%以上
同梱品はイヤホン本体に充電ケース、イヤーピースとイヤーウィング、充電用ケーブル(USB-C)です。
イヤーチップはXS/S/M/M+(本体装着済)/L/L+/XL、イヤーウィングはXS/S/M(本体装着済)/Lサイズが入っており、耳のサイズに合わせて細かな調整が可能となっています。
Soundcore Liberty 2 ProはUSB-Cとワイヤレス充電に対応
Soundcore Liberty 2 Proの特筆すべき点が、2種類の充電方法を備えていることです。
ひとつはケース背面に備えているUSB-Cポートからの充電。
さらにSoundcore Liberty 2 Proは、Ankerで初めてQi対応のワイヤレス充電を搭載しています。
「Anker PowerWave 10 Pad」のようなパッド型ワイヤレス充電器を組み合わせることで、置くだけ充電が実現しちゃいます。
Soundcore Liberty 2 Proのペアリングと専用アプリ
Soundcore Liberty 2 Proのペアリング(Bluetooth対応機器との接続)方法はとても分かりやすくできています。
以上がペアリング方法です。
片耳使用は左右ともに可能となっています。
Soundcore Liberty 2 Proのパフォーマンスを最大限発揮するために入れておきたいのが、公式アプリ「Soundcore」です。
Soundcoreは本体操作とイコライザーの調整ができます。
イコライザーはなんと、22種類ものパターンがプリセットされており、これだけあれば自分好みの音設定が見つからないことはまずないでしょう。
もうひとつ見逃せないのがHearID機能です。
聴覚テストのイメージで、左右の耳の聴きとりやすさを測定することで、自分用にカスタマイズされたイコライザーに調整できます。
自分だけのHearing Profileが自動作成され、こちらで音楽を聴くと演奏がより際立ち、イヤホンの真価をさらに発揮することができます。
Soundcore Liberty 2 Proの装着感と音質
Soundcore Liberty 2 Proは、耳の形に合ったデザインにくわえ、グリップ性も良くてしっかり固定されます。
イヤホン上部に付いている左右ボタンで操作可能です。
- (右/左)1回押す 再生/一時停止/受話/終話
- 右2回押す 曲送り(次の曲)
- 左2回押す 曲戻し(前の曲)
- (右/左)1秒押し 通話拒否/音声アシスタント
僕は数多くのワイヤレスイヤホンを使ってきましたが、低価格帯(1万円台まで)の中ではSoundcore Liberty 2 Proがベストといえる完成度をもっています。
「cVc8.0ノイズキャンセリング」が付いているので、通話時の音質も優秀です。
目を閉じて聴いていると、まさにライブ会場で聴いているような生の迫力と演奏の艶感をすくい取ることができるイヤホンです。
前述のA.C.A.Aのおかげで、低音から高音まできれいにバランスがとれ、どの音域がムダに主張しすぎることもなく、見事に調和できています。
また、高音質の圧縮方式「apt-X」「AAC」に対応するため、iPhoneとAndroidスマホの双方で、質の高いサウンドを実現可能です。
Soundcore Liberty 2 Proレビューまとめ
本記事は「【Soundcore Liberty 2 Proレビュー】Anker最良のサウンドを提供する完全ワイヤレスイヤホンの最上位モデル」について書きました。
Soundcore Liberty 2 Proは、同社の最上位モデルにふさわしい高音質で、僕がこれまで使用した低価格帯のイヤホンでは最良の仕上がりでした。
充電面も抜かりなく、USBタイプCとQiワイヤレス、2つの充電方式を備えています。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
こんにちは。
自分は左右一体型ワイヤレスイヤホンは使用していましたが、完全ワイヤレスイヤホン未経験でした。
以前から完全ワイヤレスイヤホンに興味はありましたが、高い買い物なので失敗したくないと二の足を踏んでいましたが、本記事を拝見しSoundcore Liberty 2 Proを購入しました。
イヤホンをいくつも使ってきたわけではないので他製品と比較した際の所感を述べるのは困難ですが、今まで使っていた3000円程度の左右一体型ワイヤレスイヤホンよりは明らかにクリアに聞こるように感じます。
これからどんどん使い込んで良さを見つけていければなと思います。
今後も記事を楽しく拝見させていただきます。
Aβ様、
私の記事を信用して購入いただき、誠にありがとうございます。
こちらのイヤホンは特に高いので、なかなか勇気のいる行動だったかと存じます。。
個人的にも1万円台ではもっともおすすめできるモデルですのでご安心ください(*´ω`*)
HearID機能をお使いいただくことで、イヤホンの実力がさらに発揮されますので、ぜひお試しの上、拝聴ください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
コメントくださりうれしかったです!
マクリン